JPS5849386A - セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬 - Google Patents

セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬

Info

Publication number
JPS5849386A
JPS5849386A JP56147578A JP14757881A JPS5849386A JP S5849386 A JPS5849386 A JP S5849386A JP 56147578 A JP56147578 A JP 56147578A JP 14757881 A JP14757881 A JP 14757881A JP S5849386 A JPS5849386 A JP S5849386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
cephalosporin
substance
compound
derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56147578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS611076B2 (ja
Inventor
Shigeaki Muto
武藤 成明
Koichi Niimura
浩一 新村
Takao Ando
安藤 隆雄
Masahiko Fujii
藤井 雅彦
Takao Furusho
古荘 孝雄
Chikao Yoshikumi
吉汲 親雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP56147578A priority Critical patent/JPS5849386A/ja
Priority to EP19820304896 priority patent/EP0075452B1/en
Priority to AU88468/82A priority patent/AU546117B2/en
Priority to ZA826823A priority patent/ZA826823B/xx
Priority to DE8282304896T priority patent/DE3271892D1/de
Priority to US06/419,076 priority patent/US4446137A/en
Publication of JPS5849386A publication Critical patent/JPS5849386A/ja
Publication of JPS611076B2 publication Critical patent/JPS611076B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D501/14Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7
    • C07D501/16Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
    • C07D501/207-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids
    • C07D501/247-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids with hydrocarbon radicals, substituted by hetero atoms or hetero rings, attached in position 3
    • C07D501/26Methylene radicals, substituted by oxygen atoms; Lactones thereof with the 2-carboxyl group
    • C07D501/34Methylene radicals, substituted by oxygen atoms; Lactones thereof with the 2-carboxyl group with the 7-amino radical acylated by carboxylic acids containing hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願はセファロスポリン系抗生物質とその薬剤に関する
。詳しく杜セファpスポリン系抗生物質社化学修飾をは
どζすことにより抗菌活性は失表うが生体内に吸収され
ると再度抗菌活性を回復することを特徴とする抗生物質
とセファロスポリン様活性を有する薬剤に関する。
セファロスポリン系抗生物質は、現在広く用いられ、そ
の細菌に対する選択毒性のためKすぐれた薬剤であるの しかしながら生体内に常在する有用菌叢に対しても勢し
く抗菌作用を有するために1生体内、41に腸内の菌叢
を乱すという重大な欠点がEbこの欠点は抗生物質を経
口摂取した場合著しい。
その結果、璽交代症勢の病を引きおこし、場合によって
