JPS5912482Y2 - 焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジ - Google Patents
焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジInfo
- Publication number
- JPS5912482Y2 JPS5912482Y2 JP100280U JP100280U JPS5912482Y2 JP S5912482 Y2 JPS5912482 Y2 JP S5912482Y2 JP 100280 U JP100280 U JP 100280U JP 100280 U JP100280 U JP 100280U JP S5912482 Y2 JPS5912482 Y2 JP S5912482Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- circulation path
- enclosure
- heating chamber
- air circulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レン
ジに係り、特に熱風発生装置の改良に関する。
ジに係り、特に熱風発生装置の改良に関する。
従来、第１図及び第２図に示す電子レンジが提案されて
いる。
いる。
１は外装、２は高周波加熱室、３は高周波電波を供給す
るためのマグネトロン、４は高周波電波を加熱室２に導
くための導波管である。
るためのマグネトロン、４は高周波電波を加熱室２に導
くための導波管である。
５は高周波加熱室天井壁６と外装１との隙間に形或され
た焦げ日付け用熱風発生装置である。
た焦げ日付け用熱風発生装置である。
７はその内部に環状の焦げ目付け用熱風循環路を形或し
てなる包囲体、８は熱風循環路９に位置する電熱ヒータ
ー、１０は吸気口１１から吸気し送風口１２から熱風循
環路９に送風するためのファン、１３は前記熱風循環路
９を循環する熱風が僅かずつ加熱室２に吐出されるべく
前記包囲体７の内周部に形或した熱風吐出口である。
てなる包囲体、８は熱風循環路９に位置する電熱ヒータ
ー、１０は吸気口１１から吸気し送風口１２から熱風循
環路９に送風するためのファン、１３は前記熱風循環路
９を循環する熱風が僅かずつ加熱室２に吐出されるべく
前記包囲体７の内周部に形或した熱風吐出口である。
１４． １５は高周波電波を遮閉するためのパンチング
板である。
板である。
上記提案例では、送風ファン１０によって熱風循環路９
内に送風された送風空気は、この環状の熱風循環路９内
を旋回する。
内に送風された送風空気は、この環状の熱風循環路９内
を旋回する。
上記提案例では送風ファン１０によって熱風循環路９内
に送風された送風空気は、この環状の熱風循環路９内を
旋回し、そのため送風空気は、熱風循環路９に滞留して
いる時間が長くなり、従って、一般的吹き抜け方式の熱
風発生装置を備えたものに比較して充分にヒーター８と
熱交換されるものである。
に送風された送風空気は、この環状の熱風循環路９内を
旋回し、そのため送風空気は、熱風循環路９に滞留して
いる時間が長くなり、従って、一般的吹き抜け方式の熱
風発生装置を備えたものに比較して充分にヒーター８と
熱交換されるものである。
しかしながら、上記提案例では、その熱風発生装置５に
関し、第３図に示すように、送風空気が充分に循環路９
を旋回しないうちに、吐出口１３から吐出され、従って
、上記提案例ではその熱風発生装置５の有する熱交換効
果を充分に発揮できなかった。
関し、第３図に示すように、送風空気が充分に循環路９
を旋回しないうちに、吐出口１３から吐出され、従って
、上記提案例ではその熱風発生装置５の有する熱交換効
果を充分に発揮できなかった。
この更考案は斯る点に鑑みてなされたもので以下一実施
例につきその要部についてだけ説明する。
例につきその要部についてだけ説明する。
尚、この一実施例では、その他の部分については、上記
提案例と同様に構或され同一番号を付してある。
提案例と同様に構或され同一番号を付してある。
この実施例の特徴点は、第４図及び第５図に示すように
熱風発生装置５における送風ファン１０及び包囲体７の
互いの風路的結合部１６に、送風ファン１０の送風を包
囲体７の外周部１７に偏倚させるガイド１８を設けたこ
とである。
熱風発生装置５における送風ファン１０及び包囲体７の
互いの風路的結合部１６に、送風ファン１０の送風を包
囲体７の外周部１７に偏倚させるガイド１８を設けたこ
とである。
ガイド１８はセラミック素材からなり、前記包囲体７及
びファンケーシング１９と一体成形されてなるものであ
る。
びファンケーシング１９と一体成形されてなるものであ
る。
ガイド１８は、円盤形状に形威されていると共に送風フ
ァン１０の送風方向に対して外側に傾斜してなる。
ァン１０の送風方向に対して外側に傾斜してなる。
次に、前記ガイド１８を設けた場合と、設けない場合と
に関し、実験した結果について下表に示す。
に関し、実験した結果について下表に示す。
斯る実験は、ガイド１８を設けた場合と設けない場合と
に関し、第６図に示すように、Ｔ１点、Ｔ２点、Ｔ３点
及びＹ４点において、電気ヒーター８の表面温度を測定
してなるものである。
に関し、第６図に示すように、Ｔ１点、Ｔ２点、Ｔ３点
及びＹ４点において、電気ヒーター８の表面温度を測定
してなるものである。
尚、この実験では、ガイド１８を設けた場合と、設けな
い場合については、互いにヒーター出力及び送風量等の
点に関し同条件で実験してなる。
い場合については、互いにヒーター出力及び送風量等の
点に関し同条件で実験してなる。
斯る実験により、ガイド１８無しの場合はＴ４点に送風
空気が直接吹き込み、Ｔ４点付近の温度が不所望に引き
