JPS5847629A - 移動作業車の変速装置 - Google Patents

移動作業車の変速装置

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Publication number
JPS5847629A
JPS5847629A JP56147086A JP14708681A JPS5847629A JP S5847629 A JPS5847629 A JP S5847629A JP 56147086 A JP56147086 A JP 56147086A JP 14708681 A JP14708681 A JP 14708681A JP S5847629 A JPS5847629 A JP S5847629A
Authority
JP
Japan
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spool
hydraulic
spring
oil
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP56147086A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Kida
喜田 隆治
Hideki Amano
天野 秀樹
Katsumi Saeki
佐伯 勝実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK, Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical KAMIZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP56147086A priority Critical patent/JPS5847629A/ja
Publication of JPS5847629A publication Critical patent/JPS5847629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/18Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of braking systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/02Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of driveline clutches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本件発明は芯地旋回や急旋回等を行なう建設機械や運搬
機械のインチングバルブの構造に関する発明である。
芯地旋回や急旋回を行なう移動作業車においては、オペ
レーターはステアリングレバーや前後進芯地旋回レバー
、副変速レバー、作業機操作レバー等のいろいろなレバ
ーを操作し乍ら機体を断続的に動′l!、為したり、徐
行させたりすることが必要なのである。従来はこれを機
械的な主クラツチ装置の主クラツチペダルの断接で行っ
てきたが、踏み込み力を強く要し半クラツチ状態がとり
にくく、主クラッチを切ると作業機も停止してしまうこ
とから不具合いが多かったのである。本発明では変一連
用油圧クラッチ装置から圧油を抜いて、断続的な操向や
徐行を行わせるインチングバルブが設けられるようにな
ったのである。
本発明はこのインチンゲスブーの踏み込みストロークの
広い範囲で半クラツチ状態が作れるようにインチンゲス
ブー ルとメインスプールとに2分し、インチンゲスプ
ールの踏み込みストロークが直接にはメインスプールの
ストロークとならないようにし、バネの反力と圧油の力
でバランスさせたものであり、更に各変速毎に半クラツ
チ状態の生ずる圧油区間が異なるので、常に同じストロ
ーク内で半クラツチ状態となるように、メインスプール
下端のバネ長を変速スプールと連動して変化させたもの
である。
本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成(で基づいて、本発明の詳細な説明すると
以下余白 物の運搬を行なうローグーの全体1ii1面図、第2図
は同じく全体#面図である。
前輪(至)(至)と駆動輪−1上にパケット−、プーム
−1運転室(2)、エンジン(F)のエンジン室間、シ
ャシ−(105)等を載置している。ブー五−はブーム
支持合一よシ枢支され、油圧シリンダー−でプームが上
下動される。油圧シリンダー−はプームの一昇降に際し
て常にパケット−を水平に保つ為のシリンダーであり、
油圧シリンダー−はパケット−を傾動し運搬物の落下を
行わせる油圧シリンダーである◎運転室(2)の両側は
安全の為、金網で被覆され内部に運転席@と、#後進芯
地旋回レバー0と、左右のステアリングレバー (io
