JPH11287079A - ケーシング圧入装置の移動装置 - Google Patents
ケーシング圧入装置の移動装置Info
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- JPH11287079A JPH11287079A JP10418798A JP10418798A JPH11287079A JP H11287079 A JPH11287079 A JP H11287079A JP 10418798 A JP10418798 A JP 10418798A JP 10418798 A JP10418798 A JP 10418798A JP H11287079 A JPH11287079 A JP H11287079A
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- Japan
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- press
- casing
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- casing press
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のトラックへの積みこみ、積みおろし作
業はもとより、クレーンの使用をも省略してケーシング
圧入装置を圧入作業場所に直接移動させることを可能に
する。 【解決手段】 ベースフレーム上にケーシングを垂直に
把持して地中に圧入する手段を装備してなるケーシング
圧入装置を、該ベースフレームにおいて自走台車上に着
脱自在に担持させ、上記ベースフレームに該ベースフレ
ームを支持すべく垂直方向に伸縮自在の複数本のアウト
リガーを備え、上記各アウトリガーを、上記ベースフレ
ームの下に上記自走台車の進退を可能にする高さに伸長
可能にすると共に、上記ベースフレームの走行方向の幅
内にほぼ納まる位置と、上記ベースフレーム下への上記
自走台車の進退を容易にすべく該自走台車の幅外に張り
出す位置とに移動自在に支持した、ケーシング圧入装置
の移動装置。
業はもとより、クレーンの使用をも省略してケーシング
圧入装置を圧入作業場所に直接移動させることを可能に
する。 【解決手段】 ベースフレーム上にケーシングを垂直に
把持して地中に圧入する手段を装備してなるケーシング
圧入装置を、該ベースフレームにおいて自走台車上に着
脱自在に担持させ、上記ベースフレームに該ベースフレ
ームを支持すべく垂直方向に伸縮自在の複数本のアウト
リガーを備え、上記各アウトリガーを、上記ベースフレ
ームの下に上記自走台車の進退を可能にする高さに伸長
可能にすると共に、上記ベースフレームの走行方向の幅
内にほぼ納まる位置と、上記ベースフレーム下への上記
自走台車の進退を容易にすべく該自走台車の幅外に張り
出す位置とに移動自在に支持した、ケーシング圧入装置
の移動装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ケーシングを地
中に圧入する装置を圧入作業場所へ移動させる移動装置
に関する。
中に圧入する装置を圧入作業場所へ移動させる移動装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、高重量物のこの種ケーシング圧入
装置を作業場所へ移動させるには、該ケーシング圧入装
置を大型トラックにのせて現場に搬送し、ついでクレー
ンにより上記圧入装置を吊り上げて所定圧入位置に設置
する手段をとっている。
装置を作業場所へ移動させるには、該ケーシング圧入装
置を大型トラックにのせて現場に搬送し、ついでクレー
ンにより上記圧入装置を吊り上げて所定圧入位置に設置
する手段をとっている。
【０００３】しかし上記の従来手段では、クレーンを用
意しなければならないばかりでなく、トラックへの積み
こみ、積みおろし作業に手間のかかる欠点があった。
意しなければならないばかりでなく、トラックへの積み
こみ、積みおろし作業に手間のかかる欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本願第１発明は、トラ
ックへの積みこみ、積みおろし作業を省略してケーシン
