JPS59692B2 - 排気タ−ボ過給機関 - Google Patents

排気タ−ボ過給機関

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JPS59692B2
JPS59692B2 JP52135765A JP13576577A JPS59692B2 JP S59692 B2 JPS59692 B2 JP S59692B2 JP 52135765 A JP52135765 A JP 52135765A JP 13576577 A JP13576577 A JP 13576577A JP S59692 B2 JPS59692 B2 JP S59692B2
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JP
Japan
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exhaust
engine
turbine
turbines
exhaust manifold
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JP52135765A
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JPS5469612A (en
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邦彦 下田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排気ターボ過給機関の性能改魯に関する。
第1図に従来の排気ターボ過給4サイクル機関の構成を
示す。
シリンダ1が排出する排気は排気集合管2A。
2Bを通り、排気ターボ過給機6A、6Bの排気タービ
ン3A、3Bを駆動して大気へ放出される。
排気タービン3Aは同軸上にあるブロワ4Aを駆動し、
大気を圧縮して密度を高めて給気として給気管5へ送る
給気は、給気管5からシリンダ1へ送られシリンダ内サ
イクルを経て、排気となってシリンダ1から排気集合管
2A、2Bへ排出される。
とこうで、シリンダ1からの排気は第2図に示すように
排気弁1により流れを制(財)して排気集合管2に排出
する。
通常の4サイクル機関では第3図に示すように1つのシ
リンダからの排気の排出期間、即ち排気弁の開口期間θ
1は約246)程度である。
ここで、1つのシリンダの排出期間中に別のシリンダの
排気が始まると、前のシリンダの排気が阻害される排気
干渉が生ずる。
このため、1つの排気タービン入口に連結される、すな
わち独立した排気集合管に連絡することのできるシリン
ダ数は726’/24 Q=3シリンダが限度で、第1
図に示すように通常は3シリンダ毎に1台の排気ターボ
過給機すなわち独立した排気集合管を配置する。
上記の排気ターボ過給4サイクル機関は、大気よりも高
い密度の給気をシリンダ内へ送るため、シリンダ内でよ
り多くの燃料を燃焼させることが可能となり、高出力を
得ることができる。
このため近年ではトラック用機関としても利用されるよ
うになった。
排気ターボ過給4サイクル機関の代表的な性能を第4図
に示す。
実線で示す無過給機関の筒内平均有効圧力Pmeに対し
て、破線で示す排気ターボ過給機関の筒内平均有効圧力
Pmeが高く高出力が得られている。
しかし、第4図上段に示すトルク比Pme/Prne。
(破線)を無過給のもの(実線)と比較すると低速域で
のトルクが少ない(ここでPmeoは最大出力時のPm
eである)。
この原因は容積型の機関に速度型の排気タービンを連結
するためで、低速になると機関からの排気の量が減少し
、排気タービン入口での排気圧力が低下するためにター
ビンで有効に仕事をする排気有効エネルギが減少する。
このためブロワの駆動馬力が減って第4図下段に示すよ
うに給気圧力Psが低速域で低下し、シリンダ内の空気
量が不足するためトルクを出し得ない。
この結果トラック用としては低速域のトルクの低い使い
にくい機関となっている。
また、排気ターボ過給機関をトラック用として使用する
場合、トラックの発進加速時に急にアクセルをふみ燃料
量を急増させてトルクの増大をはかるが、主として排気
ターボ過給機の慣性により給気圧の上昇が遅れるためト
ルクの増大が遅れる不具合がある。
即ち過渡応答性が排気ターボ過給機を持たない無過給機
関より悪い。
本発明の目的は、上記の点に着目し、低速トルクの増大
及び全仏加速性能を改善したトラック用排気ターボ過給
機関を提供することであり、その特徴とするとこうは、
複数のシリンダの排気を数グループにまとめて形成され
た排気集合管毎に、複数台の排気タービンそれぞれに排
気を分配できる分岐路を設け、同分岐路に仕切弁を設け
たことである。
この仕切弁の開閉によって、低回転域での排気を一部の
排気タービンに全部供給することができるので、ブロワ
で充分な給気圧力が得られ、低回転時の加速性能を向上
させることができる。
本発明は排気ターボ過給内燃機関に広く適用できる。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
第5図は本発明によるl実施例の装置の要部を断面にて
示す説明図で、第6図のv−v矢視断面図であり、第6
図は第5図のVT−VI矢視断面図である。
第6図に示すように、それぞれ独立した排気集合管2A
、2Bと連通した2つの排気入口を持つ排気タービン3
A、3Bが設けである。
即ち、排気タービン3A、3Bは排気集合管2A、2B
と同数の排気入口を有する。
排気タービン3A、3Bはともに排気集合管2A、2B
に分岐路10を介して連通している。
即ち、上記分岐路10は第5図及び第6図に示すように
排気タービン3A、3Bと同数個膜けられ、排気集合管
2Aの下流端と排気タービン3A。
3Bの排気入口の双方とを共通に接続すると共に、排気
集合管2Bの下流端と排気タービン3A、3Bの排気入
口の双方とも共通に接続している。
上記各分岐路10内には該分岐路を開閉することにより
排気集合管2A(または2B)と2個の排気タービン3
A、3Bとの間を連通、遮断する仕切弁が設けられてい
る。
仕切弁11は駆動装置12により回動して排気タービン
3Aへの排気管2A、2Bからの排気の流れを必要に応
じてカットできるようになっている。
なお、図示していないが、排気タービン3Aと同軸上に
あるブロワ4Aと給気管との間には、給気管からブロワ
への流れを止める逆止弁が設けである。
上記構成の場合の作用について述べる。
