JPS5849243Y2 - 杭打機の前ジヤツキ装置 - Google Patents
杭打機の前ジヤツキ装置Info
- Publication number
- JPS5849243Y2 JPS5849243Y2 JP9565779U JP9565779U JPS5849243Y2 JP S5849243 Y2 JPS5849243 Y2 JP S5849243Y2 JP 9565779 U JP9565779 U JP 9565779U JP 9565779 U JP9565779 U JP 9565779U JP S5849243 Y2 JPS5849243 Y2 JP S5849243Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- jack
- jacking device
- attached
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は杭打機の前ジヤツキ装置に係り、特に杭打機を
トレーラに積載して輸送する際に好適な前ジヤツキ装置
に関する。
トレーラに積載して輸送する際に好適な前ジヤツキ装置
に関する。
第1図は従来から知られている杭打機の前部を示す斜視
図で、杭打機本体1は上部旋回体IA及びクローラ装置
1Bから戊り、その上゛部旋回体1Aの前部にはリーダ
支持用フロントブラケット(以下単にフロントブラケッ
トと云う)2が取付けられている。
図で、杭打機本体1は上部旋回体IA及びクローラ装置
1Bから戊り、その上゛部旋回体1Aの前部にはリーダ
支持用フロントブラケット(以下単にフロントブラケッ
トと云う)2が取付けられている。
フロントブラケット2にはリーダ3が起伏自在に装着さ
れ、そのリーダ3はバックステー4により支持されてい
る。
れ、そのリーダ3はバックステー4により支持されてい
る。
またフロントブラケット2の両側には前ジヤツキ装置F
Gが装着されている。
Gが装着されている。
この前ジヤツキ装置FGは、杭打作業が行なわれるとき
、その前ジヤツキGを伸長してフロートを接地させ、杭
打機本体1の安定性を増加させると共に、リーダ3の振
れを防止する。
、その前ジヤツキGを伸長してフロートを接地させ、杭
打機本体1の安定性を増加させると共に、リーダ3の振
れを防止する。
また前ジヤツキ装置FGは、杭打機の分解時においてサ
イドフレームのジヤツキアップのために使用されたり、
あるいはリーダ3を水平位置まで俯動させた時のスタン
ドの役目等にも使用される。
イドフレームのジヤツキアップのために使用されたり、
あるいはリーダ3を水平位置まで俯動させた時のスタン
ドの役目等にも使用される。
第2図は従来の前ジヤツキ装置を示す平面図で、この前
ジヤツキ装置は、全体としてフロントブラケット2の両
側に取付けられるジヤツキ取付アーム5と、そのジヤツ
キ取付アーム5の張り出し部側端に装着される前ジヤツ
キ6とから構成されている。
ジヤツキ装置は、全体としてフロントブラケット2の両
側に取付けられるジヤツキ取付アーム5と、そのジヤツ
キ取付アーム5の張り出し部側端に装着される前ジヤツ
キ6とから構成されている。
ジヤツキ取付アーム5は、第1のアーム5a及び第2の
アーム5bから戒り、その第1アーム5aの基端はピン
7によりフロントブラケット2に連結され、かつ先端は
止めピン8によりフロントブラケット2に固定されてい
る。
アーム5bから戒り、その第1アーム5aの基端はピン
7によりフロントブラケット2に連結され、かつ先端は
止めピン8によりフロントブラケット2に固定されてい
る。
また第2アーム5bは第1アーム5aの側面に多数(数
10本)のボルト9により締結され、前記の前ジヤツキ
6はその第2アーム5bの側端にボルト、ナツト10を
介して装着されている。
10本)のボルト9により締結され、前記の前ジヤツキ
6はその第2アーム5bの側端にボルト、ナツト10を
介して装着されている。
そして、前記の前ジヤツキ装置は、杭打機本体1を次の
杭打場所へ移動させる場合及び杭打機をトレーラに積載
して輸送する場合において、止めピン8を取外した後、
第3図に示す如く第1アーム5aを、ピン7を支点とし
て回動させることができるようになっている。
