JPS5849538B2 - 硫酸の作用によるグアニジン硝酸塩よりニトログアニジンの製造 - Google Patents
硫酸の作用によるグアニジン硝酸塩よりニトログアニジンの製造Info
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- JPS5849538B2 JPS5849538B2 JP12406978A JP12406978A JPS5849538B2 JP S5849538 B2 JPS5849538 B2 JP S5849538B2 JP 12406978 A JP12406978 A JP 12406978A JP 12406978 A JP12406978 A JP 12406978A JP S5849538 B2 JPS5849538 B2 JP S5849538B2
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- nitroguanidine
- acid
- guanidine nitrate
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はグアニジン硝酸塩1モル当り硫酸2.5乃至3
.5モルを使用して、前操作から回収した濃硫酸を使用
して硫酸および場合によって硝酸水溶液の作用によって
グアニジン硝酸塩からニトログアニジンを連続的に製造
する方法に関する。
.5モルを使用して、前操作から回収した濃硫酸を使用
して硫酸および場合によって硝酸水溶液の作用によって
グアニジン硝酸塩からニトログアニジンを連続的に製造
する方法に関する。
このようなグアニジン硝酸塩からニトログアニジンを製
造する方法は良く知られている。
造する方法は良く知られている。
該公知方法では、変換は75乃至85%の硫酸濃度で4
乃至24時間で実施され、そして25乃至35℃の温度
で行われる。
乃至24時間で実施され、そして25乃至35℃の温度
で行われる。
次に反応混合物は水もしくは前操作からの硫酸2%乃至
5%を含む洗液酸で25乃至30%の硫酸濃度へ希釈さ
れる。
5%を含む洗液酸で25乃至30%の硫酸濃度へ希釈さ
れる。
ニトログアニジンは18℃乃至25℃の温度範囲で沈デ
ンし、硫酸は次のバッチで再使用するため濃縮される。
ンし、硫酸は次のバッチで再使用するため濃縮される。
このようにして回収され、濃縮された硫酸は次のバッチ
で使用される。
で使用される。
この方法の欠点は、反応温度35℃以下のとき、ニトロ
グアニジン収率98%を得ようとするならば反応時間が
4乃至24時間になることである。
グアニジン収率98%を得ようとするならば反応時間が
4乃至24時間になることである。
本発明の目的は同じ収率に対し反応時間が著しく短かい
、もつと経済的なニトログアニジンの製造方法を探求す
ることである。
、もつと経済的なニトログアニジンの製造方法を探求す
ることである。
この目的は、脱水反応を82乃至85%の硫酸を使用し
、40乃至80℃、好ましくは40乃至60℃の温度に
おいて1乃至3時間実施し、該硫酸を温度O乃至5゜C
の水もしくは前操作からの洗液酸によって25乃至35
%に希釈し、沈デンしたニトログアニジンを分離した後
回収される25乃至35%に希釈した硫酸を再使用する
ために濃縮することによって達成される。
、40乃至80℃、好ましくは40乃至60℃の温度に
おいて1乃至3時間実施し、該硫酸を温度O乃至5゜C
の水もしくは前操作からの洗液酸によって25乃至35
%に希釈し、沈デンしたニトログアニジンを分離した後
回収される25乃至35%に希釈した硫酸を再使用する
ために濃縮することによって達成される。
反応温度40乃至80℃を選ぶことにより、反応時間を
1乃至3時間に短縮することができるが、しかし公知の
方法とは異なり、このことは公知方法の約4乃至8倍も
の同一時間内での転換率が得られることを意味する。
1乃至3時間に短縮することができるが、しかし公知の
方法とは異なり、このことは公知方法の約4乃至8倍も
の同一時間内での転換率が得られることを意味する。
従って本発明方法はこれだけで公知方法よりも経済的で
ある。
ある。
予想に反し、反応に脱水酸として82乃至85%濃度の
硫酸を使用するとき、自然分解は心配する必要がなく、
爆発的な反応の危険なしに温度を沫60℃へ上昇するこ
