JP4369257B2 - インパクトドライバー - Google Patents

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Description

本発明は、インパクトドライバーのトルク制御に関するものである。
従来より、インパクトドライバーの構造としては、本体内部にモータと、ギアボックスと、打撃機構を有し、モータにブラシレス直流モータを使用したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−145547
上記の様なインパクトドライバーにおいては、打撃による強い締め付けが可能であったが、打撃力を与えるため、トルク制御が出来ない。
このトルク制御が出来ないと、トルクが強過ぎて、ネジ頭の潰れや、ネジが破断してしまうという問題点もある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、打撃力を与えるインパクトドライバーであってもトルク制御を行うことが出来る発明を提供するものである。
請求項1に係る発明は、モータと、前記モータに連結されたギアボックスと、前記ギアボックスの出力軸に連結された打撃機構と、前記打撃機構における打撃回数を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された打撃回数が設定回数を超えた場合に前記モータの回転を停止させる停止手段と、を有するインパクトドライバーにおいて、前記打撃機構は、前記ギアボックスの出力軸と共に回転し、コイル状のスプリングの一端が当接する円柱型のキャリアーと、前記キャリアーと共に回転し、かつ、前記スプリングの他端が当接し、さらに、軸方向に移動自在なハンマーと、が取り付けられ、さらに、軸方向に移動自在なハンマーと、前記ハンマーと共に回転して、軸方向に打撃力を与えるアンビルと、を有し、前記計測手段は、前記キャリアーの側面に接触し、ひずみの状態を測定するひずみゲージと、前記ひずみゲージによって測定したひずみの状態を打撃回数として計測するひずみ計測手段と、を有することを特徴とするインパクトドライバーである。
請求項1に係る発明のインパクトドライバーであると、打撃機構における打撃回数を計測し、この打撃回数が設定回数を越えた場合には、締め付けが充分な状態であると判断してモータの回転を停止させる。
これにより、ネジに対し締め付け過ぎることが無く、トルク制御を行っていることとなる。
また、キャリアーのひずみをひずみゲージによって計測することにより、確実に打撃回数を計測することが出来る。
また、この場合にキャリアーにひずみゲージを取り付けるため、キャリアー自身は軸方向に移動することが無く、ひずみゲージを簡単に接触させることができる。
以下、本発明の一実施形態のインパクトドライバー10について、図1から図5に基づいて説明する。
(1)インパクトドライバー10の構造
図1に基づいてインパクトドライバー10の構造について説明する。
インパクトドライバー10は、ピストル型のフレーム12を有し、このフレーム12は本体14と、本体14の下部から下方に突出した把持部16とよりなる。
本体14内部には、ブラシレス直流モータよりなるモータ18と、減速機構を有するギアボックス20と、ギアボックス20の出力軸56に連結された打撃機構22を有している。本体14の前端部にはチャック24が設けられ、ドライバー26を着脱自在に取り付けることが出来る。このチャック24は打撃機構22に連結されており、モータ18が回転することによりギアボックス20で減速され、打撃機構22で軸方向に打撃力が与えられチャック24と共にドライバー26が軸方向に移動しつつ回転する。
また、本体14の下部にはメインスイッチ28が設けられ、把持部16の前端部上部にはトリガースイッチ30が設けられている。
把持部16の下端部には、充電池32が着脱自在に取り付けられている。
(2)打撃機構22の構造
次に、図2から図3に基づいて打撃機構22の構造について説明する。
打撃機構22は、キャリアー34と、ハンマー36と、アンビル38とより形成されている。
キャリアー34は、円柱型であり、ギアボックス20の出力軸に連結され、ギアボックス20の出力軸56と共に同速で回転する。このキャリアー34の出力側の中心部には回転軸40が一体に突出している。
ハンマー36は、キャリアー34の回転軸40に対し同軸に取り付けられ、回転軸40と共に回転し、かつ、軸方向に移動自在となっている。ハンマー36とキャリアー34との間にはコイル状のスプリング42が配され、このスプリング42はハンマー36を前方に常に付勢している。円柱型のハンマー36の出力側、即ち前面には、突部44,44が180度毎に2個突出し、ハンマー36は凹凸状態となっている。
アンビル38は、打撃機構22の出力軸46を有し、ハンマー36に対し、2つの突部44,44の間に挟まるように取り付けられている。即ち、アンビル38は出力軸46と、出力軸46の後端部から径方向に突出した受け体48とより構成され、出力軸46と受け体48とは、図4に示す様にT字状に形成されている。
