JPS5849360A - 無水の4−クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法 - Google Patents
無水の4−クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法Info
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- JPS5849360A JPS5849360A JP14552081A JP14552081A JPS5849360A JP S5849360 A JPS5849360 A JP S5849360A JP 14552081 A JP14552081 A JP 14552081A JP 14552081 A JP14552081 A JP 14552081A JP S5849360 A JPS5849360 A JP S5849360A
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無水のq−クロロベンゼンスルホニルクロリ
ドの製造方法に関する。
ドの製造方法に関する。
t−クロロベンゼンスルホニルクロリドは、耐熱性の優
れたポリスルホン系樹脂の単量体である% 4’−ジク
ロロジフェニルスルホンの重要な原料である。jq′−
ジクロロジフェニルスルホン&1グークロロベンゼンヌ
ルホニルクロリドとクロロベンゼンとを無水塩化第二鉄
を触媒としたFr1edel−crafts反応により
製造されることは特に有名である(例えば、米国特許第
3.33’l、/ll乙(/V乙7)など)。しかしな
がら、この方法を実施するために重要なことはq−クロ
ロベンゼンスルホニルクロリドを無水の状態で使用し、
なければならないことである。
れたポリスルホン系樹脂の単量体である% 4’−ジク
ロロジフェニルスルホンの重要な原料である。jq′−
ジクロロジフェニルスルホン&1グークロロベンゼンヌ
ルホニルクロリドとクロロベンゼンとを無水塩化第二鉄
を触媒としたFr1edel−crafts反応により
製造されることは特に有名である(例えば、米国特許第
3.33’l、/ll乙(/V乙7)など)。しかしな
がら、この方法を実施するために重要なことはq−クロ
ロベンゼンスルホニルクロリドを無水の状態で使用し、
なければならないことである。
従来、クロロベンゼンに理論量より過剰のクロルスルホ
ン酸を作用させた後、氷水に排出してq7クロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造することは公知である(例
えば、F 、Ullmannら、Ber。
ン酸を作用させた後、氷水に排出してq7クロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造することは公知である(例
えば、F 、Ullmannら、Ber。
llO,b’12c/907)、 J、M、Dumon
tら、Bull、Soc、 Chim。
tら、Bull、Soc、 Chim。
France、 /qb2* /2/3 など)。この
方法は、また副生物として4 lI’−ジク・ロロジフ
ェニルスルホンを生成するため、反応混合物を氷水に排
出した後、ダークロロベンゼンスルホニルクロリドトz
<z’−ジクロロジフェニルスルホンとの混合物を90
℃に加熱することによりグークロロベンゼンスルホニル
クロリドをq−クロロベンゼンスルホン酸に加水分解さ
せることにより<4 <z’−ジクロロジフェニルスル
ホンを製造する方法にもなりうる〔米国このようにグー
クロロベンゼンスルホニルクロリドは加水分解してグー
クロロベンゼンスルホン酸に変化し易いため、反応終了
後、反応混合物を゛氷水に排出し、r過した後、減圧下
で乾燥する工程を経て無水の状態としてはじめて、クロ
ロベンゼンとのFr1edel−Crafts反応に供
給される。これら公知技術から考えて、クロロベンゼン
とクロルスルホン酸との反応によってグークロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造するに際して、反応後氷水
に排出し、r過して取り出した後乾燥して無水の状態と
