JPS5850183B2 - 浮子綱を製造する方法、及び、浮子綱製造用射出成形金型 - Google Patents

浮子綱を製造する方法、及び、浮子綱製造用射出成形金型

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JPS5850183B2
JPS5850183B2 JP51118887A JP11888776A JPS5850183B2 JP S5850183 B2 JPS5850183 B2 JP S5850183B2 JP 51118887 A JP51118887 A JP 51118887A JP 11888776 A JP11888776 A JP 11888776A JP S5850183 B2 JPS5850183 B2 JP S5850183B2
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JP
Japan
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plate
runner
rope
cavity plate
movable
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JP51118887A
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JPS5343764A (en
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泰史 永棟
征四郎 赤浦
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第1図に示すような、繊維製ロープ1の表面
に、合成樹脂発泡体の浮子2を所定の間隔毎に直接一体
的に成形固着してなる浮子網3を、射出成形法によって
製造する方法及びその製造用射出成形金型に関するもの
である。
本発明の目的とするところは、一回の射出工程で多数の
浮子をロープの表面に一度に成形し、且つ一体的に固着
することのできる方法及びそのための射出成形金型を得
ようとするところにある。
以下、本発明を、射出成形金型の実施例を参照しながら
説明する。
先ず第2図乃至第4図において、4及び5は、固定側及
び可動側のキャビテイープレートであって、この各キャ
ビティープレート4及び5のパーティング面6には、浮
子を形成する多数のキャビテイ−7と、このキャビテイ
−1を横切ってロープを挟持するロープ溝8が相対応す
る位置に設けである。
尚、固定側キャビティープレート4は、射出成形機(図
示せず)側の固定側板9に固定されている。
10は、ランナープレートであって、その表面11には
分枝状のランナー溝12が設けである。
このランナープレート10は、プレス機(図示せず)側
の可動側板13にスペーサーブロック14を介して固定
されており、又、表面11の四隅には前方に向ってガイ
ドピン15が植設されている。
このガイドピン15は、前記可動側キャビティープレー
ト5の嵌合孔16に嵌合させてあり、可動側キャビテイ
ープレート5をこのガ゛イドピン15上で移動させるこ
とができるようにしである。
さらに、ガイドピン15は、その頭部を固定側キャビテ
イープレート4の嵌合孔17にも嵌合できるようにして
あり、これにより、プレス機を前方に移動させて、可動
側板13及びランナープレート10を前方へ移動させる
と、ランナープレート10の前面が可動側キャビテイー
プレート5の背面を押して、そのパーティング面6を固
定側キャビティープレート4のパーティング面6にズレ
合うことなく合致することができるようにしである。
18及び18′は、固定側板9の孔口19からランナー
プレート11のランナー溝12の中央部に達するテーパ
状のスプル一孔であって、固定側及び可動側キャビテイ
ープレート4及び5の中央部に貫通するよう穿設されて
いる。
20は。
可動側キャビティープレート5の背面からキャビテイ−
7へ至るテーパ状のゲート孔であって、可動側キャビテ
ィープレート5の背面におけるランナー溝12の分枝端
と一致する位置に穿設されている。
21は、ランナーロックピンであって、頭部22には鉤
部23が設けられており、この頭部22をランナープレ
ート10の後方からそのロックピン嵌合孔24に挿入し