グ圧入装置を直接移送することを課題とする。本願第２
発明は、トラックへの積みこみ、積みおろし作業はもと
より、クレーン等の吊り上げ装置の使用をも省略するこ
とを課題とする。
ックへの積みこみ、積みおろし作業を省略してケーシン
グ圧入装置を直接移送することを課題とする。本願第２
発明は、トラックへの積みこみ、積みおろし作業はもと
より、クレーン等の吊り上げ装置の使用をも省略するこ
とを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本願第１発明は、ベースフレーム上にケーシン
グを垂直に把持して地中に圧入する手段を装備してなる
ケーシング圧入装置を、該ベースフレームにおいて自走
台車上に着脱自在に担持させた、ケーシング圧入装置の
移動装置を提案し、
として、本願第１発明は、ベースフレーム上にケーシン
グを垂直に把持して地中に圧入する手段を装備してなる
ケーシング圧入装置を、該ベースフレームにおいて自走
台車上に着脱自在に担持させた、ケーシング圧入装置の
移動装置を提案し、
【０００６】本願第２発明は、上記第１発明におけるベ
ースフレームに該ベースフレームを支持すべく垂直方向
に伸縮自在の複数本のアウトリガーを備え、上記各アウ
トリガーを、上記ベースフレームの下に上記自走台車の
進退を可能にする高さに伸長可能にすると共に、上記ベ
ースフレームの走行方向の幅内にほぼ納まる位置と、上
記ベースフレーム下への上記自走台車の進退を容易にす
べく該自走台車の幅外に張り出す位置とに移動自在に支
持した、ケーシング圧入装置の移動装置を提案する。
ースフレームに該ベースフレームを支持すべく垂直方向
に伸縮自在の複数本のアウトリガーを備え、上記各アウ
トリガーを、上記ベースフレームの下に上記自走台車の
進退を可能にする高さに伸長可能にすると共に、上記ベ
ースフレームの走行方向の幅内にほぼ納まる位置と、上
記ベースフレーム下への上記自走台車の進退を容易にす
べく該自走台車の幅外に張り出す位置とに移動自在に支
持した、ケーシング圧入装置の移動装置を提案する。
【０００７】本願発明における上記「自走台車」には、
油圧モータ、エンジン等により走行駆動可能のキャタピ
ラつきクローラ、エンジン、電気モータ等により走行駆
動可能のタイヤつき台車等であって、運転席および運転
装置を備えたもの、または車外からの遠隔操作による運
転装置を備えたもの等が選択的に使用される。以下図面
を参照して本願発明の実施例について説明する。
油圧モータ、エンジン等により走行駆動可能のキャタピ
ラつきクローラ、エンジン、電気モータ等により走行駆
動可能のタイヤつき台車等であって、運転席および運転
装置を備えたもの、または車外からの遠隔操作による運
転装置を備えたもの等が選択的に使用される。以下図面
を参照して本願発明の実施例について説明する。
【０００８】
【実施例】図１、２、３において、ほぼ矩形枠形のベー
スフレーム（１）上に４本のケーシング圧入用油圧ジャ
ッキ（２）…を立設し、これらジャッキ（２）…に、昇
降フレーム（３）を該ジャッキの駆動により昇降可能に
支持させ、この昇降フレーム（３）に回転筒（４）を回
転自在に支持させ、該回転筒（４）の上部に、ケーシン
グ（Ｃ）を垂直に把持すべきチャックアーム連鎖型チャ
ック（５）を取りつけると共に、上記昇降フレーム
（３）上に設置されたケーシング回転用油圧モータ
（６）、（６）から上記回転筒（４）に回転を伝達する
ようにしてあり、このようなケーシング回転圧入装置
（Ａ）を、そのベースフレーム（１）において自走台車
（Ｂ）上に着脱自在に担持させ、該自走台車（Ｂ）によ
り図１、２の左右方向を前後走行方向として移動できる
ように支持してある。
スフレーム（１）上に４本のケーシング圧入用油圧ジャ
ッキ（２）…を立設し、これらジャッキ（２）…に、昇
降フレーム（３）を該ジャッキの駆動により昇降可能に
支持させ、この昇降フレーム（３）に回転筒（４）を回
転自在に支持させ、該回転筒（４）の上部に、ケーシン
グ（Ｃ）を垂直に把持すべきチャックアーム連鎖型チャ
ック（５）を取りつけると共に、上記昇降フレーム
（３）上に設置されたケーシング回転用油圧モータ
（６）、（６）から上記回転筒（４）に回転を伝達する
ようにしてあり、このようなケーシング回転圧入装置
（Ａ）を、そのベースフレーム（１）において自走台車
