JPS5847072A - 金属製ビン用接着剤 - Google Patents

金属製ビン用接着剤

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JPS5847072A
JPS5847072A JP56145515A JP14551581A JPS5847072A JP S5847072 A JPS5847072 A JP S5847072A JP 56145515 A JP56145515 A JP 56145515A JP 14551581 A JP14551581 A JP 14551581A JP S5847072 A JPS5847072 A JP S5847072A
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和雄 平
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諸藤 明彦
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J167/00Adhesives based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Adhesives based on derivatives of such polymers

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属製ビン用接看削に関し、より詳細には、夫
々が金属製のカップ状成形体から成る上部体と下部体と
を、円周端部においてラップ接合するための接着剤に関
する。
金属素材の絞り加工或いは絞り−しどき加工で形成され
たカップ状成形体から成る上部体と下部体とを、円周状
の開放端部においてラップ(本ね合せ)接合し、周状の
側面継目な形成させたビン状の金属製容器は、所鯖罐の
形の金属製容器に比して多くの利点を有している。
従来の包装用金属製容器の内、スリーピース−と呼ばれ
るものでは、側面継目を有する一胴の天−に夫々−蓋を
二重巻締して密封部を形成させており、またツーピース
−と呼ばれるものでは、金属木材の絞り加工或いは絞り
−しごき加工で形成場れたカップ状鍮胴の開放端部と罐
蕪との間で二重巻締をして密封部を形成させている。
しかしながら、この工うな二重巻締工程の金属製容器で
は、密封部の耐圧性の点で、また金jli素Iの材料節
約の点で大きな制約を受ける。即ち、二重巻締による継
目においては、継目に加わる荷重によって継目を構成す
る素材が先に変形し、この変形によって継目での漏洩や
継目の破壊が比較的小さな荷重で生ずるようになる1、
これを防止するためには素材自体の厚みをかなり大きく
とらなければならない。また、包装容器においては、軽
済性の見地からも、容器軽量化の見地からも、用いる金
114X材を薄肉化することが常に請求されているが、
容器胴J11を薄肉化する場合には、二重巻締工程或い
はフランジ加工婢の準備工@において、V基軸方向に加
わる荷重によって座屈を生じやすいという問題がある。
夫々がカップ状成形体から成る上部体と下部体とをその
開放端部においてラップ接合して成る金属製ビンは、継
目を形成する素材が着しく薄い場合にも、継目における
木材の変形は全く生ぜず、素材の厚みに無関係な継目の
剪断強度迄耐えることが可能であり、また巻線工程が不
敬であるため、l!屈の恐れなしに容器@壁を薄肉化で
きるという利点を有している。
しかしながら、上部体と下部体とをその開放神都におい
てラップ接合して周状の側面継目を形成する場合にはこ
のラップ接合に用いる、接着剤に関して多くの制約が存
在する。
即ち、−胴のストレートなラップ接合の場合には、この
継目の両端部が罐蓋との巻締により機械的に固定される
が、前述した周状の@面継目の場合には、全周にわたっ
て機械的な固定がなく、継−目自体の寸法変形が容易に
住じやすい。筐た温度変化により開放端部の径が変化し
ようとするため接着層に応力が生じ易い。更Km目を形
成する開放端部が薄肉化されている場合が多く、外力に
より継目が容易に:変形する傾向がある。これらの理由
により、用いる接着剤は、金属木材或いはその上のm展
に対して強固な接着力を示すものでなければならないだ
けでなく、この接着剤層文のものの機械的強度、寸法安
定性が大であり、更に諸物性が熱的にも経時的にも安定
したものでなけれはならない。
本発明によれば、夫々が金属製のカップ状成形体から成
る上部体と下部体とを、円周端部においてラップ接合す
るための接着剤であって、該接着剤は、 下記式 %式%(1) 式中、WC■は軟化点より60℃為い温良で溶融した後
輿温にて放冷した接着剤の密度−1定法による結晶化i
艶)を表わし、IFCnはこの接着剤をhび70℃の水
中に10時間浸漬放置した後室温にて放冷乾燥したもの
の密度測定法による結晶化Fl@)f:表わす で定義される後結晶化度(ΔW、)が20−以下の範囲
にあり、90℃で時定数2蒔間でのすりクリープコンプ
ライアンス’ (t) t :2 hrs  が10’
cj/dy*−以下の範囲にあり、且り主鎖もしく)’
!III鎖に含まれる一〇−基濃度が10乃至1400
 j IJイクイバレン)/100?接着剤樹脂の範囲
にある少なくとも1種の高分子量熱可塑性樹脂から成る
ことを%像とする金属製ビン用接着剤が提供場れる。
本発明を以下に詳細に説明する。
金属製ビンの一例を示す第1及び2図においてこのビン
は、例えば錫メッキ鋼板等の金)If41!!の無継目