nL) (10’6”)、それKJI変速L/し(−(
107)、インチ7グベダル(108)が配置されてい
る。
JIEI図、第2図はホイール形の運搬車を示している
が、本装置はクロー2−形の移動作業車に装置してもよ
iものである。
ステアリングレバー(106L) (106R)は這転
席乃の前方左右に設けられ、引き操作することによりま
ず操向用スプールが「切」となり更に引くと油圧“ブレ
ーキが作動すべく構成しており、手離すとバネにより戻
って「入」となるように構成されている。
又前後進芯地旋回レバー(至)は第9図の如く中央が中
立(吟であり、前後への傾動の場合はデテント装置で、
そ、の位置でレバーのが固定され前進・後進となるが、
中立□□□)から左右へ傾動した芯地旋回の場合には、
レバー■は中立位置に戻るべく付勢されておシ、手によ
り右又は左に傾動している時のみ芯地旋回を行なう。故
に芯地旋回中はステアリングレバーの片方から手を離し
て前後進芯地旋回レバー■を操作せねばならず、片方の
手の−みてステアリングレバーを引いても芯地旋回は止
まっても旋回は止まらないのである。ゆっくりと芯地旋
回を行う為に足で操作可能なインチ7グベダルを設けて
いる。芯地旋回以外の場合の徐行又は断続進行は、左右
のステアリングレバーを同時に引けぼり能である。
嬉3図は移動作業機の動力伝動線図、第4図はi−yシ
ランケースにおける軸の配置を示す図面、縞S図はミッ
シ璽ンケース(1)の前面図、1s6図は同じくミッシ
ーンヶース(1)の後面図、第1図はミツシーンケース
(1)のJIS図0()−Gli断面図、第8図はミツ
シーンケース(1)の第6図におけるH−R断面図であ
る〇 本之ツシ■ンケース(1)により、エンジン(7)から
の動力を断接する主クラツチ装置を設けずに油圧クラッ
チ式変速装置によシ、前進・後進・左右の操向、左右へ
の芯地旋回及び、副変速高低の変速が可能である。
にツシ■ンケース(1)内には4本の軸が配置されてい
る。入力軸(7)、副変速軸@、左旋回軸の、右旋回軸
(至)の4本である。
(ツシ■ンケースは)は前面から見れば長方形を立てた
ような形状に構成されており、中央上部に入力軸(7)
が、その真下に#11変速軸(至)が、そして入力軸(
7)と副変速軸(至)を結ぶ線を中心として左右等距離
の位置に左旋回軸(至)と右旋回軸(至)を配置してい
る。副変速軸面上には高低の副変速を行なうタンデム形
の油圧クラッチ装置 (20) (241)) カ一体
的に背中合わせに構成され、油圧クラッチ装置(至)と
なって架装されている。
左旋回軸(2)上には、左旋回用の油圧ブレーキ装置(
801L)、後進用の油圧クラッチ族d(30b)及び
前進用の油圧クラッチ装置(9)が架設され、油圧ブレ
ーキ装置(301L)と後進用の油圧クラッチ装置(s
ob)はタンデムの背中合わせに構成されている。
同様に右旋回細り3上KFi、右旋回用の油圧ブレーキ
装置(251L)、後進用の油圧クラッチ装置(2sb
)及び前進用の油圧クラッチ装置(至)が架設され、油
圧ブレーキ装置(251L)と、後進用の油圧クラッチ
装置はタンデムに背中合わせ形に構成されている。
これら3本の油圧クラッチを装置した油圧クラッチ軸を
、副変速軸間を頂点とする二等辺三角形に配置している
。底辺2つの頂点上には、左旋回軸(2)と右旋回軸0
通を配置している0そして前進走行時には、−変速軸面
から右旋回軸0上の歯車4161へ動力を伝え、該右旋
回軸0上の又、後進走行時には、副変速軸(2)から左
旋回軸−上の歯車(至)へ回転を伝え、咳崗単のから右
旋回軸0上の歯車面へ動力を伝えるべく構成している。
基本の動力伝達経路は以上の如くであり、具体的に動力
の伝達経路を追ってゆくと、移動作業車のシャシ−上に
載置されたエンジン(至)よシシ■ツクアブソーバ−6
υ、ユニバーサルジーインド藺ヲ介して、カップリング
(6)から人力軸(7)へ動力が伝えられる。入力軸(
7)上のスプライン結合し九カップリング(6)上に油
圧クラッチ式変速装置用の油圧ポンプ(4)と、油圧ブ
レーキ装置用の油圧ポンプ(5)が嵌装されポンプ蓋体
[株]でミッションケース(11の後面に挾持固定され
ている。ミッションケース(1)の前面にセンタープレ
ート(2)を挾んでンツシー/ケース蓋体圓が取付けら
れている。入力軸(7)のミツシーンケース前端突出部
には作業機用の高圧ポンプと結合するカップリング+8
1が嵌装され、ミッションケース蓋体(11)Kli!
d設した高圧ポンプ取付体(3)に高圧ポンプが装着さ
れる。
ミツシーンケースζl)内の入力軸t7)上に大径の固
設歯車19)と、小径の固設歯車U・が固設されている
両固設歯車(9)(1(Iは副変速軸−上の遊嵌歯車u
励(至)と常時噛合している。−変速低速用油圧クラッ
チ装置(24&)が接続されると固設歯車(I11遊嵌
歯単−の回転が副変速−〇へ伝わり、副変速高速用油圧
クラッチ装置(2番b)が接続されると、固設歯車(9
