JP2015020243A - インパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメント - Google Patents

インパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメント Download PDF

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Abstract

【課題】締め付けトルクをより高精度に検出することができるインパクト回転工具を提供する。【解決手段】駆動源の動力をパルス状のトルクに変化させてインパクト力を発生させるインパクト力発生部17と、発生した前記インパクト力によりパルス状のトルクを先端工具に伝達する主軸21と、主軸21に加わるトルクである測定トルクを測定するトルク測定部を構成する軸トルクセンサ26及び軸トルク測定部41と、主軸21の回転角を測定する回転角測定部を構成する回転エンコーダ27及び回転角算出部42と、測定した回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と前記測定トルクとを基に締め付けトルクを算出するトルク算出部と、前記締め付けトルクを基に前記モータ15を制御する制御部30とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、インパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメントに関するものである。
インパクト回転工具は、駆動源の一例であるモータの回転出力を減速機構で減速した回転をハンマの打撃や油圧によりパルス状の衝撃トルクに変換し、衝撃トルクによって締め付け作業や弛緩作業を行う工具である。インパクト回転工具によれば、減速機構のみを用いた回転工具と比較して高いトルクが得られるために作業性が向上する。そのため、インパクト回転工具は、建築現場や組立工場などで幅広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
インパクト回転工具では、高いトルクによって対象物が締め付けられ過ぎる場合がある一方で、こうした締め過ぎを避けるために、対象物が緩めに締め付けられて、ボルトやねじ等の対象物が所望の強さで固定されない場合もある。
そこで、インパクト回転工具では、所定のトルクで対象物の締め付けを行うために、軸部に設けたトルクセンサ等のセンサによりトルクを測定する。そして、センサの出力値に基づくトルクが目標トルク等の所定トルクに達すると、モータの駆動が停止される。
特開2012−206181号公報
ところで、上記のようなインパクト回転工具では、軸部に加わるトルクを測定しているが、実際の締め付けトルクを測定トルクから算出することが難しく、対象作業によっては全く異なる締め付けトルクで停止する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、締め付けトルクをより高精度に算出することができるインパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメントを提供することにある。
上記課題を解決するために、インパクト回転工具は、駆動源の動力をパルス状のトルクに変化させてインパクト力を発生させるインパクト力発生部と、発生した前記インパクト力によりパルス状のトルクを先端工具に伝達する軸部と、前記軸部に加わるトルクである測定トルクを測定するトルク測定部と、前記軸部の回転角を測定する回転角測定部と、測定した前記回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と前記測定トルクとを基に締め付けトルクを算出する算出部と、前記締め付けトルクを基に前記駆動源を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また上記構成において、前記算出部は、前記締め付けトルクをT、測定トルクをTs、慣性モーメントをI、角加速度をαとした場合に、T=Ts×A−I×α×B+C (但し、A,B,Cは係数)を用いて前記締め付けトルクを算出することが好ましい。
また上記構成において、前記算出部は、前記回転角測定部により測定された前記回転角の近似曲線を算出し、前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することが好ましい。
また上記構成において、前記算出部は、前記回転角の近似曲線を2次の近似曲線として算出し、算出した2次の前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することが好ましい。
また上記構成において、前記算出部は、前記測定トルク及び前記角加速度として、それぞれ所定期間内における値の平均値を用いることが好ましい。
また上記構成において、前記算出部は、直前の打撃時における最大角度と、今回の打撃時における最大角度との差分に対応する締まり期間を少なくとも一部含んだ期間で前記回転角の近似曲線を算出することが好ましい。