（Ｂ）上に着脱自在に担持させ、該自走台車（Ｂ）によ
り図１、２の左右方向を前後走行方向として移動できる
ように支持してある。
【０００９】上記自走台車（Ｂ）は、フレーム（７）に
前部左右スプロケット（８）、（８）および後部左右ス
プロケット（９）、（９）をそれぞれ軸支し、該左右に
おける前部および後部スプロケット（８）（９）、
（８）（９）にそれぞれ無端キャタピラ（１０）、（１
０）をそれぞれ掛け、また後部スプロケット（９）、
（９）を回転駆動させる油圧モータ（図示略）をフレー
ム（７）に支持させると共に、車外からの遠隔操作によ
る運転装置（図示略）を装備してある。
前部左右スプロケット（８）、（８）および後部左右ス
プロケット（９）、（９）をそれぞれ軸支し、該左右に
おける前部および後部スプロケット（８）（９）、
（８）（９）にそれぞれ無端キャタピラ（１０）、（１
０）をそれぞれ掛け、また後部スプロケット（９）、
（９）を回転駆動させる油圧モータ（図示略）をフレー
ム（７）に支持させると共に、車外からの遠隔操作によ
る運転装置（図示略）を装備してある。
【００１０】上記のような自走台車（Ｂ）のフレーム
（７）の前部左右および後部左右に、先端部にピン係止
孔（１２）を有する板状の支持アーム（１１）…を、そ
の先端部を上記キャタピラ（１０）、（１０）の上面よ
り上方へ突出させた状態で、かつ上記ベースフレーム
（１）の矩形枠内に挿入可能の位置で、それぞれ垂直に
突設してある。
（７）の前部左右および後部左右に、先端部にピン係止
孔（１２）を有する板状の支持アーム（１１）…を、そ
の先端部を上記キャタピラ（１０）、（１０）の上面よ
り上方へ突出させた状態で、かつ上記ベースフレーム
（１）の矩形枠内に挿入可能の位置で、それぞれ垂直に
突設してある。
【００１１】一方、上記ベースフレーム（１）における
上記各支持アーム（１１）…に対応する部位に、図５に
示すように水平方向のピン通し孔（１３）…をそれぞれ
設け、これら通し孔（１３）…に挿入したヘッドつき支
持ピン（１４）…を上記支持アーム（１１）…の係止孔
（１２）…にそれぞれ差しこみ、それによりケーシング
圧入装置（Ａ）を支持アーム（１１）…を介して自走台
車（Ｂ）上に担持させる。
上記各支持アーム（１１）…に対応する部位に、図５に
示すように水平方向のピン通し孔（１３）…をそれぞれ
設け、これら通し孔（１３）…に挿入したヘッドつき支
持ピン（１４）…を上記支持アーム（１１）…の係止孔
（１２）…にそれぞれ差しこみ、それによりケーシング
圧入装置（Ａ）を支持アーム（１１）…を介して自走台
車（Ｂ）上に担持させる。
【００１２】なお、上記ピン（１４）…の差しこみ先端
部には抜け止めピン（Ｐ）を挿脱自在に差しこむとよ
い。
部には抜け止めピン（Ｐ）を挿脱自在に差しこむとよ
い。
【００１３】上記自走台車（Ｂ）を圧入装置（Ａ）のベ
ースフレーム（１）の下に容易に進退させるため、該圧
入装置（Ａ）に改良アウトリガー（１５）…を設けてあ
る。該アウトリガー（１５）…は上記ベースフレーム
（１）の四隅部にそれぞれ設けてあり、その１つについ
てみると、まず直角Ｌ字形板の２枚構成からなるブラケ
ット（１６）を、上記ベースフレーム（１）の隅部に、
図４に示すようにＬ字形の一腕を該ベースフレーム
（１）の走行方向前後辺と平行に、他腕を走行方向左右
側辺と平行にそれぞれ向けた状態で、固定し、該ブラケ
ット（１６）の角部に旋回軸（１７）を支承すると共
に、両腕の先端部にピン係止孔（１８）、（１９）を設
けてある。
ースフレーム（１）の下に容易に進退させるため、該圧
入装置（Ａ）に改良アウトリガー（１５）…を設けてあ
る。該アウトリガー（１５）…は上記ベースフレーム
（１）の四隅部にそれぞれ設けてあり、その１つについ
てみると、まず直角Ｌ字形板の２枚構成からなるブラケ
ット（１６）を、上記ベースフレーム（１）の隅部に、
図４に示すようにＬ字形の一腕を該ベースフレーム
（１）の走行方向前後辺と平行に、他腕を走行方向左右
側辺と平行にそれぞれ向けた状態で、固定し、該ブラケ
ット（１６）の角部に旋回軸（１７）を支承すると共
に、両腕の先端部にピン係止孔（１８）、（１９）を設
けてある。
【００１４】一方、アウトリガー油圧シリンダ（２０）
の下端部には、ほぼ三角板の２枚構成からなるアーム板