する方法は製造工程上および経済性の点で工業的に満足
すべき方法とは云い得ない。
方法は、また副生物として4 lI’−ジク・ロロジフ
ェニルスルホンを生成するため、反応混合物を氷水に排
出した後、ダークロロベンゼンスルホニルクロリドトz
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℃に加熱することによりグークロロベンゼンスルホニル
クロリドをq−クロロベンゼンスルホン酸に加水分解さ
せることにより<4 <z’−ジクロロジフェニルスル
ホンを製造する方法にもなりうる〔米国このようにグー
クロロベンゼンスルホニルクロリドは加水分解してグー
クロロベンゼンスルホン酸に変化し易いため、反応終了
後、反応混合物を゛氷水に排出し、r過した後、減圧下
で乾燥する工程を経て無水の状態としてはじめて、クロ
ロベンゼンとのFr1edel−Crafts反応に供
給される。これら公知技術から考えて、クロロベンゼン
とクロルスルホン酸との反応によってグークロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造するに際して、反応後氷水
に排出し、r過して取り出した後乾燥して無水の状態と
する方法は製造工程上および経済性の点で工業的に満足
すべき方法とは云い得ない。
tた。、ll−10ロベンゼンスルホニルクロリトは、
クロロベンゼンを化学量論量より過剰のクロルスルホン
酸と反応させることによって製”造しうろことについて
は先に述べた。従来の製造方法は例えば、クロロベンゼ
ン1モルに対して3モルのクロルスルホン酸を反応させ
て72〜73チの収率で、また、′gモルのクロルスル
ホン酸を使用してgOチの収率でグークロロベンゼンス
ルホニルZtlur、Pr1k1.ad、Khim、
2g AI乙〜2/ (/ q!;!; ) : Ch
em。
クロロベンゼンを化学量論量より過剰のクロルスルホン
酸と反応させることによって製”造しうろことについて
は先に述べた。従来の製造方法は例えば、クロロベンゼ
ン1モルに対して3モルのクロルスルホン酸を反応させ
て72〜73チの収率で、また、′gモルのクロルスル
ホン酸を使用してgOチの収率でグークロロベンゼンス
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Abstr、 、!;03279C/9!;乙)〕。さ
らに、クロロベンゼン1モルに対してクロルスルホン酸
9モルを60℃の温度で作用させて7θチの収率で目的
物を製造している[ JoM、DumOnt ら、n
ull、 Soc。
らに、クロロベンゼン1モルに対してクロルスルホン酸
9モルを60℃の温度で作用させて7θチの収率で目的
物を製造している[ JoM、DumOnt ら、n
ull、 Soc。
Chim、 France、 / 9 A 2、/、2
./3−/g〕。
./3−/g〕。
こ′のヨウニ、クロロベンゼンとクロルスルホン酸と、
の反応によって、gθ%以上の収率でグークロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造するためには大過剰のクロ
ルスルホン酸を必要とするため、この方法を工業的に実
施するには経済的にも、また特に環境保護の見地から大
きな欠点となる。
の反応によって、gθ%以上の収率でグークロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造するためには大過剰のクロ
ルスルホン酸を必要とするため、この方法を工業的に実
施するには経済的にも、また特に環境保護の見地から大
きな欠点となる。
芳香族化合物とクロルスルホン酸との反応においては、
目的とする芳香族スルホニルクロリドのほかに、芳香族
スルホン酸およびジアリールスルホンが副生ずる。例え
ば、クロロベンゼンに対して3モル比のクロルスルホン
酸を作用させると、グークロロベンゼンスルホニルクロ
リド(収率6/チ)のほかに、/2チの収率でタグ′−
ジクロロジフェニルスルホン・が副生じ(p、ullm
annら、Ber、 110.Alll(/907))
、先に記述したA、M、Gr−igorovskiv
らの文献においても、3モル比のクロルスルホン酸を
使用した場合、グークロロベンゼンスルホン酸(20%