とができ、さらに80℃までの温度上昇も危険でないこ
とがわかった。
硫酸を使用するとき、自然分解は心配する必要がなく、
爆発的な反応の危険なしに温度を沫60℃へ上昇するこ
とができ、さらに80℃までの温度上昇も危険でないこ
とがわかった。
公知方法を循環式に実施するとき、グアニジン塩ばかり
でなく、硫酸アンモニウム、および他の有機および無機
不純物が濃硫酸中に生戒することが認められた。
でなく、硫酸アンモニウム、および他の有機および無機
不純物が濃硫酸中に生戒することが認められた。
このことは濃硫酸全部を数回循環した後に廃棄し、新し
い酸で置き換えることを必要とする。
い酸で置き換えることを必要とする。
この理由で該方法を長時間連続的に実施し、それを経済
的とすることは不可能であり、1回乃至数回循環した後
製品の品質および収率の低下のため使用停止が発生する
。
的とすることは不可能であり、1回乃至数回循環した後
製品の品質および収率の低下のため使用停止が発生する
。
使用できる回数は原料の純度と、プラントに使用する材
質に依存する。
質に依存する。
沈デン以外の溶解しているニトログアニジンの回収のた
め、ニトログアニジンを分離した後で得られる酸を、硫
酸濃度20乃至30%から段階的に時間をかけて温度を
上げながら高真空度で実施しなげればならない。
め、ニトログアニジンを分離した後で得られる酸を、硫
酸濃度20乃至30%から段階的に時間をかけて温度を
上げながら高真空度で実施しなげればならない。
この操作は硫酸中に溶解したニトログアニジンの自然分
解の危険を減少し、そして転換反応中に遊離した硝酸を
反応混合液から除去するために10乃至17時間で実施
される。
解の危険を減少し、そして転換反応中に遊離した硝酸を
反応混合液から除去するために10乃至17時間で実施
される。
それにもか工わらず、公知方法においては以下の反応式
のように濃硫酸の存在下二トログアニジンの緩まんな分
解が避けられない。
のように濃硫酸の存在下二トログアニジンの緩まんな分
解が避けられない。
本発明の好ましい具体例によると、回収した濃度25乃
至35%の硫酸は80乃至82%へ濃縮され、この濃縮
した硫酸の10乃至25%が濃度97乃至98%の新し
い硫酸もしくは発煙硫酸で置換され、濃度82乃至85
%の硫酸として再使用される。
至35%の硫酸は80乃至82%へ濃縮され、この濃縮
した硫酸の10乃至25%が濃度97乃至98%の新し
い硫酸もしくは発煙硫酸で置換され、濃度82乃至85
%の硫酸として再使用される。
最初の操作は後遠心分離した濃度25乃至33%の硫酸
はなお0.5乃至2%のニトログアニジン、l乃至4%
の硫酸アンモニウムおよび重硫酸アンモニウム、それか
らグアニジン硝酸塩からのNH4NO3 のような作業
中に含まれた有機および無機混入物、装置からの他の不
純物および金属塩、それからニトログアニジンの高窒素
含量のため多くは重硫酸アンモニウムおよび硫酸アンモ
ニウムの形をとるニトログアニジンの分解産物の少量を
含んでいる。
はなお0.5乃至2%のニトログアニジン、l乃至4%
の硫酸アンモニウムおよび重硫酸アンモニウム、それか
らグアニジン硝酸塩からのNH4NO3 のような作業
中に含まれた有機および無機混入物、装置からの他の不
純物および金属塩、それからニトログアニジンの高窒素
含量のため多くは重硫酸アンモニウムおよび硫酸アンモ
ニウムの形をとるニトログアニジンの分解産物の少量を
含んでいる。
濃縮した硫酸のある分量を新しい硫酸で置換し続けるこ
とにより、前記方法を連続的に実施する間のこれら不純
物の蓄積を避けることができ、そして最終製品二トログ
アニジンをいつも同じ品質で得ることが可能である。
とにより、前記方法を連続的に実施する間のこれら不純
物の蓄積を避けることができ、そして最終製品二トログ
アニジンをいつも同じ品質で得ることが可能である。
新しい硫酸で置換すべき濃縮した硫酸の割合は10%乃
至25%である。
至25%である。
もし例えば公知方法によりニトログアニジンを製造する
ために純度95%のグアニジン硝酸塩を使用しても、純
度最低99.0%のニトログアニジンを得るためには1
回、多くても2回の循環がせいぜいである。
ために純度95%のグアニジン硝酸塩を使用しても、純
度最低99.0%のニトログアニジンを得るためには1
回、多くても2回の循環がせいぜいである。
