JPS5848857Y2 - キャビネット装置 - Google Patents

キャビネット装置

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Publication number
JPS5848857Y2
JPS5848857Y2 JP8294079U JP8294079U JPS5848857Y2 JP S5848857 Y2 JPS5848857 Y2 JP S5848857Y2 JP 8294079 U JP8294079 U JP 8294079U JP 8294079 U JP8294079 U JP 8294079U JP S5848857 Y2 JPS5848857 Y2 JP S5848857Y2
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JP
Japan
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speaker
panel
yoke
cabinet
receiving
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JP8294079U
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English (en)
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JPS562685U (ja
Inventor
修 最上
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Publication of JPS562685U publication Critical patent/JPS562685U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスピーカの取り付けが容易に行えるキャビネッ
ト装置に関する。
従来から、部品点数を少くかつ安価にスピーカの取り付
けが行えるキャビネット装置が種々提供されている。
第1図はかかる従来のキャビネット装置を示す要部の断
面図である。
このキャビネット装置は表パネル1と裏パネル2とを組
み合わせたものからなり、通常合成樹脂の成形品にて筐
状に形成される。
表パネル1には多数の放音孔3が穿設され、その放音孔
3周辺には、スピーカ4の開口フレーム5を受ける位置
決め用突起6が一体的に設けられている。
まだ、この表パネル1の側板7の端面には係合溝8が設
けられている。
さらに、この表パネル1の内面にはビスの係合孔9をも
った2本の取付ボス10が一体的に設けられている。
一方、裏パネル2の内面には、上記スピーカ4のヨーク
11の周面を受ける突起12が一体的に突設され、これ
らの突起12間の裏パネル2の一部が弾性的に自由に変
位する弾性突片13となっている。
その弾性突片13の先端は上記スピーカ4のヨーク11
端面を支持する如くなっている。
14は裏パネル2の側板で、その端面には上記保合溝8
に係合する保合突起15が設けられている。
16は上記裏パネル2の内面に突設された2本の取付ボ
スで、上記の取付ボス10に対し位置が対応し、これら
にビスの挿入(L17が設けられている。
18はビスである。かかる構成になるキャビネット装置
においてこれにスピーカ4を固定するには、上記表パネ
ル1の内面の放音孔3の周辺に開口フレーム5を押し当
て、さらにそのヨーク11に突起12を嵌め込むように
、裏パネル2を表パネル1上にかぶせる。
このときヨーク11の端面に上記弾性突片13が接触し
ているが、両パネル1,2の側板端面は離隔している。
ここで裏パネル2を押圧し、係合突起15を係合溝8に
案内し、かかる押圧状態を保持したまま、上記ビス18
を取付ボス16の挿入孔17に挿し込み、続いて取付ボ
ス10の係合孔9にねじ込む。
このねじ込みにより、上記弾性突片13は撓んで、ヨー
ク11の端面を弾性保持し、スピーカ4のキャビネット
に対する取り付けを行う。
ところで、かかる従来のキャビネット構造によれば、表
パネル1に対する裏パネル2の取り付けを、上記弾性突
片13の弾発力に抗して行わなければならないので面倒
であり、このばね作用の負荷を受けて行うキャビネット
の組み付は作業能率が極めて悪いという欠点がある。
また、上記弾性突片13を裏パネル2に対し一体的に設
ける場合には、そのスピーカ4に対する適当な保持力を
得るための、寸法の追い込み作業が面倒となり、金型変
更などによる費用の高騰化が避けられない。
また、弾性突片13の寸法精度は上記保持力を得るため
に高く要求される。
さらに、組み込み方法によって弾性を得る分だけスピー
カ4を裏パネル2の後方へ突設させる必要がある場合も
ある。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みて威したもので
あり、特に、上記のような弾性突片にヨーク端面に対す
る弾持力を調節するビスを取り付けうるようになして、
スピーカの取り付けならびに表裏面パネルの結合を簡単
に行わんどするキャビネット装置を提供するものである
以下に、本考案の実施例を図面について述べる。
第2図は本考案のキャビネット装置を示す要部の平面断
面図である。
なお、第1図と同一の構成部分には同一符号を付しであ
る。
すなわち第1図と異るところは、裏パネル19に筒状の
保持部材20を内側に向って突設し、この保持部材20
の筒孔21を塞ぐように受板22を設けた点である。
この保持部材20は基部から前部に向って円錐状に傾斜
する部分20 aと同径の平行部分20 bとからなる
そしてこの平行部分の内径はスピーカ4のヨーク11周