また上記構成において、前記トルク測定部によって測定される測定トルクは、前記所定時間内におけるピーク値であることが好ましい。
上記課題を解決するために、インパクト回転工具用先端アタッチメントは、インパクト回転工具で発生したインパクト力を先端工具に伝達する軸部に加わるトルクである測定トルクを測定するトルク測定部と、前記軸部の回転角を測定する回転角測定部と、測定した前記回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と前記測定トルクとを基に締め付けトルクを算出する算出部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のインパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメントによれば、締め付けトルクをより高精度に算出することができる。
実施形態におけるインパクト回転工具の模式側断面図である。 インパクト回転工具の電気的構成を示すブロック図である。 インパクト回転工具の動作の一例を示すフローチャートである。 (a)軸トルクセンサ出力を示すグラフであり、(b)は回転エンコーダのパルス信号を示すグラフであり、(c)は軸部回転に伴う角度変化を示すグラフである。 トルク算出部から出力される電圧信号の波形を示すグラフである。 別例におけるインパクト回転工具の角加速度の算出方法について説明する 別例におけるインパクト回転工具とインパクト回転工具用先端アタッチメントについて説明するための模式側断面図である。
以下、インパクト回転工具の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、インパクト回転工具11は、把持可能な手持ち式であり、例えばインパクトドライバーあるいはインパクトレンチ等である。インパクト回転工具11の外装を形成する本体ハウジング12は、有底筒状の胴部13と、胴部から延出するハンドル部14とを備える。ハンドル部14は、胴部13の軸線に対して交差する一方向であって、図1における下方に向かって胴部13から延びている。
胴部13内の基端部側であって、図1における右側の位置には、駆動源の一例としてのモータ15が配設されている。モータ15は、モータ15の回転軸線が胴部13の軸線に一致し、かつ、モータ15の出力軸16が胴部13の先端側を向くように胴部13内に配設される。モータ15は、例えばブラシモータ又はブラシレスモータ等の直流モータである。モータ15の出力軸16には、インパクト力発生部17が接続されている。インパクト力発生部17は、モータ15の回転動力をパルス状のトルクに変換してインパクト力を発生させる。
インパクト力発生部17は、モータ15側から順に減速機構18と、ハンマ19と、アンビル20と、軸部の一例である主軸21とを備える。
減速機構18は、モータ15の回転を所定の減速比で減速させて必要なトルクを得る。ハンマ19には、減速機構18により減速されてトルクが高められた回転力が伝達される。アンビル20は、ハンマ19によって打撃される。主軸21には、ハンマ19の打撃によって回転力が衝動的に印加される。なお、主軸21はアンビル20の一部としてアンビル20に一体形成されてもよいし、アンビル20とは別に形成された主軸21がアンビル20に固定された構成としてもよい。
ハンマ19は、減速機構18の出力により回転する駆動軸22に取り付けられている。ハンマ19は、駆動軸22に対して回転自在であり、かつ、駆動軸22に沿って前後方向にスライド可能である。また、ハンマ19は、減速機構18とハンマ19との間に介装されたコイルばね23の弾性力により、図1における左方側である胴部13内の先端側へ付勢され、アンビル20と当接する位置に配置される。
ハンマ19には、アンビル20に向けて延びる一対の当接部19aが周方向に沿って等配され、各当接部19aは、アンビル20の径方向へ延出する当接部20aと周方向にて当接する。減速機構18によって減速された駆動軸22の回転は、ハンマ19とアンビル20とが当接部19a,20aの当接を介して一体に回転することにより、アンビル20と同軸の主軸21に伝達される。胴部13の先端部であって、図1における左端部には、ソケット孔に挿着された状態で先端工具24を着脱するチャック部13aが設けられている。
先端工具24の回転によりボルト又はねじ等の締結部材の締め付けが進んだときには、例えば、締結部材の締め付け始め等と比べて、主軸21に加わる負荷が大きい。あるいは、先端工具24の回転によりボルト又はねじ等の締結部材の緩めが進んだときには、例えば、締結部材の緩め始め等と比べて、主軸21に加わる負荷が小さい。そして、ハンマ19とアンビル20との間に所定以上の力が加わった状態では、ハンマ19はコイルばね23を圧縮しつつ駆動軸22に沿って後方であって、図1では右方へ移動する。ハンマ19が、こうした移動によってアンビル20に対して一定以上回動すると、コイルばね23の圧縮力が開放されることによって、ハンマ19は、回転しながらコイルばね23の付勢力によりアンビル20を打撃する。ハンマ19の打撃は、主軸21が受ける負荷によって、アンビル20に対してハンマ19が一定以上回動する度に繰り返される。こうしたハンマ19によるアンビル20の打撃は、インパクトとして締結部材に作用する。
