JPS5846047B2 - 負荷時タツプ切換単巻変圧器 - Google Patents

負荷時タツプ切換単巻変圧器

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JPS5846047B2
JPS5846047B2 JP54028655A JP2865579A JPS5846047B2 JP S5846047 B2 JPS5846047 B2 JP S5846047B2 JP 54028655 A JP54028655 A JP 54028655A JP 2865579 A JP2865579 A JP 2865579A JP S5846047 B2 JPS5846047 B2 JP S5846047B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/02Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
    • H01F29/04Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings having provision for tap-changing without interrupting the load current

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  • Power Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は負荷時タップ切換単巻変圧器に係り、特に分路
巻線と直列巻線の接続点にタップ巻線を接続し、タップ
切換により中圧側の電圧を切換える負荷時タップ切換変
圧器に関する。
最近の送電系統は超高圧化し、またこの系統容量も増大
して来ている。
これに伴ない、変圧器はその単器容量も著しく増大して
大形化してきている。
この種の変圧器としては、2巻線や3巻線変圧器に比べ
て、小形化でき経済的に製作できる単巻変圧器が多く使
用されている。
通常、単巻変圧器は、単相の例で説明すると鉄心に分路
巻線と直列巻線それぞれ1個を巻装し、電圧の調整はこ
れと同一の鉄心に1個のタップ巻線を巻装し複数のタッ
プを切換るように構成したり、或いは別の鉄心に励磁巻
線と共にタップ巻線を巻装してタップ切換を行なう負荷
時電圧調整器(以下LVRと称す)を使用、して行なう
ようになされている。
この単巻変圧器では分路巻線の一端が3相星形結線を行
なう中性点端子に至るようになり、また分路及び直列巻
線の接続点が中圧端子に、直列巻線の他端側か高圧端子
に至るようにされている。
単巻変圧器における電圧調整方式には、中圧および高圧
側を同時に切換える方式と、中圧或いは高圧側の一方の
みを切換える方式とがあり、単巻変圧器を使用する電力
系統に応じて使い分けされる。
これらの電圧調整方式のうち、分路巻線と直列巻線の接
続点に1個のタップ巻線を接続し、この複数のタップを
負荷時タップ切換器(以下LTCと称す)にて切換えて
中圧端子に至るようにした中圧側の電圧調整方式は、中
圧側の大電流を直接LTCにて切換えることになる。
このため、LTCとしては、特別構成の大容量のものを
使用したり、また小容量のLTCを2台並列に使用した
り、更には3相用のLTCを電流遮断部分の2つが並列
となるように改良し、その切換容量を増加させて使用す
ることになる。
ところが、大容量のLTCは、その構造が複軸で製作が
難しくなる。
またLTCを2台並列に使用する場合や、電流遮断部を
並列にして使用するものでは、中圧側の電流を特別構造
の分流器を用いて1/2づつに分流させる必要がある。
すなわち、単巻変圧器では中圧端子の電圧が高く、例え
ば高圧側が500 kVのものでは275 kVと高い
ため、中圧端子から雷サージが侵入した際には、上記し
た分流器に殆んどの電圧がかかることになるので、その
絶縁は中圧線路側と同じようにしなければならないばか
りか、中圧線路側の大電流を分流させる必要上、分流器
が極めて大形となってしまう欠点がある。
したがって、上記のようにLTCを使用する負荷時タッ
プ切換単巻変圧器では、その製作が容易に行えないし、
また大形の分流器を使用するため、変圧器全体も大きく
なる問題がある。
本発明の負荷時タップ切換単巻変圧器の目的は、LTC
を2並列に使用する単巻変圧器を容易に製作できるよう
にすることにある。
また、本発明の他の目的は、LTCを2並列に使用する
と共に、分流装置を用いる場合でも、分流装置の絶縁を
軽減でき互生容量の小形のもので済むようにすることに
ある。
上記の目的を達成するため、本発明では鉄心に、一端が
中性点端子に至る分路巻線、及びこれと直列に接続して
他端が高圧端子に至る直列巻線と、これら分路及び直列
巻線の接続点に複数のタップを有するタップ巻線とを巻
装し、各タップをLTCにて切換えて中圧端子に至るよ
