JPS5851084A - トルク法によるボルト締付装置 - Google Patents

トルク法によるボルト締付装置

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JPS5851084A
JPS5851084A JP14671181A JP14671181A JPS5851084A JP S5851084 A JPS5851084 A JP S5851084A JP 14671181 A JP14671181 A JP 14671181A JP 14671181 A JP14671181 A JP 14671181A JP S5851084 A JPS5851084 A JP S5851084A
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tightening torque
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電動機の電源遮断後における回転部分の慣
性による影響を補正し、正確な締付けを可能にするトル
ク法によるボルト締付装置に関するものである。
電動機を用いたボルト締付装置において、締付管理を行
なう一方法としてトルク法がある。このトルク法は締付
途中の締付トルクを検出し、このトルクが予め定めた設
定値に達した時点で電源を遮断するものである。しかし
回転部分の慣性により電源遮断後において増締めされる
ので、この増締量を予め考慮して前記設定値を決めるこ
とが必要になるが、この慣性による増締量はボルト・ナ
ツトおよび被締結部材間の摩擦係数のばらつきなどによ
り締付速度が異なるため、との増締量はボルト毎に変化
する。このため多数のボルトを締付ける場合には締付ト
ルクのばらつきが生じ、締付精度が低下するという問題
があった。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、慣性
による増締量を考慮して最終予測締付トルクを算出し、
慣性による最終締付トルクのばらつきを無くして正確な
締付管理を可能にするトルク法によるボルト締付装置を
提供することを第1の目的とする。
この発明はこの第1の目的達成のため、予め記憶された
プログラムおよび設定値に基づき一連の演算を行なうデ
ジタル演算装置を備え、前記演算装置は、締付トルクが
最終目標締付トルクより小さい設定しきい値を越えたこ
とを判別するしきい値判別ステップと、このしきい値判
別後の締付トルクおよび角速度に基づき慣性補正を行っ
て最終予測締付トルクを算出する予測ステップと、前記
最終予測締付トルクが最終目標締付トルクを越えたこと
を判別して締付停止信号を出力する停止判別ステップと
を有し、前記締付停止信号によって前記電動機の電源を
遮断するように構成したものである。
またボルト・ナツトのねじ山の変形があって螺入が円滑
に行なわれない場合や、ボルトとナツトが共まわりして
締付けが進行しない場合がある。
この発明はこのような締付けに異常がある場合には速や
かにこの異常を検出し警報を発生するようにした回転角
法によるボルト締付装置を提供することを第2の目的と
する。
この発明はこの第2の目的達成のため、前記しきい値判
別ステップと停止判別ステップとの少なくとも一方のス
テップに設けられ、そのステップの判別条件成立までの
所要時間が設定時間範囲外になったことから異常を検出
して警報を発生させると共に締付停止信号を出力する異
常検出ステップを付加したものである。以下実施例に基
づき、この発明の詳細な説明する。
先づこの発明の詳細な説明する。今摩擦を省略すれば、
締付時の運動方程式は次のようになる。
ここにJは電動機の出力軸でみた慣性能率、θはボルト
の締付開始後の回転角、Eはボルトのばね定数、Tは電
動機のトルク、またtは時間を示す。
電源の遮断後においてはTは零になるから、このが成立
する。この(2)式をt=0でθ=θ。。
dθ/dt=ω0という初期条件の下で解けばとなる。
ここにβ2=E/  ψ=i1(0人。)であJ。
る。この(3)式より電源遮断後の回転角θの最大値と
なる。
一方、ボルトの最大締付トルクT、は回転角θの最大値
θmにおけるものであるから次のようになる。
T、、I=E− −−に脣石77 ・・・(5) ここで電源遮断直前における電動機の速度変動率が小さ
ければ、電源遮断直前の締付トルクT。はTo=Eθ。
