JPS5850148Y2 - オイルシ−ル - Google Patents

オイルシ−ル

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Publication number
JPS5850148Y2
JPS5850148Y2 JP1978111584U JP11158478U JPS5850148Y2 JP S5850148 Y2 JPS5850148 Y2 JP S5850148Y2 JP 1978111584 U JP1978111584 U JP 1978111584U JP 11158478 U JP11158478 U JP 11158478U JP S5850148 Y2 JPS5850148 Y2 JP S5850148Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil seal
peripheral edge
protrusion
lip portion
side edge
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978111584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5528174U (ja
Inventor
博三 高瀬
栄一 松田
勝也 池田
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP1978111584U priority Critical patent/JPS5850148Y2/ja
Publication of JPS5528174U publication Critical patent/JPS5528174U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5850148Y2 publication Critical patent/JPS5850148Y2/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案者はオイルシールに関し、更に詳しくは、加工、貯
蔵、組立作業等に伴なう取扱に際し、製品相互間の密着
によるトラブルを防止する如くなしたオイルシールの構
造を提示するものである。
従来から、オイルシールは主としてゴム状弾性材料をも
って成形されているが、ゴム状弾性材料が粘着性を備え
ているために、成形後の製造工程貯蔵中、更には機械装
置への装着時に、複数個を重ね合された製品が互いに接
合して作業の進行を阻害させることがしばしばであった
特に成形後に二次加硫を必要とするゴム材料を成形して
なるオイルシールにかいては、第5図に示す如く、多数
個が重ね合されて炉内加熱されるのであるが。
円筒形状に形成され、@縁3及びリップ部5を付された
周縁2の両端面8,9が、ともに平面に形成されている
場合には、リップ部5に形成されたバリ13により密閉
空室14が形成されるために該密閉空室14内に封じら
れた空気の加熱及びそれに続く冷却によりリップ部5−
に変形を生じて仕上加工を不可能にすることがあった。
本考案は、上記した問題点を解消することを目的として
なされたもので、周縁部の両端面の少なくとも一方に、
断続する突条筐たは突起による突起部もしくはローレッ
トを形成させて、互いに重ね合された際に、隣り合せる
周縁部の接触面積が狭小に保たれるとともに、互いに対
向する端面間に周縁の内外を連通させる隙間が形成され
る如くlして、製品相互の接合及び加熱中におけるリッ
プ部の変形が招来されないようにするものである。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
第1図の実施例にむいて、オイルシールAは、金属板等
の硬質材料により断面り字形状の環状補強部材4と、ゴ
ム状弾性材料をもって製せられ、環状補強部材4の円筒
形状部を包み込む周縁部2、環状補強部材4の径方向部
に添着された側縁3及び側縁3から一体的に伸びた環状
リップ部5を有する弾性部材とから成り、周縁2をハウ
ジング6嵌挿されて、リップ部5を、ハウジング6内に
軸支された取付軸1の局面に密接させる。
円筒形状に形成された周縁20両端面8,9に、詳細を
第2図及び第3図に示す突起部10が、複数個を円周方
向に配列されて一体内に形成されている。
突起部10ば、第2図の実施例にむいては、断面略半円
形状の円弧状の突条10aとして形成され、第3図の実
施例にむいては、略半球状の突起10bとして形成され
ている。
第4図の実施例においては、上記した突条10a、突起
10bの代りに、周縁2の内報から外方へ達するローレ
ット11が形成されている。
上記した突条10a、突起10b、ローレット11は、
複数個のオイルシールが互いに重ね合された際に、互い
に隣り合せるオイルシールの周縁の端面の接触部に介在
して1両方の端面間に、周縁の内側から外側へ通じる隙
間を形成させる。
本考案は上記したごとく、オイルクールの周縁の端面に
、突起部もしくはローレットを形成されたことにより、
互いに重ね合された周縁の端面間に周縁の内側から外側
へ通じる隙間を形成させる構成を備えているために、複
数個の製品が軸方向に重ね合されて取扱われる際に、互
いに隣り合せる製品間の接触面積が狭小に保たれるので
、相互の粘着が、防止されるばかシでなく、互に重ね台
わされた製品間に密閉空室が形成されないので、二次加
硫時における加熱及びそれに続く冷却時における空室内
空気の膨張、収縮によるリップ部変形の心配が全くなく
、密封機能が確保される。
上記した突起部もしくはローレットによる粘着防止及び
密閉質成形防止の機能は、オイルシール生産時に釦ける
能率を向上させるばかりでなく、各工程の省力化をもた
らし、更に製造、組立時に訃ける作業の自動化を促進さ
せることができ、実用上の効果は極めて犬である。
なお、上記した突起部もしくはローレットが周縁の両端
面のいずれか一方に配設された場合においても、同等の
効果がもたらされることは言うまでもない 両方の端面
にローレットを設ける場合にば、互いに接触するローレ
ットが互いに交差する態様であると更に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもので、第1
図はオイルシールを?\ウジングに嵌着した状態を示す
断面図、第2図は本考案オイルシールの要部拡大斜視図
、第3図及び第4図は同変形例を示す要部拡大図、第5
図は、従来技術によるオイルクールにおけるトラブル発
生の状況を示す断面図である。 2・・・・・・周縁、3・・・・・・側縁、4・・・・
・・補強部材、5・・・・・・リップ部、6・・・・・
・ハウジング、1・・・・・・取付軸、8.9・・・・
・・周縁端面、11・・・・・・ローレット、13・・
・・・・パリ、14・・・・・・密閉空室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム状弾性材料をもって、断面略り字状の環状体に一体
    成形されて成り、略円筒状の周縁2と、該周縁2から径
    方向に伸びる側縁3と、該側縁3から伸びるリップ部5
    とを有するオイルシールAにおいて、前記周縁2の両端
    面8,9の少なくとも一方に、円周方向に断続する凸条
    10aまたは凸起10bを配設されるか、もしくはロー
    レット11を形成されて、互いに重ね合された周縁2の
    端面間に、前記周縁2の内外を連通させる隙間を形成さ
    せるオイルシール。
JP1978111584U 1978-08-16 1978-08-16 オイルシ−ル Expired JPS5850148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978111584U JPS5850148Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 オイルシ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978111584U JPS5850148Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 オイルシ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5528174U JPS5528174U (ja) 1980-02-23
JPS5850148Y2 true JPS5850148Y2 (ja) 1983-11-15

Family

ID=29059575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978111584U Expired JPS5850148Y2 (ja) 1978-08-16 1978-08-16 オイルシ−ル

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JP (1) JPS5850148Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007333167A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nok Corp 密封装置
WO2022168824A1 (ja) * 2021-02-08 2022-08-11 Ntn株式会社 車輪用軸受装置の密封装置およびそれを備える車輪用軸受装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007333167A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nok Corp 密封装置
WO2022168824A1 (ja) * 2021-02-08 2022-08-11 Ntn株式会社 車輪用軸受装置の密封装置およびそれを備える車輪用軸受装置

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JPS5528174U (ja) 1980-02-23

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