収率)とりψ−ジクロレジフェニルスルホン(g多収率
)が副生じている。
目的とする芳香族スルホニルクロリドのほかに、芳香族
スルホン酸およびジアリールスルホンが副生ずる。例え
ば、クロロベンゼンに対して3モル比のクロルスルホン
酸を作用させると、グークロロベンゼンスルホニルクロ
リド(収率6/チ)のほかに、/2チの収率でタグ′−
ジクロロジフェニルスルホン・が副生じ(p、ullm
annら、Ber、 110.Alll(/907))
、先に記述したA、M、Gr−igorovskiv
らの文献においても、3モル比のクロルスルホン酸を
使用した場合、グークロロベンゼンスルホン酸(20%
収率)とりψ−ジクロレジフェニルスルホン(g多収率
)が副生じている。
一般には、芳香族化合物とクロルスルホン酸との反応に
おいて、副反応を抑制するためにクロロホルム、四塩元
炭素を用いるとよいとされている〔新実験化学−座、第
14’巻「有機化合物の合成と反応■」第17“g7〜
/7gg頁、丸善Cl97g年)〕このような溶媒中で
の反応では、例えは、クロロベンゼンに対して3モル比
のクロルスルホン酸をクロロホルム中で反応させて、副
生物の記載はないものの、q−クロロベンゼンスルホニ
ルクロリドの°収率は7q乙チにすぎない(特公昭’1
2−79グ57号)。
おいて、副反応を抑制するためにクロロホルム、四塩元
炭素を用いるとよいとされている〔新実験化学−座、第
14’巻「有機化合物の合成と反応■」第17“g7〜
/7gg頁、丸善Cl97g年)〕このような溶媒中で
の反応では、例えは、クロロベンゼンに対して3モル比
のクロルスルホン酸をクロロホルム中で反応させて、副
生物の記載はないものの、q−クロロベンゼンスルホニ
ルクロリドの°収率は7q乙チにすぎない(特公昭’1
2−79グ57号)。
4−クロロベンゼンスルホニルクロIJI’ノ収率を向
上させる製造方法としては、q−クロロベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムにクロルスルホン酸を作用させる方法が
知られている。前述のA、M、Grig6rOVski
yらの文献では、この方法によってg。
上させる製造方法としては、q−クロロベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムにクロルスルホン酸を作用させる方法が
知られている。前述のA、M、Grig6rOVski
yらの文献では、この方法によってg。
俤の収率でム的物が製造されている。また、この方法を
有機溶剤中で行うことも公知である。すなわち、乾°燥
したグークロロベンゼンスルホン酸ナトリウムをクロロ
ホルムに懸濁させて、どれにクロルスルホン酸(2モル
比)を反応させて、g9チの高収率でq−クロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造する方法が提案されている
( M、Kulka。
有機溶剤中で行うことも公知である。すなわち、乾°燥
したグークロロベンゼンスルホン酸ナトリウムをクロロ
ホルムに懸濁させて、どれにクロルスルホン酸(2モル
比)を反応させて、g9チの高収率でq−クロロベンゼ
ンスルホニルクロリドを製造する方法が提案されている
( M、Kulka。
J、Am、Chem、Soc、 72 、 / 2/、
!; (/ 9!;0 ) )。
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しかしながら、この方法上クロルスルホン酸の使用量は
少く、かつ収率は高いものの原料となるグ〜り「10ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムを単離して、しかも無水の
状態で使用しなくてはならないので経済的でなく、工業
的には有利な方法とは言い難い。
少く、かつ収率は高いものの原料となるグ〜り「10ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムを単離して、しかも無水の
状態で使用しなくてはならないので経済的でなく、工業
的には有利な方法とは言い難い。
これら技術水準からみて、クロロベンゼンとクロルスル
ホン酸との反応において、クロルスルホン酸の使用量を