図1に示されるように、インパクト回転工具11の主軸21には、軸トルクセンサ26と、回転エンコーダ27とが取り付けられている。
軸トルクセンサ26は、例えばねじり歪みの検出が可能な磁歪式歪センサであり、主軸21にトルクが加わることにより発生する軸の歪に応じた透磁率の変化を非回転部分に設置されたコイルで検出し、歪に比例した電圧信号を出力する。軸トルクセンサ26の出力する電圧信号がトルクに対応するトルク検出信号S1(図4(a)参照)であり、トルク検出信号S1は、軸トルクセンサ26から本体制御回路30の軸トルク測定部41へ出力される。
回転エンコーダ27は、主軸21の回転により、2相のパルスを回転角算出部42に出力し、回転角算出部42で角度変化に変換される。
ハンドル部14には、トリガレバー29が設けられ、操作者によってトリガレバー29が操作されることによって、インパクト回転工具11は駆動される。また、ハンドル部14の下端部には、略四角箱状の収容ケースからなる電池パック装着部31が着脱可能に設けられ、電池パック装着部31内には、二次電池である電池パック32が収容されている。インパクト回転工具11は、電池パック32を駆動用電源とする充電式である。電池パック32は電力線33を通じて本体制御回路30に接続されている。
モータ15には、モータ15の回転速度を検出する速度検出部34が設けられている。速度検出部34は、例えば、モータ15の回転数に比例した周波数を有する周波数信号を生成する周波数ジェネレータとして具体化される。速度検出部34は、例えば、回転エンコーダ等でもよく、モータ15がブラシレスモータである場合には、速度検出部34は、ホールセンサでもよく、ホールセンサの信号や逆起電力によって回転速度を検出することができる。速度検出部34は、回転速度に対応する信号を本体制御回路30に出力する。
本体制御回路30は、リード線35によってモータ15に対して電気的に接続されて、モータ15の駆動等を制御する。また、本体制御回路30には、トリガレバー29の操作を検知するトリガースイッチが電気的に接続されている。
本体制御回路30は、操作者がトリガレバー29を操作しているときに、トリガレバー29の引き込み量に応じてモータ15の回転速度を変化させる等の制御を行う。本体制御回路30は、モータドライバを介してモータ15への通電を制御し、モータ15の回転制御及びトルク設定を行う。さらに、本体制御回路30は、軸トルクセンサ26の出力と回転エンコーダ27の出力を用いて算出した算出トルク値がトルク設定値を超えた場合に停止信号等を出力するようになっている。
本体制御回路30は、リード線35によってモータ15に対して電気的に接続されて、モータ15の駆動等を制御する。また、本体制御回路30には、軸トルクセンサ26及び回転エンコーダ27からの信号を本体制御回路30に入力する信号線36,37が接続されている。
次に、図2を参照してインパクト回転工具の電気的構成を説明する。
図2に示すように、インパクト回転工具11は、軸トルクセンサ26と回転エンコーダ27と、本体制御回路30とを備える。
本体制御回路30は、軸トルクセンサ26から出力された信号が入力されて、アンビル20又は主軸21に加わるトルク(測定トルク)を算出する軸トルク測定部41と、回転エンコーダ27から出力された信号を入力し回転角を算出する回転角算出部42とを備える。さらに本体制御回路30は、回転角算出部42によって算出された回転角を基に角加速度を算出する角加速度算出部43と、先端工具24の回転軸回りの慣性モーメントを入力する慣性モーメント設定部44と、測定トルクと角加速度と慣性モーメントを基に締め付けトルクを算出するトルク算出部45を備える。なお、慣性モーメントとしては、慣性モーメントそのものであってもよいし、それに順ずる値や比例する値を採用してもよい。また、本実施形態の本体制御回路30は、軸トルク測定部41によって算出された測定トルクのうちの1打撃分の波形がバッファ部46に蓄積されるようになっている。
また、本体制御回路30は、モータ15のトルク管理及び速度制御等を行う制御部50を備える。制御部50は、締め付けトルクの目標値となる設定トルクを設定するトルク設定部51を備える。
トルク設定部51は、例えば、ボリューム等から構成され、制限速度算出部53及び停止判定部55と電気的に接続されている。モータ15の駆動を停止させる際の設定トルクは、操作者によるトルク設定部51の操作によって設定される。トルク設定部51は、例えば、設定トルクの±10%の範囲内に目標トルクTo(図5参照)を設定する。トルク設定部51は、設定トルクそのものを目標トルクToとする構成でもよい。なお、本実施形態では、目標トルクToが、所定のトルク値の一例に相当する。