     ・・′L ]1 となるから、(6)式は結局次のようになる。
Ta =A匹ゴ7;  ・・・(6) この(6)式から明らかなように、電源遮断直前におけ
る締付トルクT。とその時の角速度ω。が既知であれば
、最大締付トルクT’、lすなわち慣性による増締量を
考慮した最終締付トルクTeを予測することができる。
このTgが最終予測締付トルクであり、この締付トルク
Teを速やかに算出しこの締付トルクTgがボルトの種
類に応じて予め設定された最終目標締付トルク’rsに
達した時に電源を遮断すれば、常に最終目標締付トルク
Tsで正確に締付けることが可能になる。
第1図は本発明によるボルト締付装置の第1実施例を示
すブロック図、第2図はそのフローチャート、第3図は
締付特性図である。第1図において符号1は交流電源で
あり、この電源lの車力はスイッチ2、半導体スイッチ
3、直流直巻電動機4からなる閉回路へ供給される。5
は電動機4の回転に伴ないボルト□・ナツトの締付回転
角度Δθ毎に角度パルスP(Δθ)を出力する回転角検
出器、6はトルク検出器であり、このトルク検出器6は
電動機4の締付反力を受ける部位に貼着されたストレイ
ンゲージを備え、締付反力による歪みを電る。7はこの
締付トルクを示す電気信号をデジタタル演算装置であり
、この演算装置8は第2図に示すフローチャートに従い
、所定の演算を順次行なう。9はこの演算装置8が所定
の演算を行なうための演算プログラムを記憶しているメ
モリ、10は最終目標締付トルクTs、Lきい値Tth
、ボルトに能率など種々の設定値を設定する入出力装置
、また11は位相制御回路、12はゲートパルス発生回
路である。位相制御回路11は演算装置8が発生する締
付停止信号Sに基づき、ゲートパルス発生回路12がゲ
ートパルスGを発生するのを停止させ、半導体スイッチ
3を開路させることによって電動機4の電源を遮断する
。13はスイッチ2の閉成を検出して演算装置8に対し
て演−開始信号を出力する電源電圧検出器である。
次に第2.3図によりこの実施例の動作を説明する。
先づ、入出力装置10により、ボルトのばね定数E、回
転部分の慣性能率J、最終目標締付トルクT8、この最
終目標締付トルクよりやや小さい設定しきい値Tth、
その他締付異常を検出するための種々の値が設定される
スイッチ2が閉成されると、電源電圧検出器13は、こ
のスイッチ2の閉成を検出して演算装置8へ演算開始信
号を送る。演算装置8はこの演算開始信号に基づきメモ
リ9からプログラムを順次読込み、第2図に示す一連の
演算の実行を開始する。
先づこの演算装置8は位相制御回路11へ締付動作開始
信号を送り、ゲートパルス発”主回路12から位相制御
されたゲートパルスGを発生させる。
このため半導体スイッチ3はトリガパルスGに同期した
位相で点弧し、電動機4に駆動電流が流れ始めて電動機
4は回転し始める。ボルト□が締付けられてゆくに従い
、回転角検出器5は予め決められた所定回転角Δθ毎1
:角度パルスP(Δ6)を出力する。またAD変換器7
は刻々と変化する締付トルクTをデジタル信号として出
力し続ける。
演算装置8は入出力装置10により設定されたしきい値
Tthを読込む一方、デジタル化した締付トルクTを角
度パルスP(Δθ)毎に読込み両者を比較して(ステッ
プ100)、締付トルクTがしきい値TfAを越えるま
で、順次新しい締付トルクTを読込み、この比較動作を
繰り近見す。なおしきい値Tthは、第3図に示す弾性
域A内においで最終目標締付トルクTSよりやや小さい
トルク値として設定されている。一方演算装置8はクロ
ックパルス発生器を内蔵し、締付開始後の所要時間tを
積算している。ステップ100の条件成立までのこの所
要時間tが設定時間61以上になると、そのことがステ
ップ102で判別され、ボルトがナツトと共回りしてい
るものとして警報を発しくステップ104)締付けを停
止する。またステップ100の条件成立までの所要時間
tが設定時間t2以下であれば、そのことがステップ1
06で判別され、ねじ山の変形などによりボルトまたは
ナツトがロックしているものとして警報を発しくステッ
プ104)、締付けを停止する。すなわちステップ10
2,104,106は締付トルクTがしきい値Tthに
なるまでの所要時間tが12<1<11の範囲外になっ
たことから異常を検出して警報を発生させる一方、締付
停止信号Sを位相制御回路11へ送り半導体スイッチ3