低減させて、副生物を抑制し、高収率でしかも無水のグ
ークロロベンゼンスルホニルクロリドを製造することは
さらに工業的に要望されている課題である。
ホン酸との反応において、クロルスルホン酸の使用量を
低減させて、副生物を抑制し、高収率でしかも無水のグ
ークロロベンゼンスルホニルクロリドを製造することは
さらに工業的に要望されている課題である。
本発明者らは無水のダークロロベンゼンスルホニルク■
コリドを工業的に有利に製造することを目的として鋭意
検討した結果本発明を完成した。
コリドを工業的に有利に製造することを目的として鋭意
検討した結果本発明を完成した。
すなわち、第1の発明はクロロベンゼンとクロルスルボ
ン酸とを反応させ、得られた反応混合物を脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素溶剤の存在下に水で洗滌し、ついで分離し
た有機溶剤層から水を前記溶剤とともに留去することを
特徴とする無水のグークロロベンゼンスルホニルクロリ
ドの製造方法である。
ン酸とを反応させ、得られた反応混合物を脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素溶剤の存在下に水で洗滌し、ついで分離し
た有機溶剤層から水を前記溶剤とともに留去することを
特徴とする無水のグークロロベンゼンスルホニルクロリ
ドの製造方法である。
また、第コの発明はクロロベンゼンとクロルスルホン酸
とを脂肪族ハロゲン化炭化水素溶剤中で鉱酸のアルカリ
金属塩および/またはアンモニウム塩の存在下に反応さ
せ、得られた反応混合物を水で洗滌し、ついで分離した
有機溶剤層から水を前記溶剤とともに留去することを特
徴とするり一クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造
方法である。
とを脂肪族ハロゲン化炭化水素溶剤中で鉱酸のアルカリ
金属塩および/またはアンモニウム塩の存在下に反応さ
せ、得られた反応混合物を水で洗滌し、ついで分離した
有機溶剤層から水を前記溶剤とともに留去することを特
徴とするり一クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造
方法である。
本発明の方法によれば、q−クロロベンゼンスルホニル
クロリドは、水と、ともに加熱すると容易にグークロロ
ベンゼンスルホン酸に加水分解する性質を有しているの
にもかかわらず、クロロベンゼンにクロルスルホン酸を
作用させた反応混合物に脂肪族ハロゲン化炭化水素を加
え(場合によってはあらかじめ反応溶媒として使用して
も何ら差支えない)、副生ずる硫酸や未反応のクロルス
ルホン酸を水洗して除去し、分離した有機溶剤層に含ま
れる水分を上記溶剤とともに共沸蒸留により留去スルト
グークロロベンゼンスルホニルクロリドはグークロロベ
ンゼンスルホン酸に全く加水分解されることなく、また
容易に無水の状態で製造できろ。このことは従来の公知
技術やグークロロベンゼンスルホニルクロリドの水に対
する不安定な性質から考えて全く予想することができな
い驚くべき事実である。
クロリドは、水と、ともに加熱すると容易にグークロロ
ベンゼンスルホン酸に加水分解する性質を有しているの
にもかかわらず、クロロベンゼンにクロルスルホン酸を
作用させた反応混合物に脂肪族ハロゲン化炭化水素を加
え(場合によってはあらかじめ反応溶媒として使用して
も何ら差支えない)、副生ずる硫酸や未反応のクロルス
ルホン酸を水洗して除去し、分離した有機溶剤層に含ま
れる水分を上記溶剤とともに共沸蒸留により留去スルト
グークロロベンゼンスルホニルクロリドはグークロロベ
ンゼンスルホン酸に全く加水分解されることなく、また
容易に無水の状態で製造できろ。このことは従来の公知
技術やグークロロベンゼンスルホニルクロリドの水に対
する不安定な性質から考えて全く予想することができな
い驚くべき事実である。
また、第コの発明の脂肪族ハロゲン化炭化水素を溶媒と
して、かつ鉱酸のアルカリ金属塩および/またはアンモ
ニウム塩の存在下に反、応させてq−クロロベンゼンス
ルホニルクロリトトスル方法において、溶媒および鉱酸
塩の効果はつぎの通りである。例えば、クロロベンゼン