は大腸炎、下痢等にもなる。
本発明者らは、この欠点のないセファレスポリン様活性
を有すゐ抗生物質を鋭意検討し九結果、一般式(I)で
示されるセファロスポリン系誘導体≠!有効であること
管見い出し、本発明に至り九、したがって本発明の目的
はセファロスポリン系抗菌剤の有効成分として有用であ
るセフアルスポリン誘導体tII供することにある。
以下本発WRt詳しく説明する。
〔式中、Rh −(CHt ) nH(式中、H閣Q、
l。
2又は3)又は−〇HCOOR,(式中、凰、はR9烏 CHm・R8 C5乃至C4のアル中ル基又は塩を表わし% Rfは(
式中、R8は前記と同義である)t−表わす4)である
〕 で示されるセファロスポリン誘導体にある。
壕九本発明の特徴は上記一般式(I)で示されるセファ
ロスポリン誘導体を有効成分とする抗菌剤にある・ 本発1j!に係る上記一般式(I)で示されるセファロ
スポリン誘導体の例として下記第1表の化合物を例示し
得る。
第   1  表 上記一般式(I)で示される化合物〔以下本物質と称す
〕は−に77四スポリン系抗生物質に化学修飾管はどζ
すことによって得たものであるが、薬剤投与時に生体内
常在菌叢に影響を与えずKgL収され、血中に入って始
めて抗菌活性を有するようKなるまつ丸く新しいタイプ
の抗生物質であり、又その急性毒性も低い極めて安全な
物質である。
本物質は以下の方法によって得られる。
一般式ω): で示される7−(チオ7エンー2−アセトアンド)セフ
ァロスボラン酸又はその塩若しくは塩化物を有機溶媒、
例えば、DMF、・アセトン、ベンゼン、塩化メチレン
、ピリジン、TIIF、ジオキサンに@解する。
この場合、活性化剤としてカルボンジイミド クロル炭
酸エチルオキザリルクロッイドを加えると好ましい。
この系に一般式(■): NH* −(CH* ) nH(III )(賦中、H
=gQ、 l 、 2又は3)又は一般式(■): NH,−CH−COOR1 墨 CH!−R,(IV) 〔式中、R1は、H9C1乃至C1のアルキル基又は塩
、−CTlm C0ORs (式中、馬は前記と同義)
である〕で示される化合物を加え一30℃乃至50℃で
0.5乃至48時間反応させる0反応後、諌反応系より
目的物を溶媒洗浄、溶媒抽出、再結晶化等の手段により
採取する。
本物質の薬層学的効果は次のようにして調べえ。
(&)急性毒性 ICR−JCL系マウスを用いて腹腔内及び強制経口投
与による急性毒性を調べた。本物質は腹腔内及び経口投
与とも生理食塩水に分散し、これを注射筒または胃ゾン
デを用いて・所定の量に調整して与えた。
投与後中毒症状の観察を続け、7日目までの経時的死亡
率からLD■ 値を求めた。生存例、死亡例とも解剖し
て所見を得た。L Dao  値はリッチフィールド・
ウイルコクソン(Litchfleld−Wilcox
on )図計算法により求めた。結果はいずれも腹腔内
、経口を問わずLD、、  値は10!IA9以上であ
った。
又比較例のセファロチンナトリウムのLDI・・511
/kg以上であることより本物質が安全であることが理
解される。
(b)  腸内菌に対する影響 本物質をマウスに500iy/に@  2日間経口投与
して投与前と投与後1日目にマウス糞便を採取した。こ
の一部を各種培地で25C又は37C′にて1乃至5日
間培養して大腸菌、緑膿菌、連鎖球菌、乳酸菌について
調べた。
本物質の投与前と投与後において上記各菌数はほとんど
変らなかった。腸内菌叢に影響しないことがわかった。
(e)  抗菌活性 日本化学療法学会標準法に準拠して調べた。
供試菌として Eah@rich1a Co1t  IFO12734
ta  loeoceum aureus+ I AM
  1011を用い最小発育阻止濃度(MIC)を求め
た。
本物質はEsh@r1chia Co11に対してはM
ICは100〉であり、Sta  1ococaus 
aur@us  K対してはMICti12.5)であ
った。
(両 体内に吸収された時に活性に変化することを鉦明
するために代置活性化酵素〔ラット肝ホモシネ−) (
S −9mixと称す)〕を用いて次の実験を行なった
5taphylococcus aureus I A
M  l 011の前培養液10”コ/ mlを調整し
、50倍量のMueller−Hlnton  寒天培
地に加え平板とした。
平板トに径8+wのペニシリンカップを置き、その中に
本物質又は本物質と3−9 mixの培養物の0,1r
!Llを加え、37C18時間培養し増殖阻止円の径を
測定した。
比較としてのセファロチンナトリウムの増殖阻止円の径
floOとした場合、本物質のみの系のそれはO乃至3
3であった。一方案物質+8−9m1xの系のそれは0
乃至100  であった。
即ち本物質はそのままでは抗菌性は低いが体内に入って
酵素により活性化されることを示している。
(・)感染症九対する効果 生体内で活性化されることを確かめるために本物質を用
いて感染症に対する治療実験を行なつ九。
各群20匹のマウス腹腔内にE吐・rlahla Co
1tIFOを接種して感染させた後、各々の本物質を感
染直後及び4時間後に500.ダ/kl経ロ投与し、7
日目の感染死の有無で判定した。無処理群は2日目に金
側死亡したのに対し、いずれの本物質で435饅以上の
生存率を示して、経口抗感染症剤として効果のあること