カップ状成形体から成る下部体1と、金1s4艮の無継
目カップ状成形体から成る上部体2とから成っており、
これらのカップ状成形体は、開放端部6と開放端部4と
が重ね合せ接合さねて、周状の肯面継目5を形成するこ
とにより容器の形に一体化されている。
この具体例において、下部体1は金属素材の高度の絞り
−しごき加工で形成された背の高い薄肉@壁部6と実質
上しごき加工を受けていない厚内の底部7とから成るカ
ップであり、一方上部体2は金属素材の浅絞り成形で形
成された蝮い側壁8と上壁9とから成るカップである。
下部体20側壁部8の高さは、継目5の巾と等しいか 
或いは継目中よりも着干大きい範囲内にある。また下部
体2の上119は上に凸のテーパー面をなしており、そ
の中央には内容物の充填用乃至は取出し用の注ぎ口10
が形成されている。かくして、上部体21所謂ビンの肩
及び菫の形で下部体上に接合されていることが明らかで
あろう。
第1図に示す具体例では、下部体1の開放端部6はそれ
に近接した部分でのネックイン加工により、それ以外の
胴壁部に比して小径となるように絞られており、より大
径の上部体開放端s4内に嵌挿される。下部体開放端部
6の外面と上部体開放端部4の内面との間には接着剤層
11が設けられ、下部体と上部体との接合、固着が行わ
れている。接着剤11の一部は継目5からはみ出して、
継目の内側に位置する全1g4素材切断端縁12忙対す
る被侵層13を形成していることが、耐腐食性の点で型
筒しい。
本発明の型費な%徴は、上述した周状のランプ接合によ
る継目5の接着剤11として、1述した後結晶化度、す
りクリープ呂ンプライアンス及び−q−基濃度が一定の
範囲にある一分子誓熱可塑性樹脂を使用する点にある。
先ず用いる接着剤は筒分子量の熱可塑性樹脂、特に結晶
性で熱融着可能な熱可塑性樹脂でなければならない。即
ち、本発明が対象とする周状の側面継目を有する金属製
ビンにおいては、加熱殺菌時、保存時或いは輸送時等に
おいて容器に加わる衛重は殆んどの一合I&着剤に対す
る剪断力と゛して作用する。高分子値の熱可塑性樹脂は
、他の樹脂から成る接着剤に比して引張りIi!i度、
曲は強度等の機械的強度が大であり、接着剤層に加わる
剪−1力に耐え、苛酷な条件下にお6そも、接着劣゛化
、気密性低下等を防止することができる4、シかもこの
熱可塑性樹脂は、強靭性、可撓性等の性質をも有してい
るため、接着剤層に応力による歪が生じ、継目に変形が
生じた場合にも、継目の破壊や漏洩が防止される。また
、エポキシ樹脂やウレタン系樹脂のような熱硬化性樹脂
を接着剤として用いる場合に比して、キュア等の時間が
不’lなため、極めて短時間の内に接合操作を完了し得
る。更に、熱可塑性樹脂として結晶性のものを用いるこ
とにより、前述した機械的性質が一層向上され、継目を
一層強固なものとすることができる。
この熱可m性樹脂は、継目を構成する金属素材乃至はそ
の上のプライマー塗膜等に熱融着可能なものであり、こ
れらと強固な接着が可能であるためKは、樹脂の主鎖乃
至は@鎖に一定の濃度の極性基を有するものでなけれは
ならない。本発明においては、かかる見地から、主鎖筐
たは側鎖に10乃至1400ミリイクイバレント(愼−
ql/100を樹脂、好適には12乃至1200 sa
q/ル基は、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無
水物、カルボン酸エステル、カルボン酸アミド、ケトン
、炭酸エステル、クリア(尿素]、ウレタン婢に由来す
るものであり、このような熱可塑性重合体は、前述した
官能基を有する*を体を、重合或いは共重合のような手
段で重合体の主鎖中に組込むか、或いはグラフト重合乃
至は来電処理のような形で熱可塑性重合体に結合芒せる
ことにより得られる。またオレフィンIIki刃旨のよ
うな縦比水素系重合体にあっては、この重合体を酸化処
理することにより、前述した範囲のカルボニル基を含有
する熱可塑性樹脂とすることができる。
カルボニル基濃艮が上記範囲よりも低い場合には、継目
を構成する木材への@着性乃至は接着力が不満足なもの
となり、一方上記範囲よりも筒い場合には、接着剤層が
湿度乃至は水分に対して敏感となって、継目の4水性、
耐熱水性が低下し、また接着剤樹脂の凝集力が大きすぎ
て、熱融着操作が困難となったり、強靭性が失われると
いう問題を生じる。本発明においては、電合体中のカル
ボニル基濃度を上記範囲としたことにより、接着力の著
しい向上が得られ接着剤をフィルムや、その他の形で接
合部へ施用する操作や、接合時の熱融着操作を容易に行
い得る。
また、本発明に用いる熱可m性樹脂接着剤は、前記(1
)式で規定される後結晶化F!L(入W1が20−以下
、特に15−以下のものでなければならない0本明細書
において後結晶化度とは次の意味を有する。結晶性熱可
塑性重合体の成るものでは、この樹脂をその融点以上の
温度から室温迄放冷した場合に比し、この*mを融点よ
りも下で且つガラス転移温度以上の温度に維持した場合
により大きな結晶化度を示すことが認められる。このよ
うな傾向のある樹脂は水分の存在下で結晶化度がより増
大する傾向を示し、例えは、ガラス転S温良よりも下の
温度でも水分が共存する場合には結晶化が進む場合もあ
る。しかして、前記(1)式の後結晶化度(△Fl’a
)とは、この接着剤樹脂が環境変化によって結晶化度が
変化する度合い、換首すれば接着剤樹脂の結晶化度の環
境変化に対する安定性の度合いを示す。
熱IilJm性檎脂接着剤を用いた金lII&製ビンは
、内容物液体を熱間充填し、戒い一工内容物を充填した