うに単巻変圧器を構成する際、分路、直列、タップの各
巻線及びLTCのそれぞれを2個に分割した単位用い、
しかも各巻線単位は各端子間において独立した並列回路
を形成することを特徴とするものである。
また、本発明の他の特徴は、独立した並列回路を形成す
ると共に、各分路巻線部分の中性点側に、それぞれ分流
装置の巻線を接続することにある。
本発明で分路、直列タップ巻線などの巻線単位とは、該
当する巻線を等容量に分割して形成したものを指し、L
TCとは周知のように一対のタップ選択器、極性切換器
、各タップ選択器に連らなり且少くとも一対に限流抵抗
などの限流素子を介在させる偶数個の固定接点と、これ
に対応する可動接点を設けた可動部部分、更には駆動装
置などから構成されるものを意味している。
また、本発明における独立した並列回路とは、各特定の
端子間例えば中性点端子から高圧端子まで2つの巻線回
路が完全に独立していることであり、鉄心に近い巻線側
を、巻線の内側としこの反対側を巻線の外側と称してい
る。
以下、本発明の負荷時タップ単巻変圧器について、第1
図から第8図を用いて順に説明する。
本発明の負荷時タップ切換単巻変圧器は、第1図に示す
一実施例の単相結線図に示すように、分路巻線10と、
直列巻線20と、タップ巻線30と、タップを切換える
LTC50とからなっており、従来と同様に分路巻線1
0の一端は星形3相結線の中性点端子Nに連なり、分路
巻線10の他端は直列巻線20と直列接続し、直列巻線
20の他端が高圧端子Hに連らなるようになされ、分路
巻線10と直列巻線20の接続点にタップ巻線30を接
続してLTCを経て中圧端子Mに連らなるようにしてい
る。
これら分路、直列、タップの各巻線10,20゜30の
それぞれは、並列使用する2つの巻線単位M、 (!:
M2. HlとH2、TWlと’rw2から形成され、
次に述べるように接続して使用する。
すなわち、分路及び直列巻線単位M1とHl、M2とH
2は、それぞれ直列に接続し、この接続を行なわない各
分路巻線単位M1. M2の一端が中性点端子Nに連ら
なり、また同様に各直列巻線単位H,、H2の他端を高
圧端子Hに至るようにして2並列回路を形成している。
しかも、分路及び直列巻線単位M1とH,、M2とH2
の直列接続部分にそれぞれ、複数のタップを有するタッ
プ巻線単位TW、、TW2を、電圧調整範囲を大きくす
るために極性切換器51aまたは51bを介して接続し
ている。
このタップ巻線単位下W、、TW2は、それぞれこれら
のタップを機械的或いは電気的に同期させて同時に切換
える小容量のLTC50a、50bを経て、中圧端子M
に連らなっている。
40は必要に応じて設けられ低圧端子a、bを引出す低
圧巻線であり、この低圧巻線40を設ければ、所内電源
用や調相設備用の3次回路に利用したり、発電機に接続
して1次回路として利用することができる。
したがって、本発明の単巻変圧器では、中性点端子Nか
ら中圧端子M間、中性点端子Nから高圧端子間H1中圧
端子Mから高圧端子H間の巻線回路のいずれにおいても
、独立した2並列回路を構成している。
このように、独立した2並列回路を作る本発明の単巻変
圧器では、2つの小容量としたLTC単位50a 、5
0bにて、それぞれタップを切換える際の問題、すなわ
ち、タップの切換ずれによって生ずる遮断電流の不平衡
をなくして、はぼ等しく分流させるため、各巻線は例え
ば第2図に示すように鉄心Cに巻装する。
この例は、鉄心Cの1脚に、内側から順次低圧巻線40
、分路巻線10、直列巻線20、タップ巻線30を巻装
したものである。
分路巻線10の各巻線単位M1.M2は、周知のヘリカ
ル、円板、円筒コイルなどから、後述するように形成し
、双方のインピーダンスが大きくなるように配置される
ものである。
第2図では分路巻線単位M12M2は、並列回路間の電
流を平衡させて循環電流が流れないようにするため、破
線で示すように巻線軸方向位置にて、少くとも1回の転
位を行なっている。
分路巻線10の外側に配置する直列巻線20は、各巻線
単位H1,H2を通常の高圧巻線で知られているように
その高電圧線路側となる部分が対向するように、上下対
称に配置して巻線軸方向の中央部付近より引出すリード
線にて高圧端子Hに連らなっている。
このように上下対称配置で並列使用する両巻線単位H1
,H2間の磁気結合を疎とすることにより、双方のイン
ピーダンスを太きくし、またこれらと分路巻線単位M1
2M2との直列接続を、直列巻線30の上端または下端
付近で行なわせ、接続を容易にしている。
タップ巻線30の各巻線単位Twf、TW2は、直列巻
線20の外側にこの巻線単位H,,H2と対向する位置
に高圧端子Hの引出部分と十分な絶縁距離を保って設け
られ、それぞれ分路及び直列巻線単位の直列接続点であ
る巻線20の上端または下端と接続し、各LTC単位5
0a、sobにてそれぞれ所定のタップに切換えるよう
になされている。
独立した並列回路として使用する各分路巻線単位M1.