)、遊嵌鱒阜118の回転が副変速軸−へ伝わる。この
副変速の低速用・高速用油圧クラッチ族@ (24a)
(24b)の選択はミッションケースの前面に向って右
側に取付けられた副変速油圧制御弁(IIi)にて選択
される0油圧制御弁(埒にて制御された圧油が貫設、刻
設の油路を経て、−変速軸面の前部突出部に被嵌したシ
ールケース@よシ副変速軸間内の貫設油路に導かれる。
副変速軸面上の回転は幅広の固設歯車α4にて、右旋回
軸(至)、左旋回軸(ハ)に伝えられる・幅広−単aQ
の後半分に右旋回軸0上の幅狭遊嵌歯車tieの前半が
噛合し、幅広歯車d櫓の前半分に左旋回軸a上の幅広遊
嵌両車(至)の後半分が噛合する。右旋回軸(至)上の
幅狭遊嵌歯車(至)の後半分には左旋回軸の上の幅狭遊
嵌歯車@が常時噛合し、この二枚の歯車11・@は常時
藺進方向へ回転している。歯車四の前半分には右旋回軸
(至)上の幅狭遊嵌歯車0ηが常時噛合し、この二枚の
歯車(iH?Iは常時機体後進方向の回転をしている。
そして、右旋回軸面上において油圧クラッチ装置(2g
l b )が軸0と連結されると右側の駆動輪は後進と
なり、油圧クラッチ装置(至)が連結されると前進とな
る0 どちらの油圧り2ツテ装置1(25b)(至)共に連結
されない場合にゆ中立となる。更に油圧クラッチ装置(
251))と背中合わせに設けられた油圧ブレーキ装置
(25&)が連結されると、右側の駆−輪が楕性で走行
している場合に制動をかけられ完全に停止する。油圧ブ
レーキ装置は走行中の急旋回等の為に利用されるもので
あり、駐車中にはエンジン(7)が停止していて油圧が
発生しないので制動できないので駐車ブレーキ(B2)
を、右旋回軸(至)のミッションケース(1)からの後
方突出部上に設けている。
更に右旋回軸u3は駐車プレー中(B2)をも貫通して
突出し、カップリング@によシリアアクスルケース−へ
動力を伝えてiる〇 同様に左旋回軸Q上において、油圧クラッチ装置(so
b)が軸(2)と連結されると左側の駆−輪は後進とな
シ、油圧クラッチ装置(社)が連結されると前進となる
。どちらの油圧クラッチ装置(aob)(2)共に連結
されない場合には中立となる。更に油圧クラッチ装置(
301))と背中合わせに設けられた油圧ブレーキ装置
(30a)が連結されると、左側の駆動輪は楕性で走行
している場合に制動をかけられ急旋回が行われる。油圧
ブレーキ用の油圧クラッチ装置は、走行中の急旋回の為
に利用されるものであり、駐車中にはエンジン(乃が停
止していて油圧が発生しないので制動できないので、駐
車ブレーキ(B1)を左旋回軸(ハ)のミツシーンケー
ス(1)からの後方突出部上に設けている。更に左旋回
軸@は駐車ブレーキ(Bl)をも貫通して突出し、カッ
プリング(至)によシリアアクスルケースの動力を伝え
ている。
前進後進変速は右旋回軸(至)においては、油圧クラッ
チとも「断」となれば中立であるが、両クラッチともr
!iJとなることはない。
又、左旋回軸のにおいては油圧クラッチ装置OO)@に
より行われる。両クラッチとも「断」となることはある
が、両クラッチとも「接」となることはない。前進後進
用油圧クラッチ装置と、油圧ブレーキ装置との関係は、
前進後進用の油圧クラッチ装置が、主変速油圧制御弁(
4)の左右のスプール−59によシ「接」状態となって
いても同じく主変速油圧制御弁(4)内に一体的に設け
られた左右の操向油圧制御弁のスプール@@により圧油
がリークされることにより、一時的に油圧クラッチ装置
が「断」状態となシ、その間に油圧ブレーキ装置(20
) (30a)が「接」状態となる。
油圧ブレーキ用の油圧制御弁(C)はミッシ膳ンケース
(1)の前面向って左側に貼設され、左右の油圧プレー
今レバーfamの傾動操作により、油圧プレー命装置(
30&) (25&)へ圧油が流れて「接」状態となる
。左側の油圧ブレーキレバー(至)と左側の操向用スプ
ールωとはリンクで連動され、前進用の油圧クラッチ装
置61)、後進用の油圧クラッチ装置(sob)が圧油
リークにより「断」に近くなった時のみにブレーキ用の
油圧クラッチが「接」になるように構成している。又、
右側の油圧ブレーキレバー−と左側の操向油圧制御弁の
操向用スプール−とも連動され、前進後進用の油圧り2
ツチ装置CI!(251))が圧油のリークによシ「断
」状態に近くなってからのみしか、油圧ブレーキ装置は
「接」にならなめように構成して−る。
油圧ブレーキ装置(aoa) (2sa)を作動させる
油圧は油圧ボン、プ(5)で別途に圧油系統を構成して
おシ、作動油タンクをミッシ日ンケースに兼用し、作動
油として同じ潤滑油を使っているが、圧油量には連通油
路がないので、他方の圧力の影響をうけることはない。
そして、前進・後進用の圧油と油圧ブレーキ用の圧油が
、同じシールケース(至)又は(2)を通って、一本の
軸a3@の中に貫設した油路で平行して圧送させられて
いる。
