JPS5846275A - 逆止弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和機に使用されるパイプ挿入形の逆止
弁に関する。

第１図は従来の逆止弁の断面図、第２図は第１１′ 図における弁の断面図を示して似る。第り図Ｋかいて、
パイグーの内部に弁座２を挿入し、ロールカシメにてパ
イグーの肉を内側に突出させて弁座２を固定し、さらに
パイグーの内部に弁３を移動可能に挿入し、所定の位置
にて弁３が停止するようにロールカシメにてパイプ１の
肉、４を内側に突出させである。またパイプ１の両端は
、これに接続するパイプの径に合せて拡管及びスピニン
グ等部に連設され、かつ外周面をシートｗ１となした円
錐部３４とから形成されている。そして弁３は、射出成
形機にて成形される。

前記の逆止弁において、Ｑ方向よシ流体が流入すると、
弁３゛が移動して弁３のシート面７と弁座２のシート面
１°とが接触して通路を閉じる。この場合、弁３０頭頭
部面に流体が衝突することによる抗力と、流体入口室４
と流体出口室５との差圧の合力とによシ弁３はＱ方向と
逆方向へ移動し、弁座２から離れ前記パイプ１の肉突出
部４の位置にて弁３は停止し、流体の抗力のみによシ弁
側の状態を持続する。流体が流れなくなると抗力が無く
表る為パイプ１がｑ方向を上向とする位置に職付けられ
ていれば弁３が自重によシ弁座２側へ移動して閉じる。

前記の逆止弁を使用する冷凍サイクル等では、運転中出
口室５の圧力は入口室４の圧力よシ高いか低いかのいず
れかであシ、必ず弁閉もしくは弁開となっている。弁３
と弁座２のシート部は、弁閉の際流体出口室５から流体
入口室４へ流体が多く漏れると所期の機能を満さないた
め、一定の限度をもって正規品としている。・この限度
とする流体の漏れは流体出口室５と流体入口室４との圧
力差が１０に９／ｄ程度において弁３と弁座２とが接触
しても、両者の心円度の違いＫより一部分に数ミクロン
オーダの非接触部があるたけで所定の限度とされる漏れ
量を越えてしまう為、弁３のシー）ｍ７は成形後、必ら
ず機械加工を加えて心円度を出している。つまシ、成形
したままの弁３においては、シート面７を形成している
円錐部３４の真円度が数十ミクロンあるので、これを機
械加工にて０．１〜０．２Ｗ程度削シ出して真円度を５
ミクロン以下にしている。一方、弁座２側のシート面７
°は、弁３０円錐部３４と同じ円錐形状を有する治具等
を用いてポンチングを行い、真円座を出している。

しかし、前記の逆止弁においては、ある程度安定した弁
３を得ることができるが、成形弁を最終的に機械加工す
るので作業性が悪く、弁成形による単価よシ機械加工に
よる単価のはね上シの方が大きく、コスト高となる欠点
があった。

本発明の目的は、弁を射出成形機にて成形するだけでシ
ート面となす円錐部の真円度を出すことができ、機械加
工を不要にできる逆止弁を提供するにある。

この目的を達成するために、本発明による逆止弁は、パ
イプと、そのパイプの内側に挿入固定された弁座と、パ
イプの内側に移動可能に挿入された成形弁とを具え、前
記弁を、外周面をパイプの嵌合面となした羽根部と、該
羽根部の基部に連設させた円筒部と、該円筒部の先端に
連設させ、かつ外周面をシート面となした円錐部とで形
成し１前記円筒部の外径は羽根部の外径よシも小さくし
、かつ前記円錐部の最大径を円筒部の外径と等しくした
ことを特徴とする。

以下、本発明の詳細を図面に従って説明する。

第３図は本発明による逆上弁の断面図、第４図は第３図
における弁の外観斜視歯を示している。図において、パ
イプ１の内部に弁座２を挿入し、ロールカシメにてパイ
プ１の肉を内側に突出させて固定しである。またパイプ
１の内部に弁３０を移動可能に挿入し、図示は省略しで
あるが、所定の位置にて弁３０が停止するようにロール
カシメにてパイプ１の肉を内側に突出させである。前記
弁３０は、外周面をパイプ１の嵌合面となした羽根部３
０亀と、該羽根部３０ａの基部に連設させた円筒部３０
Ｃと、該円筒部３０Ｃの先端に連設させ、かつ外周面を
シート面７となした円錐部３０番とで形成しである。前
記円筒部３０Ｇの外径は、羽根部３０ａの外径よシも小
さくしてあり１また前記円錐部３０４の最大径は、円筒
部３Ｍの外径と等しくしである。

また前記羽根部３０ａは、４枚の羽根を放射状に真状１
形状となっている。そして各別ｉの中間点の溝部の最小
径を、前記円筒部３ｏｃの外径よシも０，３．ｍ（Ｇで
示す）程大きくしである。

前記した弁３０は、射出成形機によって成形されるが、
この成形に当っては、メス型には弁シート面７側、オス
型には羽根部３０ａ側とし、オス製の各羽根の各個所に
インジェクション用の穴を設け、かつメス型のシート面
先端よシぬき穴を設ける。前記インジェクション用の穴
はｑ方向よシＲ方向へぬいている。

本発明による逆止弁は、その弁３０を前記構成として成
形することで、成形後の羽根部３０ａのひけによる円錐
部３゛０４の真円度の低下が防止でき、これによシ、成
形後の機械加工を不要となシ、大巾な原価低減が実施で
きた。また成形型の合わせ面の形状を、パイプ１の内面
への嵌合面をもつ羽根部３０１側よシ−ト面先端の径を
小さくすることによシガタツキを防止でき、信頼性の高
い逆止弁を供給できた。

以上説明したように、本発明による逆止弁は、その弁を
成形するだけでシート面となす円錐部の真円度を出すこ
とができ、機械加工を不要にできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の逆止弁の断面図、第２図は第１図におけ
る弁の断面図、第３図は本発明による逆止弁の断面図、
第４図は第３図における弁の外観斜視図を示す。 １・・・パイプ　２・・・弁座　７・・・シート面　３
０・・・弁３０ａ・・・羽根部　３０４・・・円錐部　
、５Ｏｃ−・・円筒部 享１国

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パイプと、そのパイプの内側に挿入（支）定された弁座
   と、パイプの内側に移動可能に挿入された成形弁とを具
   え、前記弁を、外局面をパイプの嵌合面となした羽根部
   と、該羽根部の基部に連設させた円筒部と、該円筒部の
   先端に連設させ、かつ外局面をシート面となした円錐部
   とで形成し、前記円筒部の外径は羽根部の外径よシも小
   さくシ、かつ前記円錐部の最大径を円筒部の外形と等し
   くしたことを特徴とする逆止弁。