後、熱水、熱水蒸気による加熱殺菌に賦される等、また
ビン詰の貯蔵時にも成る程度の高温に賦される等、樹脂
の融点よりも低い温度ではあるが、がなりの高温と水分
の攻撃とに@されることは避は得ない。しかして、これ
らOII境において接着剤樹脂の結晶化が進むと、それ
に伴なって接着剤層の体積が変化し、これに伴なう内部
歪によ−り接着劣化や気密性喪失等の原因となりやすい
。また結晶化度の増大により、接着剤層の機械的強度が
低下したり、強靭性、柔軟性、耐衝撃性が低下したりす
る傾向が認められる。
本発明においては、後結晶化度(△Wa)が20−以下
、%に15チ以下の熱可塑性樹脂を選択することKより
、環境変化による継目の接着劣化や漏洩、或いは接着剤
層自体の物性低下を抑制することが可能となる。
更に、本発明に用いる高分子量熱可塑性樹脂は、自生圧
力を有する内容物を充填する場合、或いは殺菌時乃至は
殺菌後における破網、継目の経時的漏洩等を防止する見
地から、90℃の温度で特定が10″−/aEymg以
下の範囲になけれはならなスとは次の意味を有する。一
般K、すりクリープコンプライアンスとは、一定応力或
いは定荷重下での樹脂の変形量を規定する物性値で、一
般的には材料の硬さを表わす弾性率と逆数の関係になる
金属製ボトルの主用途であるガス人飲料が充填された場
合、内圧の存在下で接合部接着剤には常にずり応力が負
荷された状態にある。したがって、ビールO#L曹(〜
70℃)、炭酸飲料の貯蔵(〜50℃)等により、接着
剤が変形し容器の寸法形状勢が変化しない事が容器性能
上轟然求められる。
クリープコンプライアンスの特性として、時間温−換算
則が通常の応力下で成立する事が知られている。つまり
、高温で燦時間荷重を負荷する場合と低温で長時間負荷
する場合で同一のクリープコンプライアンス値を示しそ
の温度・時間の組合せは無限にある。
金属製ボトルの対象とする内容品では、その内圧は上配
時間温度換算則の成立する範囲内であって、為い方の限
界の例として、50℃での炭酸飲料(内圧7.5〜/1
:lIり、70℃で殺菌時のビール(内圧的6〜/cl
IJ、90℃でのノフトドリンクスの窒素充填(内圧的
4 It/cj )等がある。
熱可塑性樹脂の種類により時間温度換算側を規定する定
数はまちまちであるが、ガラス転移a艮、あるいは結晶
の融解温度以下においては、似た4動を示し、横軸に時
間の対数たて軸にクリープコンプライアンスの対数を取
った換算曲線は全て類似した下に凸の滑らかな曲線にな
る。
接着剤として90℃で時定数2時間でのすりクリープコ
ンプライアンスJ”t=2krzが10−’cj/dy
偽−以下の範囲にあれば、上記ンフトドリンクスの窒素
充填に於て十分寸法精度が確保されるだけでなく、時間
温度換算側に基づいて計算するとたとえその最大値をと
ったとしても50℃の炭酸飲料の場合でも10年以上も
の長期の寸法精度の安定が確約される。
本発明に用いる熱可塑性樹脂は十分に高分子量であるべ
きであり、一般K 6,000以上、特に9.000乃
至500,000の数平均分子量t−有することが望ま
しい。また この樹脂は、熱融着性中熱接着操作の容易
性の見地から、8o乃至280℃、%1c90乃至24
o℃o軟化AiIIIAA)’を有することが望ましい
本発明に用いる熱可塑性樹脂は、前述した諸要件を満足
するように、 @融着可能なamの中から選択される。
適当な例は、これに限定されるものでないが、重要な履
に、ポリエステル、ポリアミド、アイオノマー(イオン
架橋オレフィン共1合体)、酸変性ポリオレフイン類、
ビニルエステル系共重合体、コポリカーボネート等であ
り、これらの樹脂の内前述した諸要件を満足するものが
使用される。
例えば、ポリエステルの場合、ポリエチレンテレ7タレ
ートは後結晶化度(ΔF、)が20gl1よりも多く、
環境変化による接合部の劣化が大で、本発明の目的には
不都合である。また、一般にポジエステル系ホットメル
ト接着剤と呼はれているものの多くは、すりクリープコ
ンプライアンスJ(t)g=2hデーが本発明で規定し
た範囲よりも大であり、分子量も低く、本発明の目的に
は適さない。
用い得るポリエステルの適当な例は、高分子量のコポリ
エステル、特に二塩基酸成分としてテレフタル酸単位及
び他の二塩基酸単位を含有し且つジオール成分としてテ
トラメチレングリコール単位を含有する高分子コポリエ
ステル、及び/又は二塩基酸成分としてベンゼンジカル
ボン酸単位を含有し、且つジオール成分としてテトラメ
ゾレンゲリコール単位と他のジオール単位とを含有する
高分子量コポリエステルであり、具体的!1Ckl、ポ
リテトラメチレン・テレフタレート/イン7タレート。
ポリテトラメチレン・テレフタレート/イソ7タレート
/アジペート。
ポリテトラメチレン・テレフタレート/アジペート。
ポリテトラメチレン・テレフタレート/セパテート。
ポリテトラメチレン/エチレン・テレフタレート。
ポリテトラメチレン/ポリオキシエチレン・テレフタレ
ート。
ポリテトラメチレン/ポリオキシエチレン・プレ7タレ
ート/インフタレート 等が挙けられる。
これらのコポリエテルは単独で使用される他に、複数種
のブレンド物としても使用され、更にポリエチレン、ホ
リフロピレン、アイオノマー、エチレン酢酸ビニル共重
合体、変性ポリプロピレン等o4リオレフィン系の樹脂
を一部ブレンドして用いる場1合もある。
ンスが本発明て規定範囲よりも大きく、本発明の目的に
不満足である。適当なポリアミド系接着剤の例は、炭素
数100個当りのアミド基の数が4乃J1!i12の範
1にある少なくとも1種のナイロン類であり、より具体