主変速油圧制御弁(6)の前後進用スプール6a(至)
は独立して押引することができ、左旋回軸のみの前進・
後進、右旋回軸のみの前進・後進ができ2本のスプール
を合わせて押し引きすると、左右とも前進・後進・中立
となる。更に左右のスノールー―を逆に、一方は引き一
方は押すと、左右が前進・後進・逆とな9、走行作業車
は芯地旋回を行うことができる。この操作は前後進芯地
旋回レバーを十字形に構成することにより、左右に傾動
すると左右方向への芯地旋回を行うべくリンクを構成し
ている〇 油圧ブレーキ装置(zsa) (aoa)は、油圧クラ
ッチ装置(ハ)のケース自体を回転側の摩擦板保持体と
し、固定側の摩擦板保持体はIQ2をξツシ■ンクース
+1) K取付けたセンタープレート(2)の内壁に固
定して−る。そして摩擦板固定体11の加工前の素材を
細変速軸上の遊嵌歯車−(至)又は、旋回軸上の遊嵌歯
車の素材と同じもので構成している。これは、油圧クラ
ッチ装置(至)と、油圧クラッチ装置(ハ)を同一形状
のものを使用していることにより可能となう九ものであ
る。(至)は油圧ブレーキ用、油圧クラッチ用の両者へ
潤滑油を吸入する為のオイルフィルターであり、機体が
前を高く傾斜した時にも空気を吸い込むことのないよう
に、吸入孔のない鰐導パイプ(至)を設けて、センター
プレー) 12) トミッションケース蓋との間のサク
シ磨ノ油路へ潤滑油を吸入すべく構成している。
ミッシlI/ケース(1)の前面に貼設されてしるもう
一つのパルプ(G)はインチングバルプでメジ、このバ
ルブ(G)のスプール(6)を押し込むと前進・後進用
の主変速用油圧パルプ側から、左右ともに圧油がドレー
ン回路へ踏み込み量に比例して徐々にリークし、超低速
で進行し機体を幅寄せしたり、他の障害物に接近させる
際に利用される。(至)はプリーザ−1(至)は検油棒
−のケース、−曲は駐車ブレーキアームである。
又、第3図に示す如く左右の旋回軸の先端にはユニバー
サルジ日インド団を介して、左右別々に設けられたリア
アクスルケー・スリ中に伝動されベベルギア−i4’n
、最終減速ギアー四を介して、リアアクスルハウジング
(441上の車軸−から駆動輪−へ伝えられる。
第9図は本装置の油圧回路図を示す図面、第10図は主
変速油圧制御弁に)の平面断面図、嬉11図は副変速油
圧制御弁に)の側面断1m図、第12図は油圧ブレーキ
用油圧制御弁(C)の@面断面図、第13図社インチン
グバルプに)の側面断面図、第14図はイ/チングパル
プ(ロ)の油圧回路図、第1S図はインチングパルプの
油圧曲線である。
それぞれの油圧制御弁は藺述の如く、主変速油圧制御弁
に)はンツシ1ンケースillの上面中央部に、副変速
油圧制御弁に)はンツシ麿ンケースの前面向って右側、
進行方向左側のミツシーンケース蓋体(IIIK貼設さ
れ、油圧ブレーキ用油圧制御弁(9は前面向って左側、
進行方向右側の17シ一ンクース蓋体に貼付され、イン
チングバルブ(G)は前面向って右側、進行方向左側の
ミツシーンケース蓋体(至)に貼設されている。ミツシ
ーンケースのスペースとしては、上部は入力軸(7)と
爾変速軸圏のみが縦1列に並んでいるのだから幅は狭く
てよiのであシ、実事後部は狭くしである。しかし、前
面も狭くしてしまうと油圧制御弁及び油路の取付面が狭
くなるので、ミツシーンケース(1)の前面は広くして
長方形の形とし、これにセンタープレート(2)ときツ
シ曹ンケース蓋体αDとを重ね合わせて、合わせ面に油
路を形成し、前面のミッションケース前端lに油圧制御
弁(C)(至)(G)を貼設させている。
又、主変速油圧制御弁に)内に左右の操向用スプール1
51@と、左右の前後進用スプール5#−を一体的に配
置し、左右の操向用スプール6m藺は主変速油圧制御弁
に)からミッシ曹ンケース<1+の前方へ突設され、左
右の前後進用スプール61(至)はミツクランケース(
1)の後方へ向けて突出されている。これは操向用スプ
ールーーは油圧ブレーキ用油圧制御弁(C)の左右のブ
レーキレバーt51−と連動されて、ステアリングレバ
ー(106L) (106R)と連結される必要がある
からである。又、ステアリングレバーは(106L) 
(10sR)は運転席の上のオペレーターが引き操作を
するのであるから、ミッシ冒ンケース(1)の前方が都
合よく、又、前後進芯地旋回レバー0は運転席@のすぐ
前がよいからである。
図面に沿って説明すると、工/ジン(7)から動力が伝
遺される人力軸(7)のカップリング(6)上に油圧ク
ラッチ式変速装置用の油圧ポンプ(4)と、油圧ブレー
キ装置用の油圧ポンプ(5)が嵌装されて、圧油を送)
出している。ミツシーンケース(11に近Z方の油圧ク
ラッチ式変速装置用の油圧ポンプ(4)を吐出量を大と
する為に幅厚のものとし、ミツシーンケース11)から
遠い方の油圧ブレーキ装置用の油圧ポンプ(5)を吐出
量少の幅狭のものとしている。
又、入力軸(7)のミッションケース前端からの突出部