に対して3モル比のクロルスルホン酸を55〜乙θ℃で
反応させた場合、”−クロロベンゼンスルホニルクロリ
ドは、70チの収率で得られ、りψ−ジクロロジフェニ
ルスルホンが9%の収率で生成する。さらにシ上記の反
応を12−ジクロロエタン溶媒中で行うと目的物の収率
は乙9チで、対応するスルホンが/θチの収率で生成す
る。この結果は目的物の収率および副生物の生成につい
ての溶媒の効果はな(・ことを示している。次に、クロ
ロベンゼンに対して3モル比のクロルスルホン酸な使用
し、03モル比の塩化ナトリウムを添加して、上記温度
で反応させると、目的物の収率は75%で得られるもの
の、副生ずるスルホンが減少している。この塩化す)
IJウムを添加する効果は、目的物の収率は若干向上さ
せるにすぎないが、副生物のスルホンの生成を減少させ
ることは大きな事実である。
して、かつ鉱酸のアルカリ金属塩および/またはアンモ
ニウム塩の存在下に反、応させてq−クロロベンゼンス
ルホニルクロリトトスル方法において、溶媒および鉱酸
塩の効果はつぎの通りである。例えば、クロロベンゼン
に対して3モル比のクロルスルホン酸を55〜乙θ℃で
反応させた場合、”−クロロベンゼンスルホニルクロリ
ドは、70チの収率で得られ、りψ−ジクロロジフェニ
ルスルホンが9%の収率で生成する。さらにシ上記の反
応を12−ジクロロエタン溶媒中で行うと目的物の収率
は乙9チで、対応するスルホンが/θチの収率で生成す
る。この結果は目的物の収率および副生物の生成につい
ての溶媒の効果はな(・ことを示している。次に、クロ
ロベンゼンに対して3モル比のクロルスルホン酸な使用
し、03モル比の塩化ナトリウムを添加して、上記温度
で反応させると、目的物の収率は75%で得られるもの
の、副生ずるスルホンが減少している。この塩化す)
IJウムを添加する効果は、目的物の収率は若干向上さ
せるにすぎないが、副生物のスルホンの生成を減少させ
ることは大きな事実である。
一方本発明の方法の場合、すなわち、クロロベンゼンに
対して3モル比のクロルスルホン酸を使用して、lλ−
ジクロロエタン中、03モル比の塩化ナトリウムを添加
して、35〜乙θ℃で反応させると目的物の収率は90
%と著しく向上し、副生物の収率は25%となる。この
場合、塩化ナトリウムのほかに、鉱酸、例えば塩酸、臭
化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、亜硫酸、硝酸、リン酸
等のリチウム、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属塩
および/またはアンモニウム塩が有効で同様の効果を示
す。
対して3モル比のクロルスルホン酸を使用して、lλ−
ジクロロエタン中、03モル比の塩化ナトリウムを添加
して、35〜乙θ℃で反応させると目的物の収率は90
%と著しく向上し、副生物の収率は25%となる。この
場合、塩化ナトリウムのほかに、鉱酸、例えば塩酸、臭
化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、亜硫酸、硝酸、リン酸
等のリチウム、ナトリウム、カリウムのアルカリ金属塩
および/またはアンモニウム塩が有効で同様の効果を示
す。
第7の発明では、クロロベンゼンとクロルスルホン酸と
の反応は無溶媒または脂肪族ハロゲン化炭化水素溶剤の
存在下で行なわれる。1(!(溶媒で反応を実施した場
合は、反応混合物に脂肪族〕10ゲン化炭化水素が添加
されてから水洗工程に付される。反応を前記溶剤を用い
て行なう場合は、反応混合物は、そのま−または追加の
前記溶剤とともに水洗工程に付される。
の反応は無溶媒または脂肪族ハロゲン化炭化水素溶剤の
存在下で行なわれる。1(!(溶媒で反応を実施した場
合は、反応混合物に脂肪族〕10ゲン化炭化水素が添加
されてから水洗工程に付される。反応を前記溶剤を用い
て行なう場合は、反応混合物は、そのま−または追加の
前記溶剤とともに水洗工程に付される。
第ユの発明では、反応混合物はそのま\または追加の脂
肪族ノ10ゲン化炭化水素溶剤とともに水洗工程に付さ
れる。
肪族ノ10ゲン化炭化水素溶剤とともに水洗工程に付さ
れる。
第1の発明および第Ωの発明において、用いられるクロ
ロベンゼンとクロルスルホン酸のモル比は、前者の1モ
