JPS5848650A - 永久磁石合金 - Google Patents
永久磁石合金Info
- Publication number
- JPS5848650A JPS5848650A JP56145977A JP14597781A JPS5848650A JP S5848650 A JPS5848650 A JP S5848650A JP 56145977 A JP56145977 A JP 56145977A JP 14597781 A JP14597781 A JP 14597781A JP S5848650 A JPS5848650 A JP S5848650A
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- Japan
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- permanent magnet
- coercive force
- alloy
- flux density
- magnetic flux
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
とする永久磁石合金に関゛するものである。さらに詳し
くは、R2(、Co,Fe,M)x77系金属化合物(
MけTi,Zr,Hf,Nb,Taの一種または二種以
上の組合せからなる。)を主成分とし、磁気特性(とく
に残留磁束密度, Br )を大巾に改良した永久磁石
合金に関するものである。
くは、R2(、Co,Fe,M)x77系金属化合物(
MけTi,Zr,Hf,Nb,Taの一種または二種以
上の組合せからなる。)を主成分とし、磁気特性(とく
に残留磁束密度, Br )を大巾に改良した永久磁石
合金に関するものである。
従来、Rz(Co,Fe)17系金属間化合物が永久磁
石合金として高い潜在能力を有することは知られている
。近年Sm(Co,Fe,Cu,M)w〜y.v系合金
においてエネルギー積(BH)maxが〜30MGOe
を有する永久磁石が開発され種々の応用分野にて利用さ
れている。しかし上記磁石系では析出硬化により保磁力
を発生させるため、非磁性のCU酸成分必要とするので
Brの低下を生じ、Br − 11.5KG程度が限界
であった。さらに保磁力を得るためにMとしてTi,Z
r,Hf等の2〜4 wt%程度の添加を要し、この結
果Cu成分と同様Brの低下″原因となっていた。
石合金として高い潜在能力を有することは知られている
。近年Sm(Co,Fe,Cu,M)w〜y.v系合金
においてエネルギー積(BH)maxが〜30MGOe
を有する永久磁石が開発され種々の応用分野にて利用さ
れている。しかし上記磁石系では析出硬化により保磁力
を発生させるため、非磁性のCU酸成分必要とするので
Brの低下を生じ、Br − 11.5KG程度が限界
であった。さらに保磁力を得るためにMとしてTi,Z
r,Hf等の2〜4 wt%程度の添加を要し、この結
果Cu成分と同様Brの低下″原因となっていた。
一方、実用面における永久磁石の多くの用途は、磁石単
体で用いられるよりも磁気回路内に組込み、その状態に
おいて永久磁石の発生する磁界を利用する方式が主流で
ある。従ってパーミアンス係数の面からはB/’H =
2〜5の比較的高い側にあり、したがって保磁力1H
cの高い特性よりもBrの高い材料であることが望まれ
ていた。
体で用いられるよりも磁気回路内に組込み、その状態に
おいて永久磁石の発生する磁界を利用する方式が主流で
ある。従ってパーミアンス係数の面からはB/’H =
2〜5の比較的高い側にあり、したがって保磁力1H
cの高い特性よりもBrの高い材料であることが望まれ
ていた。
本発明の目的は前記2−・1フ系磁石の欠点を改良し、
適度な保磁力(Ha’〜3KOe)と共に高い残留磁束
密度(Br−12KG)を兼有した永久磁石材料を提供
することにある。
適度な保磁力(Ha’〜3KOe)と共に高い残留磁束
密度(Br−12KG)を兼有した永久磁石材料を提供
することにある。
発明者らは従来のCu置換型、2−1’i’析出硬析出
硬化用いられたCu高濃度相中に2−17相を分散析出
させる技法とはまったく異なる保磁力発生機構によシ、
保磁性を向上させた2−11系磁石を得た。
硬化用いられたCu高濃度相中に2−17相を分散析出
させる技法とはまったく異なる保磁力発生機構によシ、
保磁性を向上させた2−11系磁石を得た。
すなわち、本発明合金はRg(Co、Fe戸ママ金属間
化合物主成分とする単磁区粒子型永久磁石合金であシ、
原料インゴットを3μm以下まで微粉砕し、磁界中にて
圧縮成形後、1150〜1250℃の温度にて焼結する
ことから得られる。以前よりR2(Co、Fe)lv系
金金属間化合物用いた単磁区粒子型永久磁石への研究が
実施されたが、単磁区粒子径がRCO5系金属間化合物
に比較して小さいため(ReO2〜xoμmに対しテR
g(Co、Fe)lフ〜l/#)粉砕工程において数倍
以上の時間を必要とした。しかし々から、微細化するに
従って粉砕による機械的歪みが蓄積され、2−17型結
晶が破壊されるため磁気特性の飛躍的向上は得られなか
った。
化合物主成分とする単磁区粒子型永久磁石合金であシ、
原料インゴットを3μm以下まで微粉砕し、磁界中にて
圧縮成形後、1150〜1250℃の温度にて焼結する
ことから得られる。以前よりR2(Co、Fe)lv系