本発明方法の好ましい態様に従って濃縮した硫酸の10
乃至25%を毎回濃度98%の新しい硫酸もしくは発煙
硫酸で置換し、この操作をどのサイクルにおいても繰り
返すならば、硫酸は循環し続け、使用したグアニジン硝
酸塩(100%純度換算)を基準にして理論値の97乃
至98%のニトログアニジンが得られ、これにより該方
法は回収二トログアニジンの98%の収率および純度に
変化なしに連続して継続することができる。
乃至25%を毎回濃度98%の新しい硫酸もしくは発煙
硫酸で置換し、この操作をどのサイクルにおいても繰り
返すならば、硫酸は循環し続け、使用したグアニジン硝
酸塩(100%純度換算)を基準にして理論値の97乃
至98%のニトログアニジンが得られ、これにより該方
法は回収二トログアニジンの98%の収率および純度に
変化なしに連続して継続することができる。
廃棄する硫酸の最終濃度を80乃至85%に制限するこ
とにより、前述の二1・ログアニジンの分解は完全に防
止もしくは最小限にとどまる。
とにより、前述の二1・ログアニジンの分解は完全に防
止もしくは最小限にとどまる。
従って新しい硫酸の消費が大きく減少する。
使用する全硫酸の10乃至25%だけが一回毎に除去さ
れるので、この方法は比較的すぐれた経済面だけでなく
、環境を汚染しないものと考えられる。
れるので、この方法は比較的すぐれた経済面だけでなく
、環境を汚染しないものと考えられる。
上述の方法により循環する硫酸中の不純物は許容範囲の
値に蓄積するだけであり、この値にとどまる。
値に蓄積するだけであり、この値にとどまる。
従ってこの新規方法は無限時間循環することができ、そ
れにより記載した公知方法におけるような使用停止は発
生しない。
れにより記載した公知方法におけるような使用停止は発
生しない。
本発明をさらに具体的に説明する。
前回使用した濃度72乃至82%の濃硫酸75乃至90
%と、濃度96乃至98%の新しい硫酸もしくは発煙硫
酸10乃至25%とよりなり、場合により3乃至10%
の濃硝酸を含有する濃度82乃至85%の硫酸中へ、室
温において混合物を冷却しながら最初の1時間の間に硫
酸1部当り0.25乃至0.30部の純度98%のグア
ニジン硝酸塩を加え、温度を50℃へ昇温する。
%と、濃度96乃至98%の新しい硫酸もしくは発煙硫
酸10乃至25%とよりなり、場合により3乃至10%
の濃硝酸を含有する濃度82乃至85%の硫酸中へ、室
温において混合物を冷却しながら最初の1時間の間に硫
酸1部当り0.25乃至0.30部の純度98%のグア
ニジン硝酸塩を加え、温度を50℃へ昇温する。
グアニジン硝酸塩は濃度82乃至85%の硫酸中に溶解
し、ニトログアニジンへ変化する。
し、ニトログアニジンへ変化する。
このようにして得られた反応混合物は、酸濃度を79乃
至82%へ3%下げる。
至82%へ3%下げる。
その後1乃至2時間で反応は完了する。
反応混合物へ前回の操作からの温度O乃至3℃の洗液酸
を加える。
を加える。
該操作後沈デンしたニトログアニジンが懸濁した液は、
濃度25乃至35%の硫酸として存在する。
濃度25乃至35%の硫酸として存在する。
これを0乃至3℃へ冷却し、ニトログアニジンを遠心機
で分離する。
で分離する。
その後前回バッチの洗浄水で洗い、最後にニトログアニ
ジンに酸が存在しなくなるまで新鮮な水で洗う。
ジンに酸が存在しなくなるまで新鮮な水で洗う。
ニトログアニジン約0.5乃至2%、硫酸アンモニウム
および重硫酸アンモニウムそれぞれ約1乃至4%、およ
び溶解した形の他の不純物を含んでいる濃度25乃至3
5%の最初の遠心した酸口液を直列に接続した三段階の
ロータリエバポレータへ加え、段階的に減圧下で、該三
段階の滞留時間、特に最後の段階のそれが各場合数分間
であるように最終温度140℃までで蒸留する。
および重硫酸アンモニウムそれぞれ約1乃至4%、およ
び溶解した形の他の不純物を含んでいる濃度25乃至3
5%の最初の遠心した酸口液を直列に接続した三段階の
ロータリエバポレータへ加え、段階的に減圧下で、該三
段階の滞留時間、特に最後の段階のそれが各場合数分間
であるように最終温度140℃までで蒸留する。
留出する濃度82乃至85%の硫酸はいつまでも無色透
明である。
明である。
ニトロ化サイクルの毎回、この酸の10乃至25%を同
量の新しい硫酸もしくは発煙硫酸で置換する。