を開路させて電動機4の電源を遮断する異常検出ステッ
プとなっている。
演算装置8は締付トルクTがしきい値Tthを越えると
(ステップ100)、その時の締付トルクTを前記(6
)式における初期値T0として一時記憶する一方、その
時の回転角検出器5の角度パルスP(Δθ)の時間間隔
から角速度ω。を算出しこれを角速度ωの初期値ω。と
じて一時記憶する(ステップ108)。すなわち角速度
ωは角度パルスP(Δθ)の時間間隔に反比例し、この
時間間隔はこの時間間隔内に積算されたクロックパルス
数Nに比例するから、結局角速度ωはこのクロックパル
ス数Nに逆比例するものとして算出される。演算装置8
はこれらの初期値TO+ω。を用いて前記(6)式の演
算を行ない、最終予測締付トルクT、を算出する(予測
ステップ110)。そしてこの最終予測締付トルクT、
が最終目標締付トルクT5を越えるまで角度パルスP(
Δθ)毎に新たに締付トルクT。を読込むと共に角速度
ω。を算出しステップ108 、11−0の演算を繰り
返えす(停止判別ステップ112)。
このステップ112の条件成立までの所要時間tは、前
記ステップ102.106と同様にステップ114,1
16において設定値t、’、tq7と比較され異常の有
無が判定される。そしてこれらステップ114,116
で異常が検出されれば、警報を発しくステップ104)
、異常が無ければ警報を発することなく締付けを停止す
る。
この実施例において共まわりを検出するステップ102
.114の警報と、ねじ山の異常などを検出するステッ
プ106,116の警報とを別々に設ければ、異常の種
類も即座に知ることができ1す る。
またこの実施例では、ステップ108,110゜112
でステップ112の条件成立までの間順次新たな締付ト
ルクT。と角速度ω。とを読み替えて最終予測締付トル
クT、を算出しているので非常に正確であるが、この発
明は第4図に示す第2実施例のように構成してもよい。
すなわちこの第4図の実施例では、締付トルクTがしき
い値TIAを越えた後(ステップ100)のトルク増加
量(T−To)が(TS  T/)を越えると(停止判
別ステップ118)締付けを停止し、この条件成立まで
の所要時間tが設定値、/を越えるとステップ120で
共まわりが発生していると判別するようにしたものであ
る。
この実施例によれば、演算時間が比較的長いステップ1
10の実行が1回で済むので、特に高速で締付けを行な
う装置に適する。なおこの第4図においては第2図と同
一ステップには同一符号を付した−ので、その説明は繰
り返えさない。
第5図と第6図は第3実施例を示すブロック図とフロー
チャートである。この実施例は締付トルクTを電動機の
駆動電流により求める一方、角速度ωは回転角検出器5
が所定回転角Δθ毎に出力する角度パルスP(Δθ)間
において積算されるクロックパルス数により求めるよう
に構成したものである。
第5図において20は電動機4に直列接続された電流検
出用抵抗器、22はこの抵抗器20の両端電圧から電動
機電流を検出しこれをデジタル信号IDに変換するAl
)変換器、24はこのデジタル信号IDにより任意の回
転角θユにおける締付トルクTおよび角速度ωを算出す
る第2のデジタル演算装置、26はこの第2の演算装置
の演算プログラムを記憶するメモリである。この図にお
いては前記第1図と同一部分には同一符号を付したので
、その説明は繰り返えさない。
次にこの実施例の動作を第6図に基づき説明する。スイ
ッチ2の閉成により、演算装置8は位相制御回路11、
ゲートパルス回路12を介し半導体スイッチを点弧させ
電動−4を始動させる。AD変換器22は電動機tH,
に示す抵抗器20の両端電圧を、交流電源lより極めて
短かい周期で量子化してデジタル信号■Dとする。第2
の演算装置24はこのデジタル信号IDを交流電源1の
半周期または1周期に亘り積分することにより電流の実
効値IM=ΣIDを算出する一方、角度パルスP〔Δθ
〕の時間間隔内に積算されるクロックパルス数Nの逆数
除から角速度ωを算出する(ステップ200)。
この第2の演算装置24は、また連続する2つの角度パ
ルスP(Δθ)が出力される回転角θn−1,θ1にお
ける角速度の差から、角加速度d鮨6を算出する(ステ
ップ202)。
一方直流電動機ではその出力トルクTはT=&Φ1M となる。ここにΦは磁束、には定数である。しかし電動