には作業機用の高圧ポンプ(109)がカップリング億
)を介して駆動されるように高圧ポンプ取付体(3)に
取付けられている。油圧ポンプ+4) 15)共に作動
油としてはきツシ■ンケース(1)の潤滑油を用いてお
り、オイルフィルター(至)より吸引している。
まず、油圧ブレーキ装置用の油圧ポンプ(5)よりの吐
出油の経路を追うと、吐出油はミッシロンケース(1)
内の貫通油路と、センターグレーH2)、ミツシーンケ
ース蓋体圓の合わせ油路を通って、第12図のブレーキ
バルブケース(104)のPポートに送油される。
第12図のブレーキスプール−の位置では圧油は切欠部
(95b)を経てドレーン油路(95(1)へ入シ、ド
レーン油路(esd)はクロス油路(95・)を経て、
左側のブレーキスプール(至)のドレーン油M(96f
)に入り、ブレーキスプール−の切欠部(96g)よブ
トレーン油路(ロ)へ至るのである。ドレーン油路(9
6f)、切欠部(96g)は右側のブレーキスプールの
図面のドレーン油路(95f)、切欠部(95g)と対
称の位置に設けられているのである。
同様に左側のスプールのトレー7油も右側のスプールの
ドレーン回路をクロスして出て行っている。このように
構成することにより、一方のプレー中スプールを操作し
て制動をかけようとすると、他方のブレーキスプールの
ドレーン回路も同時に閉じられるので、圧油が他方のブ
レーキスツールのドレーン回路から逃げることがないの
である。
右−〇ステアリングレバー(106R)を操作すると、
まず連動している操向用スプール−がm1ht、て前後
進を中立にし、右側の旋回軸Iの動力を断ち、してブレ
ーキスツール(至)をバネ−に抗して下方へ押し下げる
0これにより、切欠部(9sb)を介して連通してVs
 fc−Pポートとドレーン油断(95(1)が遣閉さ
れ圧油はリリーフパルプ一方向と、貫通油路(951L
)を通って油圧ブレーキ装置への油路に)へと向かう。
リリーフパルプ−はバネ副に抗して上方へ移動し%Pボ
ートが油路(99b)からリリーフパルプーの切欠部(
99亀)を経てドレーンホー ) (990)に連通し
圧油が逃げる。
更にブレーキレバーを制動するとバネ受は体(110)
;d(係合4[(103)を介してプレーキスグールー
の頭部に押されて共に下方へバネ−に抗して移動し、内
貴のバネ(至)及びバネ面を収縮させ、リリーフパルプ
−を押しつける。これにょシアポートの油圧が徐々に上
シ、油圧ブレー キ装置(zsa) を完全に制動させ
るのである。故にブレーキアーム(至)の回動角、ひい
てはステアリングレバー(106R)の引き幅によ)、
油圧ブレーキ装@(zsa)Om動力をリニアーに変化
させることができるのである。
係合板(103)は左右のブレーキアーム@−のどちら
にも係合しており、パルプケース(10番)の上面中央
に一個だけ設けられたリリーフパルプーを、どちらのス
プールの移動によっても操作し、リリーフ圧を変更すべ
く構成しているのである。(102)はリリーフパルプ
ケースである。
次に第11図の副変速油圧制御弁(埒について説明する
と、油圧クラッチ装置用の油圧ポンプ(4)の圧油が2
方向に分岐され、一方は主変速油圧制御弁(4)へ、他
方はインチングバルプ(G)を経て副変速油圧制御弁に
)へ至る。  、 次に第1O図によυ主変速油圧m1JIil弁(6)の
構成を説明すると、主変速油圧制御弁(6)内には、左
右の操向用スプール+561@と左右の前後進用スプー
ル(財)−及び、セカンドリリーフパルプ面、スムーズ
な発進を行なう為のファーストリリーフパルプ−、アキ
エムレーターー及びクイックリターンパルプ■等が設け
られている。
油圧ポンプ(4)よシの圧油は、三方向に分かれており
、その一つは前述の如くインチングバルプ(G)を経て
繻変速油圧制御弁(勾へ、他の−っはスムーズな発進を
行なう為のファーストリリーフパルプ−及びアキエムレ
ーターー及びクイックリターンパルプ(至)へ流し、最
後に−っはその後二方向へ分岐し、左右の操向用スプー
ルー面へ分岐している。
操向用スプールa!−を摺動すること罠より、1m後進
用スプール66(至)への圧油を断接することとなり左
右の旋回軸@LL1の前後進を停めて操向を行なうので
ある。
第10図の右側の操向用スプール圀は操向用油圧クラッ
チ装置の入状態を示しており、圧油は前後進用油圧り2
ツテ装置@(zsb)へ流れている。
即ち右の操向用スプール面のPボートの圧油が切欠部(
571))を通ってボー) (57&)に至シ、油路■
から前後進用スプール−の方へ流れているのである0逆
に「切」伏線の場合には右の操向用スプール醐が押し込
まれPボートは閉じ前後進用スプール−の圧油は油路(
財)、ボー) (57&)を逆流し、切欠部(570)
からドレーンボート(ロ)へ逃げる。同様に左側の操向
用スツール■も同じでありs Pボ−ト、切欠部(56
1)) (566)、ボー) (56a)、油路−が設
けられている。