制御部50は、モータ15の回転速度を測定するモータ速度測定部52と、制限速度を算出する前記制限速度算出部53と、モータ15の駆動を制御するモータ制御部54とを備える。本体制御回路30にはCPUが設けられ、制御部50は、例えば、CPUが制御用プログラムを実行することにより各部52〜54が構築されるソフトウェアからなる。なお、制御部50を構成する各部52〜54は、ASIC等の集積回路によりハードウェアで構成されたり、各部52〜54における一部がソフトウェアで構成され、かつ、その他の一部がハードウェアで構成されたりしてもよい。
モータ速度測定部52は、速度検出部34から入力した速度に対応する信号に基づきモータ15の回転速度を測定する。制限速度算出部53は、測定されたモータ15の回転速度と予め設定されている目標トルクToとを入力し、目標トルクToの大きさに応じて、トリガレバー29を引いた時のモータ15の回転速度の制限速度を算出する。モータ制御部54は、モータ15の回転速度を制限速度以下に制限するようにモータ15の駆動を制御する。つまり、モータ制御部54は、目標トルクToが小さいときには、トリガレバー29を最大限に引いても、モータ15を最高速度に達しない速度に制限する。
本体制御回路30は、トルク算出部45で算出したトルク値が目標トルクに達したか否かを判定する停止判定部55を備える。また本体制御回路30は、停止時のトルク値などを記録する記録部56を備える。
次に、本実施形態のインパクト回転工具11の作用を説明する。
例えば、操作者がボルトやねじ等を締め付ける時には、予めトルク設定部51が操作されて設定トルクが設定される。
図1〜図3に示すように、トリガレバー29が操作されてトリガースイッチ(図示略)がオン状態とされると(ステップS10)、制御部50は、トルク設定部51によって設定された設定トルクと慣性モーメント設定部44によって設定された慣性モーメントを確認する(ステップS11)。
そして、停止判定部55は、前記トルク設定部51によって設定された設定トルクに基づいて閾値である目標トルクToを設定する(ステップS12)。次いで、制御部50のモータ制御部54は、モータ15に駆動電流を供給してモータ15を駆動させる(ステップS13)。
次いで、本体制御回路30の軸トルク測定部41は、軸トルクセンサ26によって検出されたトルク検出信号S1を常時取得する(ステップS14)。軸トルク測定部41は、一時記憶領域であるバッファ部46に1打撃分のトルク検出信号S1を出力して、バッファ部46は1打撃分のトルク検出信号S1を蓄積していく(ステップS15)。
また、本体制御回路30の回転角算出部42は、回転エンコーダ27によって検出されたA相、B相のパルス信号(回転エンコーダ信号)Sa,Sbを取得する(ステップS16)。ちなみに図4(b)に示すように、各パルス信号Sa,Sbはそれぞれ90度位相のずれた矩形波状の信号である。
次いで、回転角算出部42は、回転角度(回転角)を算出する(ステップS17)。ここで、その回転角度の変化の一例について説明すると、図4(c)に示すように、衝撃により回転角度が増える。具体的には、アンビル20が回転駆動されると、まずアンビル20と先端工具24間、先端工具24と締結部材間の回転ガタが詰まり、締結部材等が若干ねじれることで回転角度が増える(区間P1)。次いで、締結部材が実際に締まることでさらに回転角度が増える(区間P2)。そして、締結部材が締まらなくなった後は、締結部材等のねじれがもどり、さらに回転ガタができ始めることにより回転角度が減る(区間P3)。
次いで、角加速度算出部43は、締結部材が実際に締まりだす締まり期間である区間P2を算出する(ステップS18)。ここで、区間P2としては、直前の打撃時における最大角度と、今回の打撃時における最大角度との差分に対応する区間として、角加速度算出部43は区間P2を算出する。
次いで、トルク算出部45は、角加速度算出部43によって算出された締まり期間である区間P2に基づいてトルクの算出期間を設定する(ステップS19)。次いで、トルク算出部45は、バッファ部46に蓄積された1打撃分の波形(トルク検出信号S1)の内で区間P2の範囲におけるトルク値の平均値を測定トルクTsとして算出する。
また、角加速度算出部43は、締まり期間である区間P2に基づいて回転角度の算出期間を設定する(ステップS21)。次いで、角加速度算出部43は、区間P2の範囲における回転角度θのデータから角加速度αを算出する。角加速度αの算出方法として、まず、前記区間P2の範囲での2次の近似曲線を作成する。2次近似曲線の式は次式で表される。
ここで、角加速度αは、角度θの2回微分で導出されることから次式で角加速度αを算出することができる。
ちなみに、角加速度αは、締まり期間である区間P2においても変動する虞があるが、角加速度αの算出を容易とするため、また区間P2での平均的な値を得るという考えのもと、区間P2では角加速度αを一定として導出している。
次いで、角加速度算出部43で算出された角加速度αがトルク算出部45に出力される。トルク算出部45では、自身で算出した区間P2における測定トルクTsと、入力された角加速度αと、慣性モーメント設定部44から入力される回転モーメントIにより締め付けトルクTを算出する。トルクTは次式で算出することができる。但し、次式のA,B,Cは調整(補正)用の係数であって、この係数は調整等が不要であればA=1,B=1,C=0として考えてもよい。