量の新しい硫酸もしくは発煙硫酸で置換する。
この方法によってニトロ化サイクルへ返還する硫酸はそ
の組戒が一定であり続け、その理由でまた最終製品二ト
ログアニジンはいつも同じ純度を有する。
の組戒が一定であり続け、その理由でまた最終製品二ト
ログアニジンはいつも同じ純度を有する。
ニトログアニジンの純度は少なくとも99%であり、そ
して収率は100%純度換算グアニジン硝酸塩を基準に
理論値の少なくとも97%である。
して収率は100%純度換算グアニジン硝酸塩を基準に
理論値の少なくとも97%である。
添加する新しい硫酸もしくは発煙硫酸の割合は、使用し
たグアニジン硝酸塩の純度、およびグアニジン硝酸塩か
らの硝酸アンモニウム、装置からの不純物および金属塩
、それにニトログアニジンの高窒素含量による比較的そ
れぞれ多くの硫酸アンモニウムおよび重硫酸アンモニウ
ムを含むニトログアニジンの分解産物の少量のような操
作中に加わる有機および無機物質の量によって調節され
る。
たグアニジン硝酸塩の純度、およびグアニジン硝酸塩か
らの硝酸アンモニウム、装置からの不純物および金属塩
、それにニトログアニジンの高窒素含量による比較的そ
れぞれ多くの硫酸アンモニウムおよび重硫酸アンモニウ
ムを含むニトログアニジンの分解産物の少量のような操
作中に加わる有機および無機物質の量によって調節され
る。
実施例
この実施例は実際の工業生産に相当する。
作業は通常の付属設備をそなえた三個の内容4000t
の耐蝕性反応器を直列に接続し、その間に2個のフイー
ドポンプを設置した設備で実施する。
の耐蝕性反応器を直列に接続し、その間に2個のフイー
ドポンプを設置した設備で実施する。
最初の反応器へ前記した濃度82乃至85%の硫酸をフ
イダーを経て加えられるグアニジン硝酸塩の量に対応し
て連続的に加える。
イダーを経て加えられるグアニジン硝酸塩の量に対応し
て連続的に加える。
60分間内にグアニジン硝酸塩1250kgが、温度4
0乃至50℃の反応混合物が60%まで充満した該反応
器中へ加えられ、それと同じ期間内に、所望の反応速度
に応じて10乃至30℃の温度の濃度84%の酸420
0kgが加えられる。
0乃至50℃の反応混合物が60%まで充満した該反応
器中へ加えられ、それと同じ期間内に、所望の反応速度
に応じて10乃至30℃の温度の濃度84%の酸420
0kgが加えられる。
添加時間は、この弱発熱反応を40乃至60℃の温度に
保つのに必要な反応器の冷却能力によっても変化する。
保つのに必要な反応器の冷却能力によっても変化する。
充満した1番目の反応器から、どの場合も60分の間隔
で2番目の反応器へ60%の充満度に5450kgの反
応混合物をポンプ送りし、そして3番目の反応器へ同じ
充満度へ同じ量だけポンプ送りする。
で2番目の反応器へ60%の充満度に5450kgの反
応混合物をポンプ送りし、そして3番目の反応器へ同じ
充満度へ同じ量だけポンプ送りする。
この方法によって変換のための全反応時間、3時間が達
成される。
成される。
これら3個の反応器すべては60乃至90%まで充満さ
れる。
れる。
3番目の反応器からは、1番目の反応器中の体積が実際
上一定に保たれるように連続的に反応混合物がポンプで
取り出される。
上一定に保たれるように連続的に反応混合物がポンプで
取り出される。
このようにして得られる濃度25乃至35%の希釈され
た酸が約O乃至5℃に冷却された後、沈デンしたニトロ
グアニジンから連続的に遠心分離され、そして前回の洗
液および新鮮な水で酸がなくなるまで水洗される。
た酸が約O乃至5℃に冷却された後、沈デンしたニトロ
グアニジンから連続的に遠心分離され、そして前回の洗
液および新鮮な水で酸がなくなるまで水洗される。
流出する最初の濃度25乃至35%の酸は三段階蒸留プ
ラントへ返還され、この酸の75乃至90%が96%濃
度の新しい硫酸もしくは発煙硫酸と混合され、生戒する
濃度82乃至85%の硫酸がグアニジン硝酸塩の脱水の
ために再び使用される。
ラントへ返還され、この酸の75乃至90%が96%濃
度の新しい硫酸もしくは発煙硫酸と混合され、生戒する
濃度82乃至85%の硫酸がグアニジン硝酸塩の脱水の
ために再び使用される。
製品二トログアニジンは、最低98.5%の純度を有し
、収率は100%換算使用グアニジン硝酸塩(実際の純
度は最低98.5%)を基準にして理論値の97乃至9