下げられてしまうのに対しガイド１８有りの場合は、送
風空気に関しＴ１点、Ｔ２点、Ｔ３点及びＴ４点を順次
熱風が通過し、従って、Ｔ４点の温度が最高の７８０゜
Ｃとなることが確認された。
空気が直接吹き込み、Ｔ４点付近の温度が不所望に引き
下げられてしまうのに対しガイド１８有りの場合は、送
風空気に関しＴ１点、Ｔ２点、Ｔ３点及びＴ４点を順次
熱風が通過し、従って、Ｔ４点の温度が最高の７８０゜
Ｃとなることが確認された。
この実験から、ガイド１８有りの場合は、送風空気は包
囲体７内を確実に施回し、その循環路の最終点（Ｔ４点
）において最高温度となって吐出口１３から吐出するこ
とが明らかである。
囲体７内を確実に施回し、その循環路の最終点（Ｔ４点
）において最高温度となって吐出口１３から吐出するこ
とが明らかである。
この考案は以上の様に構或され、送風ファン及び包囲体
の互いの風路的結合部に、送風ファンの送風を包囲体内
の外周部に偏倚させるガイドを設けたから、熱風空気は
包囲体内を確実に施回し効率良く熱交換し、従って、熱
風温度が充分に高められ焦げ目付け機能が高められる。
の互いの風路的結合部に、送風ファンの送風を包囲体内
の外周部に偏倚させるガイドを設けたから、熱風空気は
包囲体内を確実に施回し効率良く熱交換し、従って、熱
風温度が充分に高められ焦げ目付け機能が高められる。
また熱風とヒーターとの熱交換効率が高いため、ヒータ
ーの表面温度を低くして高温熱風を発生させることがで
き、従って、ヒーターの寿命が延びると共にヒーター包
囲体等があまり加熱されずそのため安全性及び耐熱性等
の面で有利となる。
ーの表面温度を低くして高温熱風を発生させることがで
き、従って、ヒーターの寿命が延びると共にヒーター包
囲体等があまり加熱されずそのため安全性及び耐熱性等
の面で有利となる。
尚、ヒーター表面温度を低くして高温の熱風を発生し得
る上記効果は、高周波加熱及び熱風加熱を併用しそのた
め熱風ヒーター出力が限定されている電子レンジにとっ
て、極めて有効なものである。
る上記効果は、高周波加熱及び熱風加熱を併用しそのた
め熱風ヒーター出力が限定されている電子レンジにとっ
て、極めて有効なものである。
第１図乃至第３図は従来例を示し、第１図は一部の概略
的断面図、第２図は一部の概略的平面図、第３図は動作
説明図、第４図はこの考案の一実施例の要部の模式図、
第５図は第４図におけるＡ−Ａ’線断面図、第６図は同
実施例の動作を説明するための模式図である。 ２・・・・・・加熱室、３・・・・・・マグネトロン、
５・・・・・・熱風発生装置、７・・・・・・包囲体、
８・・・・・・ヒーター、９・・・・・・熱風循環路、
１０・・・・・・送風ファン、１３・・・・・・熱風吐
出口、１６・・・・・・風路的結合部、１７・・・・・
・包囲体内の外周部、１８・・・・・・ガイド。
的断面図、第２図は一部の概略的平面図、第３図は動作
説明図、第４図はこの考案の一実施例の要部の模式図、
第５図は第４図におけるＡ−Ａ’線断面図、第６図は同
実施例の動作を説明するための模式図である。 ２・・・・・・加熱室、３・・・・・・マグネトロン、
５・・・・・・熱風発生装置、７・・・・・・包囲体、
８・・・・・・ヒーター、９・・・・・・熱風循環路、
１０・・・・・・送風ファン、１３・・・・・・熱風吐
出口、１６・・・・・・風路的結合部、１７・・・・・
・包囲体内の外周部、１８・・・・・・ガイド。
Claims (1)
- 加熱室、該加熱室に高周波電波を供給するためのマグネ
トロン、その内部に環状の焦げ目付け用熱風循環路を形
威してなる包囲体、前記熱風循環路に位置するとヒータ
ー、前記熱風循環路に送風するためのファン、前記熱風
循環路内の熱風空気が前記加熱室に吐出されるべく前記
包囲体の内周部に形或した熱風吐出口を備えてなるもの
に於て、前記送風ファン及び包囲体の互いの風路的結合
部に、送風ファンの送風を包囲体内の外周部に備倚させ
るガイドを設けてなる焦げ日付け用熱風発生装置を備え
た電子レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP100280U JPS5912482Y2 (ja) | 1980-01-08 | 1980-01-08 | 焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP100280U JPS5912482Y2 (ja) | 1980-01-08 | 1980-01-08 | 焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56103117U JPS56103117U (ja) | 1981-08-12 |
| JPS5912482Y2 true JPS5912482Y2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=29597860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP100280U Expired JPS5912482Y2 (ja) | 1980-01-08 | 1980-01-08 | 焦げ目付け用熱風発生装置を備えた電子レンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912482Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-08 JP JP100280U patent/JPS5912482Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56103117U (ja) | 1981-08-12 |
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