ここで、打撃毎に算出した締め付けトルクTが単調増加せずに減ってしまう場合を考慮し、トルク算出部45は、例えばこれらを考慮して締め付けトルクTを算出する(ステップS24)。このとき、トルク算出部45は、例えば2打撃分や3打撃分のデータの移動平均によって締め付けトルクTを算出する。但し、算出した打撃後との締め付けトルク算出バラツキが小さく締め付けトルクTが単調増加する場合はこのステップS24を飛ばして、次のステップを実施してもよい。
ここで、締め付けトルクTの変化について説明する。図5に示すように、インパクト回転工具11によるねじの締め付けが開始された直後はハンマ19によってアンビル20が打撃されない。このため、軸トルクセンサ26の出力はねじやボルト等の締結部材の締め付けが進むにつれて徐々に増加する(図5中のDで図示)。これに対し、トルクが一定値を超えることでハンマ19によるアンビル20の打撃が生じると、インパクトパルスIPが繰り返し発生する。それぞれのインパクトパルスIPに対して締め付けトルクTを算出した値が更新され、その値が次の締め付けトルクT算出まで保持される。締め付けトルクTの算出に時間を要するため、インパクトパルスIPから所定時間遅れて更新される。締め付けトルクTはねじやボルト等の締結部材の締め付けが進むに従って次第に大きくなるため、トルク算出部45によって算出された締め付けトルク値は、インパクトパルスIPが生じる毎に階段状に更新されることとなる。
そして、算出した締め付けトルクTが閾値である目標トルクTo未満である場合(ステップS25:NO)、停止判定部55は、停止信号を出力することがないため、ステップS14並びにステップS16から繰り返され、動作が継続される。
また、算出した締め付けトルクTが閾値である目標トルクTo以上である場合(ステップS25:YES)、停止判定部55は、モータ制御部54に対してモータ15における駆動電流の停止を指令する停止信号を出力する。そして、停止判定部55からの停止信号が入力されたモータ制御部54は、モータ15への駆動電流の供給を停止させてモータ15の駆動を停止させる(ステップS26)。すなわち、制御部50は、トルク算出部が算出したトルクが目標トルクToに達した場合にモータ15の駆動を停止させる。結果として、締め付けトルクTが目標トルクToになると、インパクト回転工具11の駆動が停止される。
また、停止判定部55は、記録部56に操作者によって行われた作業毎の締め付けに要したトルク値や、締め付けに要した時間等が記録させる。そのため、例えば、作業が完了した後に、作業毎のトルク値や時間を操作者は得ることができるようになっている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)角加速度αと、測定トルクTsとを基に締め付けトルクTを算出するため、角加速度αから締め付けトルクTの類推する場合や測定トルクTsから締め付けトルクTの類推する場合と比較して高精度に締め付けトルクTを算出することができる。また、油圧を利用することで衝撃トルクの変動が比較的緩やかなオイルパルスやナットランナー等と比較してインパクトレンチやインパクトドライバー等のインパクト回転工具は軽量とすることができる。このため、トルク管理が容易且つ軽量な工具を提供できる。
(2)算出部を構成するトルク算出部45は、締め付けトルクをT、測定トルクをTs、慣性モーメントをI、角加速度をαとした場合に、T=Ts×A−I×α×B+C (但し、A,B,Cは係数)を用いて前記締め付けトルクを算出する。これにより、より確実に締め付けトルクTを算出することができる。
(3)算出部を構成する角加速度算出部43は、回転角測定部を構成する回転エンコーダ27及び回転角算出部42により測定された回転角の近似曲線を算出し、近似曲線の2回微分を行うことで角加速度αを算出する。これにより、複雑な演算処理をすることなく角加速度算出部43による演算処理を容易とすることができる。
(4)算出部を構成する角加速度算出部43は、回転角の近似曲線を2次の近似曲線として算出し、算出した2次の前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度αを算出する。これにより3次以上の近似曲線の導出が不要となり、複雑な演算処理をすることなく角加速度算出部43による演算処理を容易とすることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、締まり期間である区間P2における角加速度αを一定として算出しているが、これに限らない。例えば締まり期間である区間P2よりも長い期間で前記回転角の近似曲線を算出してもよい。特に、区間P2から数点外れた角度θの情報(特に区間P1の一部の回転情報)を含んで角加速度αを算出することで、締まり期間である区間P2が短くなっても角度θの情報を得ることができるため、算出精度の向上に寄与できる。また、区間P2よりも短い期間で算出してもよい。特にトルクが低い内は区間P2が長いため、区間P2の前半部分の加速部分の期間を除き、後半部分の減速する部分の期間を用いて近似曲線を算出した方が算出精度の向上に寄与できる場合がある。