杭打場所へ移動させる場合及び杭打機をトレーラに積載
して輸送する場合において、止めピン8を取外した後、
第3図に示す如く第1アーム5aを、ピン7を支点とし
て回動させることができるようになっている。
しかして、前記の前ジヤツキ装置を備えた杭打機を輸送
するに当り、第4図に示す如く杭打機本体(予しめクロ
ーラ、リーダ、バックステー等が取外されている)1を
トレーラTに積載して、前ジヤツキ装置を第3図の如く
回動させた際、前シャツキロ間の寸法Aが大きくなって
車幅制限寸法内に納まらなくなってしまう。
するに当り、第4図に示す如く杭打機本体(予しめクロ
ーラ、リーダ、バックステー等が取外されている)1を
トレーラTに積載して、前ジヤツキ装置を第3図の如く
回動させた際、前シャツキロ間の寸法Aが大きくなって
車幅制限寸法内に納まらなくなってしまう。
また前ジヤツキ装置を第2図に示す状態、即ち杭打作業
時と同じ状態のままにすると、前ジヤツキ6がトレーラ
Tの鞍部に干渉してしまう。
時と同じ状態のままにすると、前ジヤツキ6がトレーラ
Tの鞍部に干渉してしまう。
従って、従来の前ジヤツキ装置においては、ピン7を抜
きとってジヤツキ装置全体をフロントブラケット2から
取外すか、または数10本のボルト9を外して第2アー
ム5b及び前ジヤツキ6を第1アーム5aから取外すか
しなければならず、その着脱作業に多大の労力と時間を
費いやしていた。
きとってジヤツキ装置全体をフロントブラケット2から
取外すか、または数10本のボルト9を外して第2アー
ム5b及び前ジヤツキ6を第1アーム5aから取外すか
しなければならず、その着脱作業に多大の労力と時間を
費いやしていた。
本考案の目的は、杭打機をトレーラに積載して輸送する
に当り、分解することなく車幅制限寸法内に納めること
ができると共に、トレーラの鞍部に干渉することのない
杭打機の前シャツき装置を提供するにある。
に当り、分解することなく車幅制限寸法内に納めること
ができると共に、トレーラの鞍部に干渉することのない
杭打機の前シャツき装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本考案の前ジヤツキ装置は、
杭打機本体の前部に取付けられたリーダ支持用フロント
ブラケットと、そのフロントブラケットの両側に夫々配
設されてフロントブラケットの側方へ張り出すジヤツキ
取付アームと、その両ジヤツキ取付アームの側端に夫々
装着された前ジヤツキとを備え、前記ジヤツキ取付アー
ムは、基端がフロントブラケットに枢着されて回動可能
な第1のアームと、その第1アームの側面に少なくとも
2個のピンにて固定され、かつ一方のピンを支点として
第1アーム側へ回動可能な第2のアームとで構成され、
前記の前ジヤツキは第2アームの側端部に取付けられて
いることを特徴とする。
杭打機本体の前部に取付けられたリーダ支持用フロント
ブラケットと、そのフロントブラケットの両側に夫々配
設されてフロントブラケットの側方へ張り出すジヤツキ
取付アームと、その両ジヤツキ取付アームの側端に夫々
装着された前ジヤツキとを備え、前記ジヤツキ取付アー
ムは、基端がフロントブラケットに枢着されて回動可能
な第1のアームと、その第1アームの側面に少なくとも
2個のピンにて固定され、かつ一方のピンを支点として
第1アーム側へ回動可能な第2のアームとで構成され、
前記の前ジヤツキは第2アームの側端部に取付けられて
いることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第5図は本考案による前ジヤツキ装置の平面図を示して
いる。
いる。
この前ジヤツキ装置は、全体としてフロントブラケット
2の両側に取付けられるジヤツキ取付アーム15と、そ
のジヤツキ取付アーム15の張り出し部側端に装着され
る前ジヤツキ16とから構成されている。
2の両側に取付けられるジヤツキ取付アーム15と、そ
のジヤツキ取付アーム15の張り出し部側端に装着され
る前ジヤツキ16とから構成されている。
前記ジヤツキ取付アーム15は、第1のアーム15a及
び第2のアーム15bから戊り、その第1アーム15
aの基端はピン17によりフロントブラケット2に連結
され、かつ先端は止めピン18によりフロントブラケッ
ト2に固定されている。