締付機として実際に締付けに寄与するトルdω りTは、速度変動時の慣性による影響(J = 7− 
)、および摩擦トルク(TI)を考慮すると次式のよう
になる。
dω T=にΦIM −J 7.  Ti  ・・・(7)第
2の演算装置24はこの(7)式の演算を行って実際の
締付トルクTを算出しくステップ204)、前記角速度
ωと共に出力する。
演算装置8はこの第2の演算装置24が出力する締付ト
ルクTおよび角速度ωを角度パルスP(Δθ)に基づい
て読込み、前記第1〜3図に示した第1実施例と同様の
演算を行なう。このように第6図の後半の動作は前記第
2図と全く同一であるから、同一ステップに同一符号を
付しその説明は繰り返えさない。
第7図と第8図は第4実施例のブロック図とフローチャ
ートである。この実施例は締付トルクを電動機電流によ
り求め、角速度は電動機電流および電圧と電動機の速度
特性式とに基づいてデジタル的に算出するように構成し
たものである。
第7図において30は電動機電圧をデジタル信号るに変
換するAD変換器、32は第2のデジタル演算装置、3
4はこの演算装置32の演算プログラムを記憶している
メモリである。この図においては、前記第1.5図と同
一部分に同一符号を付したのでその説明は繰り返えさな
い。
この実施例においてスイッチ2の閉成により電子・・博
1に電流が流れると、電動機電流と電圧がそれぞれAD
変換器22.30により交流電源周期より極めて短かい
周期で量子化されたデジタル信号ID、VDに変換され
る。第2の演算装置32はこれらデジタル信号■DvD
を順次読込みこれらを交流電源の半周期または1周期に
亘り積分して実効値■つ=Σ■o、およびvM=ΣvD
  を算出する(第8図のステップ300)。
一般に直巻整流子電動機の角速度ωは次の速度特性式に
より求められる。
VM−RIM・rs) Φ ここにRは電機子抵抗、Φは磁界、Kは定数である。磁
界Φは一般には電流IMの関数となるが、その変化特性
は予めメモリ34に記憶されているものとする。
第2の演算装置32は、前記AD変換器22゜30が出
力する電流I、および電圧V、を順次読込んで(8)式
の演算を行ない角速度ωを算出する一方(ステップ30
2)、前記(7)式の演算を行って実際に締付けに寄与
する締付トルクTを算出する(ステップ304)。第2
の演算装置32はこれら角速度ωと締付トルクTを電源
の半周期または1周期毎に出力する。
演算装置8はこの第2の演算装置32が出力する角速度
ωおよびトルクTを所定の時間間隔で順次読込み、前記
各実施例と同様の動作を行なう。
以上の第1〜8図に示した実施例では角速度ωが締付け
の進行につれて変化するものであるが、この発明は角速
度ωが一定となるように速度制御するものにも適用可能
である。例えば電機子逆起電圧が角速度ωに比例するこ
とを利用し、この逆起電圧の変化に応じて半導体スイッ
チ3の導通角を制御することにより角速度ωを一定に制
御するものがある。
第9図はこのように角速度ωを一定にした一実施例のフ
ローチャートである。この実施例では電動機電圧をAD
変換器でデジタル信号VDとした後、これを交流電源の
半周期または1周期に亘って積分することにより電圧の
実易値vMを求め(ステップ400)、前記(8)式の
速度特性式により電動機電流IMを演算しくステップ4
02)、さらにこれら電圧■M、電流IM  を用いて
前記(7)式により締付トルクTを算出する(ステップ
404)、以下角速度ωを定数として前記第1〜8図に
示す実施例と全く同様の演算により締付けを行なう。
以上の各実施例ではしきい値判別ステップ100と停止
判別ステップ112の両方に、締付けの異常を検出する
ための異常検出ステップ102,104゜および114
.116を設けているので、異常検出が一層確実になる
が、この発明ではステップ100または112のいずれ
か一方にこの異常検出ステップを設けてもよい。
この発明は以上のように電動機の電源遮断後の慣性によ
る増締量を予測して最終予測締付トルクが最終目標締付
トルクに一致するようにしたから締付管理を正確に行な
うことが可能になり、締付トルクのばらつきが無くなる
。また最終締付トルクを予測し電源を遮断するまでの処
理はすべてデジタル信号処理により行なわれるので、ア
ナログ信号によるものに比べて信号処理中の位相遅れや
信号保持手段による誤差が発生せず、締付精度が著しく
向上する。
またしきい値判別ステップや停止判別ステップにこれら