ルに対して後者の、265〜qOモルが好ましく、特に
30〜35モルが好ましい。
ロベンゼンとクロルスルホン酸のモル比は、前者の1モ
ルに対して後者の、265〜qOモルが好ましく、特に
30〜35モルが好ましい。
両発明の方法で使用される脂肪族710ゲン化炭化水素
は好ましくは炭素数/またはコの低級脂肪族ハロゲン化
炭化水素であり、水素の一部または全部がハロゲンで置
換されたものである。このような脂肪族ハロゲン化炭化
水素の例はジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
、l/−ジクロロエタン、72−ジクロロエタン、7/
/ −トIJ クロロエタン、1Z2−トリクロロエタ
ン、1l12−テトラクロロエタン、l 12.、l−
テトラクロロエタン、72−ジクロロエチレン、トリク
ロロエチレン、テトラクロロエチレン、ペンタクロロエ
タン゛〜キサ7.賃に、97および。れ、。塩素。一部
11,4、は全部が他のハロゲンで置換されたものであ
る。
は好ましくは炭素数/またはコの低級脂肪族ハロゲン化
炭化水素であり、水素の一部または全部がハロゲンで置
換されたものである。このような脂肪族ハロゲン化炭化
水素の例はジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
、l/−ジクロロエタン、72−ジクロロエタン、7/
/ −トIJ クロロエタン、1Z2−トリクロロエタ
ン、1l12−テトラクロロエタン、l 12.、l−
テトラクロロエタン、72−ジクロロエチレン、トリク
ロロエチレン、テトラクロロエチレン、ペンタクロロエ
タン゛〜キサ7.賃に、97および。れ、。塩素。一部
11,4、は全部が他のハロゲンで置換されたものであ
る。
溶剤の使用6量は特に制限はないが、通常クロロベンゼ
ンに対して0.5−50重量倍量で使用される。
ンに対して0.5−50重量倍量で使用される。
第コの発明の方法で使用される溶剤としては第/の発明
と同様の脂肪族ノ・ロゲン化炭化水素が挙げられる。
と同様の脂肪族ノ・ロゲン化炭化水素が挙げられる。
溶剤の使用量は特に制限はないが、通常クロロベンゼン
に対して0.5−5. Oiltl倍量で使用される。
に対して0.5−5. Oiltl倍量で使用される。
好ましくは10〜30重量倍量である。
また、鉱酸のアルカリ金属塩としては、リチウム、ナト
リウムまたはカリウムのノ10ゲン化物、硫酸塩、−亜
硫酸塩、硝酸塩またはリン酸塩が使用される。鉱酸のア
ンモニウム塩としては、塩化アンモニウム、臭化アンモ
ニウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸アンモニウム、亜硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウムおよびリン酸アンモ
ニウムが挙げられる。これらの鉱酸のアルカリ金用塩ま
たはアンモニウム塩は必要に応じΩ種以上を混合しても
よ℃・。鉱酸のアルカリ金属塩やアンモニウム塩の使用
聞け、クロロベンゼンに対して007〜5モル比、好ま
しくは0.05−2モル比である。Sモル比以上使用し
てもとくに差し支えな(・が、Sモル比以下で十分な効
果が得られる。
リウムまたはカリウムのノ10ゲン化物、硫酸塩、−亜
硫酸塩、硝酸塩またはリン酸塩が使用される。鉱酸のア
ンモニウム塩としては、塩化アンモニウム、臭化アンモ
ニウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸アンモニウム、亜硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウムおよびリン酸アンモ
ニウムが挙げられる。これらの鉱酸のアルカリ金用塩ま
たはアンモニウム塩は必要に応じΩ種以上を混合しても
よ℃・。鉱酸のアルカリ金属塩やアンモニウム塩の使用
聞け、クロロベンゼンに対して007〜5モル比、好ま
しくは0.05−2モル比である。Sモル比以上使用し
てもとくに差し支えな(・が、Sモル比以下で十分な効
果が得られる。
両発明の方法において反応温度は一般に、0〜700℃
の範囲であり、好ましくは10−90℃の範囲である。
の範囲であり、好ましくは10−90℃の範囲である。