、底部25のフランジ26とランナープレート10の背
面27との間に、コイルスプリング28を介して取り付
けられている。
29は、制御板であって、この一方の端には、係止爪3
0が設けであると共に、他方には制御孔31が設けであ
る。
この制御板29は、その中央部を支点32として回転す
るように可動側キャビテイープレート5の側面に取り付
けられており、その係止爪30は、固定側キャビテイー
プレート4の係止ピン33に係合するようにしである。
さらには、制御孔31へは、ランナープレート10の制
御ピン34がその孔縁へ当接するように挿入しである。
尚、制御板29は、スプリング35により常に係止爪3
0が係止ピン33に係合する方向へ回転するように力が
加えられている。
このようにしてなる金型を用いて、浮子網を製造するに
は、先ず、プレス機に固定された可動側板13を後方に
位置させて、固定側キャビティープレート4と可動側キ
ャビテイープレート5との間を開き、パーティング面6
のロープ溝8にロープを挟持させるよう挿入する。
尚、このロープを挿入するにあたっては、第5図に示す
ように、ロープ1を多数本並列に並べて挿入する。
次に、プレス機を作動させて、可動側板13とランナー
プレート10を移動させて、ランナープレート10の表
面を可動側キャビティープレート5の背面に当接させ、
さらに、可動側キャビティープレート5のパーティング
面6を固定側キャビティープレート4のバーティグ面6
に合致するよう型締めを行なう。
そして、そののち、射出成形機から溶融状態の合成樹脂
発泡体を固定側板9の孔口19よりスプル一孔18へ射
出注入する。
注入された溶融状態の合成樹脂発泡体は、スプル一孔1
8及び18′からランナープレート10のランナー溝1
2の中央部に至り、この分枝状ランナー溝12によって
分配され、それぞれのゲート孔20からキャビティー7
へ達する。
そして、キャビティーT内で発泡し、冷却固化されて浮
子に底形される。
次で以下に示すように、金型を開く操作を行ってロープ
上に底形された浮子を取り出す。
この金型を開く操作は、次のようにして行なわれる。
第6図aは金型が閉じた状態を示し、この状態から先ず
、プレス機に固定された可動側板13を後方に移動させ
ると、第6図すに示す如く、ランナープレート10は共
に後方へ移動するので、制御板29の制御孔31に挿入
されている制御ピン34は、制御孔31の孔縁XからY
へ移る。
制御孔31の孔縁XからYは、ランナープレート10の
移動と一致する方向にあるため、この間、制御板29は
回転せずに、その係止爪3oを係止ピン33に係合した
ままである。
そのため、可動側板13及びランナープレート10を後
方へ移動させても、可動側キャビティープレート5は移
動しない。
尚、この時ランナーロックピン21は、その頭部22の
鉤部23にスプルー36及びランナー37を引っかけて
後方へ引き出し、その先端を切断する。
次に、可動側板13及びランナープレート10をさらに
後方へ移動させると、第6図Cのように、制御ピン34
が制御孔31の孔縁YからZへ移動する。
孔縁YからZは、前述の孔縁XからYと所定の角度をな
しているため、制御板29は可動側子ヤビテイープレー
ト5に固定した支点32を中心にしで、スプリング35
の力に抗して右方向(図中矢印の方向)に回転する。
そうすると、制御板29の係止爪30は係止ピン33か
ら離脱するため、可動側子ヤビテイープレート5は、制
御板29を介してランナープレート10及び可動側板1
3と共に後方へ移動する。
これにより、固定側キャビティープレート4のパーティ
ング面6と可動側キャビティープレート5のそれとの間
が開くので、ロープ1上に成形固着された浮子2を取り
出せるのである。
尚、この間、ランナーロックピン21は、ランナープレ
ート10が後方へ移動している間に、固定ブロック(図
示せず)にその底部25が当接し、ランナープレート1
0の前方へ飛び出し、スプルー36及びランナー37を
鉤部23からはずして落下させる。
こののち、ロープ1を所定の距離だけ移動させ、新しく
浮子を成形する部分を固定側及び移動側キャビティープ
レート4及び5のパーティング面6の間に挿入し、可動
側板13及びランナープレート10をプレス機を作動さ
せて前方へ移動させ、第6図aのように金型を閉じると
、制御板29はスプリング35の力によって左方向に回