的には、ポリ−ω−アミノデカン酸、ポリ−ω−アミノ
ランチ刀ン酸、ポリ−ω−アミノドデカン酸、ポリ−ω
−アミノトリデカン酸、ポリデカメチレンドデカミド、
ポリデカメチレンドデカミド、ポリデカメチレントリデ
カミド、ポリドデカメチレンアジパミド、ポリデカメチ
レントリカミド、ポリデカメチレンドデカミド、ポリデ
カメチレントリデカミド、ポリトリデカメチレンアゼ2
ミド、ポリトリデカメチレンドデカミド、ポリトリデカ
メチレンドデカミド、ポリトリデカメチレントリデカミ
ド、ポリヘキサメチレンアゼラミド、ポリテカメチレン
アゼラミド、ポリドブ力メチレンアゼラミド、ポリトリ
デカメチレンアゼ2ミド等が挙けられる。
これら等のポリアミドは2種以上のブレンド物でも、或
いは各単量体の組合せから成るコボリアオドの形でも、
更にこれらを組合せブレンド物の形でも使用できる。用
いるポリアミドは少量であればダイマーII尋の異種成
分で変性されていてもよい。
アイオノマーとしては、オレフィン類と不飽和ttルd
l”4L 或いは更に他のビニル七ツマートノ共重合体
をアルカリ金属、アルカリ土類金属、或いは有゛機塩基
で中和して得られる樹脂例えば、米国デュポン社から市
販されているブーリン類が使用される。。
更に1ポリエチレン、ポリプロピレン、結晶性エチレン
−プロピレン共重合体等のポリオレフ1ン類に、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のエチレン系不飽和
カルボン酸や、−水マレイン酸、無水イタコン酸等のエ
チレン系不飽和カルーン酸でクラフト重合させて成る酸
変性ポリオレフィンを使用し得る。更にビニルエステル
系共重合体として、ビニルエステルとオレフィン類又は
他のビニルモノマーとの共重合体或いはその部分ケン化
物9例えば、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合体を使用し得る。
これらの樹脂は所望に応じて、それ自体周知の配合剤、
例えば充填剤、更には紫外線吸収剤、安定剤、滑剤、酸
化防止剤、顔料、染料、帯電防止剤等を公知の処方に従
って配合することができる。
無継目カップを構成する金属素材としては、未処理の銅
板(ブラックプレー))、各極表面処理鋼板、例えば錫
メッキ鋼板(プリキン、亜鉛メッキ鋼板、アルミメッキ
鋼板、ニッケルメッキ鋼板、クロムメッキ銅板等のメッ
キ鋼板;電解クロム酸処理鋼板等の電解処理鋼板;リン
酸及び/又はクロム駿処理鋼板等の化学処理鋼板や、ア
ルミニウム等の軽金楓板或いはこれらの複合材等が使用
される。
無継目カップを得るためK、上述した金1!4素材を円
板等の形状に打抜き、絞りポンチと絞りダイスとの間で
、1段或いは多段の絞り加工に付し、所望にエリ絞りカ
ーツブをしごきポンチとしごきダイスとの間で多段のし
ごき加工に賦す。これらの絞り加工やしごき加工の操作
や条件は、それ自体公知のものであり、それ自体公知の
条件で行うことができる。
加工に何する金^素材の累板岸は、ピンの最終寸法や素
材の種類によっても相違するが、一般に0.2乃至0.
5■、%KO12乃至0.65−の範囲にあるのが望ま
しく、一方しごき加工を行う場合にはその1IIIls
の厚みは0.05乃至120簡、特に0.06乃至0.
17■となるようにするのがよい。
この金属素材には、カップ成形に先立って予じめ耐腐食
性の保護塗膜を施こし、或いは成形後のカップに、  
)リミングを行い、必要により洗滌処理、例えばリン酸
及び/又はクロム酸による表面化学処理を行った後、少
なくともその内面に耐腐食性の保験塗料を施こす。この
保験塗料としては、熱硬化性及び熱可塑a1に脂から成
る任意の顔料;例えばフェノール・エポキシ塗料、アミ
ノ−エポキシ塗料等の変性エポキシ塗料:例えば塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マ
レイン酸共重合体、エポキシ変性−、エボキシアiノ変
性−或いはエポキシフェノールtS−ビニル1uir塗
料轡のビニル又は変性ビニルima;アクリル*m糸塗
料;スチレンープタジエン糸共重合体等の合成ゴム系塗
料等が使用される。
これらの塗料は、エナメル或いはラッカー等の有機溶媒
溶液の形で、或いは水性分散液又は水溶液の形で、スプ
レー塗装、浸漬塗装、静電塗装、電気泳動塗装等の形で
カップに施こす。勿論、前記樹脂塗料が熱硬化性の場合
には、必要により塗料を焼付ける。
本発明による接着剤は、カップの接合すべき開放端縁部
K、カップ相互の嵌合に先立って施こす。
この接着剤層は、樹脂層の厚みが10乃至200μ淋、
特に20乃至150μ集となるように施こすのがよく、
且つ重ね合せ接合部の巾、即うップ巾が1乃至30−1
特に2乃至20■となるように施すのがよい。
接着剤樹脂は、種々の形態、例えばフィルム、粉体、ス
ラリー、溶液、プラスチゾル乃至はエマルジ曹ンの形で
所望とするカップの部分に施こすことができ、%に本発
明の接着剤は、取扱い及び塗布操作が容易で、乾燥等の
操作が容易なフィルムの形で施用できることも有利な点
である。
接着剤の施用は、接着剤の形態に応じて、ラミネート、
押出(エクストルート2、静電粉体塗装、電着塗装、ス
プレーコート、ノズル吐出、ティップコート、ロールコ
ート、ブラッシング(刷毛塗り)等01に有刃式を採用
できる。
金属素材の接合ナベhm分に前記保護塗料が施されてい
る場合には、このm料は接着剤に対してプライ1−とじ
て作用し、望ましい接着性が得られる。勿論、接着剤の