（２１）を該シリンダ（２０）の軸心線と垂直に固定
し、該アーム板（２１）の一角部を上記ブラケット（１
６）の旋回軸（１７）に揺動自在に支持させると共に、
図４に示すように上記旋回軸（１７）を頂点とする直角
２辺の線上に、旋回により上記ピン係止孔（１８）、
（１９）と合致する位置にピン係止孔（２２）、（２
３）をそれぞれ設けてある。
の下端部には、ほぼ三角板の２枚構成からなるアーム板
（２１）を該シリンダ（２０）の軸心線と垂直に固定
し、該アーム板（２１）の一角部を上記ブラケット（１
６）の旋回軸（１７）に揺動自在に支持させると共に、
図４に示すように上記旋回軸（１７）を頂点とする直角
２辺の線上に、旋回により上記ピン係止孔（１８）、
（１９）と合致する位置にピン係止孔（２２）、（２
３）をそれぞれ設けてある。
【００１５】そして図４に実線で示すように、アーム板
（２１）の係止孔（２３）とブラケット（１６）の係止
孔（１９）とを合致させ、これにロックピン（２４）を
差しこんだときは、油圧シリンダ（２０）を、ベースフ
レーム（１）の走行方向の幅外の位置、すなわち本例で
は自走台車（Ｂ）のベースフレーム（１）下への進退を
容易にする左右外側方の張り出し位置におき、またピン
（２４）を抜いて油圧シリンダ（２０）を旋回軸（１
７）を中心として図４時計方向へ旋回させアーム板（２
１）の係止孔（２２）をブラケット（１６）の係止孔
（１８）と合致させ、これに上記ロックピン（２４）を
差しかえたときは、同図仮想線で示すように上記油圧シ
リンダ（２０）をベースフレーム（１）の走行方向の幅
内の位置すなわち左右内側の引っこみ位置に後退させ
る。本例では、上記油圧シリンダの引っこんだ位置がア
ウトリガーの接地位置である。（２５）…は、アウトリ
ガーシリンダ（２０）…のラム下端に取りつけられた接
地座板である。
（２１）の係止孔（２３）とブラケット（１６）の係止
孔（１９）とを合致させ、これにロックピン（２４）を
差しこんだときは、油圧シリンダ（２０）を、ベースフ
レーム（１）の走行方向の幅外の位置、すなわち本例で
は自走台車（Ｂ）のベースフレーム（１）下への進退を
容易にする左右外側方の張り出し位置におき、またピン
（２４）を抜いて油圧シリンダ（２０）を旋回軸（１
７）を中心として図４時計方向へ旋回させアーム板（２
１）の係止孔（２２）をブラケット（１６）の係止孔
（１８）と合致させ、これに上記ロックピン（２４）を
差しかえたときは、同図仮想線で示すように上記油圧シ
リンダ（２０）をベースフレーム（１）の走行方向の幅
内の位置すなわち左右内側の引っこみ位置に後退させ
る。本例では、上記油圧シリンダの引っこんだ位置がア
ウトリガーの接地位置である。（２５）…は、アウトリ
ガーシリンダ（２０）…のラム下端に取りつけられた接
地座板である。
【００１６】上記アウトリガーシリンダ（２０）…の最
長伸長時には、上記ベースアーム（１）下面を上記自走
台車（Ｂ）の支持アーム（１１）…上端よりも高く上昇
させ、最短縮小時には、上記接地座板（２５）…を上記
ベースフレーム（１）下面よりも高く上昇させるように
してある。
長伸長時には、上記ベースアーム（１）下面を上記自走
台車（Ｂ）の支持アーム（１１）…上端よりも高く上昇
させ、最短縮小時には、上記接地座板（２５）…を上記
ベースフレーム（１）下面よりも高く上昇させるように
してある。
【００１７】上例の作用を使用例とともに次に説明す
る。図６（イ）のように圧入装置（Ａ）を自走台車
（Ｂ）上に担持させ、アウトリガーシリンダ（２０）…
を左右外側方へ張り出させた状態で、遠隔操作により自
走台車（Ｂ）を運転して圧入装置（Ａ）を圧入場所へ移
動させる。
る。図６（イ）のように圧入装置（Ａ）を自走台車
（Ｂ）上に担持させ、アウトリガーシリンダ（２０）…
を左右外側方へ張り出させた状態で、遠隔操作により自
走台車（Ｂ）を運転して圧入装置（Ａ）を圧入場所へ移
動させる。
【００１８】所定圧入場所に至ったら、まずアウトリガ
ーシリンダ（２０）…を伸長させて接地座板（２５）…
を接地させ、そこで支持ピン（１４）…を引き抜き、つ
いでアウトリガーシリンダ（２０）…を最長に伸長させ
て同図（ロ）のようにベースフレーム（１）を支持アー
ム（１１）…の上端よりも高く上昇させる。その状態で
同図（ハ）のように自走台車（Ｂ）を運転して圧入装置