転し、係止爪30が再び係止ピン33に係合する。
この時、制御ピン34は制御孔31の孔縁Xの位置に復
帰する。
尚、制御板29の制御孔31を前述のように示したが、
孔縁Xから¥1及びYからZに相当する屈曲した制御片
であってもよいことは、前述のこの制御孔31の作用を
みれば明らかである。
次に、他の実施例を第7図及び第8図に示し、これを前
記実施例と比較しながら説明すると、4は、固定側子ヤ
ビティープレート、5は、可動側キャビティープレート
である。
そしてこれらのパーティング面6には、キャビティー7
とロープ溝8が設けである。
尚、可動側キャビティープレート5は、前記キャビティ
−7とロープ溝8を有する主プレート5−1と、従プレ
ート5−2とに分割されており、従プレート5−2の背
面には分枝状ランナー溝12が設けである。
10は、ランナープレートであり、中央部にランナーロ
ックピン21が挿入嵌合され、又表面の四隅にはガイド
ピン15が前方へ向って植設されている。
前記可動側キャビティープレート5の主プレート5−1
と従プレート5−2は、このガイドピン15上を移動す
ることができるようにしである。
18,18’及び18“はスプル一孔であり、20及び
20′はゲート孔である。
29は、制御板であって、この制御板29は支点32を
可動側キャビティープレートの従プレート5−2に取り
付けると共に、その係止爪3oを固定側キャビティープ
レート4の係止ピン33に係合するように、又ランナー
プレート1oに設けた制御ピン34をその制御孔31に
挿入嵌合するようにしである。
尚、可動側キャビティープレートの主プレート5−1に
設けたピン39は、制御板29の嵌合孔40に挿入しで
ある。
41は、ゴム弾性体であって、可動側子ヤビテイープレ
ートの主プレート5−1と従プレート5−2との間に取
り付けられている。
尚、このゴム弾性体41は、金型を閉じた時、主プレー
ト51と従プレート5−2の間に隙間が生じないよう圧
縮される。
この実施例の金型の特徴は、第8図に示すようにして金
型を開ける操作をする時、図中aの状態からプレス機の
力を弛めると、先ず、図中すのようにゴム弾性体41の
弾撥力により、可動側子ヤビテイープレートの主プレー
ト5−1と従プレート5−2の間が瞬間に開くのである
そのため、この時、スプルー36及びランナー37は、
従プレート5−2に設けたスプル一孔18“、ゲート孔
20′及びランナー溝12により、後方へ移動させられ
るため、その先端が切断されるのである。
以下の型開きの操作(図中C及びd)は前記実施例と同
様である。
この実施例のものは、前述の操作でスプルー36及びラ
ンナー37が切断されるため、ランナーロックピン21
は、切断されたスプルー36及びランナー37をスプル
一孔18、ゲート孔20及びランナー溝12から引き出
す時にだけ、その鉤部23が作用するので、鉤部23は
損傷することが少ない。
又、スプルー36及びランナー37を前述の操作で切断
できない時、このランナーロックピン21によっても切
断することもできるので確実にスプレー36及びランナ
ー37の切断を行なうことができるのである。
このようにしてなる本発明は、金型内における樹脂通路
、特に、ランナー溝、ゲート孔をキャビティープレート
のパーティング面に設けるのではなく、一旦、スプル一
孔を固定側及び可動側キャビティープレートを貫通させ
、ランナー溝を至でゲート孔を後方からキャビテイーに
達するようにしであるので、ロープ上に多数の浮子を一
回の射出工程で一度に成形固着できるのである。
又、可動側キャビティープレートは、型閉め及び型開き
の操作の際、移動する距離が少ないので挟持するロープ
を常にほぼ一定の位置に保つことができる。
そのため、一回の射出工程毎にロープを順次所定の距離
移動させ、例えば等間隔毎に浮子をロープ上に連続して
成形固着していくことも容易である。
さらには、制御板により、固定側キャビティープレート
と可動側キャビテイープレートとの間が開くよりも先に
、ランナープレートと可動側キャビティープレートとの
間が開くので、スプルー及びランナーを予め切断し、成
形される浮子の取り出しを容易にすることができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によって製造する浮子網を示す図であ