施用に先立ってプライマーとなる塗料を金I11累材に
予じめ施こすこともできる。
1また、カップの円周状翔放端部1i−1ね合せ接合す
る場合には、継目の内側に必然的に金属素材のカットエ
ツジが露出する。このカットエツジを、カップの嵌合に
先立って、接着剤テープで包み込む或いは接着剤の粉末
、スラリー、溶feLをこのカットエツジに施こして、
カットエツジの保Sを行うこともできる。
接着剤は、継目の内側或いは外側となるカップ開放端縁
部の外面或いは内面に施こすことができ、また両面に施
こすこともできる。
接着剤を施したカップに他方のカップを嵌合させ、次い
で重ね合せ部に存在する接着剤を溶融させ、必II!に
より継目を冷却して継目を形成させる。
重ね合せ部の加熱は、高周波誘導加熱、赤外線加熱、熱
風加熱、加熱体からの伝熱加熱等によることができ、ま
た継目の冷却は放冷、空冷、水冷等の任意の操作による
ことができる。
この際、継目の外方となる開放端部と継目の内方となる
開放端部との閣で接着剤層が圧′接挾持される状態で一
着剤の溶融を行うことが、気密性及び接着力に優れた継
目を形成させる上で有利であり、一般に1周状の重ね合
せ接合を形成する両開放端部の内、内@に位置するもの
の外径をDI、外側に位置するものの内径をDO1両者
の関に介在させる接着剤層の厚みをdムとしたとき、下
記不等式 %式% が成立するようにこれらの諸寸法を選び且つ接着饅の接
着剤の厚みが10乃至150μ集%に10乃至100μ
鶏となるようにするのが望ましい。
また、カップの嵌合に際しては、外側に位置する開放端
Sを加熱による影線させておくと嵌込みが容易である。
本発明によるビンは、辰酸飲料、ビール、発泡酒等の自
生圧力を有する内容物に対する容器として、また窒素ガ
ス、液体窒素等を内容物と共に充填する内圧容器等とし
て特に有用である。
本発明の接着剤を用いて得られる金属製ビンは、従来の
プラスチックビン(ポリエチレンテレフタレート2軸延
伸ボトルλやガラスビンに比しても顕著な利点を有する
。これらの利点をまとめて示すと、A表の通りである。
本発明を次の例で説明する。
オず本発明の冥施例に用いる熱可塑性接着剤の各種物性
は以下に述べる方法に従って測定した。
なお、これらの諸物性はそ0@理的意味が嘴確な事から
、以下で述べる方法以外の測定方法によっても十分測定
が可能であり、何らその測定法に、制限を加えるものて
はない。
0)密度勾配管による後結晶化度ΔWo o測定金属製
ボトルよりラップll倉部分管切り出し、板材を希塩酸
、希硝酸等の酸により溶解して接着剤膜を採取した。次
いでこの接着剤膜の一部を更に70℃の水中にて10峙
関浸漬した。これらの皮層は、いずれも液体窒票のトラ
ップを設けた真空乾燥侍により10−4■Hf、20℃
の雰吐気下で48時時間分な乾燥を行ってvIi度測定
の試料に供した。ここで接合部から採取した直後のもの
を試料I、これを更に上記の条件で水中浸漬したものを
試料層とする。
密度勾配管として、池田理化製直続式比重測定装置を用
い、密度勾配液は接着剤樹脂のsW4に応じて、溶解、
膨潤等の影響が無くしかも適切な密度範囲が得られるよ
う適宜選択した。20℃で、約1.OX O,3−の形
状に切り出した試料について勾配管に投入後5時間の試
料位置より密度を決定した。後結晶化度は以下の手順で
求めた。
筐す、多くの場合接着剤膜にプライマー被膜が付着して
引きはがすのが困難であったので、既知であるプライマ
ーの塗布量からその付着量Wp、そしてその密NPpを
同じく密度勾配管で別途求め、試料の見かけの密度かよ
り接着剤の真の密度phを次式より求めた。
ここでWムは試料における接着剤の重量である。
こうして求めたJ?Aより、この接着剤樹脂の結晶部分
の密度76、非晶部分の密1111ムを用いて、Fs十
Fa=100 より、この試料の結晶化度FFx、−を決定した。次い
で、試料■の結晶化度Fay、試料lの結晶化度W−I
エリこの接着剤の後結晶化度△W−を(1)式より求め
た。
各種の接着剤について、それぞれ6個のボトルより採取
した試料について求めた値の算術平均をもって測定値と
した。
(ロ)すりクリープコンプライアンスの測定fJ、va
s Halda、J、IP−、ll’illtavma
<J、Po1ytn。
S−仁、11.243 (1955)IK示されている
のと同様な、IIL純なすりが測定可能な図60装置を
用いた。
面構・、膜厚−の接着剤11脂から成るフィルム状試験
片2枚(AA’)會厚さ0.10mの6枚の電解クロム
処理鋼板C2c′でそれぞれサンドイッチし、上下O鋼
板CはネジでディスクByに止め、中の銅板はクランプ
を介しピアノ線と接続した。
この際鋼板と接着剤フィルムとはIIP411II着す
るか、あるいは瞬間接着剤によりすべりが生じない工う
に完全Km着させ、スペーサーEは鋼板とフィルムの全
厚みに一部するように選びネジDで試験片全体をゆるく
固定した。次いで、装置の儀′線内部分t−囲い、90
℃に恒温し、温良が一定に到達した後少くとも50分v
kKピアノ線先端におもりGを接続してクリープ試験を
Miした。ここで、サンプルの形状(面積・、厚さd)
および負衝々重はそれぞれの接着剤に応じて、測定精度
が最も良くなるようにa=1〜25−1d = 0.0
5〜1.OO側、r=o、os〜20にの範囲から選択
した。荷重負荷後2時間の変位、すなわち1.1  間
の間隔の変化を力竜トメ−ターにより直続し測定値とし
た。
こむで変位をΔ5(t)hj、荷重をF (41%−)
とする時、すりクリープコンプライアンス/(t)(c
j/dyvha)を次式より計算した。