の判別条件成立までの所要時間から締付異常を検出する
異常検出ステップを設けた場合には、ボルトの共まわ6
やねじ山の異常などを確実に検知できる。
さらにこの発明はデジタル演算装置を用いているのでプ
ログラムを変更するだけで異常検出ステップを設けるこ
とができる。また種々の設定値やプログラムの変更によ
り、ボルトの種類や締付条件が変化しても柔軟に対処で
き、汎用性に富むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図はそのフローチャート、第3図は締付特性図、第4図
は第2実施例のフローチャート。 第5図と第6図は第3実施例のブロック図とフローチャ
ート、第7図と第8図は第4実施例のブロック図と70
−チャート、また第9図はさらに他の実施例を示すフロ
ーチャートである。 4・・・電動機、8・・・デジタル演算装置、100・
・・しきい値判別ステップ、 102.106,112,114,116,120・・
・異常検出ステップ、112.118・・・停止判別ス
テップ。 T・・・締付トルク、 Tth・・・しきい値、T、・
・・最終予測締付トルク、 TS・・・最終目標締付トルク。 特許出願人 株式会社芝浦製作所 第2図 一〇、t ′!A4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)電動機を用いたトルク法によるボルト締付装置に
    おいて、予め記憶されたプログラムと設定値とに基づき
    一連の演算を行なうデジタル演算装置を備え、前記演算
    装置は、締付トルクが最終目標締付トルクより小さい設
    定しきい値を越えたことを判別するしきい値判別ステッ
    プと、このしきい値判別後の締付トルクおよび角速度に
    基づき慣性補正を行って最終予測締付トルクを算出する
    予測ステップと、前記最終予測締付トルクが最終目標締
    付トルクを越えたことを判別して締付停止信号を出力す
    る停止判別ステップとを有し、前記締付停止信号により
    前記電動機の電源を遮断することを特徴とするトルク法
    によるボルト締付装置。 (2)締付トルクは電動機の締付反力を計測するストレ
    インゲージにより検出し、また角速度は回転角検出器が
    所定回転角毎に出力する角度パルス間において積算され
    るクロックパルス数により求める特許請求の範囲第1項
    記載のトルク法によるボ回転角検出器が所定回転角毎に
    出力する角度パルス間において積算されるクロックパル
    ス数により求め゛る特許請求の範囲第1項記載のトルク
    法によるボルト締付装置。 (4) トルクは電動機電流により求め、角速度は前記
    電動機電流および電動機電圧と電動機の速度特性式とに
    基づいてデジタル的に算出する特許請求の範囲第1項記
    載のトルク法によるボルト締付装置。 (5)電動機は角速度が一定となるように位相制御され
    、締付トルクは電動機電圧と速度特性式からデジタル的
    に算出した電動機電流によって求めた特許請求の範囲第
    1項記載のトルク法によるボルト締付装置。 (6)電動機を用いたトルク法によるボルト締付装置に
    おいて、予め記憶されたプログラムと設定値とに基づき
    一連の演算を行なうデジタル演算装置を備え、前記演算
    装置は、締付トルクが最終目標締付トルクより小さい設
    定しきい値を越えたことを判別するしきい値判別ステッ
    プと、このしきい値判別後の締付トルクおよび角速度に
    基づき慣性補正を行って最終予測締付トルクを算出する
    予測ステップと、前記最終予測締付トルクが最終目標締
    付トルクを越えたことを判別して締付停止信号を出力す
    る停止判別ステップと、前記しきい値判別ステップおよ
    び停止判別ステップの少なくとも一方のステップに設け
    られそのステップの判別条件成立までの所要時間が設定
    時間範囲外になったことから異常を検出して警報を発生
    させると共に締付停止信号を出力する異常検出ステップ
    とを有し、前記いずれかの締付停止信号によって電動機
    の電源を遮断することを特□徴とするトルク法によるボ
    ルト締付装置。
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