JP2669980B2 - 乗用型田植機の予備苗収容装置 - Google Patents

乗用型田植機の予備苗収容装置

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JP2669980B2 JP31761091A JP31761091A JP2669980B2 JP 2669980 B2 JP2669980 B2 JP 2669980B2 JP 31761091 A JP31761091 A JP 31761091A JP 31761091 A JP31761091 A JP 31761091A JP 2669980 B2 JP2669980 B2 JP 2669980B2
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政一 田中
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体における運転
座席の前方に位置するエンジンボンネットの横側に予備
苗載置台を支持する一対の支柱を立設してある乗用型田
植機の予備苗収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記乗用型田植機の予備苗収容装置にお
いて、従来では、例えば、実開昭62−70718号公
報に示されるように、機体の側縁に近接した位置におい
て固定立設した前後一対の支柱に複数の予備苗台を片持
ち状態で機体外側方に固定延出させる構造となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、予備苗台上の載置苗を、機体操縦部から
操縦者が苗のせ台に移し替えする補給作業の際に、後側
の支柱が邪魔になり、載置苗の取り出し作業が行い難い
欠点があるとともに、各予備苗台は支柱に対して片持ち
状態で延設する構造であるから、重量の大きなマット苗
を載置支持するために、その支持強度を高くする必要が
あり、肉厚を厚くしたり、強度のある材質を用いる等構
造の複雑化を招く弊害もあった。本発明は上記不具合点
を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した乗用型田植機の予備苗収容装置において、
前記運転座席から遠い機体前方側に位置する前記支柱
を、機体に近接した状態で立設し、運転座席に近い機体
後側に位置する支柱を、機体から横外方に離れた位置で
立設するとともに、前記各支柱により予備苗載置台の対
角位置を支持するよう構成し、前記予備苗載置台の前記
支柱による支持角部付近に苗のずり落ち防止用リブを形
成してある点にある。
【0005】
【作用】予備苗載置台は対角位置において各支柱に支持
される構造であるから、載置苗の重量は各支柱のほぼ中
間位置になるので、載置台自身に片持ち状の荷重が掛か
ることがなく、支柱連結部分を必要以上の強度に設定す
る必要がない。又、各支柱を機体に対して斜め方向の位
置に設けるので、予備苗載置台は機体に対して近接した
状態で平行姿勢に設定でき、機体横幅を大きくすること
なく配備できる。しかも、機体前部側の横外方側及び後
部側の機体内方側には、支柱や苗のずり落ち防止用リブ
が設けられていず、障害物が存在しないので、畦側から
の苗の補給作業と、運転座席側からの苗植付部への苗補
給作業が行い易いものとなる。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的な支持構造を採用するこ
とで、予備苗載置台の支持強度を必要最低限に抑制する
ことができ、構造を簡素化することが可能なものであり
ながら、畦側からの苗の補給作業だけでなく、機体操縦
部からの苗植付部への苗移し替え作業も障害物の無い状
態で円滑に行えるものになった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に示すように、乗用型走行機体の後部にリンク機構1を
介して苗植付装置2を連結するとともに、走行機体の前
部のエンジンボンネット3横側に予備苗収容装置4を備
えて乗用型田植機を構成してある。前記苗植付装置2
は、植付け用マット苗を載置して、フレーム兼用の植付
伝動ケース5に対して一定ピッチで往復横移動する苗の
せ台6、苗のせ台6の下端部から一株づつ苗を取り出し
て圃場に植付ける植付機構7、泥面上を滑走する接地フ
ロート8等を備えて構成してある。
【0008】前記予備苗収容装置4は機体操縦部9の前
方箇所におけるエンジンボンネット3の左右両側に設け
られ、夫々、前後一対の支柱10,11により複数段の
予備苗載置台12を所定の上下間隔をあけて支持して構
成してある。詳述すると、図1、図2に示すように、機
体前部側の運転座席13から離れた位置にある支柱10
を、運転部ステップ14の外端縁に近接する状態で走行
機体から固定立設するとともに、機体後部側で運転座席
13に近い側の支柱は、基端部を走行機体に固定し、運
転部ステップ14の外端縁から横外側方に離れた箇所ま
で延設して上方に立設してある。そして、複数の予備苗
載置台12には対角位置に各支柱10,11が嵌合挿通
する挿通孔15を形成してあり、各予備苗載置台12を
支柱10,11の上部端から差し込み装着するよう構成
してある。又、各支柱10,11の下方側途中部には位
置決めストッパー16を設け、このストッパー16の上
方からスペーサ部材17を外嵌装着させ、予備苗載置台
12とスペーサ部材17とを、順次、差し込み装着し
て、上端の予備苗載置台12の上方から外れ止め用の押
さえ部材18を支柱10,11の上部端に螺合装着して
締め付け固定してある。前記各予備苗載置台12には、
支柱10,11が嵌合する角部の近くに、マット苗を載
置支持する苗掬い板19が載置された状態でずり落ちる
のを阻止するリブ20を形成してある。そして、運転座
席13に近い側の角部及びその対角位置の角部には、前
記リブ20が存在せず、畦側からの新規苗の補給作業並
びに載置支持される予備苗を苗のせ台6上に補給する作
業の際に、苗を載置した苗掬い板19が抜き外し易いよ
う構成してある。
【0009】機体を運搬車両等により移送運搬する際に
は、前記各予備苗載置台12を支柱10,11から取り
外した状態で積載することで、片持ち状態で突出する部
材が無く、外物との接触による破損を防止でき、運搬ス
ペースも少ないものになる。又、組立て作業は、予備苗
載置台12とスペーサ部材17を順次、支柱10,11
に差し込み装着するだけの簡単な作業で対応できる。し
かも、スペーサ部材17の長さを異なるものに交換する
と、装着状態での予備苗載置台12の上下間隔を異なっ
た状態で設定できるものになる。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】予備苗収容装置の平面図
【図2】予備苗収容装置の斜視図
【図3】田植機の全体側面図
【符号の説明】
3 エンジンボンネット 10,11 支柱 12 予備苗載置台 13 運転座席 20 ずり落ち防止用リブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体における運転座席(13)の前
    方に位置するエンジンボンネット(3)の横側に予備苗
    載置台(12)を支持する一対の支柱(10),(1
    1)を立設してある乗用型田植機の予備苗収容装置であ
    って、前記運転座席(13)から遠い機体前方側に位置
    する前記支柱(10)を、機体に近接した状態で立設
    し、運転座席(13)に近い機体後側に位置する支柱
    (11)を、機体から横外方に離れた位置で立設すると
    ともに、前記各支柱(10),(11)により予備苗載
    置台(12)の対角位置を支持するよう構成し、前記予
    備苗載置台(12)の前記支柱(10),(11)によ
    る支持角部付近に苗のずり落ち防止用リブ(20)を形
    成してある乗用型田植機の予備苗収容装置。
JP31761091A 1991-12-02 1991-12-02 乗用型田植機の予備苗収容装置 Expired - Lifetime JP2669980B2 (ja)

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JPH05153821A JPH05153821A (ja) 1993-06-22
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