8%である。
、収率は100%換算使用グアニジン硝酸塩(実際の純
度は最低98.5%)を基準にして理論値の97乃至9
8%である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 グアニジン硝酸塩1モル当り硫酸2.5乃至3.5
モルを使用して、前操作から回収した濃硫酸を使用して
硫酸および場合により硝酸水溶液の作用によってグアニ
ジン硝酸塩からニトログアニジンを連続的に製造する方
法において、脱水反応を82乃至85%の硫酸を使用し
、40乃至80゜C1好ましくは40乃至60℃の温度
において1乃至3時間実施し、該硫酸を温度O乃至5℃
の水もしくは前操作からの洗液酸によって25乃至35
%に希釈し、沈デンしたニトログアニジンを分離した後
回収される25乃至35%に希釈した硫酸を再使用する
ために濃縮することを特徴とする前記方法。 2 グアニジン硝酸塩1モル当り硫酸2.5乃至3.5
モルを使用して、前操作から回収した濃硫酸を使用して
硫酸および場合により硝酸水溶液の作用によってグアニ
ジン硝酸塩からニトログアニジンを連続的に製造する方
法において、脱水反応を82乃至85%の硫酸を使用し
、40乃至80℃、好ましくは40乃至60℃の温度に
おいて1乃至3時間実施し、該硫酸を温度O乃至5゜C
の水もしくは前操作からの洗液酸によって25乃至35
%に希釈し、沈デンしたニトログアニジンを分離した後
回収される25乃至35%に希釈した硫酸を80乃至8
2%まで濃縮し、該濃度の硫酸の10乃至25%を新鮮
な硫酸または発煙硫酸で置換し、そして該硫酸を82乃
至85%の濃度で再使用することを特徴とする前記方法
。 3 濃度25乃至35%の硫酸の80乃至82%までの
濃縮は直列に接続したロータリエバポレータ中、減圧下
最高140゜Cまでの温度で実施し、そして最後のロー
タリエバポレータ中の濃縮工程において酸の100乃至
140℃における滞留時間が5乃至10分間をこえない
特許請求の範囲第2項の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19772745783 DE2745783B2 (de) | 1977-10-12 | 1977-10-12 | Herstellung von Nitroguanidin aus Guanidinnitrat unter Einwirkung von wäßriger Schwefelsäure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5461122A JPS5461122A (en) | 1979-05-17 |
JPS5849538B2 true JPS5849538B2 (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=6021217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12406978A Expired JPS5849538B2 (ja) | 1977-10-12 | 1978-10-06 | 硫酸の作用によるグアニジン硝酸塩よりニトログアニジンの製造 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849538B2 (ja) |
AT (1) | AT359081B (ja) |
BE (1) | BE867685A (ja) |
CA (1) | CA1105489A (ja) |
CH (1) | CH634827A5 (ja) |
DE (1) | DE2745783B2 (ja) |
FR (1) | FR2405929A1 (ja) |
GB (1) | GB1603247A (ja) |
IN (1) | IN148716B (ja) |
IT (1) | IT1096260B (ja) |
NL (1) | NL7803712A (ja) |
ZA (1) | ZA781967B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN111675634A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-09-18 | 宁夏东吴农化股份有限公司 | 一种硝基胍的制备方法 |