・上記実施形態では、特に言及していないが、例えばアンビル20の当接部20aを弾性体とし、アンビル20とハンマ19の当接時における衝撃によるトルク変動を小さくしてもよい。この場合、軸トルク測定部によって測定される測定トルクTsは、前記所定時間内におけるピーク値として導出してもよい。これは、角加速度αが非常に小さくなることが期待できるため、締め付けトルクT≒測定トルクTsとみなすことができるためである。
・また、角加速度αとして、所定期間(締まり期間)である区間P2における測定値の平均値を用いる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、角度θの近似曲線を2次の近似曲線として導出したが、3次以上としもよい。4次の近似曲線として導出した場合の一例を以下に示す。
角加速度αの算出方法として、前記区間P2の範囲での4次の近似曲線を作成する。4次近似曲線の式は次式で表される。
ここで、角加速度αは、角度θの2回微分で導出されることから次式で角加速度αを算出することができる。
このように、3次以上の高次の近似曲線を用いることで、角度θの変化をより高精度で得ることができるため、角加速度αをより高精度で算出することが可能となる。
・上記実施形態では、角加速度αを近似式(角度θの近似曲線)を用いて算出したがこれに限らない。例えば、図6に示すように、点X1−点X2間における速度v1と、点X2−点X3間における速度v2を用いて速度変化を算出するようにしてもよい。具体的には、角加速度αを次式によって算出する。
・モータ15は、ブラシモータ又はブラシレスモータ以外の直流モータ又は交流モータでもよい。
・インパクト回転工具11の駆動源は、モータに限らず、例えば、ソレノイドでもよい。また、モータやソレノイドのような電動式の駆動源に限らず、油圧式の駆動源でもよい。
・インパクト回転工具11は充電式でないACインパクト回転工具やエア式インパクト回転工具でもよい。
・トルクセンサとして、歪みゲージを主軸21に接着固定してスリップリングや非接触通信でデータを取得する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、インパクト回転工具を把持可能な手持ち式としたが、これに限らない。
・インパクト回転工具の代わりにインパクト回転工具に取り付ける先端アタッチメントとしてもよい。例えば、図7に示すように先端アタッチメント70は、ハウジング71内を貫通する貫通軸72を備える。貫通軸72は、その一端部が例えばインパクト回転工具11のチャック部13aに取着されて主軸21の回転が伝達されるようになっている。貫通軸72の他端には先端工具24が取着される。また、アタッチメント70のハウジング71は、前記貫通軸72の回転に伴う連れ回りを抑えるため、インパクト回転工具11の胴部13と固定部材73によって固定されている。
また、軸部を構成する貫通軸72には、軸トルクセンサ26と、回転エンコーダ27とが取り付けられている。軸トルクセンサ26及び回転エンコーダ27は、ハウジング71内に収容された演算回路74と電気的に接続されている。演算回路74は、例えば上記実施形態での軸トルク測定部41、回転角算出部42、角加速度算出部43、慣性モーメント設定部44、トルク算出部、バッファ部46、停止判定部55及び記録部56を有する。このため、例えば、演算回路74内の停止判定部55により算出した締め付けトルクTが目標トルクToに達すると、インパクト回転工具11内の本体制御回路30(モータ制御部54)に停止信号を発する。また、インパクト回転工具11側からはトルク設定部51で設定された設定トルク情報が演算回路74に出力可能となっている。
なお、上記先端アタッチメント70の構成は一例であって、少なくとも回転エンコーダ27及び軸トルクセンサ26を備え、これらの情報をインパクト回転工具11側の本体制御回路30に出力可能であれば適宜変更してもよい。
・上記実施形態並びに上記各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)
請求項8に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記算出部は、前記締め付けトルクをT、測定トルクをTs、慣性モーメントをI、角加速度をαとした場合に、
T=Ts×A−I×α×B+C (但し、A,B,Cは係数)
を用いて前記締め付けトルクを算出することを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
(付記2)
請求項8又は前記付記1に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記算出部は、前記回転角測定部により測定された前記回転角の近似曲線を算出し、前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
(付記3)