本発明の方法の実施に際しては、第1の発明では、クロ
ロベンゼンとクロルスルホン酸とが混合反応可能であれ
ばよく、第コの発明では、とくに限定はないが一般にク
ロルスルホン酸とアルカリ金属塩および/またはアンモ
ニウム塩と有機溶剤との混合物にクロロベンゼンを滴下
する。場合によっては、クロロベンゼンとアルカリ金属
塩および/またはアンモニウム塩と有機溶剤との混合物
にクロルスルホン酸を滴下してもよい。滴下終了後所定
の温度および反応時間がきまぜて目的のグークロロベン
ゼンスルホニルクロリドを含む反応混合物を得る。
ロベンゼンとクロルスルホン酸とが混合反応可能であれ
ばよく、第コの発明では、とくに限定はないが一般にク
ロルスルホン酸とアルカリ金属塩および/またはアンモ
ニウム塩と有機溶剤との混合物にクロロベンゼンを滴下
する。場合によっては、クロロベンゼンとアルカリ金属
塩および/またはアンモニウム塩と有機溶剤との混合物
にクロルスルホン酸を滴下してもよい。滴下終了後所定
の温度および反応時間がきまぜて目的のグークロロベン
ゼンスルホニルクロリドを含む反応混合物を得る。
この反応混合物を、通常、室温まで冷却した後脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素を添加し、ある℃・はあらかじめ上記
溶剤を溶媒として使用したときは、新たな溶剤を追加す
ることなくまたは追加の溶剤を添加し、反応混合物に含
まれる副生じた硫酸や未反応のクロルスルホン酸を除去
するに十分な水洗、特に限定されないが通常、使用した
クロルスルホン酸に対し、S−乙重量倍の水による攪拌
下の水洗を行なった後、有機溶剤層を分離する。この分
離した溶液に含まれて℃・ろ水分を、常圧下で加熱しな
がら溶剤とともに留去することにより無水のグークロロ
ベンゼンスルホニルクロリドが得られる。
ロゲン化炭化水素を添加し、ある℃・はあらかじめ上記
溶剤を溶媒として使用したときは、新たな溶剤を追加す
ることなくまたは追加の溶剤を添加し、反応混合物に含
まれる副生じた硫酸や未反応のクロルスルホン酸を除去
するに十分な水洗、特に限定されないが通常、使用した
クロルスルホン酸に対し、S−乙重量倍の水による攪拌
下の水洗を行なった後、有機溶剤層を分離する。この分
離した溶液に含まれて℃・ろ水分を、常圧下で加熱しな
がら溶剤とともに留去することにより無水のグークロロ
ベンゼンスルホニルクロリドが得られる。
以下に本発明の実施例を示してさらに本発明の詳細な説
明する。
明する。
実施例/
クロロベンゼン//2.!;9 (10モル)ヲクロル
スルホン酸3Ilqg<3.0モル)中に55〜乙θ℃
の温度に保ちながら3時間で滴下した。さらに同温度で
S時間かきまぜた後室温まで冷却する。
スルホン酸3Ilqg<3.0モル)中に55〜乙θ℃
の温度に保ちながら3時間で滴下した。さらに同温度で
S時間かきまぜた後室温まで冷却する。
これに1.2−ジクロロエタン2!;09を加えた復水
/lを使用して水洗し、有機層を分離する。さらに/l
の水を使用して同様の操作を行なった後分離した溶液の
溶剤を加熱留去してグークロロベンゼンスルホニルクロ
リドの結晶を得た。結果は表−/に示した。
/lを使用して水洗し、有機層を分離する。さらに/l
の水を使用して同様の操作を行なった後分離した溶液の
溶剤を加熱留去してグークロロベンゼンスルホニルクロ
リドの結晶を得た。結果は表−/に示した。
実施例コ
℃の温度に保ちながらクロロベンゼン//2.!;9(
l0モル)を3時間で滴下した。さらにS時間1.−p
・きまぜた後室温まで冷却し、水/lを加えて水洗した
後有機層を分離する。さらに/lの水を使用して同様の
操作を行なった後分離した溶液の落剤を加熱留去してq
−クロロベンゼンスルホニルクロリドの結晶を得た。
l0モル)を3時間で滴下した。さらにS時間1.−p
・きまぜた後室温まで冷却し、水/lを加えて水洗した
後有機層を分離する。さらに/lの水を使用して同様の
操作を行なった後分離した溶液の落剤を加熱留去してq
−クロロベンゼンスルホニルクロリドの結晶を得た。
結果は表−/に示した。
実施例3
クロルスルホン酸3119jJ(3,0モル)と塩化ナ
トリウム/7!;EICo、3モル)をZ2−ジクロロ