（Ａ）の下から離脱させる。
ーシリンダ（２０）…を伸長させて接地座板（２５）…
を接地させ、そこで支持ピン（１４）…を引き抜き、つ
いでアウトリガーシリンダ（２０）…を最長に伸長させ
て同図（ロ）のようにベースフレーム（１）を支持アー
ム（１１）…の上端よりも高く上昇させる。その状態で
同図（ハ）のように自走台車（Ｂ）を運転して圧入装置
（Ａ）の下から離脱させる。
【００１９】次に、アウトリガーシリンダ（２０）…を
最短に縮小させて同図（ニ）のようにベースフレーム
（１）所定圧入場所に接地させ、ついでロックピン（２
４）…をそれぞれ引き抜いて各アウトリガーシリンダ
（２０）…を同図（ホ）のように内側の接地位置に旋回
させ、ついで各アウトリガーシリンダ（２０）…を若干
伸長させて同図（ヘ）のように接地座板（２５）…をベ
ースフレーム（１）の接地に代えて接地させ、圧入装置
（Ａ）全体を支持する。この状態で所定のケーシング圧
入を行う。
最短に縮小させて同図（ニ）のようにベースフレーム
（１）所定圧入場所に接地させ、ついでロックピン（２
４）…をそれぞれ引き抜いて各アウトリガーシリンダ
（２０）…を同図（ホ）のように内側の接地位置に旋回
させ、ついで各アウトリガーシリンダ（２０）…を若干
伸長させて同図（ヘ）のように接地座板（２５）…をベ
ースフレーム（１）の接地に代えて接地させ、圧入装置
（Ａ）全体を支持する。この状態で所定のケーシング圧
入を行う。
【００２０】上記図６（イ）の移動時に、各アウトリガ
ーシリンダ（２０）…を左右内側の引っこみ位置に後退
させれば、走行時の幅が縮小し、せまい道での移動が容
易となる。
ーシリンダ（２０）…を左右内側の引っこみ位置に後退
させれば、走行時の幅が縮小し、せまい道での移動が容
易となる。
【００２１】また同図（ホ）、（ヘ）のアウトリガー接
地時には、各アウトリガーシリンダ（２０）…が左右内
側の引っこみ位置にあるので、作業の際のスペースファ
クターが良い。
地時には、各アウトリガーシリンダ（２０）…が左右内
側の引っこみ位置にあるので、作業の際のスペースファ
クターが良い。
【００２２】
【発明の効果】本願第１の発明のケーシング圧入装置の
移動装置によれば、従来のトラックへの積みこみ、積み
おろし作業を省略してケーシング圧入装置を直接移動さ
せることができるのである。本願第２の発明のケーシン
グ圧入装置の移動装置によれば、従来のトラックへの積
みこみ、積みおろし作業はもとより、クレーン等の吊り
上げ装置の使用をも省略してケーシング圧入装置を直接
移動させることができると共に、各アウトリガーを上記
ベースフレームの走行方向の幅内に納まる位置に引っこ
めれば、自走台車による走行時にせまい道でも移動が容
易となり、またケーシング圧入作業時にスペースファク
ターが良好となる利点もえられる。
移動装置によれば、従来のトラックへの積みこみ、積み
おろし作業を省略してケーシング圧入装置を直接移動さ
せることができるのである。本願第２の発明のケーシン
グ圧入装置の移動装置によれば、従来のトラックへの積
みこみ、積みおろし作業はもとより、クレーン等の吊り
上げ装置の使用をも省略してケーシング圧入装置を直接
移動させることができると共に、各アウトリガーを上記
ベースフレームの走行方向の幅内に納まる位置に引っこ
めれば、自走台車による走行時にせまい道でも移動が容
易となり、またケーシング圧入作業時にスペースファク
ターが良好となる利点もえられる。
【図１】自走台車にケーシング圧入装置を担持させた状
態の平面図である。
態の平面図である。
【図２】同上側面図である。
【図３】同上正面図である。
【図４】図１における１組のアウトリガー部分の一部切
欠拡大図である。
欠拡大図である。
【図５】図２のＶ−Ｖ線拡大横断面図である。
【図６】（イ）自走台車に担持させたケーシング圧入装
置の移動時の略線正面図である。 （ロ）作業場所で圧入装置を上昇させた状態の同上図で
ある。 （ハ）自走台車を離脱させた状態の同上図である。 （ニ）ベースフレームを接地させた状態の同上図であ
る。 （ホ）アウトリガーシリンダを左右内側の引っこみ位置
に旋回させた状態の同上図である。 （ヘ）アウトリガー座板を接地させた状態の同上図であ
る。
置の移動時の略線正面図である。 （ロ）作業場所で圧入装置を上昇させた状態の同上図で