M2は、これら相互のインピーダンスを大きくし、2
つのLTC50a 、sobによる各タップの切換を確
実に行えるようにするため、同一鉄心の脚部に巻装する
ときには例えば第3図から第6図に示すような一体構造
とする。
第3図および第4図は、いずれも円板コイル構成の分路
巻線10の構造であり、第3図では各分路巻線単位M1
2M2は、その巻回導体a、bを別々に巻いて作る円板
コイルが交互に位置するように一体に構成したものであ
り、また第4図では巻回導体a。
bを並置して円板コイルを作り、各段のコイル毎に転位
を行って各巻線単位M12M2を一体に構成したもので
ある。
また、第5図に示す分路巻線10の構造は、各分路巻線
単位M、 、 M2がそれぞれ複数本の巻回導体を並置
して巻回するヘリカルコイルで作り、双方を巻線の軸方
向位置で少くとも1回転位して一体としたものであり、
更に第6図に示すものは、分路巻線M、 、 M2の上
下端を数個の円板コイルですると共にこれらを交互に位
置させ、これの円板コイルにヘリカル或いは円筒コイル
などの他巻線を組合せて一体に構成したものである。
これらの配置の外、絶縁的に余裕のあるときには、各分
路巻線単位M1. M2も直列巻線単位H1,H2と同
様に上下対称配置として、中央部分付近より中性点端子
Nを引出すようにもできる。
この構造では、十分に大きなインピーダンスを確保でき
るばかりか、各巻線単位M1とHlと’rw1及びM2
とH2と信外の接続部分を上下に分散できるのでリード
線の引廻しや絶縁が簡単にできる。
上記のように構成した負荷時タップ切換単巻変圧器では
、LTC単位50a 、sobで各タップ巻線単位’I
l’W、 、 TW2のタップを切換える際、伺らかの
都合で双方の可動接点の開極時間にずれが生じた場合、
すなわち、一方のLTC単位50aの可動接点が限流素
子に投入され、これに対し他方のLTC単位50bの可
動接点が限流素子に投入されていない状態となったとし
ても、各分路巻線単位M12M2更には各直列巻線単位
は、十分に大きなインピーダンスを持つようにされてい
るので、各可動接点での遮断電流を平衡させる働きをす
るため、小容量のLTC単位50a、50bにて確実に
遮断することが可能となる。
したがって、本発明の実施例では特殊な大容量のLTC
を用いたり、中圧線路側の高電圧部分に配置されるLT
C自体に特殊な絶縁を施こす大形の分流器を設ける必要
がないため、負荷時タップ切換単巻変圧器を容易に製作
することができる。
上記した各タップ巻線単位TW、、TW2配置では、直
列巻線20の外側に離間しているため、各タップリード
線の引出しが容易になる。
これら各タップ巻線単位’rw1. TW2は、変圧器
を使用する系統の要求に応じて分路巻線10と直列巻線
20との間や、或いは分路巻線10の内側に配置するこ
ともできる。
前者の場合には、タップ切換時の中圧側のインピーダン
ス変動を小さくできる利点があり、また後者の場合には
、低圧及び分路巻線40と10間の寸法が大きくなるの
で、低圧と中巴間のインピーダンスが著しく増大するた
め、低圧回路の遮断容量が小さくできる。
これら各タップ巻線単位Tw1.TW2は、上記のもの
ではいずれも他巻線と同一鉄心に巻装したもので説明し
たが、これに代えて低圧、分路及び直列巻線40,10
゜20を巻装する鉄心脚とは別の鉄心脚部或いは独立し
た磁気回路を持つ鉄心の脚部に低圧巻線は40と並列接
続する励磁巻線と共にタップ巻線単位TW、、TW2を
巻装するLVR方式とすることもできる。
この場合、タップ巻線のない単巻主変圧器側とLVR側
とに分けて製作できるので、輸送条件のきびしい変圧器
を作るのに好適である。
また各直列巻線単位H1,H2は、同一の鉄心脚に巻装
するときには、前述のように上下対称とする代りに同一
構造のものを巻線軸方向に積重ねて並列使用しても、こ
れら両単位のインピーダンスを大きくできるから、本発
明の直列巻線として十分利用できる。
上記においては鉄心の1脚に、それぞれ2つの巻線単位
からなる分路、直列、タップ巻線10゜20.30を巻
装するもので説明したが、本発明では2つの主脚を有す
る鉄心を用いてこのそれぞれに1組づつ各巻線単位を巻
装して構成することもできる。
例えば、単相2脚或いは2つの主脚と2つの側脚を有す
る単相4脚鉄心を使用し、この一方の鉄心主脚に分路巻
線単位M1、直列巻線単位H1、タップ巻線単位’rw
1を、他方の鉄心主脚に分路巻線単位M2、直列巻線単
位H2、タップ巻線単位TW2を巻装し、更には必要に
応じて低圧巻線を巻装させ、各巻線単位を既に述べたよ
うな接続を行うことにより、独立した2並列回路を持つ
ように構成することもできる。