び第2のアーム15bから戊り、その第1アーム15
aの基端はピン17によりフロントブラケット2に連結
され、かつ先端は止めピン18によりフロントブラケッ
ト2に固定されている。
また第2アーム15bは第1アーム15aの側面に2本
の連結ピン19A及び19Bにより連結され、前記の前
ジヤツキ16はその第2アーム15bの側端にボルト、
ナラと20を介して装着されている。
の連結ピン19A及び19Bにより連結され、前記の前
ジヤツキ16はその第2アーム15bの側端にボルト、
ナラと20を介して装着されている。
第1アーム15 aと第2アーム15bとの連結部を更
に詳しく説明すると、第1アーム15aの側面には■形
のブラケットが、かつ第2アーム15bにはフォーク形
のブラケットが夫々形成され、両ブラケットに前記の連
結ピン19 A、19 Bが挿入されて第1アーム15
aと第2アーム15bとを連結されている。
に詳しく説明すると、第1アーム15aの側面には■形
のブラケットが、かつ第2アーム15bにはフォーク形
のブラケットが夫々形成され、両ブラケットに前記の連
結ピン19 A、19 Bが挿入されて第1アーム15
aと第2アーム15bとを連結されている。
そして、連結ピン19Bを抜き取ることにより、第2ア
ーム15bは連結ピン19Aを支点として第1アーム1
5 a側に回動できるようになされている。
ーム15bは連結ピン19Aを支点として第1アーム1
5 a側に回動できるようになされている。
しかるに、本考案による前ジヤツキ装置において、杭打
機本体を次の杭打場所へ移動させる場合には、止めピン
18を取外し、第1アーム15aをピン17を支点とし
て回動させることにより、杭打機本体及びリーダの移動
を円滑に行なわせることができる。
機本体を次の杭打場所へ移動させる場合には、止めピン
18を取外し、第1アーム15aをピン17を支点とし
て回動させることにより、杭打機本体及びリーダの移動
を円滑に行なわせることができる。
また、杭打機本体をトレーラに積載して輸送する場合に
は、第6図に示す如く第1アーム15aをフロントブラ
ケット2に固定した状態で連結ピン19Bを取外し、第
2アーム15 bを連結ピン19Aを支点として第1ア
ーム15 a側に回動させる。
は、第6図に示す如く第1アーム15aをフロントブラ
ケット2に固定した状態で連結ピン19Bを取外し、第
2アーム15 bを連結ピン19Aを支点として第1ア
ーム15 a側に回動させる。
これによって前ジヤツキ16間の寸法(正確には第2ア
ーム15b外面間の寸法)Bが小さくなり、車幅制限寸
法内に納まる。
ーム15b外面間の寸法)Bが小さくなり、車幅制限寸
法内に納まる。
従って、本考案による前ジヤツキ装置は、従来技術の如
く分解を行なうことなく車幅制限寸法内に納めることが
できる。
く分解を行なうことなく車幅制限寸法内に納めることが
できる。
また、第2アーム15b及び前ジヤツキ16が杭打機本
体側へ折りたたまれた状態にあるので、トレーラの鞍部
と干渉することもない。
体側へ折りたたまれた状態にあるので、トレーラの鞍部
と干渉することもない。
更に、この実施例によれば、前ジヤツキ装置全体の分解
、組立をピン17、止めピン18と2本の連結ピン19
A、19Bの着脱のみで行なうことができる。
、組立をピン17、止めピン18と2本の連結ピン19
A、19Bの着脱のみで行なうことができる。
またジヤツキ取付アーム15における第1アーム15
aと第2アーム15 bとは2本の連結ピン19A、1
9Bのみで結合されているので、従来技術に比べて構造
が簡単で、かつ安価となる。
aと第2アーム15 bとは2本の連結ピン19A、1
9Bのみで結合されているので、従来技術に比べて構造
が簡単で、かつ安価となる。
尚、前述の実施例においては、前ジヤツキ16をボルト
・ナツト20を介して第2アーム15bに装着した例を
示したが、前ジヤツキ16に第2アームに相当する部材
を一体に設けてもよい。
・ナツト20を介して第2アーム15bに装着した例を
示したが、前ジヤツキ16に第2アームに相当する部材
を一体に設けてもよい。
以上説明したように、本考案の前ジヤツキ装置は、杭打
機をトレーラに積載して輸送するに当り、分解すること
なく車幅制限寸法内に納めることができると共に、トレ