右の操向用スプール(至)から右の前後進用スプール(
至)のボー)(SSa)に至った圧油は、第10図に示
す前後進用スプール(至)の前進状態では切欠部(55
0)から1ボートに至シ前進用油圧りラッチ装置署へ入
る。その際後進用油圧クラッチ装置の圧油はRボートか
ら切欠部(ssd)を経てドレーンボート(功へ流れる
。左の操向用スゲ−ルーは第10図において後進状態を
示しており、Pボートであるボー)(Saa)の圧油は
貫通油路(54b )からRポートへ流れ、νポートか
ら戻る圧油はバー(112)の切欠部(112a)より
Dボートへ流れる。
そして、m後進用スプールーーのpiI後進の中立位置
ではボー) ’(54!L) (55a)は潤滑油のL
ボートへ流れる。この時?ポートの圧油は貫通油路(5
4b)(ssb)からトレー7ボートへ、Rボートの圧
油は切欠部(54(1)からドレーンボートへ流れる。
従来の油圧クラッチ装置では油圧クラッチ装置を支持す
る軸内の潤滑油用貫通油路から、油圧り滑油は、油圧ポ
ンプの吐出口の圧油をリリーフするフシ−ストリリーフ
弁からのリリーフ油と、各変速時の非接続油圧クラッチ
からの戻り油等が油路(1131L)を通じて潤滑油ボ
ートに)へ送られていた。
そして、各制御弁の中立時における非作動用の圧油は全
量、直接にミッションケース内にセカンドリリーフパル
プを介されずに戻されていたのであるO 故に油圧ポンプからの圧油は申立時に抵抗なくきツシ■
ンケースへ垂れ流されているので、ファーストリリーフ
パルプも噴くことがなく潤滑油用のドレーン回路内へ流
れる圧油が、各油圧回路から戻る分のみとなシ、わずか
となり各制御弁の中立時には殆んど各油圧クラッチ装置
は潤滑を受けていなかっ゛たのである。しかし、各制御
弁を中立とした場合には特に固定側、駆動側の摩擦板を
近接状態で回転しているのであり、積極的に潤滑してや
らな埴と、中立状態が長く続くととによシ潤滑切れが生
じてつれまいを発生し、機体が動いてしまうのである。
本実施例においてはインチングバルプ@)の踏み込み停
止による機体の停止時及び、前後進用スプール−ωの中
立時に積極的に圧油をセカンドリリーフパルプ面及び、
−変速軸0、左右の旋回軸u3@C)潤滑油吐出口(1
13)へ、油路(11aa)を介して吐出させるべく構
成して−る。
第10図に示す如く潤滑油吐出口(113)とセカンド
リリーフパルプ面との間に潤滑油清浄用のラインフィル
ター取付ローを設け、第5図の如く左右の旋回軸の1通
のシールケースdcIIの間に設けている。潤滑油のL
ボートの圧力を設定するセカンドリリーフパルプ面は左
の操向スプール關のスプール孔にスプール孔分割体四を
ピン(81a)で固定し、その後部に設けている。Lポ
ートの油圧が高くなるとセカンドリリーフパルプ(2)
が前方へバネ(至)に抗して移動し、Lボートとドレー
ンボートが連通してa滑川低圧油がミッションケース(
1)へ流れる。
又、右の操向用スプール−のスプール孔にもスプール孔
分割体−がピン(8G&)にて固定され、後部に発進を
スムーズにする為のクイックリターンパルプ(至)が設
けられている。該クイックリターンバルブ(ハ)のPポ
ートに前後進用スプールが前進・後進位置に移動すると
圧油のトレー7回路への流入が止tb、圧力が発生しク
イックリターンパルプas管バネ(至)に抗して前方へ
押しクイックリターンバルブの内側油路(75e)から
、絞り孔(75a)を経てボー) (751))から油
路aυを経てボート(911L)に至る。ボート(91
1L)はファーストリリーフパルプ−のスプール孔内に
設けられており、ファーストリリーフパルプ(至)のス
プール孔はスプール孔分割体−をピン(sob)で固定
し、前後に分割している。前部にファーストリリーフパ
ルプ−を後部に7キユムレーター(至)を配置している
。クイックリターンパルプ四のPボートと同様にファー
ストリリーフパルプ(至)のPボートにも前後進及び−
変速と共に圧力が発生し、ファーストリリーフパルプ(
至)を後方へ押して切欠#(86k)からPボートの圧
油ヘトレーンボートへ流し、油圧クラッチ装置の電歇な
圧力上昇を押える。と同時にクイックリタ−ンバルプ四
の数少孔(7!A)から油圧が7キユムレーターの前部
に油路(901L)よ知01アキエムレータ−―を押し
下げバネ受はパルプ面の前方への移動を遅らせる。しか
し、アキュムレーターの移動もバネ−の弾性力の向上で
止まり、続いてバネ受はパルプ面が前方へ移動し、バネ
−の弾性力を向上させファーストリリーフパルプ−を押
し返し、リリーフ量を制限して油圧クラッチ装置の圧力
を徐々に上昇させる。
逆に変速が中立となるとPボートの圧力が圧油がdl’
lt油ボートへ流れるので低下しファーストリリーフパ
ルプ−は元へ戻シ、クイックリターンパルプ(至)もバ
ネ(至)によシ元へ戻り、クイックリターンパルプのボ
ー) (75’b)がバネ室内のドレーンポートと連通
し、アキュムレーター−の圧油がドレーンへ流れてアキ
