JPS585065Y2 - 過給機付きデイゼルエンジン - Google Patents

過給機付きデイゼルエンジン

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Publication number
JPS585065Y2
JPS585065Y2 JP12930377U JP12930377U JPS585065Y2 JP S585065 Y2 JPS585065 Y2 JP S585065Y2 JP 12930377 U JP12930377 U JP 12930377U JP 12930377 U JP12930377 U JP 12930377U JP S585065 Y2 JPS585065 Y2 JP S585065Y2
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JP
Japan
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supercharger
engine
point
pressure
diesel engine
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JP12930377U
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JPS5456014U (ja
Inventor
利彦 西山
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、過給機付きディーゼルエンジンに関するもの
である。
現在過給機付きディーゼルエンジンに対する要求として
益々高トルクライズ余求める傾向にある。
第1図は過給機のコンプレッサマツプにおける過給機と
エンジンのマツチ77点を示すものである。
図中A、Bは最大トルク点、C,Dは定格点である。
通常の過給機付きエンジンでは流量特性の小さいスクロ
ールでは作動ラインがAD、流量特性が大きいスクロー
ルではBCとなる。
ところがこれらの各作動ライン上では高トルクライズが
得られないばかりか、(1)B点では排温が上がりすぎ
、(2)D点では筒内圧が高くなりすぎる、という傾向
にある。
上記作動ラインはなるべくその傾斜の角度が小さい程、
例えばXでとなる方がよいが、このKでの作動ラインを
得るために、現状ではタービン効率あるいはコンプレッ
サ効率を定格点で極端に悪化させるか、またはコンプレ
ッサ出口から圧縮空気を抽気して大気へ放出する等の措
置がとられている。
しかしながらこれらの方策はエンジン排圧を上昇させて
掃気効率を悪くし、ひいては燃料消費率(SFC)の上
昇を引きおこしていた。
本考案は上記のことに鑑みなされたもので、排温、筒内
圧が制限内で高トルクライズのエンジンを得ることがで
き、しかも定格点における掃気効率の悪化やボンピンク
ロスが増加することのないので、燃料消費率の改善を図
ることができるようにしたディーゼルエンジンの過給機
を提供しようとするものである。
以下その構成を第2図に示した実施例に基づいて説明す
る。
図中1はディーゼルエンジン、2は給気管、3は排気管
、4は過給機、5は給気管2に接続したコンプレッサ、
6は排気管3に接続したタービである。
そして上記給気管2にはタービン6の出口にノズル7に
て開口するバイパス回路8が設けてあり、このバイパス
回路8内に給気管内圧力で開閉するようにしたバルブ9
が設けである。
このバルブ9は給気管2内圧力が所定圧力、例えばエン
ジン回転速度が最大トルク点より低い状態では閉じられ
、最大トルク点を越えた状態で徐々に開きはじめるよう
にしである。
そして例えば上記最大トルク点を第1図のA点になるよ
うな過給機を選んだ場合、定格点がC点となるに定格点
でのバイパス回路8を通る給気管2よりの抽気量をコン
トロールする。
上記構成において、エンジン回転速度が最大トルク点よ
り低いときはバルブ9は閉じていテ通常の過給機付きエ
ンジンと同様である。
エンジン回転速度および負荷が最大トルク点を越えて高
くなリ、過給圧が高くなるとバルブ9が開き、コンプレ
ッサ5を出た圧縮空気はバイパス回路8を通ってタービ
ン6の出口へ導かれ、ノズル7より高速にて吹き出され
る。
きくすると、タービン出口圧力はエゼクタ効果により減
少し、エンジン排圧(タービン入口圧)も上記バイパス
回路のない場合に比べて低下する。
一方このときのコンプレッサ5の出口圧力は上記したよ
うにバイパス回路8より抽気されているので作動ライン
はADより傾斜の角度が小さくなって定格点が0点にな
り、結局その作動ラインはACとなる。
本考案は以上のようになり、過給機4のコンプレッサ5
に接続した給気管2とタービン6の出口とを、タービン
6の出口にノズル7にて開口するバイパス回路8にて連
通し、かっこのバイパス回路8に給気管2内の圧力が所
定圧力になったときに開くようにしたバルブ9を介装し
て過給機付ディーゼルエンジンを構成したから、排温、
筒内圧が制限内で高トルクライズのエンジン排圧ること
ができ、しかも定格点におけるエンジンの排圧が低下し
て排気効率の悪化やポンピングロスが増加することがな
いので燃料消費率の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は過給機とエンジンのマツチング点ヲ示す圧力比
−流量線図、第2図は本考案の実施例を示す概略的な構
成説明図である。 4は過給機、5はコンプレッサ、7はノズル8はバイパ
ス通路、9はバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過給機4のコンプレッサ5に接続した給気管2とタービ
    ン6の出口とを、タービン6の出口にノズル7にて開口
    するバイパス回路8にて連通し、かつこのバイパス回路
    8に給、ネ管2内の圧力が所定圧力になったときに開く
    よ:うにしたバルブ9を介装してなることを特徴とする
    過給機付きディーゼルエンジン
JP12930377U 1977-09-28 1977-09-28 過給機付きデイゼルエンジン Expired JPS585065Y2 (ja)

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JPS5456014U JPS5456014U (ja) 1979-04-18
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JPS5456014U (ja) 1979-04-18

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