JPS5847851B2 - チタン層を有する半導体素子の製造方法 - Google Patents

チタン層を有する半導体素子の製造方法

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JPS5847851B2
JPS5847851B2 JP50023752A JP2375275A JPS5847851B2 JP S5847851 B2 JPS5847851 B2 JP S5847851B2 JP 50023752 A JP50023752 A JP 50023752A JP 2375275 A JP2375275 A JP 2375275A JP S5847851 B2 JPS5847851 B2 JP S5847851B2
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titanium layer
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electrode
manufacturing
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JP50023752A
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喜顕 中村
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L2224/05Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of an individual bonding area

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体素子の製造に関し、特に半導体素子電極
の製造方法に係るものである。
従来半導体素子には白金シリサイドーチタン白金一金の
構造を有する所謂ビームリード型の多層金電極が広く採
用されている。
この多層金電極は、まず電極とり出し窓を形或したシリ
コン基板上へ白金を被着させ、この電極とり出し窓部の
みに白金シリサイド層を形成して余分の白金を除去した
後、後工程の準備として基板全面に第1のチタン層を蒸
着法等により被着せしめる工程を挿入しておき、あらた
めてこの上に電極パターン形状通りの第2のチタン層と
白金層とをリフトアウエイ法によりこの順序に形威し、
ついで上述の準備工程で付けた第1チタン層を通電パス
として白金パターン上に電解メッキ法により金メッキ層
を形威した後、この金メッキ層をマスクとして第1のチ
タン層の不要となった部分をエッチング除去する方法で
製造されている。
この製法による金電極構造は、コンタクト窓部かe酸化
膜上に引き出された所謂ボンデイングパッド部がチタン
ー白金一金からなってはいるが、このボンデイングパツ
ド部と酸化膜との密着性は本来準備工程であった筈の第
1のチタン層の被着状態の如何にかかつている。
酸化膜とチタン層との間の被着エネルギーを高める手段
には各種の方法が考えらわているが、被着エネルギーが
高い状態では、チタン層と酸化膜例えばシリコン酸化膜
との境界面でT,+S,02→’r,o2−s,のよう
な酸化還元反応がおこっており、T.02−Siが固溶
体としてTiと8102の境界に介在して両者の密着を
強固にすることが確認されている。
いいかえればこの製造で金電極を形或するには、第1の
チタンと二酸化シリコンとの境界にこの固溶体を充分形
威させてやれば、ボンデイングパツド部とシリコン酸化
膜との密着強度は高められ、信頼性を向上せしめること
ができる。
しかし他面ではこの固溶体は電極パターン部以外のエッ
チング除去すべき酸化膜上にも当然形威されることにも
なり、このエッチング除去工程に困難を与えるようにな
る。
すなわち従来のエッチング液例えば弗化水素酸、硫酸等
ではこの固溶体は完全lこエッチング除去されておらず
、しばしば所要パターン部以外の酸化膜上に残存した固
溶体がデバイスの電気的特性に悪影響をおよぼしている
例えばこの固溶体がエミツターベース電極間(こ残存す
るとエミツターベース間短絡を生じ、又コレクタ領域の
酸化膜上に残存すると、この固溶体のTIO2戒分によ
り酸化膜にマイナス電荷戒分が誘起され、N型コレクタ
表面Gこブラス電荷を誘起して、この表面に所謂チャン
ネル層を形成しペースコレクク間6こおける逆方向のリ
ーク電流を増大せしめる事故をおこす。
このように従来の多層金電極の製造方法(こは二律背反
の2つの工程を含んでおり、現実には相互の妥協から成
り立っているにすぎない。
換言すれば第1のチタン層の形成工程では酸化膜との間
(こ十分な固溶体が形成されないように、例えば被着エ
ネルキーの低いエレクトロンビーム蒸着等による被着方
法を採用しボンデイングパッド部と酸化膜との密着強度
を若干犠性Oこする傾向を持つよう6こなり、デバイス
の信頼性Oこ好ましからざる影響を与え勝ちである。
本発明の目的は従来製造方法における上記2工程の二律
背反問題を解決する半導体素子電極の製造方法を提供す
ることである。
以下図面を用いて詳細(こ説明する。
第1図ないし第5図は本発明をシリコン拡散型トランジ
スタ素子に実施した場合の一工程例図である。
第1図から第4図までは従来公知の工程をそのまま説明
するものでエミツク領域1、ベース領域2、コレクタ領
域3を含むシリコン基板全面に熱成長されたシリコン酸
化膜4にはエミツタ窓およ骨讐びベース窓が開けられ、
公知手段により白金シリザイド層1′および2′が第1
図に示すようにまず形成され、つてで基板全面に第1の
チタン層5が形或されて第2図a4こ示す状態となる。
この第1のチタン層5の形或工程は後6こ行なう電解金
メッキ工程Oこおける導電パスを形成する目的をもつ準
備工程ではあるが、既Iこ説明した如く、同時に電極の
ボンデイングパッドと酸化膜との密着強度を左右するも
ので、きわめて重要な工程である。
本発明6こおける第1のチタン層5の形成工程は密着性
を強固にするためつぎの被着方法で行なわれる。
すなわち3極スパツク装置内(図示せず)に第1図の工
程を終えたものを10−6Torr以丁の圧力下で30
0’Cに加熱し、基板表面Oこ吸着せる不純物特(こ水