る。 第2図は、本発明の射出成形金型の斜視図である。 第3図は、第2図中A−A方向に裁断する半裁断面図で
ある。 第4図は、第2図中B−B方向に裁断する半裁断面図で
ある。 第5図は、ロープをパーティング面のロープ溝に挟持す
る採石を示す図である。 第6図は、金型を開く操作順序を説明する図である。 第7図は、他の実施例を示す図である。 第8図は、第2の実施例の金型を開く操作順序を説明す
る図である。 4・・・・・・固定側キャビティープレート、5・・・
・・・可動側キャビテイープレート、6・・・・・・パ
ーティング面、7・・・・・キャビティー、8・・・・
・・ロープ溝、10・・・・・・ランナープレート、1
2・・・・・・ランナー溝、18.18’、18“・・
・・・・スプル一孔、20 、20’・・・・・・ゲー
ト孔、29・・・−・・制御板、30・・・・・・係止
爪、31・・・・・・制御孔、33・・・・・・係止ピ
ン、34・・・・・・制御ピン、5−1・・・・・・可
動側キャビテイープレートの主プレート、5−2・・・
・・・可動側キャビティープレートの従プレート、41
・・・・・・弾性体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロープの表面に、合成樹脂発泡体の浮子を所定の間
    隔毎に直接一体的に成形固着してなる浮子網を射出成形
    法により製造する方法において、射出成形機から射出さ
    れる溶融状態の合成樹脂発泡体を、ロープを挟み込んだ
    固定側キャビティープレートと可動側キャビティープレ
    ートの中央部を一旦貫通させたのち、可動側キャビティ
    ープレートの後方から浮子を形成する多数のキャビテイ
    ーに分配注入することを特徴とする浮子網を製造する方
    法。 2 固定側キャビティープレートと、可動側キャビティ
    ープレートと、ランナープレートとよりなり、浮子を形
    成する多数のキャビテイーと、ロープを挟持するロープ
    溝を前記固定側キャビティープレート及び可動側キャビ
    ティープレートのパーティング面に相対応し合うように
    設けると共に、分枝状ランナー溝を前記可動側キャビテ
    ィープレートの背面、又はランナープレートの表面に設
    け、スプル一孔を固定側及び可動側キャビティープレー
    トの中央部を貫通し前記ランナー溝の中央部へ達するよ
    う穿設し、さらに、ゲート孔を可動側キャビティープレ
    ートの背面における前記ランナー溝の分校端の位置から
    キャビテイーへ至るよう穿設してなる3枚のプレート群
    に、中央部に支点を有し、且つ一端に係止爪と、他端に
    制御孔を設けてなる制御板を懸架させるように、その支
    点を可動側キャビティープレートの側面に軸支させると
    共に、制御孔にランナープレートの側面に植設した制御
    ピンを挿入嵌合させ、これにより、係止爪を固定側キャ
    ビティープレートの側面に植設した係止ピンに係合離脱
    させることができるようにしてなることを特徴とする浮
    子綱製造用射出成形金型。 3 可動側キャビティープレートを主プレートと従プレ
    ートに分割すると共に、その分割面に弾性体を介在させ
    、又、制御板の支点を一方のプレートに軸支させると共
    に、他方のプレートに設けたピンを制御板に設けた嵌合
    孔に挿入嵌合させてなることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の浮子綱製造用射出成形金型。
JP51118887A 1976-10-01 1976-10-01 浮子綱を製造する方法、及び、浮子綱製造用射出成形金型 Expired JPS5850183B2 (ja)

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JPS5343764A JPS5343764A (en) 1978-04-20
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JPS5174066A (ja) * 1974-12-25 1976-06-26 Ashimori Ind Co Ltd

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