JPS5846344Y2 - 温風機 - Google Patents

温風機

Info

Publication number
JPS5846344Y2
JPS5846344Y2 JP80778U JP80778U JPS5846344Y2 JP S5846344 Y2 JPS5846344 Y2 JP S5846344Y2 JP 80778 U JP80778 U JP 80778U JP 80778 U JP80778 U JP 80778U JP S5846344 Y2 JPS5846344 Y2 JP S5846344Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
heating element
air
casing
hot air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP80778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54105062U (ja
Inventor
民義 星野
雅生 淀川
Original Assignee
東芝熱器具株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝熱器具株式会社 filed Critical 東芝熱器具株式会社
Priority to JP80778U priority Critical patent/JPS5846344Y2/ja
Publication of JPS54105062U publication Critical patent/JPS54105062U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5846344Y2 publication Critical patent/JPS5846344Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案は温風の吐出構造を改良した温風機に関する。
考案の技術的背景 従来一般の温風機は、第1図に示すように、ファンaを
収納したファンケーシングbの吐出口部Cの内部に発熱
体dを設け、ファンaで送風する空気を発熱体dで加熱
し温風として吐出口部Cから吐出している(実公昭48
−23145号)。
背景技術の問題 しかしながら、このような従来の温風機においては、フ
ァンaで送風される空気が整流状態で発熱体dの周囲を
通過するから、その発熱体dと直接接触する部分と他の
部分とでは、温度的な差が比較的顕著に生じ、このため
吐出口部Cから一定の温度分布の温風を吐出することが
困難となる難点があった。
考案の目的 この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、吐出口部からほは゛均一の温風
を吐出することができるようにした温風機を提供するこ
とにある。
考案の概要 一側面に吹出口を他の少なくとも一側面に導入口を有し
た筐体と、この筐体内に配設されたファンと、このファ
ンを収納し筐体内と連通ずる吸込口部および上記吹出口
と対向する吐出口部を有したファンケーシングと、上記
吸込口部と導入口との間および上記吐出口部の内部に臨
み前者の部分の発熱容量が後者の部分のそれにより大き
い発熱体とを具備したことを特徴とする温風機。
考案の実施例 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1は扁平の箱形状に形成された筐体で、この筐体1
の一側周面つまり下面に吹出口2が、他の周面つまり上
面および両側面に導入口3・・・・・・がそれぞれ形e
、されている。
筐体1の背面はは沖央部に凹部4が形成され、この凹部
4内にモータ5か設けられ、このモータ5は凹部4を被
うように設けられた取付板6により支持固定されている
そしてモータ5の回転軸7が取付板6を遊挿して筐体1
に臨み、その端部にターボ形あるいはシロッコ形のファ
ン8が取着されている。
このファン8は上記取付板6と離間して対向する円形の
基板9と、この基板9の内面周縁に放射状に配設された
多数の翼片10・・・・・・とからなる。
11は上記ファン8を収納したファンケーシングで、こ
れは−側部にラッパ状に開拡する吐出口部12を有する
とともに、ファン8の基板9と対向する部位に吸込口部
13を有し、上記吐出口部12の端面が筐体1の吹出口
2に対向するように配置されている。
そしてこのファンケーシング11の外周に環状に曲成さ
れた発熱体14.14が設けられている。
この発熱体14は例えばシーズヒータからなり、一部が
上記吐出口部12を貫通し、他がファンケーシング11
の外周に沿うように支持されている。
つまり発熱体14.14は吸込口部13と導入口3・・
・・・・との間、および吐出口部12の内部に臨んでい
るのである。
そして吸込口部13と導入口3・・・・・・どの間に臨
む部分の区間が吐出口部12の内部に臨む部分の区間よ
りも長くなっていて、これにより前者の部分の発熱の容
量が後者の部分のそれよりも大きくなっている。
さらに発熱体14.14には、複数の放熱板15・・・
・・・が取付けられ、これら放熱板15・・・・・・は
筐体1の内隅部に必然的に形成された空間内に臨んでい
る。
また、吐出口部12の内方には立上り性のよい例えばリ
ボンヒータからなる補助発熱体16が設けられている。
筐体1の前面下部には、下面の吹出口2と隣接して第2
の吹出口17が゛形成され、この吹出口17にもファン
ケーシング11の吐出口部12が連通している。
そしてこれら吹出口2.17の内方にこれら吹出口2,
17を開閉するダンパー18が設けられている。
このダンパー18は第4図に示すごとく、端に支軸19
a、他端に連動軸19 bを有し、上記支軸19 aが
筐体1の前面側下端隅部に回動自在に枢着されている。
そして連動軸19 bの両端が、筐体1の両側部に形成
された弧状の案内孔20に遊合されている。
また、筐体1の一側部には前後に進退自在な操作板21
が設けられ、この操作板21には上記案内孔20とほぼ
逆の方向に傾斜する長孔状の操作孔22が穿設され、こ
の操作孔22に上記連動軸19 bが遊挿している。
したがって操作板21を前方に引き出すと、ダンパー1
8が支軸19aを支点にして反時計方向に回動し、一方
の吹出孔17が閉塞され、また操作板21を後方に押し
込むと、ダンパー18が時計方向に回動し、上記一方の
吹出孔17が開放されるとともに、他方の吹出口2がそ
の上方部において閉塞される。
次に全体の作用について説明する。
まず、各発熱体14,14.16およびモータ5が通電
される。
モータ5の通電によりファン8が回転し、この回転によ
り各導入口3がら空気が吸い込まれる。
この空気は発熱体14.14の周囲を通過し、吸込口部
13を経てファンケーシング11内に流入し吐出口部1
2に至る。
このように流通する空気は、発熱体14.14の周囲を
通過する際、それとの熱交換により温風となる。
発熱体14.14には放熱板15・・・・・・が取付け
られており、このため上述の空気は効率的に発熱体14
.14の熱を吸収して速やかにほぼ所定の温度の温風と
なる。
このようにして温風となった空気は、さらに吐出口部1
2を流通する際に、この部分に臨む発熱体14.14の
熱および補助発熱体16の熱を吸収して高温の温風とな
る。
そしていま、操作板21の操作により、前面の吹出口1
7を開放した場合にはその温風を前面の吹出口17がら
流出させることができ、また逆に下面の吹出口2を開放
した場合にはその下面の吹出口2がら流出させることが
できる。
なお、補助発熱体16は、メインの発熱体14.14が
シーズヒータなどの場合その発熱の立上りが比較的悪い
ためそれを補って運転当初がら所定温度の温風を流出さ
せる目的で設けであるもので、したがって発熱体14.
14が所定の能力に達した時点には適宜な手段でその通
電を断ち切っても差し支えないものである。
ここで温風の生成過程についてみると、まずファンケー
シング11内に流入する以前にほぼ所定の温度の温風が
生成され、これがファンケーシング11内に流入し、フ
ァン8により吐出口部12に送風され、さらにこの吐出
口部12において加熱されるものである。
予め生成された温風はファン8を通過する際に攪拌され
各部が均一の温度分布となり、そして吐出口部12にお
ける加熱度合はケシフグ11外におけるそれよりはるか
に小さいがら、その均一の温度分布状態はほぼそのまま
に維持され、結局吹出口2あるいは17がらは均一の温
度分布の温風が流出し、したがって室内を均一に有効に
暖房することができる。
モータ5は取付板6で被われており、このためファンケ
ーシング11内に温風が流入してもその取付板6の遮熱
作用によってモータ5の過熱が確実に防止される。
発熱体14.14はファンケーシング11の外周のテ゛
ットスペースを利用して配設されており、このため、全
体を小型に構成できるとともに、温風の温度能力を向上
する場合、その発熱体14.14のみを発熱能力に優れ
る大きなものとすればよく、とくにファンケーシング1
1もそれに応じて大型に構成するような必要がなく、シ
たがって常に全体の小型化を図れる利点がある。
つまり、従来では吐出口部内に発熱体を配設しているた
め、発熱体を大型にした場合にそれに応じてファンケー
シングも大型に形威しなければならない不利な面があっ
たが、この考案においてはそのような不利な面を確実に
除去して常に全体を小型に構成できるものである。
温風機全体の形状をみると、これは扁平形に形成されて
おり、このため壁面に掛は止めたり、あるいは床面に設
置するなど室内の狭い空間を利用する種々の使用形態を
採用できる利点がある。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、吸込口部と導入
口との間、および吐出口部の内部に臨む発熱体を設け、
前者の部分の発熱容量を後者の部分のそれよりも大きく
したから、吹出口からほぼ一定の温度分布の温風を吹出
すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温風機を示す断面図、第2図はこの考案
の一実施例を示す正断面図、第3図は同じく側断面図、
第4図は同実施例におけるダンパーの動作を説明するた
めの一部拡大断面図である。 1・・・・・・筐体、2,17・・・・・・吹出口、3
・・・・・・導入口、8・・・・・・ファン、11・・
・・・・ファンケーシング、12・・・・・・吐出口部
、13・・・・・・吸込口部、14・・・・・・発熱体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面に吹出口を他の少なくとも一側面に導入口を有し
    た筐体と、この筐体内に配設されたファンと、このファ
    ンを収納し筐体内と連通ずる吸込口部および上記吹出口
    と対向する吐出口部を有したファンケーシングと、上記
    吸込口部と導入口との間および上記吐出口部の内部に臨
    み前者の部分の発熱容量が後者の部分のそれより大きい
    発熱体とを具備したことを特徴とする温風機。
JP80778U 1978-01-09 1978-01-09 温風機 Expired JPS5846344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP80778U JPS5846344Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 温風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP80778U JPS5846344Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 温風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54105062U JPS54105062U (ja) 1979-07-24
JPS5846344Y2 true JPS5846344Y2 (ja) 1983-10-21

