JPS5912453Y2 - オイルシ−ル - Google Patents
オイルシ−ルInfo
- Publication number
- JPS5912453Y2 JPS5912453Y2 JP1979111595U JP11159579U JPS5912453Y2 JP S5912453 Y2 JPS5912453 Y2 JP S5912453Y2 JP 1979111595 U JP1979111595 U JP 1979111595U JP 11159579 U JP11159579 U JP 11159579U JP S5912453 Y2 JPS5912453 Y2 JP S5912453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner edge
- oil seal
- elastic
- sealing member
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオイルシールの改良に関し、その目的は弾性薄
板製の断面略L字状の外環における径方向部自由端側を
くの字状に屈曲して形或した傾斜内縁部に形設される多
数の弾性舌片を、端縁側に近接するにしたがって漸次巾
広になる略逆三角形状に形威することにより、該弾性舌
片に被覆されるシール部材との接着状態を剥離するおそ
れのないように確実堅固にすることができ、かつ弾性舌
片の弾性力を適切に保持し得てシール性能が良好で耐久
性にすぐれたオイルシールを部品点数を減少して組立工
程を簡略化することにより廉価に提供することにある。
板製の断面略L字状の外環における径方向部自由端側を
くの字状に屈曲して形或した傾斜内縁部に形設される多
数の弾性舌片を、端縁側に近接するにしたがって漸次巾
広になる略逆三角形状に形威することにより、該弾性舌
片に被覆されるシール部材との接着状態を剥離するおそ
れのないように確実堅固にすることができ、かつ弾性舌
片の弾性力を適切に保持し得てシール性能が良好で耐久
性にすぐれたオイルシールを部品点数を減少して組立工
程を簡略化することにより廉価に提供することにある。
つぎに本考案を図示の一実施例にもとづいて説明すると
、1は金属もしくは合戒樹脂等の弾性薄板により軸方向
部2と径方向部3とからなる断面L字状に形或された外
環であり、該外環1はその径方向部3における自由端側
かくの字状に屈曲され傾斜内縁部4が形或されている。
、1は金属もしくは合戒樹脂等の弾性薄板により軸方向
部2と径方向部3とからなる断面L字状に形或された外
環であり、該外環1はその径方向部3における自由端側
かくの字状に屈曲され傾斜内縁部4が形或されている。
この傾斜内縁部4に後述のシール部材7が被覆接着され
るのであり、該傾斜内縁部4の周縁には多数の切欠5を
打抜き加工することにより弾性舌片6が多数周設されて
いる。
るのであり、該傾斜内縁部4の周縁には多数の切欠5を
打抜き加工することにより弾性舌片6が多数周設されて
いる。
上記弾性舌片6は第2図に示すように傾斜内縁部4の周
縁側に近接するにしたがって漸次巾広になる略逆三角形
状に形或されたもので、該弾性舌片6に合或ゴム、合或
樹脂もしくは不織布等可塑材により形或されたシール部
材7が接着または焼付け等して被覆されている。
縁側に近接するにしたがって漸次巾広になる略逆三角形
状に形或されたもので、該弾性舌片6に合或ゴム、合或
樹脂もしくは不織布等可塑材により形或されたシール部
材7が接着または焼付け等して被覆されている。
上記構或になるオイルシールは軸受ハウジング内に外環
1の軸方向部2を固定され軸局面に外装されるもので、
径方向部3に形威された傾斜内縁部4に被覆一体化した
シール部材7により回動ずる軸周面を密封する。
1の軸方向部2を固定され軸局面に外装されるもので、
径方向部3に形威された傾斜内縁部4に被覆一体化した
シール部材7により回動ずる軸周面を密封する。
この場合に傾斜内縁部4の周縁に形威された多数の弾性
舌片6がシール部材7を内径方向に弾性押圧して軸周面
に対する確実なシール性能を補償するのであり、上記弾
性舌片6は傾斜内縁部4の周縁に近接するにしたがって
漸次巾広になる略逆三角形状に形或されているため適切
な弾性力を備え、これを効果的にシール部材7に作用さ
せることができるのである。
舌片6がシール部材7を内径方向に弾性押圧して軸周面
に対する確実なシール性能を補償するのであり、上記弾
性舌片6は傾斜内縁部4の周縁に近接するにしたがって
漸次巾広になる略逆三角形状に形或されているため適切
な弾性力を備え、これを効果的にシール部材7に作用さ
せることができるのである。
なお上記実施例においては内周型オイルシールについて
記述したが、本考案は外周型オイルシールについても適
用できる。
記述したが、本考案は外周型オイルシールについても適
用できる。
以上説明したように本考案は金属もしくは合或樹脂等製