ュムレーター−は元へ戻シ、ファーストリリーフパルプ
−〇バネーを押していたバネ受ケパルプもクイックに、
即ち迅速にスプール孔分割体−の位置まで戻り、次の変
速時の圧油の立ち上シをゼロに近くすることができる。
クイである。前進から後進への切換、副変速1速から2
速への切換えは瞬間的に行われるので、数少孔(yia
)を介してバネ受はパルプ愉の背室の圧油を抜−ていた
のではバネ−の迅速な戻シが行われず、圧力が高いま−
まで油圧クラッチが接続して急発進をしてしまうのであ
る。
以下余白 次にインチングバルプ(G)の構造と作用を説明すると
インチングバルフ(G)は、ミッションケース(1)の
前面の蓋体(11)の左側上面空間に貼設されており、
第1図のローグーの側面図に示すインチングペダル(1
08)にて踏み込み操作される。
インチングバルプ(G)内には2本のスプールが摺動可
能に設けられている。インチングペダル(108)が直
接に踏み込み操作するのはインチンゲスプール(61)
で、該インチンゲスプール(61)の踏み込みによシ介
装したバネ(115)を介してメインスプール(114
)が操作される。メインスプール(114)の他端には
バネ(115)よりも強いバネ(116)が介装されて
おり、該バネ(116)のバネ受け(118)を変速レ
バーと共に連動して、バネ(116)の強度を変更可能
としている。本実施例においては特に副変速油圧制御弁
(E)ノ、z、 7’−ルと連動させている。メインス
プール(114)はバネ(116)に押されて、その上
端を筒体(117)の端部に接当されそれ以上は上方へ
移動しない。
インチンゲスプール(611を踏み込むと最終的には、
メインスプール(114)の上端に接当し、機械的に移
動させるべく構成されている。
第13図の状態ではインチングバルプ(G)//i開い
た状d (S)の状態にある。油圧クラッチ装置への圧
力は第15図の曲線の(S)の部分に示されておシ、所
定の圧力で油圧クラッチ装置のピストンを押している。
この(S)の状態ではPポー) (114d)の圧油は
副変速油圧制御弁(E)へのポート(114C)に全量
流れており、その一部がパイロットスプールであるイン
チンゲスプール(61)の絞りポート(61b)へ至る
が、インチ、ングスプール(61)が押し込まれていな
い間は、そこで停められている。
次にインチンゲスプール(61)を踏み込んでゆくと、
インチンゲスプール(61)の切欠部(61c)が、ホ
ード(61b)と連通ずるまではバネ(116)に比し
てバネ(115)が弱いので、インチンゲスプール(6
1)を押し込んでもメインスプール(114)は動かず
、油圧クラッチ装置への圧力は変化しない。即ち第15
図において(S)状態の曲線は水平に推移している。
切欠部(61Q )が絞りボー) (611))と連通
ずるまで押し込まれると、ボー) (114C)の圧油
の一部が絞りポート(61b )と切欠部(61C)、
貫設油孔(61a)を経てバネ(115)のバネ室(1
15a)内に入り、バネ(115)と共に油圧(乃でメ
インスプール(114)を下方へ押し始める。そして、
メインスプール(114)が移動し、圧油ポート(11
4d)とからEポートへの間隙が狭まシ逆に潤滑油用の
Lポート(114e)が狭い間隙で連通し、圧油がEポ
ートを通って油圧クラッチ装置へも流れるようになる。
インチンゲスプール(61)内の貫設油孔(61a)及
びバネ室(115a)内の圧力を(功とし、メインスプ
ール(114)への作用面の面積を(a)とし、インチ
ンゲスプール(61)の踏み込み量を(Xl)、ノくネ
(115)のノイネ定数を(kl)とすると、メインス
プール(114)を下方へ押す力はp、a+kt−xt
となる。
一方メインスプール(114)を上方へ押す力はメイン
スプールの移動量を(X2) 、t4ネ(116)の1
<ネ定数を(k2)とするとに2・xlである0この両
者がp−a十kl・X1=に2・xlとなりノぐうする
のである。
上の数式により p= −(k2−xl −kl−xl
)であるからインチンゲスプール(61)の踏み込みに
より(P)は徐々に小さくなってゆく。バネ(115)
の反力は大きくなってゆくのでこれに対しバネ(116
)のバネ定数を十分に大きくしておけばメインスプール
の移動は、インチンゲスプール(61)の移動に対して
ほんのわずかで済み、インチングペダルの踏み込み幅を
大きくして、半クラツチ状態の踏み込み幅を大きくとれ
るのである。
油圧クラッチ装置を1速用、2速用、3速用と複数に設
けている場合(実施例の副変速は2速用を示している)
、常時回転している駆動側の摩擦板の回転数がそれぞれ
低・中・高と異なる為に、従動側の摩擦板が回転を始め
る半クラッチの状態の圧力のそれに応じて異なるのであ
る。第15図の如く第1速の場合は(Yl)の圧力区間
で半クラツチ状態が得られるものが、第2速の場合には
(Y2)の区間で半クラツチ状態が得られ、更に第3速