ーラの鞍部に干渉することもない。
機をトレーラに積載して輸送するに当り、分解すること
なく車幅制限寸法内に納めることができると共に、トレ
ーラの鞍部に干渉することもない。
第1図は杭打機の斜視図、第2図は従来の前ジヤツキ装
置の平面図、第3図はその輸送姿勢を示す平面図、第4
図は杭打機をトレーラに積載した状態を示す側面図、第
5図は本考案による前ジヤツキ装置の平面図、第6図は
その輸送姿勢を示す平面図である。 1・・・・・・杭打機本体、2・・・・・・リーダ支持
用フロントブラケット、15・・・・・・ジヤツキ取付
アーム、15a・・・・・・第1アーム、15b・・・
・・・第2アーム、16・・・・・・前ジヤツキ、17
・・・・・・ピン、18・・・・・・止めピン、19
A、19B・・・・・・連結ピン。
置の平面図、第3図はその輸送姿勢を示す平面図、第4
図は杭打機をトレーラに積載した状態を示す側面図、第
5図は本考案による前ジヤツキ装置の平面図、第6図は
その輸送姿勢を示す平面図である。 1・・・・・・杭打機本体、2・・・・・・リーダ支持
用フロントブラケット、15・・・・・・ジヤツキ取付
アーム、15a・・・・・・第1アーム、15b・・・
・・・第2アーム、16・・・・・・前ジヤツキ、17
・・・・・・ピン、18・・・・・・止めピン、19
A、19B・・・・・・連結ピン。
Claims (1)
- 杭打機本体の前部に取付けられたリーダ支持用フロント
ブラケットと、そのフロントブラケットの両側に夫々配
設されてフロントブラケットの側方へ張り出すジヤツキ
取付アームと、その両ジヤツキ取付アームの側端に夫々
装着された前ジヤツキとを備え、前記ジヤツキ取付アー
ムは、基端がフロントブラケットに枢着されて回動可能
な第1のアームと、その第1アームの側面に少なくとも
2個のピンにて固定され、かつ一方のピンを支点として
第1アーム側へ回動可能な第2のアームとで構成され、
前記の前ジヤツキは第2アームの側端に取付けられてい
ることを特徴とする□杭打機の前ジヤツキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9565779U JPS5849243Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 杭打機の前ジヤツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9565779U JPS5849243Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 杭打機の前ジヤツキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5616650U JPS5616650U (ja) | 1981-02-13 |
JPS5849243Y2 true JPS5849243Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=29328505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9565779U Expired JPS5849243Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 杭打機の前ジヤツキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5905254B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-04-20 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機 |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP9565779U patent/JPS5849243Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5616650U (ja) | 1981-02-13 |
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