また、以下の実施例に於ては、次に述べる方法に従って
金属製ボトルの評価を行った。
〔金属製ボトルの評価〕
0)接合部ずりせん断強度の測定 接合後の金属製ボトル、そして、これに水を充填して7
0℃にて10時時間待させた後真空乾燥したものKつい
て、゛それぞれ高さ方向7tx、円周方向寥接倉部を含
む試料片を切り出し、テンシロンを用いて引張り速度1
00wt愼ss、 ii!温下ですすせん断破壊試験を
行い、ラップ接合部の接着面積を考直してずすせん断強
良として表記した1、各々6平のボトルについて測定し
、それらの算術平均値を持って―j定値とした。なお、
ここで55〜57−/−以上と表記されているものは、
板の破断が生じたもので、実際の強度はこれ以上の値で
ある事を表わしている。
仲) 50℃6ケ月の経時試験 ・容積変化 あらかじめ充填前のボトルの全容積を測定したものに、
内容物を充填し、経時した後、漏洩の全く無いもOKつ
いて再び全容積を測定して、その差を容積変化ΔVとし
た。各々10缶ずつ測定し、それらの算術平均値を結果
として採用した。
・漏洩および破網率 上部体と底部体が離別したり、あるいはどちらかが変形
して接合部にすき間の見られるものを破胴とした。また
;25℃での内圧が、充填[vkに比べて5s以上低下
しているもの、そして、接合部近傍に何らかの内容品の
Kじみ出しがIl察されるものを漏洩と見なした。時に
は、50本中の漏洩数と破網数の総和を漏洩率艶)とし
て示し、カッコ内にはそのうちの破網率@)を示した。
f→ テンテイングテスト 金属製ビンにそれぞれの所定の内6品を充填した後、図
4に示すような、重さ4−の錘(イ)を一定高さく6■
Jより水平方向に対して22.5°の角度で傾斜した金
amビン(ハ)接合部の外部体端縁より0.3簡の位置
へ鋸直に自然落下させる。
この試験で、上部体と底部体とが離別したり接合部にす
き間が発止したものを破胴、25℃で48時間放置俵に
内圧を測定し充*IN後に比べて5s以上の低下が見ら
れるもの、そして接合部近傍に内容品のにじみ出しが観
察されるものを漏洩と見なした。表には、上記漏洩ビン
と破網ビンの総和を漏洩率(6)として示し、カッコ内
にはそのうちの破網事情)を示した。
なお、試験条件として0℃と26℃を選び試験体全体が
十分その温度圧到達しているのを確駅した上で、それぞ
れ50本の試験を行った。
〈実施例1.2、比較例1〉 素材厚0.26■のアルミ板(3004材H19)の内
外面に変性ビニル系塗料をそれぞれ全体の塗膜量が15
0’1lldd、60”174wtどなるように塗布・
焼付を行った後に94霞の径の円板に打抜會、通常のプ
レス加工により成形を施し、接合部端縁の内径が64.
45−で中心部に直径25鱈の注ぎ口を有する上部体を
作製した。
一方、素材厚0.30−のアルミ板(3004材H19
)を約142−の径に打抜き、絞りポンチと絞りダイス
との間で内径が約85−のコツプ状に成形する。次いで
、このコツプ状成形物を再絞り工程に賦した後fEil
約66.1−のしごきポンチとダイスによりしごき加工
を施した。この外面に変性ビニル系塗料を塗膜量が60
’lf/dw?になるようにマンドレルコーターで塗布
後焼付し、更に内面にも同じ塗料を塗膜量150”f/
diKなるようにスプレーコートし、焼付を行った*に
、ネックイン加工を行ってその円周端縁の外径が64.
40 wmの下部体を作製した。
この下部体の外面側端縁全周にわたって約4■巾で以下
のように接着剤を塗布した。すなわち、実施例1では、
ポリテトラメチレンテレフタレート(PBT)/ポリテ
トラメチレンインフタレート(FBI)から成る共重合
ポリエステルA1共重合比PBT/PBI=70/60
.の約25A餌の粒径の粉体を用い、農厚約60μ集と
なるように静電塗装した後、赤外線ヒーターでその部分
を加熱し成膜させた。実施例2では、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)/ポリエチレンインフタレート(
PEI)から成る共重合ポリエステル、共重合比PET
/PEI=80/20、およびPBT%PBIから成る
共重合ポリエステル、共重合比PBT/PBI=65/
35、の2成分の共1合ポリエステルブレンドA(ブレ
ンド比(PET/FEZ): (PBT/PBX)=5
 : 7)の膜厚6〇−のフィルムを、あらかじめ高周
波加熱した下部体外面端縁に粘着させた。更に、比較例
1では膜厚30μ集のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを先と同様の方法で貼着させた。
このIIK祷られた、上部体と接着剤を塗布した下部体
とを嵌合し、嵌合Sを為崗波加熱して、接着剤をll1
llIIシた後冷却固化させて上部体と下部体を接合し
た容量約5001の金a製ビンを作製した。
これら金属製ビンの接合部のすすせん断強度を、接合i
l後のものと、これに水を充填して70℃で10時時間
待させたものについて測定し、更に、コーラを充填した
後、注き口を密栓しキャンウオーマ−VCより42℃で
1ljIliを行い50℃6ケ月経時させ、漏洩、破網
等の有無を観察した。表1にを:、これらの結果を各接
着剤樹脂の物性値とともに示す。
く実施例3,4、比較例2〉 素材厚0.26■のアルミ板(3004材H19)の内
外面に変性ビニル系m料をそれぞれ全体の塗膜量が18
0キ/dnl、80q/d#/となる工うに塗布、焼付
を行った後に250−の径の円板に打抜き、通常のプレ
ス加工により成形を施し、接合部端縁の内径が110.