が示された。
以上述べたように本物質は安全にして腸内画筆に対して
も影響がなく生体内に入って活性型になる新しいセファ
ロスポリン系抗生物質であるといえる。
生体内でセファロスポリン系抗生物質に変換されるので
用途としてはセファロスポリン系抗生物質とまつ九〈同
じ分野の抗菌剤に用いることが出来る。
本物質は一般式(I)で示されるセファロスポリン誘導
体の少なくとも1種(塩の形態にある本物質の場合は医
薬上許容され得る塩とする)と医薬として許容されうる
担体、希釈剤又は助剤を含有する医薬組成物として更に
単位投与形態として用い得る。これらは経口、注射また
は直腸投与による方法で投与出来る。
経口投与は錠剤、カプセル、粉末、顆粒、散剤、丸剤、
アンプル剤等の形態であることが出来る。
これらは充填剤、伸展剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、溶
解遅効剤、再吸収促進剤、吸着担体、潤滑剤尋を包含す
る。具体的には殿粉、マンニトール、ケイ酸、セルロー
ス誘導体、ゼラチン、アルギン酸塩、グリセリン、寒天
、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム、パラフィン、第
四アンモニウム化合物、グリセリンモノステアレート、
カオリン、ベントナイトメルク、ステアリン酸カリウム
、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール
などがあげられる。
又医薬として許容されるエマルジョン、溶液、懸濁液等
であってもよい。
生薬はポリエチレングリコール及び脂肪酸又はそのエス
テルを含み得る。
シラツブ、エリキシールは、水またはパラフィンのよう
な不活性希釈剤を含有し、経口投与に適当な液体組成物
として使用し得る。これらは湿潤剤、甘味剤、風味剤の
ような助剤を含有してもよい。
注射投与に用いる組成物は無菌で、水性または非水性の
溶液、懸濁液またはエマルジョンであってもよく、例え
ばプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、オ
リーブ油等を含むことが出来る。
本物質は組成物として用いる場合活性成分として0.0
1乃至99.5− 通常0.1乃至eos含有し得る。
本物質はセファロスポリン系抗生物質と同様の用途に用
いられ細菌由来の感染の治療に有用である。
薬剤は感染の度合、患者の状態によってその投与量は異
なるが一般的に成人患者1人に1日0.1〜10Iを数
回に分けて投与する。
以下実施例によって説明する。
実施例1 CONll−C1i−COOCH。
cii、coocH。
7−(チオ7エンー2−アセトアミド)セファa スホ
9ン酸2.oit、’)メチルL−7スパルテー)0.
8NおよびN、N’−ジシクロへキシルカルボ、ジイミ
ド1.011をテトラヒドロフラン100117に溶か
し、その溶液を室温で24時間攪拌し友。生成したN、
N’−ジシクロへキシルウレアを除去し食後、口液の溶
媒を留去し、残留物をクロロホルム100′ILtK溶
かした。そのクロロホルム溶液を5−塩酸水溶液および
水で洗った後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
留去後、残留物を酢酸エチル及びn−へキサンの混合溶
媒で再結晶してo、4xj(収率15チ)の結晶を得た
。融点は16−0〜xasc(分解)であつ友。
赤外吸収スペクトル■蓬@ 、 Cm  (iG3r)
1.782  、 1,730  、 1,672紫外
吸収スペクトルλmax 、  nm (cH,Cm)
235  、 265 元素分析値、C□[110@Nlh  として計算値(
−C,48,98;fL 4.64  :N、 7.7
9実測値(*)  C,49,0;H,4j−:N、 
LL実施例2 N−(1−カルボメトキシ−3−チオメチルプルピル)
−7−(チオフェン−2−アセトアミド)セファロスポ
ラΔ蒙アミドC0NH−CIl−COOCR。
culcn、scn。
7−(チオ7エンー2−7セトアミド)セファロスポラ
ン酸2.0.9.L−メチオニンのメチルエステルQ、
82.9およヒN、N′−ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド1.0!SNをテトラヒドロフラン100xIlに
溶かし、その溶液を室温で24時間攪拌した。
生成シたN、N’−ジシクロへキシルウレアを除去した
後、口液の溶媒を留去し、残留物をクロロホルム100
−に溶かした。そのクロロホルム溶液を5g6塩酸水溶
液および水で洗った後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去後、残留物を酢酸エチルおよびn−ヘキ
サンの混合溶媒で再結晶して0.84#(収率31チ)
の結晶を得た。融点は177〜178Cであった。
赤外吸収スヘクトA/ yrnmx 、 am−’ (
KBy)3.270. 1,785. 1,738. 
1,672゜1;533. 1,225 紫外吸収スペクトルλmix 、 nm (CH3CN
)235、  265 元素分析値v C1gMm?’%NjSa  とし【計
算値(%)C,4B、80  ;H,4,1;N、7.