弾性薄板の軸方向部と径方向部とからなる断面略L字状
に形威された外環の径方向部自由端側をくの字状に屈曲
して傾斜内縁部を形威し、該傾斜内縁部に多数の切欠に
より弾性舌片を多数周設し、この弾性舌片に合戊ゴム、
合或樹脂もしくは不織布等可塑材製のシール部材を被覆
したので製造に際して部品数が外環とシール部材と少な
く、したがって組立工程を簡略化できて生産性の向上お
よび商品の低廉化を図ることができる。
弾性薄板の軸方向部と径方向部とからなる断面略L字状
に形威された外環の径方向部自由端側をくの字状に屈曲
して傾斜内縁部を形威し、該傾斜内縁部に多数の切欠に
より弾性舌片を多数周設し、この弾性舌片に合戊ゴム、
合或樹脂もしくは不織布等可塑材製のシール部材を被覆
したので製造に際して部品数が外環とシール部材と少な
く、したがって組立工程を簡略化できて生産性の向上お
よび商品の低廉化を図ることができる。
また外環がこの種物品に要求される剛性を充分に備えて
おり、しかも弾性舌片がそれぞれ端縁に近接するにした
がって漸次巾広になる略逆三角形状に形或されているの
で、密封面に対するシール部材の確実なシール性能を補
償するに充分な弾性力を有効に作用させることができ、
さらに該弾性舌片はシール部材の接着状態が略逆三角形
状になるため確実堅固になり、シール部材の剥離を生じ
るおそれの少ないものであり、これらのことによ力耐久
性ならびにシール性能を向上できる等実用的効果の極め
て大きなものである。
おり、しかも弾性舌片がそれぞれ端縁に近接するにした
がって漸次巾広になる略逆三角形状に形或されているの
で、密封面に対するシール部材の確実なシール性能を補
償するに充分な弾性力を有効に作用させることができ、
さらに該弾性舌片はシール部材の接着状態が略逆三角形
状になるため確実堅固になり、シール部材の剥離を生じ
るおそれの少ないものであり、これらのことによ力耐久
性ならびにシール性能を向上できる等実用的効果の極め
て大きなものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部切
欠斜視図、第2図は外環の要部切断図である。 1・・・外環、2・・・軸方向部、3・・・径方向部、
4・・・傾斜内縁部、5・・・切欠、6・・・弾性舌片
、7・・・シール部材。
欠斜視図、第2図は外環の要部切断図である。 1・・・外環、2・・・軸方向部、3・・・径方向部、
4・・・傾斜内縁部、5・・・切欠、6・・・弾性舌片
、7・・・シール部材。
Claims (1)
- 金属もしくは合或樹脂等製弾性薄板の軸方向部と径方向
部とからなる断面略L字状に形威された外環の上記径方
向部自由端側をくの字状に屈曲して傾斜内縁部を形威し
、該傾斜内縁部に多数の切欠により端縁に近接するにし
たがって漸次巾広になる略逆三角形状の弾性舌片を多数
周設するとともに上記傾斜内縁部の弾性舌片を合或ゴム
、合或樹脂もしくは不織布等可塑材製のシール部材で被
覆したことを特徴とするオイルシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111595U JPS5912453Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | オイルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111595U JPS5912453Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | オイルシ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629349U JPS5629349U (ja) | 1981-03-19 |
JPS5912453Y2 true JPS5912453Y2 (ja) | 1984-04-14 |
Family
ID=29344043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979111595U Expired JPS5912453Y2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | オイルシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912453Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP1979111595U patent/JPS5912453Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629349U (ja) | 1981-03-19 |
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