6篩で中心部に直径60鱈の注き口を有する上部体を作
製した。
一方、同じ1m!装板より250−の径の円板を打抜き
、プレス加工により成形を行って接合部端縁の外径が1
10.6−の下部体を作製した。
この下部体の端縁全周にわたって、その外面匈約6■巾
、円面側約2■巾で以下のように接着剤を塗布した。す
なわち、実施例6では、二塩基酸成分としてテレフタル
酸とイソフタル酸のモル比が8:2、グリコール成分と
してテトラメチレンクリコールとトリエチレングリコー
ルのモル比力20=1の成分から成る共重合ポリエステ
ルBから成るフィルムで膜厚80μ愼、中8■のものを
、あらかじめ高周波加熱した下部体外面端縁全周にわた
り約2.5霞はみ出るように結着し、しかる後、再度端
縁を高周波加熱しながらこのはみ出し部分をロールによ
り折り返して内面側圧貼着させ端縁が接着剤により被儀
された下部体を作製した。また、実施例4では、平均粒
径35μ観のナイロン11粉末を、下部体の端縁外面@
6■、内面側2■のみが露出するようにマスキングした
上で、静電塗装を行い、更に赤外線ヒーターにより粉体
を溶融させ約85μ餌の膜厚で接着剤を塗布した。
一方、比較例2では、ダイマー酸とポリアルキレンポリ
アミン及びヘキサメチレンシアインより縮合重合させて
得られたポリアミドAを、ギアーポンプが付属されたホ
ットメルトアプリケーターにより、上記形状で下部体端
縁に約80μの膜厚でIk有した。
この様に得られた、上部体と接着剤を塗布した下部体と
を恢合し、嵌合部を高周波加熱して接着剤を溶融した後
冷却固化させて上部体と下部体を接合した容量約21(
D金j&製ビンを作製した。
これら金属製ビンにビールを充填した稜江ぎ口を密栓し
、65℃30分の収繭を施した上で50℃で経時させ、
内容積の変化や漏洩、破網の有無を観察した。表2には
、これらの結果を各接着剤の物性値とともに示す。
〈実施例5〜7、比較例6〉 素材厚0.26−のプライト錫メッキ鋼板(T−1材、
めっき量φ5015’D)の内外面にエポキシ・エリア
系塗料をそれぞれ全体の′#!i膜量が150W/di
 、  60111f/diとなるようKm布、焼付を
行った*に94mの円板に打抜き、通常のプレス加工に
より成形を施し、接合部端縁の内径が64.48−で中
心部に@径25騙の江ぎ口を有する上部体を作製した。
一方、素材厚0.30−の錫メッキ鋼板を約142−の
1!、に打抜き、・絞りポンチと絞りターイスとの間で
内径が約85mのコツプ状に成形する。次いで、このコ
ツプ状成形物を再絞り工程に賦した後、直径約66.1
箇のしごきポンチとダイスによりしごき加工を施した。
この外面に変性エポキシ系線料t−塗膜量が60〜/d
wlllcなる工うにマンドレルコーターで塗布後焼付
し、更に内面には、エホキシュリア系筺科を塗膜量15
(lv/−扉になるようにスプレーコートし、焼付を行
った後に、ネックイン加工を行ってその円周端縁の外径
が64.40露の下部体を作製した。
仁の下部体の端縁全周にわたって、その外面測的4−巾
、内面測的2−巾で以下のように接着剤を塗布した。す
なわち、実施例5では、PET7P!lから成る共重合
ポリエステル、共重合比PI!I’ 7PE I=80
/20、PBT7pB1から成る共重合ポリエステル、
共重合比PB77PBI=65/35、低@度ポリエチ
レン(LDPE)の6種のポリマーのブレンド物でブレ
ンド比が2.5:6.5 : 1なる共重合ポリエステ
ルブレンドBから成るフィルム、膜厚50μ講巾6■の
もの、をあらかじめ高周波加熱した下部体外1iili
端縁に金属にわたり約2鵠はみ出るように貼着し、しか
る後、再屓端縁を高周波加熱しながらこのはみ出し部分
をロールで折り返して内面側に貼着させ端縁が接着剤に
工り被嶺された下部体を作製した。また、実施例6では
、 、 無水マレイン酸f注ボリグロピレン粉末、平均粒径60
μs、を下部体の端縁外面@4 M、内面1i2−のみ
が篇出する工うにマスキングした後、静電塗装を行い、
更に熱風オープンに工り粉体を#l融させ、約50II
集の膜厚で接着剤を塗布した。
筐だ、実施例7では、塩ビ酢ビ共ム合体、塩ビニ酢ビ=
 8.5 : 1.5.60饅溶液が満たされた浴に、
下部体を垂直方向より約70°傾斜させて、ゆるやかに
回転させながらその端縁の一部を溶液に浸漬した後、熱
風オープンで溶剤を飛散させ樹脂を溶融させる事により
膜厚的50μの上記形状の接着剤膜を形成した。一方、
比較例6では、アクリロニトリル、4/7’タジ工/B
/スチレンSブロツク共重合体粉末1.(:B:C=4
:2:4、平均粒径20μ風、を実施例6と同様な操作
により所定端縁部に膜厚的50μで塗布した。
このように得られた上部体と接着剤を塗布した下部魅楊
合し、嵌合部を高周波加熱して接着剤を溶融した後冷却
固化させて上部体と下部体な接合した容量約500W1
1の金属製ビンを作しれ全体の塗膜量が180〜/dj
′lL2.60W/dm”となるように塗布、焼付を行
った後に径94−の円板に打抜き、通常のプレス加工に
より成形を糺し、接合部1縁の内径が64.50−て中
心部K[l径25■の注ぎ口を有する上部体を作製した
一方、素材厚0.60mの錫メッキ鋼板を約142箇の
径に打抜き、絞りポンチと絞りダイスとの間で内径が約
85−のコツプ状に成形する。次いで、このコツプ状成
形物を貴絞り工程に賦した後、直径約66.111II
lのしごきポンチとダイスによりしごき加工を施した。
この外面にエポキ7・アクリル糸1llI料を塗膜量が
70M9/dm’になるようにマンドレルコーターで塗
布後焼付し、更に内面には、エポキシフェノール系塗料
を塗膜量170η/dKlるようにスプレーコートし、