76実測値(S) C・(ワー ;)I・距 ;N・上
を得た。
実施例3 7−(チオ7エンー2−アセトアミド)辷ファロスホラ
ン酸2.ON、チロシンのエチルエステル1.0fSj
1およびN、 N’−ジシクロへキシルカルボジイミド
1゜05jlをテトラヒドロフラン1oadに溶かし、
その溶液を室温で24時間攪拌した。
生成したN、N’−ジシクロへキシルウレアを除去した
後、口液の溶媒を留去し、残留物をクロロボルム100
R1に溶かした。そのクロロホルム溶液を5−塩酸水溶
液および水で洗った後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を留去後、残留物を酢酸エチルおよびn−ヘキ
サンの混合溶媒で再結nして0.86jl(収率29−
)の結晶を得た。融点は202〜203 C(分解)で
あった。
赤外吸収スペクトル&Imax 、 cm−’ (KB
r)3.300. 1,798. 1,738. 1,
671゜1.540. 1,524. 1,229紫外
吸収スペクトルλmax 、 ntn (CH,CN)
287、 274 元素分析値、C□I(*sovNms*  として計算
値(1G)C,凹 ;ル史;にμj実測値(弼C2Σリ
エ ;aリー:N、1を得た。
実施例4 CONH−CIICOOCR。
(cHt)* C00CH。
7−(チオ7エンー2−アセトアミド)セファロスポラ
ン酸ナトリウム塩 837Wvを10mのアセトンにけ
んだくさせた。ピリジン3滴を入れた後、217sip
のクロル炭酸エチルを入れてocにて30分攪拌した。
そこに1,5−ジメチルグルタメート272■を加えて
室温で1晩攪拌した。反応終了後実施例1と同様の操作
を行ない、粗結晶を得た。酢酸エチル−n−ヘキサンよ
り゛再結晶して535■の結晶を得た。収率は20−で
あった。
融点は124〜125cであった。
元素分析値は、 計算値(*lC:51.57.H;5.08.Nニア、
84実測値(*)C;51.3  、  H:4.8 
 、  Nニア、5であった。
(以下余白) 実施例5 7−(チオ7エンー2−アセトアミド)セファロスポラ
ン酸1255岬をアセトン10−にけんだくさせた。
ピリジンを3滴入れた後325岬のクロル炭酸エチルを
入れて0℃にて30分攪拌した。続いて177岬のn−
プロピルアミンを加えて室温で1晩攪拌した。反応終了
後エバボレートして溶媒を留出する。
そこに1%のNaHCOm溶液30117と酢酸エチル
30μを加えてよく抽出した(30mjXB回)。
抽出液を0.0INのHCj水溶液(aod)で洗った
後さらに水(30iLt)で洗った。得られた酢酸エチ
ル層をl’Jal 804にて乾燥後ろ紙でフィルター
して減圧乾固して粗製品を得た。
6[1エチル−n−ヘキサンよシ再結晶して579岬の
結晶を得た。収率は66チであった。融点は222〜2
23℃でおった。
元素分析値は、 計算値(*)  C;52.05 、H;5.52 、
N;9.58寅測値(@  C;52.2 、  H:
5.2 、  N;9.6であった。
災施例6 腸内菌叢に対する影響 上記の各薬剤をICR雌マウマウス週令)5匹を1群と
するものに500■/に#連日2日間経口投与した。
投与前ならびに投与後18目に各マウスの糞便を採取し
て、100倍量の嫌気性稀釈液(リン酸緩衝液)で希釈
し磨砕し、その0.111Ltを下記第2衣に示す各被
測定菌の培地に塗布し37℃あるいは25℃で1〜5日
間好気培養ならびに嫌気培養(嫌気性グローブボックス
法)を行なって大腸菌、緑膿菌、レンサ球薗、乳酸菌、
ビフィダス薗およびバクテロイデス菌の各菌数を測定し
た。
第2表 測定筒の使用培地及び培養条件 菌 名    培 地     培養条件大  腸  
菌  DHL   agar    37℃好気 1日
録  膿  菌  NACagar    37℃好気
 1日レンサ球菌 TATACagar   37℃!