辺を囲み、表パネル1に裏パネル19を単に結合した場
合にも、上記受板22とヨーク11の端面との間に一定
の間隙aが形成されるようになっている。
さらに、上記受板22の中央部付近には切り込み23が
成形特に設けられて、自由に変位する可動片24が設け
られ、この可動片24に、スピーカ4の中心線に対して
例えば19°程度上記切り込み23側に傾斜するボス部
材25が一体的に突設されている。
このボス部材25にはビスを螺入する挿入孔26が設け
られている。
かかる構成を有するキャビネット装置においては、先ず
、上記表パネル1の放音孔3の周辺にスピーカ4の開口
フレーム5を接触せしめる。
このとき開口フレーム5は上記突縁6内に位置決めされ
る。
続いて、表パネル1に裏パネル19を覆うように、第1
図に示すものと同様の手段にて結合する。
このときは上記ヨーク11の端面と受板22との間には
突隙aがある。
その後上記裏パネル19の裏側から上記挿入孔26内に
ビス27を第3図に示す如くねじ込む。
これによりビス27の先端はヨーク11の端面に突き当
り、さらにビス27のねし込みを続けると今度は可動片
24が次第に後方に移動する。
この移動により、可動片24には反発力が蓄積され、上
記ビス27を介してヨーク11の端面を弾性する。
これにより、上記間隙aによるガタは吸収され、スピー
カ4はキャビネット内に固く保持される。
以上のように、本考案によれば、キャビネットを構成す
る第1のパネルおよび第2のパネルのうち、第1のパネ
ルは放音孔およびスピーカフレームの位置決め突起を有
し、第2のパネルはスピーカヨークの周面を受ける突起
およびスピーカヨークの端面を受ける受片を有し、一端
が自由端となり、かつこの端部にビス挿入孔をもった弾
性部材を上記受片に設けたことにより単にスピーカを表
裏面パネル内に収容するときには、スピーカと両パネル
との間にガタがあるので、両パネルにはこれらの結合を
妨げる力が何ら作用せず、したがって、そのスピーカの
収容作業ならびに上記結合が容易に行われるとともに、
上記両パネルの結合後、ビスのねじ込み操作によって、
上記スピーカを両パネル間に弾持して、その安定保持が
行われる。
また、上記従来の成形量のみの弾性を利用するものでは
、適正な力量を得るのに、弾性の可動片の撓み量を金型
変更しながら徐々に設定しなければならなかったのに対
し、本考案ではビス長を調節するだけで力量が任意に設
定できるので、設計が容易となる等諸々の利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のキャビネット装置の平面断面図、第2図
は本考案にかかるキャビネット装置の要部の平面断面図
、第3図はスピーカ取付時のさらこ要部の平面断面図で
ある。 ・・・・・・第1のパネル、3・・・・・・放音孔、4
・・・・・・スピーカ5・・・・・・スピーカフレーム
、6・・・・・・位置決め突起、11・・・・・・スピ
ーカヨーク、19・・・・・・第2のパネル、20b・
・・・・・ヨーク周面を受ける突起、22・・・・・・
受片、24・・・・・・弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャビネットを構成する第1のパネルおよび第2のパネ
    ルのうち、第1のパネルは放音孔およびスピーカフレー
    ムの位置決め突起を有し、第2のパネルはスピーカヨー
    クの周面を受ける突起およびスピーカヨークの端面を受
    ける受片を有し、一端が自由端となり、かつこの端部に
    ビス挿入孔をもった弾性部材を上記受片に設けたことを
    特徴とするキャビネット装置。
JP8294079U 1979-06-19 1979-06-19 キャビネット装置 Expired JPS5848857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294079U JPS5848857Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 キャビネット装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8294079U JPS5848857Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 キャビネット装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS562685U JPS562685U (ja) 1981-01-10
JPS5848857Y2 true JPS5848857Y2 (ja) 1983-11-08

Family

ID=29316154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8294079U Expired JPS5848857Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 キャビネット装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052788U (ja) * 1983-09-19 1985-04-13 三洋電機株式会社 スピ−カボツクス
JP5560654B2 (ja) * 2009-10-26 2014-07-30 株式会社デンソー 車両用情報提供装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS562685U (ja) 1981-01-10

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