分を除去し、ついで150゜Cに保った状態でチタンの
スパッタリング被着を行なう。
このときの条件としてはターゲット電圧をIK■、ター
ゲット電流を0.2A1アノード電圧を60V、アノー
ド電流を6A1フィラメント電圧を30v1フィラメン
ト電流を70A1真空度を5×10−2Torrにそれ
ぞれ調整して、およそ1000人の厚さに被着する。
以上の被着方法によるときは、シリコン酸化膜4とチタ
ン層5との境界面Oこは ?反応が生じ、同第2図bに模式的に拡大して示した如
<’r,o2−s1O(又はS,0)の固溶体が十分(
こ形成されていることが確認されている。
ついで所望の引出し型電極パターンを形成するための工
程Gこ入る。
まずホトレンジスト(例えばAZ−1350)の膜をこ
のチタン層5上の電極バタン形成領域以外の部分6こ形
成し、チタンおよび白金をそれぞれ500人および20
00Aの厚さで通常のスパッタリング法により連続的に
被着する。
この後リフトアウエイ法により不要金属部分を除去すれ
ば、第2のチタン層6と白金層7の積層構造をもつ電極
が形戒される。
第3図はこの工程終了図で、ひき続き第1のチタン層5
を導電パスとする白金層7上への金メッキ層8の形成工
程と不要となった第1のチタン層5の残部の除去工程と
が行なわれる。
この金メノキプロセスは金メッキ浴例えばセルレツクス
社のBDT−200(商品名)を使用して電流密度5m
A/一で行うとよい。
第4図はこの金メッキ工程までの終了図を示している。
最後に行なわれる金メッキ層8をマスクとする電極パタ
ーン以外に被着した第1のチタン層5のエッチング除去
工程は、本発明の特徴をなすものであって、きわめて重
要な工程である。
以下これについて詳述する。
まず過酸化水素水(30%)を2部、アンモニア水(3
0%)を1部、純水を3部の混液を作り、これを60’
Cに保っておよそ30秒間浸漬する。
これは第1チタン層5と酸化膜4との境界6こ形或され
た固溶体の組成の第1層目を形或するTi層のみをエッ
チング除去するため6こ行なわれるものである。
この混液の使用はこの全エッチングプロセスを均−6こ
再現性よく行なうため6こ重要である。
次に弗化水素酸(49%)を1部、純水を60部の希弗
化水素酸中6こおよそ5秒間同じく浸漬し、第2層目の
T iO 2層をエッチング除去し、更に煮沸せる硝酸
(70%)中に約3分間浸漬してつぎの第3層の81層
および第4層目のSiO2層(又はSiO層)を、弗化
水素酸(こよってエッチングされ易い二酸化シリコン(
S102)にそれぞれ変換させ、T102層の除去に用
いたのと同じエッチング液におよそ5秒間浸漬し除去す
るものである。
この際ウエハー表面の電極金属は硝酸Oこよって廃食さ
れることなく、むしろウエハー表面の清浄化に有益であ
り、またこのエッチングによる第1のチタン層の除去工
程のすべてを通じ、金電極の最下層にあり、酸化膜4と
強固Oこ密着しているこの部分Gこはエッチング液が浸
透しないで、酸化膜4と強固に密着した信頼性の高い金
電極のみを残すことができる。
本発明によればエミツクおよびベースの各窓巾、または
相互間隔を何れも2μ、またシリコン酸化膜4上に引き
出されたボンデイング電極部の面積を0.0016−と
じ、かつソリコン酸化膜との間に6 X 1 0” 9
7m?tの密着強度を有する金電極を形戒することがで
きたほか、従来の製造方法によるもの6こ対しエミツタ
ーベース間の逆方向リーク電流6こついて約1/100
、コレクターベース間の逆方向リーク電流について17
1 0 0 0程度Gこそれぞれ減少された半導体装置
の得られることが確認されている。
以上説明してきた如く本発明は半導体装置の特性に何ら
悪影響を及ぼすことなく、電極パターンと酸化膜との密
着強度の優れた半導体素子電極を得ることができるもの
であり、特Oこ実症例に用いたトランジスタに限らずダ
イオード、集積回路等あらゆる半導体素子の電極製法に
実施することが可能である。
すなわち実施例に掲げた具体的な材料、形状に限られる
ものではなく、本発明の目的を遂行するものであればそ
の種類を問うものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明をシリコン拡散型トランジ
スタ素子に実施した場合の一工程例図である。 1・・・・・・エミツタ領域、2・・・・・・ベース領
域、3・・・コレクタ領域、4・・・・・・シリコン酸
化膜、5・・・・・・第1のチタン層、6・・・・・・
第2のチタン層、7・・・・・・白金層、8・・・・・
・金メッキ層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁膜を有する半導体基板の表面(こ前記絶縁膜上
    に固溶体を形成するようにチタン層を設ける工程と、こ
    のチタン層上にマスクを設ける工程と、このマスクを用
    いて前記チタン層を除去する第1の処理液でこれを選択
    的に除去する工程と、第2の処理液を用いてチタン層が
    選択的に除去された部分にある前記固溶体を除去する工
    程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
JP50023752A 1975-02-26 1975-02-26 チタン層を有する半導体素子の製造方法 Expired JPS5847851B2 (ja)

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JPS5198957A JPS5198957A (ja) 1976-08-31
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JPS6193629A (ja) * 1984-10-15 1986-05-12 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPS6340367A (ja) * 1986-08-05 1988-02-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法

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