1日乳  酸  菌  LBS   agar    
37℃嫌気 5日ビフイダス菌  BS    aga
r   37℃嫌気5日バクテロイデス  NBGT 
 agar    37℃嫌気 5日結果を第3表に示
す。
第3表 この表よシ明らかのようにセファロチン投与群では大腸
菌の増大がみられるが、本物質のそれぞれは投与前とあ
まシ変らない。又セファロチンは乳酸菌が減少するのに
対して本物質のそれぞれは投与前の乳酸菌と変らない。
実施例7 抗菌活性を日本化学療法学会標準法に準拠して寒天平板
希釈法により測定した。
試験方法 供試菌 上記菌株をMualler −1(1nton培地に接
種し37℃で18〜48時間培養した後、10’コ/1
に調整したものを供試菌液とした。
各所定濃度の検体液を薬剤感受性測定用培地としてMu
eller −H1nton培地にそれぞれ!/9量加
え、寒天平板を作製した。
上記供試菌液を各平板に白金耳にて約21画M塗株した
後、37℃、18時間〜24時間培養を行い、完全に菌
の発育が阻止された濃度をもって最小発育阻止濃度とし
た。結果を第4表に示す。
第   4  表 実施例8 体内で活性化されることを証明するモデル実験として次
の方法を採用した。
代謝活性化酵素としてラット肝ホそジネート(S−9。
オリエンタル酵母社製)を以下の組成(以下S−9m1
xと呼ぶ)にて用いた。
〔11中の組成〕 89          0.511g0.2Mリン酸
緩衝液    0.51(pH7,4) 検体液0.1IItlとS −9mix  0.9mj
あるいは対照として0.1 Mリン酸緩衝液0.9 m
とを混和し、37℃にて20分損色り培養し、感受性試
験を行った。
5taph71ococeua aureus IAM
 1011をMueller−H1nton培地に接種
し37℃18時間培養した後、108/wLlに調整し
50倍量Mueller −H1nton寒天培地を混
和し平板とした。その上にペニシリンカップ(径8 n
un)を置き、その中に上記反応液0、1 rLtを加
え4℃ 2時間放置後、37℃18時間培養し、増殖阻
止〆円の径を測定した。結果を第5表に示す。
第5表 −〇− ± 0〜1% +67〜100% 実施例9 マウス実験的感染症に対する効果 ddY系5ppvウス各群20匹にEsh@rlch1
a coliIFO127341,4X10’をそれぞ
れ腹腔内接種して感染させ、感染直後並びに4時藺後の
2回、本物質を500■/Kf経口投与し、7日間感染
死の有無を観察したとζろ、無処置対照群では感染2日
目に全数死亡したが、いずれの本物質投与群では感染7
日目でもなお35−以上の生存がみらハイドロキシプロ
ピルH乙Vロース      3.Oqステアリ糧マグ
ネシウム      1.0岬(200岬/錠) 本物質、乳糖を混合し、ノ・イドロキシプロビルセルロ
ース水溶液を加え練合してから乾燥粉砕する。
この粉砕物にあらかじめでん粉に分散したステアリン駿
マグネシウムを添加混合し、通常の方法で打錠を行い錠
剤とした。
〔2〕 顆粒剤 実施例2で得られた本物質   176q乳     
糖          16■で  ん  粉    
       4■ハイドロキシプロビルセルロース 
      4町本物質、でん粉、乳糖を混合しておき
、/・イドロキシプロビルセルロース水溶液を加え、混
合、乾燥、粉砕する。12乃至48メツシユの範囲で篩
別することにより顆粒剤を得た。
手続補正書 特許庁長官 島 目」 春 樹殿 2、 発明の名称  セファロスポリン誘導体及び該誘
導体を含有する医薬 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  (110)呉羽化学工業株式会社4、 代 
 埋入    東京都新宿区新宿1丁目1番14号 山
田ビル(郵便番号160〉電話(03) 354−86
23番8、補正の内容 (1)本願明細書中、紀10頁第14行乃至給16行目
「本物質・・・・・・12.5)であった。」とあるを
削除する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(■): (I) 〔式中、Rは−(CHm ) nHC式中、Hm Q 
    。 1.2又は3)又は−〇HCOOR1(式中、R1CH
    ,・R8 はn、 C,乃至C4のアルキル基又は塩を表わ−C0
    0島又は−cHICoo馬(式中、R1は前記と同義で
    ある)を表わす、)である〕で示すれるセファロスポリ
    ン誘導体。 2、R3はC8又はC1であることを特徴とする特許請
    求(t)18B第1項に記載のセファロスポリン誘導体
    。 B、  *は3であることt4I黴とする特許請求の範
    囲第1項に記載Oセファロスポリン誘導体。 〔式中、Rは−(CHm ) nH(式中−1;Q、l
    。 2又杜3)又は−CHCOO@Rs 4式中、R1はH
    9暑 CH,・R。 C8乃至C4のアルキル基又はlE薬上許容され得−C
    OORI叉は−CH*C00Rt(式中、R1は前記と
    同義である)1表わすFである〕 で示されるセファロスポリン誘導体を主成分とするセフ
    ァ四スポリン系抗曹剤。 5、R1は0厘又はCaであること10黴とする特許請
    求の範囲第4項に記載のセファロスポリン系抗菌剤。 6、nは3であることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載のセファロスポリン系抗菌剤・
JP56147578A 1981-09-18 1981-09-18 セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬 Granted JPS5849386A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56147578A JPS5849386A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬
EP19820304896 EP0075452B1 (en) 1981-09-18 1982-09-16 Cephalosporin derivatives
