JPS5849472B2 - シジヨウキユウインホウホウ - Google Patents

シジヨウキユウインホウホウ

Info

Publication number
JPS5849472B2
JPS5849472B2 JP11893175A JP11893175A JPS5849472B2 JP S5849472 B2 JPS5849472 B2 JP S5849472B2 JP 11893175 A JP11893175 A JP 11893175A JP 11893175 A JP11893175 A JP 11893175A JP S5849472 B2 JPS5849472 B2 JP S5849472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
suction
compressed air
nozzle
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11893175A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5242911A (en
Inventor
一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP11893175A priority Critical patent/JPS5849472B2/ja
Publication of JPS5242911A publication Critical patent/JPS5242911A/ja
Publication of JPS5849472B2 publication Critical patent/JPS5849472B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維等の糸条を吸引する方法に関するもので、
その目的とするところは糸条或ぱ糸端を確実に把持し糸
条を圧送する際の張力を大巾に高めることにある。
従来、糸条を吸引するには、特公昭47 36203号公報、特公昭47−36204号公報にみ
られるように、一般にサクションガンあるいはアスビレ
ータが使用されてきた。
しかし、近時、例えば直接延伸或は高配向紡糸等の如く
糸条の処理速度が増大し高速紡糸が行なわれるようにな
り、糸条の引取速度が非常に高くなってくると、このよ
うな高速糸条の切替に従来のサクションガンを使用した
場合一且吸込まれた糸は十分な張力で引取られるが、糸
条吸込時においては糸条を確実に吸込むことが難しくな
ってきた。
これは従来のサクションガン等による場合、糸条又は糸
端を把持・吸引するとき、サクションガン吸込口の糸条
近辺の風速が弱いため、高速糸条を十分に引き寄せ吸込
口の中に導入する力が足りないものと考えられ、このた
めサクションガンを大きくしてその吸引口の風速を上げ
たり或は噴出圧空量を増大せしめているが、かかる方式
では吸引能力に限界があるほか、コストが上昇するとい
う欠点があり、かつ大量の圧空噴出を行うため騒音が激
しく環境上の問題もある。
本発明はかかる現状に鑑みなされたもので、糸条を吸引
するに際し、先ず糸条を真空ポンプ等に連なる導管に該
真空ポンプの吸引力によって吸込ませ、この後前記導管
に圧空を噴出して前記糸条を圧送することを特徴とする
ものである。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す系統図である。
図において1は糸条の吸引ノズル、2は圧空噴出ノズル
、3は吸引糸条のタンク、4は真空ポンプで、これらの
間にはそれぞれ導管5,6.7が連結されており、直接
或は間接に真空ポンプ4に連なっている。
8は開閉弁9を有する圧空管で、圧空噴出ノズル2に連
結している。
圧空噴出ノズル2は第2図に示す如く、空気室10とこ
の空気室10に囲まれた混合室11よりなり空気室10
と混合室11とを区切るノズル管12に多数の噴出孔1
3が穿孔され、又混合室11の前後には吸入部14と排
出部15とが形成されている。
16は糸条の流出防止用の金網、17は排風管である。
このような装置により糸条を吸引する場合は、先ず真空
ポンプ4を運転し吸引ノズル1から導管5、圧空噴出ノ
ズル2、導管6、糸条タンク3、導管7を通して空気を
吸込む。
このとき開閉弁9は閉じておき行空は噴出させないでお
く。
従ってこのときの吸引ノズル1における吸引力はサクシ
ョンガンに比し非常に大きいので、この状態で糸条に近
づけると(又は糸条を近づけると)、糸条は極めて容易
に捕捉され糸端がノズル1に吸込まれる。
次に糸端が圧空噴出ノズル2の噴出孔13を通過する位
置にきたとき或は通過したとき、開閉弁9を開き圧空管
8を通じて空気室10に圧縮空気を導入し憤出孔13か
ら混合室11に噴出させる。
糸条は吸込及び噴出空気と共に糸条タンク3に圧送され
ここで空気と糸条が分離される。
すなわち、糸条はタンク3に残り、空気は金網16から
導管7を通り真空ポンプ4により大気に排出される。
この圧空噴出ノズル2まで吸込まれた糸条は噴出圧空に
より糸条近辺の風速が早められ、又噴出する圧空により
糸条が乱れ、絡み合って送られるので、糸条が一旦吸込
まれしまうと糸条は高い吸引張力を持続して引取られる
ことになるのである。
更に本発明の作用効果について詳しく述べると、先ず糸
端を吸引するときは吸引ノズル1の入口部風速に影響さ
れ、風速の早い方が糸条の吸引速度が早くなるが、サク
ションガン等の場合には真空ポンプ等に比し吸引力或は
風速が大巾に劣りしかも風速を上げるためには大量の圧
空を消費し更には騒音を発生する。
このようにサクションガン等の如く空気流を利用する吸
引方式は大量の空気を噴出させることによって真空を作
るものであるから、一般的に高い圧力差にすることは難
しいが、真空ポンプ等のような空気排除方式では排出空
気量が少くてすむため高い圧力差にすることができ、従
って風速を上げることができ糸条の吸引が迅速かつ確実
に行なわれる。
更に糸端を吸引したのちに圧空噴出ノズル2で糸条の張
力を上げるのであるが、これは高速紡糸等における糸条
の切替の場合、糸条吸引後、ゴデットロ゛−ラ、糸条ガ
イド或はワインダー等に糸を巻付ける際、糸条のか引張
力を高く保持しておかねばならないからであ゛る。
この張力を上げるには真空ポンプ等では不十分で、圧空
噴出ノズルが非常に有効なのである。
すなわち、糸条を吸込んだのちに圧空を噴出させるもの
であるから混合室11以降の流速を早くし乱流状態で糸
条を圧送する。
従って吸引糸条は相互にからみあって送られ、このため
その張力は大巾に高くなるのである。
以上に詳述の如く、本発明は糸条吸引に際し先ず真空ポ
ンプによる吸引で糸条をノズルに吸込み次に圧空を噴出
させて糸条を圧送させるものであるから、糸条吸引時の
吸引力が非常に高く極めて容易かつ解実に糸条を吸込め
ると共に、一旦糸条が吸込まれると高い張力で引取られ
るから、高速紡糸等における糸掛が迅速かつ容易にでき
る。
尚、本発明の真空ポンプ等とは一般の真空ポンプ(プロ
ワーを含む)のほか、吸引糸条の糸条タンク以前で圧空
等を導入しないもの、すなわち糸条タンク以降に真空発
生装置を設けたものをも言いその型式には制限されない
又本発明は糸条切替時等のほかボビン端等に巻かれた不
良糸条の除去に適用できる。
この場合はボビン端部を覆うように吸引口をもっていく
のがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す系統図、第2図は第1図
のイ部分を示す拡大断面図である。 1は吸引ノズル、2は圧空噴出ノズル、3は吸引糸条の
タンク、4は真空ポンプ、5,6.7は導管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 糸条を吸引するに際し、先ず糸条を真空ポンプ等に
    連なる導管に該真空ポンプによる吸引力により吸込ませ
    、この後前記導管に圧空を噴出して前記糸条を圧送する
    ことを特徴とする糸条吸引方法。
JP11893175A 1975-10-03 1975-10-03 シジヨウキユウインホウホウ Expired JPS5849472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11893175A JPS5849472B2 (ja) 1975-10-03 1975-10-03 シジヨウキユウインホウホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11893175A JPS5849472B2 (ja) 1975-10-03 1975-10-03 シジヨウキユウインホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5242911A JPS5242911A (en) 1977-04-04
JPS5849472B2 true JPS5849472B2 (ja) 1983-11-04