の場合には(Y3)の区間で半クラツチ状態が得られる
という具合いにかわるのである。これに対し、本インチ
ングバルブで得られる油圧曲線が(S)から(E)そし
て(U)の−曲線であると、第1速の場合にはストロー
ク(Wl)の区間で半クラッチが得られたのに、第2速
の場合には(W2)の区間でしか半クラツチ状態が得ら
れず、第3速の場合にはストロークの幅がないという状
態になるのである。
この不具合いを失くす為にバネ(116)の最初の長さ
を調節すべくバネ受(118)を副変速油圧制御弁(E
)のスプールωと連動して副変速段毎に移動させている
副変速l速から副変速2速へ変速した場合のバネ(11
6)の縮小幅を(x3)とすると、左右のバランスはp
−a−1−に1*X1==1(2(X2十X3)であり
、p=’(kg(X++Xa) −kl・Xl)となり
、バランスする圧力もやや高くなり第15図の(T2)
状態に変化し、所定(Y2)の区間と合致するので、第
1速の時と同じストローク(Wl)で半クラツチ状態が
得られることになるのである。(120)はデテント装
置、(119)は連動レバーである。第3速の場合も同
様に行われる。
更にインチンゲスプール1611を踏み込むと先端がメ
インスプール(114)の上端に接当し、メインスプー
ルはバネ(116)に抗して強制的に移動され、切欠部
(11ta)を介してポート(114(りとトレー/ボ
ー ) (114f)が連通し、油圧クラッチ装置内の
圧油は抜けてしまい圧力ゼロに近い(U)の状態へ移動
するのである。
以上の如く本件発明はインチングペダルの操作により、
移動作業車を断続的に徐行させる変速装置において、イ
ンチングバルブをインチンゲスプールとメインスプール
を直列に並べて構成し、インチンゲスプールの頭部にイ
ンチングペダルを当て、インチンゲスプールとメインス
プールの間にバネを介装しメインスプールの他端には、
変速段と連動してバネ長を変更可能なバネを介装したの
で、イ・ンチングスプールの一定のストロークの幅内で
変速段に関係なく半クラツチ状態が広い範囲にわたって
得られるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
物の運搬を行なうローグーの全体側面図、第2図は同じ
く全体前面図、第3図は動力伝wJ線図、第4図はミッ
ションケースにおける軸の配置を示す図面、第5図はミ
ッションケース(1)の前面図、第6図は同じくミッシ
ョンケース(1)の後面図、第7図はミッションケース
(1)の第6図G−G線断面図、第8図はミッションケ
ース(1)の第6図H−H##?面図、第9図は本装置
の油圧回路図を示す図面、第10図は主変速層圧制御弁
(A)の平面断面図、第11図は副変速油圧制御弁(E
)の側面断面図、第12図は油圧ブレーキ用油圧制御弁
(C)の側面断面図、第13図はインチンでバルブ(G
)の側面断面図、第14図はインチングバルブの油圧回
路図、第15図は油圧クラッチ装置の油圧の変化を示す
曲線である。       J (G)・・・インチングバルブ  翻・・・インチンゲ
スブール(108)・・・′インチングペダル  (1
14)・・・メインスプール(115)・・・バ  ネ
  (115a)・・・バ ネ 室(116)・・・バ
  ネ (118)・・・バ ネ 受(120)・・・
デテント装置 (119)・・・連結レバー出願人  
株式会社 神崎高級工機製作所代理人 弁理士 矢 野
 寿一部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インチ、ングペダルの操作によシ移励作業車を断続的に
    徐行させる変速装置において、インチングバルブをイン
    チンゲスプールとメインスプールを直列に並べて構成し
    、インチンゲスプールの頭部にインチンゲスブーを当て
    、インチンゲス、プールとメインスプールの間にバネを
    介装し、メインスプールの他端には、変速段と連動して
    バネ長を変更B丁能なバネを介装したことを特徴とする
    移動作業車の変速装置。
JP56147086A 1981-09-17 1981-09-17 移動作業車の変速装置 Pending JPS5847629A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4865176A (en) * 1988-02-26 1989-09-12 Caterpillar Inc. Modulating inching valve with automatic pressure control

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836494A (ja) * 1971-09-10 1973-05-29

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