AU88468/82A AU546117B2 (en) 1981-09-18 1982-09-16 Cephalosporin derivatives
ZA826823A ZA826823B (en) 1981-09-18 1982-09-16 Cephalosporin derivative and pharmaceutical composition containing the derivative
DE8282304896T DE3271892D1 (en) 1981-09-18 1982-09-16 Cephalosporin derivatives
US06/419,076 US4446137A (en) 1981-09-18 1982-09-16 Cephalosporin derivative and pharmaceutical composition containing the derivative

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56147578A JPS5849386A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5849386A true JPS5849386A (ja) 1983-03-23
JPS611076B2 JPS611076B2 (ja) 1986-01-13

Family

ID=15433520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56147578A Granted JPS5849386A (ja) 1981-09-18 1981-09-18 セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4446137A (ja)
JP (1) JPS5849386A (ja)
ZA (1) ZA826823B (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3635953A (en) * 1968-09-16 1972-01-18 American Home Prod 2-amidopenicillins and methods for their preparation
US3641015A (en) * 1969-01-17 1972-02-08 American Cyanamid Co 7 - (phenylacetylamino)cephalosporin carboxamides and 7 - (thiophene - 2-acetylamino) cephalosporin carboxamides

Also Published As

Publication number Publication date
ZA826823B (en) 1983-07-27
US4446137A (en) 1984-05-01
JPS611076B2 (ja) 1986-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4599326A (en) Acetyl erythromycin stearate, and compositions containing it
JP2755550B2 (ja) ヘリコバクター・ピロリに起因する胃性消化不良を治療するためのリファキシミンを含有する医薬製剤
FI100168B (fi) Menetelmä suun kautta annettavan farmaseuttisen valmisteen valmistamis eksi
JP2961182B2 (ja) クロストリジウム・ディフィシル下痢症および偽膜性大腸炎の予防ならびに治療用医薬組成物
CN101541752B (zh) 抗菌的喹啉衍生物
JPH0232092A (ja) 抗生物質bu―3608dおよびbu―3608e
JPS5849386A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬
CN101434611B (zh) 一种含氮杂环取代的抗生素及其制备方法与用途
CN110981888B (zh) N-芳基二硫吡咯酮脲类和氨基酯类衍生物及其制备和应用
US8168622B2 (en) β-lactamase-resistant cephalosporin ester compounds and salts of thereof
JPS61293988A (ja) 抗菌作用を有する化合物、その製法およびそれを含有する医薬
JPS6234038B2 (ja)
JPS59128392A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する薬剤
JPS5852292A (ja) 抗生物質と医薬剤
JPS5852221A (ja) 抗菌剤
JPS59128388A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する薬剤
JPS59161386A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬
US3476856A (en) Process for producing the sodium salt of nystatin and levorin
EP0075452B1 (en) Cephalosporin derivatives
JPS59122495A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する薬剤
CN115487202A (zh) 非达霉素在制备抗诺卡菌感染的药物中的应用
CN101153045B (zh) 新型头孢菌素化合物
JPH0160034B2 (ja)
JPS60178891A (ja) セファロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する医薬
JPS5849385A (ja) セフアロスポリン誘導体及び該誘導体を含有する薬剤