焼付を行った後に、ネックイン加工を行ってその円周端
縁の外径が64.40−の下部体を作製した。
この下部体の端縁全周にわたって、その外面測的4−巾
、内面測的2−巾で以下の↓うに薪漕剤を塗布した。す
なわち、実施例8では、二塩基酸としてテレフタル酸と
アジピノ酸のモル比が9:1、グリコールと[7てテト
ラメチレングリコールの組成の共重合ポリエステルCか
ら成るフィルム、膜厚60声、管先の実施例6と同様に
端縁部に塗布した。また、実施例9では、ラフリンラク
タムとカプロラクタムから成る共重合すづロン粉末、共
重合比12/6=9/1粒径21μ集、を同じく実施例
6と同11KII縁部に膜厚60μで塗布した。
一方、比較例4として、ダイマー酸とポリアルキレンポ
リアミンを重合して得られるポリアミドBを、先の比較
例2と同じホットメルトアプリケーターにより端縁部に
上記形状で膜厚約60μで塗布した。
この様に得られた、上部体と接着剤を塗布した下部体と
を嵌合し、嵌合部を高周波加熱して接着剤を溶融した後
冷却固化させて上部体と下部体を接合した容量的500
−の金属製ビンを作製した。
これら金属製ビンに90℃に加熱されたオレンジジュー
スを充填し、艶に室温まで冷却した隊に内圧が0.8〜
1.2に/−となるように液体窒素を滴下した後注ぎ口
を密栓した。次いでこれらにりいて0℃と25℃でのテ
ンテイングテストを行ってビン強度を評価した。表4に
は、これらの結果を各接着剤の物性値とともに示す。
表  1 表   2 # 4 ナイ0711     F     188 
11  9.2X10−’   1.8゜;較例2 ポ
リアミドA     H1t55   0  3.2X
10−’    α6909    >55    >
56         0%950    >57  
  >55         01042    53
    24        46(30)890  
              0.05   0546
’                 0.04’  
  0286               2.5 
  16(4)!!3 表   4 # 9共重合ナイロン   P    17014比較
例4 ポリアミドB     H18502,7160
00 2,6174000 4,6042(28)  82(66)  32(10
)3.2    918            0%
   0%3.1 x 10−・  2.1    5
46           0    08.4X10
−”   0,6   231           
12(8)   4(4)
【図面の簡単な説明】
@1図は、本発明の金属製ビンの上部体と下部体とを夫
々別個に示す断面図、 第2WAは、上部体と下部体とを重ね合わせ接合して成
る本発明の金属製ビンの断面図、113iElは、すり
クリープコンプライアンスの測定に用いる測定装置を示
す図、 第4図は、デンチングチストの概略を示す図であって、 側照数字はそれぞれ、1は下部体、2は上部体、6及び
4は開放gIA部、5は側面継目、6は薄肉側壁部、7
は底部、9は土壁、10は注ぎ口、11は接着剤、12
は金属素材切断端縁、16は被覆層を示す。 特許出願人 岸  本  昭 代 理 人 弁理士 鈴 木 郁 男 第1図 第2図 0 第3図 H 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)夫々カ4it属製のカップ状成形体から成る上部
    、体と下部体とを、円周端部においてランプ接合するた
    めの接着剤であって、 該接着剤は、 1配式 %式% 式中−WC工は軟化点工り60℃商い温良で浴融した後
    室温にて放冷した接着剤の密&1111定法による結晶
    化度(%)を表わし、JJ/ 、IIはこの接着剤を再
    び70℃の水中1(10時間浸漬放置した後室温にて放
    冷乾燥したもののfIl!!!L測定法による結晶化度
    &b)を表わす で定義される後結晶化度(J6)が2016以1の範囲
    にあり、90℃で時定数2時間でのすクリープコンプラ
    イアンス/ (t)t =:2轟r# が10−’7/
    dy%−以下の範囲にあり、且つ王制もし2(は餉餉る
    少なくともisの高分子量熱可m性樹脂から成ることを
    %徴とする金属製ビン用接着剤。 ■ 前記接着剤を構成する樹脂は平均で6.000以上
    の数平均分子量を有する結晶性熱可塑性重合体である特
    許請求の範囲第1項記載の接着剤。 (3)  MiJ記熱可熱可塑性樹脂0乃至280’C
    の軟化点を有するものである特許請求の範囲第1項記載
    の接着剤。 (4)  前記熱可塑性樹脂は少なくとも1種のコポリ
    エステルである特許請求の範囲第1項記載の接着剤。 (5)  fIJ紀コポリエステルは、二塩基rlk成
    分としてテレフタル酸単位及び他の二塩基酸単位を含有
    し且つジオール成分としてテトラメナレ/グリコール単
    位を含有するコポリエステルである%ト祠求の範囲第4
    積配軟の接着剤。 (6)前記コポリエステルは、ニー基酸成分としてベン
    ゼンジカルボン酸単位を含有し、且つジA−ル成分とし
    てテトラメチレングリコール単位と他のジオール単位と
    を含有するコポリエステルである特許請求の範囲第4項
    記載の懐麿削。 (7)前記熱可塑性樹脂は、炭素数100個当りのアミ
    ド基の数が4乃至12の範囲にある少な(とも1種のナ
    イロンである丑ff請求の範囲第1項記載の接着剤。
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