金金属間化合物用いた単磁区粒子型永久磁石への研究が
実施されたが、単磁区粒子径がRCO5系金属間化合物
に比較して小さいため(ReO2〜xoμmに対しテR
g(Co、Fe)lフ〜l/#)粉砕工程において数倍
以上の時間を必要とした。しかし々から、微細化するに
従って粉砕による機械的歪みが蓄積され、2−17型結
晶が破壊されるため磁気特性の飛躍的向上は得られなか
った。
本発明は上記粉砕上の難点をTi、Zr、Hf、Nb、
Ta等を微量添加することによって解決した。すなわち
、R2(Co、F113.M戸)系合金をアーク溶解・
高周波溶解等により作成し、水素雰囲気下に封入してお
くと水素脆性を生じゃすいTi、Zr、Hf、Nb。
Ta等を微量添加することによって解決した。すなわち
、R2(Co、F113.M戸)系合金をアーク溶解・
高周波溶解等により作成し、水素雰囲気下に封入してお
くと水素脆性を生じゃすいTi、Zr、Hf、Nb。
Ta等の原子を中心に水素を吸収し自然崩懐する。この
際結晶粒界にて脆性を示し結晶量相互の結合力が弱まり
、以後の微粒粉砕が容易となり、結果として単磁区粒子
化した粉体が初期の結晶状態を保存したまま得ちれる。
際結晶粒界にて脆性を示し結晶量相互の結合力が弱まり
、以後の微粒粉砕が容易となり、結果として単磁区粒子
化した粉体が初期の結晶状態を保存したまま得ちれる。
本発明の要旨を十分に発揮できる構成元素の成分範囲は
、一般式R(C01−α−βFeαMβ)2においてα
、β、2の範囲として表現される。鉄成分はBrの増加
に強い影響を与えるので、可能な限り多量に含有される
ことが要求されるが、RzFe17全Fe化合物は保磁
性に対して悪影響を及ぼすため、α=0.5以上のCO
置換は逆効果となる。また鉄含有効果はα= 0.05
以下では消失するので0.05 <;、αくO65の範
囲となる。βは粉砕効果およびBr0点から考慮される
。少ない場合は水素吸収による粉砕容易性が得られない
し、多い場合はCo 、 Feの発生している磁性を薄
めBrの降下を示すことから、最適範囲は0.01 <
βく0.05にありTi ’、 Zr 、 Hf’ 、
Nb 、 Ta等で同様な効果が得られる。希土類と
遷移金属比2は、2−17系結晶の存在する範囲で規定
され、マ≦zり9において本発明の要旨とする効果があ
る。
、一般式R(C01−α−βFeαMβ)2においてα
、β、2の範囲として表現される。鉄成分はBrの増加
に強い影響を与えるので、可能な限り多量に含有される
ことが要求されるが、RzFe17全Fe化合物は保磁
性に対して悪影響を及ぼすため、α=0.5以上のCO
置換は逆効果となる。また鉄含有効果はα= 0.05
以下では消失するので0.05 <;、αくO65の範
囲となる。βは粉砕効果およびBr0点から考慮される
。少ない場合は水素吸収による粉砕容易性が得られない
し、多い場合はCo 、 Feの発生している磁性を薄
めBrの降下を示すことから、最適範囲は0.01 <
βく0.05にありTi ’、 Zr 、 Hf’ 、
Nb 、 Ta等で同様な効果が得られる。希土類と
遷移金属比2は、2−17系結晶の存在する範囲で規定
され、マ≦zり9において本発明の要旨とする効果があ
る。
以下本発明を実施例に沿って詳述する。
実施例IY:4゜5wt%、 Sm : l’7.8%
、 Co : 52.0%、 Fe : 22゜0%、
Zr : 3゜7%の重量比率にて秤量し高周波炉に
て溶融し、水冷銅鋳型中にてインゴットを作成した。イ
ンゴットハステンレス乳鉢中で粗粉化後、水素を充満さ
せた容器内に10時間保存した。容器から取り出した粗
粉は次に500μmのふるいを通過させた後トルエンを
充填した粉砕用ポットに1002封入し振動ミルを実施
した。40分間の振動粉砕によって1〜3岬の粒子が得
られた。この微粒子を約IQKOeの磁界中で整列させ
ながらx5g径30m長の棒状成形体に圧縮成形した。
、 Co : 52.0%、 Fe : 22゜0%、
Zr : 3゜7%の重量比率にて秤量し高周波炉に
て溶融し、水冷銅鋳型中にてインゴットを作成した。イ
ンゴットハステンレス乳鉢中で粗粉化後、水素を充満さ
せた容器内に10時間保存した。容器から取り出した粗
粉は次に500μmのふるいを通過させた後トルエンを
充填した粉砕用ポットに1002封入し振動ミルを実施
した。40分間の振動粉砕によって1〜3岬の粒子が得
られた。この微粒子を約IQKOeの磁界中で整列させ
ながらx5g径30m長の棒状成形体に圧縮成形した。
成形体は真空中1180℃、4時間焼結処理し室温まで
炉冷した。′次に、1100℃、12時間の加熱処理後
900℃iで徐冷し、900℃から炉外に引き出し急冷
した。以上の処理によって得られた焼結合金の磁気特性
は以下の通シであった。
炉冷した。′次に、1100℃、12時間の加熱処理後
900℃iで徐冷し、900℃から炉外に引き出し急冷
した。以上の処理によって得られた焼結合金の磁気特性
は以下の通シであった。
Br = 12.3KG
iHc = 3.’7KOe
(BH)max == 22.5MGOe実施例2
Y : 2,8wt%、 Sm ! 19,1%、
Co : 52.7%、 Fe : 22,2%、 Z
r : 3.6%の重量比率にて秤量し、実施例1と同
様にしてインゴットを得た。次に実施例1と同様にして
粉砕、成形、焼結。
Y : 2,8wt%、 Sm ! 19,1%、
Co : 52.7%、 Fe : 22,2%、 Z