この打撃機構22の動作状態について説明する。
キャリアー34が回転すると、回転軸40に連結されたハンマー36も同速で回転する。この場合にアンビル38は、ハンマー36と共に回転するが、突部44,44の間の凹部に位置している時には、図3に示す様に軸方向に対しては移動していない状態となっている。しかし、アンビル38の受け体48が突部44,44の位置にきて突部44,44の上に乗ると、ハンマー36が軸方向に沿ってスプリング42の付勢力に反して後方に移動する。そして、ハンマー36が更に回転して、アンビル38の受け体48が再び2個の突部44,44の間の凹部に落ち込むとスプリング42の付勢力によりアンビル38及びハンマー36が前方に押し出されドライバー26も前方に押されて打撃力が発生する。
上記の様な状態を繰り返すことによりドライバー26に打撃力を与えながらネジを締め付けることができる。
(4)打撃回数の測定構造
次に、打撃機構22における打撃回数の測定構造について説明する。
図2に示す様に、ひずみゲージ50が、キャリアー34の前面に接触するように取り付けられている。このひずみゲージ50はキャリアー34が歪んだ場合に信号を発生するものであり、図4におけるスプリング42が弾性力によって押圧され、アンビル38が2つの突部44,44の間の凹部に入って再びスプリング42によって前方に押し出された瞬間にキャリアー34にもひずみが発生するため、そのひずみの状態を計測する。
これによって、打撃1回について、ひずみが1回発生するため、このひずみゲージ50からのひずみに基づく出力信号を計測することにより打撃回数を測定することができる。
図5は、その打撃回数を測定するための電気系統のブロック図である。
インパクトドライバー10は、モータ18をインバータ制御を行うことができる駆動回路52によって駆動でき、その電源は充電池32から供給されている。そして、このオン/オフはメインスイッチ28で行い、速度制御はトリガースイッチ30によって行う。
また、ひずみゲージ50の出力信号の回数を測定する計測部54が設けられている。この計測部54は、ひずみゲージ50からの出力信号を計測し、設定回数(例えば、200回)を越えた場合には、駆動回路52に対しモータの回転を止める停止信号を出力する。
(5)本実施形態の効果
本実施形態であると、ひずみゲージ50で打撃状態を検出し、計測部54でその打撃回数が設定回数を越えた場合には、ネジに対し所定以上のトルクが働くとしてモータ18の回転を停止させる。そのため、ネジを必要以上に締め付けることが無く、ネジを壊すことも無い。
(変更例)
上記の実施形態ではキャリアー34にひずみゲージ50を取り付けてそのひずみにより打撃回数を検出したが、ハンマー36やアンビル38にひずみゲージ50を取り付けてひずみを計測し打撃回数を測定してもよい。
本発明はインパクトドライバー、特にトルク制御を必要とする様なインパクトドライバーに好適である。
本発明の一実施形態を示すインパクトドライバーの側面図である。 打撃機構の斜視図である。 打撃機構の側面図であり、打撃を与えた後の図である。 打撃機構の側面図であり、打撃を与えようとしている直前の側面図である。 インパクトドライバーのブロック図である。
10 インパクトドライバー
18 モータ
22 打撃機構
32 充電池
34 キャリアー
36 ハンマー
38 アンビル
40 回転軸
42 スプリング
44 突部
46 出力軸
48 受け体
50 ひずみゲージ
52 駆動回路
54 計測部

Claims (1)

  1. モータと、前記モータに連結されたギアボックスと、前記ギアボックスの出力軸に連結された打撃機構と、前記打撃機構における打撃回数を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された打撃回数が設定回数を超えた場合に前記モータの回転を停止させる停止手段と、を有するインパクトドライバーにおいて、
    前記打撃機構は、
    前記ギアボックスの出力軸と共に回転し、コイル状のスプリングの一端が当接する円柱型のキャリアーと、
    前記キャリアーと共に回転し、かつ、前記スプリングの他端が当接し、さらに、軸方向に移動自在なハンマーと、
    が取り付けられ、さらに、軸方向に移動自在なハンマーと、
    前記ハンマーと共に回転して、軸方向に打撃力を与えるアンビルと、を有し、
    前記計測手段は、
    前記キャリアーの側面に接触し、ひずみの状態を測定するひずみゲージと、
    前記ひずみゲージによって測定したひずみの状態を打撃回数として計測するひずみ計測手段と、を有する
    ことを特徴とするインパクトドライバー。
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