このようにすれば、各巻線単位間の磁気結合が疎となる
ため各分路巻線単位M、 、 M2や各直列巻線単位H
1,H2を、既に述べた配置や各巻線単位を巻通し構造
、すなわち巻線の一端から他端まで素線の巻回が進む構
造として配置してもそれぞれのインピーダンスを大きく
できるので、各分路巻線単位の構造を複雑とすることな
く既に述べた効果を達成できるばかりか、更に大容量器
の製作も容易に行うことができる。
本発明の他の実施例である第7図は、第1図のものと同
様に分路巻線10、直列巻線20、タップ巻線30の各
巻線単位M1とHlとTW、 、 M2とH2とTW2
で、独立した2並列回路を形成する際、特に分路巻線1
0の巻線単位M12M2のインピーダンスを大きくする
構成とする代りに、この分路巻線10の中性点側へ分流
装置60を配置したものである。
この分流器60は、鉄心60cに中性点電圧に耐える所
定の絶縁を施した2つの分流巻線60a。
60bを巻装して構成し、変圧器油槽内に配置するもの
で、この分流巻線60a 、60bをそれぞれ分路巻線
単位M、 、 M2の各中性点側と接続し、これらを経
て中性点端子Nに連らなるようにしている。
上記の結線における同一鉄心の各巻線の配置例を第8図
に示しており、前述の第2図とほぼ同様に各巻線10,
20,30,40が配置されている。
この際、分路巻線単位M、 、 M2は、特殊な配置と
することなく周知の円板、円筒、ヘリカルコイルにて相
互間に循環電流を生じないように少なくとも1回転位し
て製作し、この各巻線単位M1゜M2の各中性点側に、
分流装置60の各分流巻線を接続している。
このように、各分路巻線単位M12M2の中性点側に分
流装置を設けるようにすれば、各LTC単位50a 、
sobによるタップ切換時に、切換ずれが生じたとして
も、分流巻線60a 、60bによって、遮断電流を強
制的に分流させ得るから2つの小容量のLTC単位50
a 、50bにて、タップ巻線下w1. ’tw2のタ
ップの切換が確実に行え、また巻線構造、特に分路巻線
10を複雑化する必要がないから、単巻変圧器の製作を
容易に行なうことができる。
しかも、分流装置60は、分路巻線10の中性点例に配
置するので、その絶縁も中性点電圧に耐える程度に簡略
化できるばかりか、分路巻線電流のみが流れるから、容
量も小さくて済むため小形にできる。
上記した本発明の他の実施例においても、既に述べたよ
うに直列巻線20やタップ巻線30を配置でき、また鉄
心の2つの主脚に2組に分けた各巻線単位を別々に配置
して構成したり、更にはタップ巻線30をLVR方式と
することもできるものである。
本発明のように、分路、直列、タップの各巻線及びLT
Cのそれぞれを2個に分割した単位から形成し、かつ各
分路および直列巻線単位は中性点、中圧、高圧の各端子
間で独立した並列回路を形成すれば、特殊なものを用い
ずに小容量の2個のLTCによって確実にタップ切換が
行えるため、負荷時タップ切換単巻変圧器を容易に製作
できる効果がある。
また、各端子間で独立した並列回路を作る際に、各分路
巻線単位の中性点側へ、分流装置の分流巻線をそれぞれ
接続すれば、各分路巻線単位の構造を単純化できるから
、より一層負荷時タップ切換単巻変圧器の製作を容易に
でき、しかも分流装置は絶縁を軽減した小容量の小形の
もので済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の負荷時タップ切換単巻変圧器の一実施
例を示す結線図、第2図は第1図の変圧器の一例を示す
巻線配置図、第3図から第6図は第1図の変圧器の分路
巻線の異なる例を示す概略図、第7図は本発明の負荷時
タップ切換単巻変圧器の他の実施例を示す結線図、第8
図は第7図の変圧器の“一例を示す巻線配置図である。 10・・・・・・分路巻線、M12M2・・・・・・各
分路巻線単位、20・・・・・・直列巻線、Hl、H2
・・・・・・直列巻線単位、30・・・・・・タップ巻
線、’rw、 、 ’rw2・・・・・・タップ巻線単
位、40・・・・・・低圧巻線、50・・・・・・負荷
時りツブ切換器、50a 、50b・・・・・・負荷時
タップ切換器単位、N・・・・・・中性点端子、M・・
・・・・中圧端子、H・・・・・・高圧端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄心に、一端が中性点端子へ連らなる分路巻線と、
    前記分路巻線に直列接続され、かつ他端が高圧端子へ連
    らなる直列巻線と、前記分路及び直列巻線の直列接続点
    に連らなる複数のタップを有するタップ巻線とを巻装し
    、前記タップ巻線は各タップを切換える負荷時タップ切