エタン230gに懸濁させて、55−60一つ温度に保
ちながらクロロベンゼン//味酌(70モル)を3時間
で滴下した。さらに同温度でS時間かきまぜた後室温ま
で冷却し、水/lを加えて水洗した後有機層を分離する
。さらに/lの水を使用して同様の操作を行なった後分
離した溶g。
トリウム/7!;EICo、3モル)をZ2−ジクロロ
エタン230gに懸濁させて、55−60一つ温度に保
ちながらクロロベンゼン//味酌(70モル)を3時間
で滴下した。さらに同温度でS時間かきまぜた後室温ま
で冷却し、水/lを加えて水洗した後有機層を分離する
。さらに/lの水を使用して同様の操作を行なった後分
離した溶g。
溶剤を加熱留去してダークロロベンゼンスルホニルクロ
リドメ違晶を得た。結果は表−/に示しし実施例q〜/
S クロルスルホン酸の使用量、アルカリ金属塩またはアン
モニウム塩の種類と使用量、溶剤の種類と使用量、およ
び反応温度を表−/のように変えたほかは、実施例3と
同様に反応を行ない目的物を得た。結果は表−/に示し
た。
リドメ違晶を得た。結果は表−/に示しし実施例q〜/
S クロルスルホン酸の使用量、アルカリ金属塩またはアン
モニウム塩の種類と使用量、溶剤の種類と使用量、およ
び反応温度を表−/のように変えたほかは、実施例3と
同様に反応を行ない目的物を得た。結果は表−/に示し
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 / クロロベンゼンとクロルスルホン酸トヲ反応させ、
得られた反応混合物を脂肪族ハロゲン化炭化水素溶剤の
存在下に水で洗滌し、ついで分離した有機溶剤−から水
を前記溶剤とともに留去することを特徴とする無水のダ
ークロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法。 コ、 クロロベンゼンとクロルスルホン酸とを脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素溶剤中で鉱酸のアルカリ金属塩および
/またはアンモニウム塩の存在下に反応させ、得られた
反応混合物を水で洗滌し、ついで分離した有機溶剤−か
ら水を前記溶剤とともに留去することを特徴とするq−
クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14552081A JPS6027665B2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 無水の4−クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14552081A JPS6027665B2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 無水の4−クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849360A true JPS5849360A (ja) | 1983-03-23 |
JPS6027665B2 JPS6027665B2 (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=15387121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14552081A Expired JPS6027665B2 (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 無水の4−クロロベンゼンスルホニルクロリドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027665B2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP14552081A patent/JPS6027665B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027665B2 (ja) | 1985-06-29 |
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