機関の低速時には第5図仕切弁11に了り排気集合管2
A、2Bから排気タービン3Aへの排気の流入をカット
する。
すべてのシリンダ1からの排気は排気タービン3Bを流
れることになる。
このとき第1図において単に排気タービン3Aへの排気
流入を第1図に示すように一方の排気タービン3Aの排
気供給口に設けられた仕切4f21によりカットし、排
気集合管2を全部連通する通路22を設けて、排気ター
ビン3Bに流入させると、独立した排気集合管2A、2
Bを連絡することになり、1つの排気タービンに6シリ
ンダの排気が流入することになるので、排気干渉を起す
が、本発明では、第6図に示すように、独立した排気集
合管2A、2Bに連通した2つの入口を持つ排気タービ
ン3A、3Bを装備したので、排気干渉を起すことなく
、排気タービン3Aをカットすることができる。
本発明による場合は次の効果がある。
上述のように機関の低速時にすべてのシリンダからの排
気は排気タービン3Bを流れる。
この結果排気タービンの容量は半分になるtこめ、機関
からの排気の流出量が少なくても、排気タービン入口で
の排気圧力は高く、排気有効エネルギは増大するので、
低速でも高い給気圧を保持することができ、低速のトル
クを増大させることができる。
さらに機関の低速時は、排気タービン3B17)み、す
なわち1台の排気ターボ過給機のみ作動している。
従って、発進加速時は1台の排気ターボ過給機のみ作動
するので慣性はl/2となり、給気圧の上昇が早くなっ
てトルクの増大が早くなり加速性能が改善される。
他の実施例としては次のものがある。
(1) 容量の異なる排気タービンの組合せ第5図に
は、同じ容量の排気タービン3A。
3Bを組合せた例を示したが、必要によって容量の異な
る排気タービンを組合せることができる。
例えば、非常に低い機関の回転数も利用する場合、合計
の容量は同じでも一方の排気タービン3Aの容量を大き
くし、他方の排気タービン3Bの容量を小さくする。
この結果、低い回転数では一方の[タービン3Aをカッ
トすることにより、他方の排気タービン3Bの容量をさ
らに小さくし、給気圧をさらに上げることができる。
(2)排気タービンの2段切換え 前項(1)の容量の異なる排気タービンの組合せで、さ
らに第5図仕切升を排気タービン3Aのカットだけでな
く、同排気タービン3Aの代りに他方の排気タービン3
Bをカットするようにしたもので、機関の使用回転数に
応じて、いずれかの排気タービンをカットして適当な給
気圧を得ることができる。
(3)シリンダ数の多い場合 シリンダ数の多い場合には排気タービンヲ増設して上記
同様に給気圧を調整することができる。
例えば、第8図は9シリンダの場合を示し、3個の独立
した排気集合管2A、2B 、2Cに対応して3個の排
気タービン3A、3B、3Cを設けている。
この場合は分岐路10の形状は同図に示すようになる。
即ち、分岐路10を9つの通路とし、仕切弁11は各通
路を排気タービン毎に開閉する。
第9図)よ、第6図に対応して、分岐路10と排気ター
ビン3A(3B、3C)との接続状態を示す。
この場合は任意の2個の排気タービンを、また任意の1
(li!illの排気タービンをカットすることができ
、適当な給気圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の排気ターボ過給4サイクル機関の構成を
示す説明図、第2図はシリンダの排気通路を示す断面図
、第3図は排気変動流量を示す線図、第4図は排気タニ
ボ過給4サイクル機関の性能を示す線図、第5図は本発
明によるl実施例の装置の要部を断面第6図のv−v矢
視断面図にて示す説明図、第6図は第5図のVI−Vl
矢視断面図、第1図は排気干渉が発生する場合を示す説
明図、第8図は本発明による他の実施例の装置の概略を
示す説明図、第9図は第8図の装置の要部を示す説明図
である。 1・・・シリンダ、2,2A、2B、2C・・・排気集
合管、3A、3B、3C・・・排気タービン、10・・
・分岐路、11・・・仕切弁、12・・・駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のシリンダからの排気が合流する排気集合管
    の複数個と該排気集合管内を流過する排気により1駆動
    される排気タービンの複数個とを有する排気ターボ過給
    機付内燃機関において、上記排気タービンは上記排気集
    合管と同数個の排気入口を有し、上記各排気集合管の下
    流端と上記各排気タービンの排気入口とを、排気集合管
    1個につき排気タービンと同数個並設された分岐路にて
    接続し、上記各分岐路中には該分岐路を開閉する仕切弁
    を設けたことを特徴とする排気ターボ過給機関。
JP52135765A 1977-11-14 1977-11-14 排気タ−ボ過給機関 Expired JPS59692B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52135765A JPS59692B2 (ja) 1977-11-14 1977-11-14 排気タ−ボ過給機関

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JP52135765A JPS59692B2 (ja) 1977-11-14 1977-11-14 排気タ−ボ過給機関

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JPS5469612A JPS5469612A (en) 1979-06-04
JPS59692B2 true JPS59692B2 (ja) 1984-01-07

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JPS57182226U (ja) * 1981-05-15 1982-11-18
JPS58155222A (ja) * 1982-03-09 1983-09-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排気タ−ボ過給機関
JPS6063033U (ja) * 1983-10-08 1985-05-02 三菱自動車工業株式会社 タ−ボ過給機付エンジン

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JPS5469612A (en) 1979-06-04

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