    換器を経て中圧端子へ連らなるようにしたものにおいて
    、前記分路及び直列巻線はそれぞれ少くとも2つの巻線
    単位を並列使用して成り、それぞれの分路巻線単位には
    直列巻線単位が直列接続され、前記分路及び直列巻線単
    位の各直列接続点に、並列に用いるタップ巻線単位をそ
    れぞれ接続し、前記各タップ巻線単位のタップをそれぞ
    れ別の負荷時タップ切換器単位にて切換接続することに
    より、前起中性点、中圧、高圧の各端子間において各巻
    線単位に独立した並列回路を形成させたこと特徴とする
    負荷時タップ切換単巻変圧器。 2 前記鉄心の最内側に低圧巻線を配置したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の負荷時タップ切換単
    巻変圧器。 3 前記2つの直列巻線単位は、上下対称に配置して巻
    線軸方向の中央部から高圧端子に連らなるようにし、前
    記各直列巻線単位に対向するように各タップ巻線単位を
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の負荷時電圧単巻変圧器。 4 前記分路巻線は、2つの分路巻線単位にて一体に構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項または第3項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器。 5 前記タップ巻線単位のそれぞれは、前記低圧巻線と
    並列接続する励磁巻線と共に鉄心に巻装して負荷時電圧
    調整器を構成したことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器。 6 前記分路、直列及びタップ巻線の各巻線単位をそれ
    ぞれ2組に分け、これら各組の巻線単位を2つの鉄心脚
    に別々に巻装したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器。 7 鉄心に、一端が中性点端子へ連らなる分路巻線と、
    前記分路巻線に直列接続され、かっ他端が高圧端子へ連
    らなる直列巻線と、前記分路及び直列巻線の直列接続点
    に連らなる複数のタップを有するタップ巻線とを巻装し
    、前記タップ巻線は負荷時タップ切換器を経て中圧端子
    へ連らなるようにしたものにおいて、前記分路及び直列
    巻線はそれぞれ少くとも2つの巻線単位を並列使用して
    成り、それぞれの分路巻線単位には直列巻線単位が直列
    接続し、前記分路及び直列巻線単位の各直列接続点に、
    並列に用いるタップ巻線単位をそれぞれ接続し、前記各
    タップ巻線単位のタップをそれぞれ別の負荷時タップ切
    換器単位にて切換接続するようになし、前記各分路巻線
    単位の中性点側には分流装置の分流巻線を接続すること
    により、前記中性点、中圧、高圧の各端子間において各
    巻線単位に独立した並列回路を形成させたことを特徴と
    する負荷時タップ切換単巻変圧器。 8 前記鉄心の最内側に低圧巻線を配置したことを特徴
    とする特許請求の範囲第7項記載の負荷時タップ切換単
    巻変圧器。 9 前記2つの直列巻線単位は、上下対称に配置して巻
    線軸方向の中央部から高圧端子に連らなるようにし、前
    記各直列巻線単位に対向するように各タップ巻線単位を
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第7項または
    第8項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器。 10前記タップ巻線単位のそれぞれは、前記低圧巻線と
    並列接続する励磁巻線と共に鉄心に巻装して負荷時電圧
    調整器を構成したことを特徴とする特許請求の範囲第9
    項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器。 11 前記分路、直列及びタップ巻線の各巻線単位を
    それぞれ2組に分け、これら各組の巻線単位を2つの鉄
    心脚に別々に巻装したことを特徴とする特許請求の範囲
    第7項または第8項記載の負荷時タップ切換単巻変圧器
JP54028655A 1979-03-14 1979-03-14 負荷時タツプ切換単巻変圧器 Expired JPS5846047B2 (ja)

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