Family

ID=28802393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP80778U Expired JPS5846344Y2 (ja) 1978-01-09 1978-01-09 温風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5846344Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54105062U (ja) 1979-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5846344Y2 (ja) 温風機
JPH0713670Y2 (ja) 換気扇
JPS591161Y2 (ja) 温風装置
JPS5838356Y2 (ja) 温風機
JPH0712811Y2 (ja) 空気調和機
KR102633617B1 (ko) 환풍기
CN218669846U (zh) 风机组件、吹风装置、晾衣机
CN219109224U (zh) 热风组件和烹饪器具
CN215271990U (zh) 蒸烤一体机
JP4378198B2 (ja) 加熱調理器
JPS6227805Y2 (ja)
JP3805028B2 (ja) 空気調和装置
JPS5886329A (ja) 加熱調理器
JPS6227807Y2 (ja)
JPS5912482Y2 (ja) 焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジ
JP4712242B2 (ja) 浴室乾燥機
JP4139300B2 (ja) 室内乾燥装置
JPH0322646Y2 (ja)
CN115736660A (zh) 一种烤箱散热装置及烤箱
JPS5914648Y2 (ja) 暖房機
JPS6216563Y2 (ja)
CN115435375A (zh) 取暖器
JPS5912499Y2 (ja) 温風機
JPS5919203Y2 (ja) 熱風循環装置を備えた電子レンジ
JP3981860B2 (ja) 空気搬送装置