Family

ID=14748744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11893175A Expired JPS5849472B2 (ja) 1975-10-03 1975-10-03 シジヨウキユウインホウホウ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5849472B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127362U (ja) * 1986-01-31 1987-08-12
JPS63168086A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 株式会社東芝 電子部品の半田付け方法
JPH0189775U (ja) * 1987-12-03 1989-06-13
JPH027482Y2 (ja) * 1983-06-20 1990-02-22

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027482Y2 (ja) * 1983-06-20 1990-02-22
JPS62127362U (ja) * 1986-01-31 1987-08-12
JPS63168086A (ja) * 1986-12-29 1988-07-12 株式会社東芝 電子部品の半田付け方法
JPH0189775U (ja) * 1987-12-03 1989-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5242911A (en) 1977-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511373A (en) Method and apparatus for piecing a sliver and at least one of a leading yarn and a bobbin yarn
JP4310061B2 (ja) コアヤーンを製造するための装置
JP2013014860A (ja) 風綿収集装置、繊維機械、及び、風綿収集方法
US4009562A (en) Method and apparatus for eliminating impurities from an open-end spinning machine
JPS5849472B2 (ja) シジヨウキユウインホウホウ
EP0853149A2 (en) Piecing method and apparatus for a spinning machine
KR850001111B1 (ko) 공기분사식직기에 있어서 위입방법 및 그 장치
US3750922A (en) Aspirator
CN111893608A (zh) 用于纺织机的接头单元的纱线抽吸装置
JPH04108154A (ja) 不織布製造用エアガン
JPH02269863A (ja) 染浴加速装置
JPS59130323A (ja) 空気渦中で短繊維から糸を紡績する方法と装置
JPH0124055Y2 (ja)
JP2809071B2 (ja) 糸端の解撚ノズル及び糸端の解撚方法
JPS62191550A (ja) 無杼織機の不完全緯入れ糸除去装置
JPH11323681A (ja) 交絡糸条の製造方法および装置
JPH05506276A (ja) 紡糸通しシステムのための方法および装置
JPS63247273A (ja) 糸端口出し装置
ITMI941588A1 (it) Punto di svolgimento di un incannatoio automatico
JPH0223466B2 (ja)
JP2005299038A (ja) スラブヤーン製造方法及びその装置
JP3572770B2 (ja) 空気式糸継装置
JPS6156335B2 (ja)
JPH0832976B2 (ja) 結束紡績機の糸形成装置
JPS594349B2 (ja) コウセイノウサクシヨンガン