r : 3.6%の重量比率にて秤量し、実施例1と同
様にしてインゴットを得た。次に実施例1と同様にして
粉砕、成形、焼結。
溶体化処理を実施し磁気特性を測定したところ以下の数
値を得た。
値を得た。
Br = 12.5KG
iHc = 2.8KOe
(BH)max = 20.9MGOe以上の実施例か
ら、本発明による永久磁石合金が保磁性およびエネルギ
ー積としては、他のR+、 Co系永久磁石に比較して
高い数値ではないが、’ 12KG以上の高残留磁束密
度を有する磁石材料となることは明白である。
ら、本発明による永久磁石合金が保磁性およびエネルギ
ー積としては、他のR+、 Co系永久磁石に比較して
高い数値ではないが、’ 12KG以上の高残留磁束密
度を有する磁石材料となることは明白である。
特許出願人 並木精密宝石株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 R(Co1−a−βFeαM1β)2の一般式(ただし
RiY 。 La、Co、am、Nd、Pr、M、M、(ミツシュメ
タル)の一種または二種以上、MはTi、Zr、Hf、
Nb、Taミノ一または二種以上の組合せからなる。)
において、0.05 <α≦0.5 0.01 <β≦0.05 ツくz≦゛9 で規定されることを特徴とする永久磁石合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56145977A JPS5848650A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 永久磁石合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56145977A JPS5848650A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 永久磁石合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5848650A true JPS5848650A (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=15397344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56145977A Pending JPS5848650A (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 永久磁石合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848650A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4612068A (en) * | 1983-03-29 | 1986-09-16 | Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. | Magneto-optical recording medium |
JPS62243731A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-24 | Tohoku Metal Ind Ltd | 永久磁石合金とその製造方法 |
JPS62260034A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-11-12 | Tohoku Metal Ind Ltd | 永久磁石 |
US4971637A (en) * | 1988-05-26 | 1990-11-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Rare earth permanent magnet |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP56145977A patent/JPS5848650A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4612068A (en) * | 1983-03-29 | 1986-09-16 | Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. | Magneto-optical recording medium |
JPS62243731A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-24 | Tohoku Metal Ind Ltd | 永久磁石合金とその製造方法 |
JPS62260034A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-11-12 | Tohoku Metal Ind Ltd | 永久磁石 |
US4971637A (en) * | 1988-05-26 | 1990-11-20 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Rare earth permanent magnet |
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