CN112194599A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-01-08 | 西安万德能源化学股份有限公司 | 一种硝基胍生产工艺 |
CN112920091A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-06-08 | 宁夏天泽新材料科技有限公司 | 一种硝基胍制备工艺 |
CN115160188B (zh) * | 2022-07-06 | 2024-01-16 | 贝利特化学股份有限公司 | 一种微通道中制备硝基胍的方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE964411C (de) * | 1939-03-23 | 1957-05-23 | Bayerische Stickstoff Werke Ge | Verfahren zur Herstellung von Nitroguanidin aus Guanidinnitrat |
GB572931A (en) * | 1941-06-26 | 1945-10-30 | American Cyanamid Co | Improvements in or relating to the preparation of nitro-guanidine |
DE1234204B (de) * | 1963-01-09 | 1967-02-16 | M Thoma | Verfahren zur Herstellung von Nitroguanidin aus Guanidinnitrat |
-
1977
- 1977-10-12 DE DE19772745783 patent/DE2745783B2/de active Granted
-
1978
- 1978-04-06 ZA ZA00781967A patent/ZA781967B/xx unknown
- 1978-04-07 NL NL7803712A patent/NL7803712A/xx not_active Application Discontinuation
- 1978-04-07 CH CH378878A patent/CH634827A5/de not_active IP Right Cessation
- 1978-04-11 CA CA300,926A patent/CA1105489A/en not_active Expired
- 1978-04-26 AT AT299978A patent/AT359081B/de active
- 1978-05-03 IT IT22979/78A patent/IT1096260B/it active
- 1978-05-04 IN IN488/CAL/78A patent/IN148716B/en unknown
- 1978-05-11 FR FR7814995A patent/FR2405929A1/fr active Granted
- 1978-05-11 GB GB19059/78A patent/GB1603247A/en not_active Expired
- 1978-05-31 BE BE188220A patent/BE867685A/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-10-06 JP JP12406978A patent/JPS5849538B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CH634827A5 (en) | 1983-02-28 |
GB1603247A (en) | 1981-11-18 |
BE867685A (fr) | 1978-09-18 |
NL7803712A (nl) | 1979-04-18 |
DE2745783A1 (de) | 1979-04-19 |
ATA299978A (de) | 1980-03-15 |
IT7822979A0 (it) | 1978-05-03 |
JPS5461122A (en) | 1979-05-17 |
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