ある。 （ハ）自走台車を離脱させた状態の同上図である。 （ニ）ベースフレームを接地させた状態の同上図であ
る。 （ホ）アウトリガーシリンダを左右内側の引っこみ位置
に旋回させた状態の同上図である。 （ヘ）アウトリガー座板を接地させた状態の同上図であ
る。
Ａ ケーシング圧入装置 Ｂ 自走台車 １ ベースフレーム １５ アウトリガー Ｃ ケーシング
Claims (2)
- 【請求項１】 ベースフレーム上にケーシングを垂直に
把持して地中に圧入する手段を装備してなるケーシング
圧入装置を、該ベースフレームにおいて自走台車上に着
脱自在に担持させた、ケーシング圧入装置の移動装置。 - 【請求項２】 上記ベースフレームに該ベースフレーム
を支持すべく垂直方向に伸縮自在の複数本のアウトリガ
ーを備え、 上記各アウトリガーを、 上記ベースフレームの下に上記自走台車の進退を可能に
する高さに伸長可能にすると共に、 上記ベースフレームの走行方向の幅内にほぼ納まる位置
と、上記ベースフレーム下への上記自走台車の進退を容
易にすべく該自走台車の幅外に張り出す位置とに移動自
在に支持した、請求項１に記載のケーシング圧入装置の
移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10418798A JPH11287079A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ケーシング圧入装置の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10418798A JPH11287079A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ケーシング圧入装置の移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287079A true JPH11287079A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14373998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10418798A Pending JPH11287079A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | ケーシング圧入装置の移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287079A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010261298A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-11-18 | Giken Seisakusho Co Ltd | 出来形管理システム及び出来形管理方法 |
| CN103030074A (zh) * | 2011-10-08 | 2013-04-10 | 易肃 | 一种变铰点组合式多功能履带起重机 |
| CN104828750A (zh) * | 2015-02-03 | 2015-08-12 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 全液压冲击取心钻机上下车装置 |
| JP2018096154A (ja) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 日本車輌製造株式会社 | チュービング装置 |
| JP2020147900A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 山本基礎工業株式会社 | 低空頭掘削機及びその組立工法 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10418798A patent/JPH11287079A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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