前記付記2に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記算出部は、前記回転角の近似曲線を2次の近似曲線として算出し、算出した2次の前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
(付記4)
請求項8又は前記付記1に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記算出部は、前記測定トルク及び前記角加速度として、それぞれ所定期間内における値の平均値を用いることを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
(付記5)
前記付記4に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記算出部は、直前の打撃時における最大角度と、今回の打撃時における最大角度との差分に対応する締まり期間を少なくとも一部含んだ期間で前記回転角の近似曲線を算出することを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
(付記6)
請求項8又は前記付記1に記載のインパクト回転工具用先端アタッチメントにおいて、
前記トルク測定部によって測定される測定トルクは、前記所定時間内におけるピーク値であることを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
11…インパクト回転工具、17…インパクト力発生部、24…先端工具、26…トルク測定部を構成する軸トルクセンサ、27…回転角測定部を構成する回転エンコーダ、41…トルク測定部を構成する軸トルク測定部、42…回転角測定部を構成する回転角算出部、43…算出部を構成する角加速度算出部、45…算出部を構成するトルク算出部、50…制御部、α…角加速度、T…締め付けトルク、Ts…測定トルク。

Claims (8)

  1. 駆動源の動力をパルス状のトルクに変化させてインパクト力を発生させるインパクト力発生部と、
    発生した前記インパクト力によりパルス状のトルクを先端工具に伝達する軸部と、
    前記軸部に加わるトルクである測定トルクを測定するトルク測定部と、
    前記軸部の回転角を測定する回転角測定部と、
    測定した前記回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と前記測定トルクとを基に締め付けトルクを算出する算出部と、
    前記締め付けトルクを基に前記駆動源を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするインパクト回転工具。
  2. 請求項1に記載のインパクト回転工具において、
    前記算出部は、前記締め付けトルクをT、測定トルクをTs、慣性モーメントをI、角加速度をαとした場合に、
    T=Ts×A−I×α×B+C (但し、A,B,Cは係数)
    を用いて前記締め付けトルクを算出することを特徴とするインパクト回転工具。
  3. 請求項1又は2に記載のインパクト回転工具において、
    前記算出部は、前記回転角測定部により測定された前記回転角の近似曲線を算出し、前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することを特徴とするインパクト回転工具。
  4. 請求項3に記載のインパクト回転工具において、
    前記算出部は、前記回転角の近似曲線を2次の近似曲線として算出し、算出した2次の前記近似曲線の2回微分を行うことで前記角加速度を算出することを特徴とするインパクト回転工具。
  5. 請求項1又は2に記載のインパクト回転工具において、
    前記算出部は、前記測定トルク及び前記角加速度として、それぞれ所定期間内における値の平均値を用いることを特徴とするインパクト回転工具。
  6. 請求項5に記載のインパクト回転工具において、
    前記算出部は、直前の打撃時における最大角度と、今回の打撃時における最大角度との差分に対応する締まり期間を少なくとも一部含んだ期間で前記回転角の近似曲線を算出することを特徴とするインパクト回転工具。
  7. 請求項1又は2に記載のインパクト回転工具において、
    前記トルク測定部によって測定される測定トルクは、所定時間内におけるピーク値であることを特徴とするインパクト回転工具。
  8. インパクト回転工具で発生したインパクト力を先端工具に伝達する軸部に加わるトルクである測定トルクを測定するトルク測定部と、
    前記軸部の回転角を測定する回転角測定部と、
    測定した前記回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と前記測定トルクとを基に締め付けトルクを算出する算出部と、
    を備えたことを特徴とするインパクト回転工具用先端アタッチメント。
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