JPH0342487B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342487B2 JPH0342487B2 JP24519883A JP24519883A JPH0342487B2 JP H0342487 B2 JPH0342487 B2 JP H0342487B2 JP 24519883 A JP24519883 A JP 24519883A JP 24519883 A JP24519883 A JP 24519883A JP H0342487 B2 JPH0342487 B2 JP H0342487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- switching
- winding
- coarse
- tap winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 60
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000017105 transposition Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
- H01F29/02—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
- H01F29/04—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings having provision for tap-changing without interrupting the load current
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は転位切換方式の負荷時タツプ切換用タ
ツプ巻線の接続方式を改良した負荷時タツプ切換
変圧器に関する。
ツプ巻線の接続方式を改良した負荷時タツプ切換
変圧器に関する。
負荷時タツプ切換変圧器は電力用及び産業用と
して広く使用されている。このタツプ切換方式の
主たるものに転位切換方式があり、この転位切換
方式は密タツプ巻線の巻回数と粗タツプ巻線の巻
回数とから零調１段方式と零調３段方式に区分さ
れている。
して広く使用されている。このタツプ切換方式の
主たるものに転位切換方式があり、この転位切換
方式は密タツプ巻線の巻回数と粗タツプ巻線の巻
回数とから零調１段方式と零調３段方式に区分さ
れている。
零調１段方式は第１図に示すように、主巻線１
の端部に粗タツプ巻線２を設け、この粗タツプ巻
線２の両端に切換端子P1，P2を設け、端子P0と
接続される切換接触子３ａとから副切換器３を構
成する。また粗タツプ巻線２より１タツプ電圧す
なわち1eだけ少ない巻回数に形成した密タツプ巻
線４にタツプ端子T1〜T4を設ける。密タツプ巻
線４の端部のタツプ端子を設けない端を副切換器
３の端子P0と接続する。そして粗タツプ巻線２
の端部にタツプ端子T0を設け、密タツプ巻線４
のタツプ端子T1〜T4及びタツプ端子T0を切換え
る主切換器５を設ける。この主切換器５は摺動接
触子６ａ，６ｂに夫々スイツチ７ａ，７ｂを介し
て夫々限流抵抗器M1，M2を接続し、この限流抵
抗器M1，M2のスイツチ７ａ，７ｂと反対側は一
括して接続線８によつて図示しない中性点側に接
続される。
の端部に粗タツプ巻線２を設け、この粗タツプ巻
線２の両端に切換端子P1，P2を設け、端子P0と
接続される切換接触子３ａとから副切換器３を構
成する。また粗タツプ巻線２より１タツプ電圧す
なわち1eだけ少ない巻回数に形成した密タツプ巻
線４にタツプ端子T1〜T4を設ける。密タツプ巻
線４の端部のタツプ端子を設けない端を副切換器
３の端子P0と接続する。そして粗タツプ巻線２
の端部にタツプ端子T0を設け、密タツプ巻線４
のタツプ端子T1〜T4及びタツプ端子T0を切換え
る主切換器５を設ける。この主切換器５は摺動接
触子６ａ，６ｂに夫々スイツチ７ａ，７ｂを介し
て夫々限流抵抗器M1，M2を接続し、この限流抵
抗器M1，M2のスイツチ７ａ，７ｂと反対側は一
括して接続線８によつて図示しない中性点側に接
続される。
そして第２図に示すように主切換器５の切換中
に密タツプ巻線４と粗タツプ巻線２とが並列に接
続される状態において、密タツプ巻線４と粗タツ
プ巻線２とでは１タツプ分の電圧の差すなわち1e
だけあるため密タツプ巻線４と粗タツプ巻線２で
形成する閉回路中に循環電流が流れる。この循環
電流は主負荷電流とほぼ90°の遅れ位相になるた
め、場合によつては負荷時タツプ切換器の遮断能
力を超えてしまうので、変圧器定格電流に見合つ
た以上の大きな遮断能力をもつ負荷時タツプ切換
器を使わなければならなくなるという問題点があ
つた。なお、この零調１段方式によれば第３図に
示すように負荷時タツプ切換器の１動作につき常
に１タツプ分の電圧ｅを変化させることができ
る。
に密タツプ巻線４と粗タツプ巻線２とが並列に接
続される状態において、密タツプ巻線４と粗タツ
プ巻線２とでは１タツプ分の電圧の差すなわち1e
だけあるため密タツプ巻線４と粗タツプ巻線２で
形成する閉回路中に循環電流が流れる。この循環
電流は主負荷電流とほぼ90°の遅れ位相になるた
め、場合によつては負荷時タツプ切換器の遮断能
力を超えてしまうので、変圧器定格電流に見合つ
た以上の大きな遮断能力をもつ負荷時タツプ切換
器を使わなければならなくなるという問題点があ
つた。なお、この零調１段方式によれば第３図に
示すように負荷時タツプ切換器の１動作につき常
に１タツプ分の電圧ｅを変化させることができ
る。
さらに零調３段方式は第４図に示すように密タ
ツプ巻線４の巻回数と粗タツプ巻線２の巻回数と
が等しく、かつ密タツプ巻線４の副切換器３側端
部からもタツプリードを引出している。そして第
５図に示すように、粗タツプ巻線２と密タツプ巻
線４が並列に接続される状態になつても、粗タツ
プ巻線２と密タツプ巻線４の巻回数が等しいの
で、粗タツプ巻線２と密タツプ巻線４で形成する
閉回路中に循環電流は流れない。したがつてこの
循環電流によつて遮断能力を超えるようなことは
ない。しかし、第６図に示すように同じ電圧のタ
ツプが３点、すなわち零電圧の点が３点もあり、
この点における電圧の切換えに時間を要するの
で、系統や発電機の電圧変動に敏速に対応ができ
ないという問題点があつた。
ツプ巻線４の巻回数と粗タツプ巻線２の巻回数と
が等しく、かつ密タツプ巻線４の副切換器３側端
部からもタツプリードを引出している。そして第
５図に示すように、粗タツプ巻線２と密タツプ巻
線４が並列に接続される状態になつても、粗タツ
プ巻線２と密タツプ巻線４の巻回数が等しいの
で、粗タツプ巻線２と密タツプ巻線４で形成する
閉回路中に循環電流は流れない。したがつてこの
循環電流によつて遮断能力を超えるようなことは
ない。しかし、第６図に示すように同じ電圧のタ
ツプが３点、すなわち零電圧の点が３点もあり、
この点における電圧の切換えに時間を要するの
で、系統や発電機の電圧変動に敏速に対応ができ
ないという問題点があつた。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、密タツプ巻線と粗タツ
プ巻線が並列に接続された状態でも密タツプ巻線
と粗タツプ巻線とで形成する閉回路中に循環電流
が流れることなく、かつ系統や発電機の電圧変動
に敏速に対応できる転位切換方式の負荷時タツプ
切換用タツプ巻線を有する負荷時タツプ切換変圧
器を提供することにある。
その目的とするところは、密タツプ巻線と粗タツ
プ巻線が並列に接続された状態でも密タツプ巻線
と粗タツプ巻線とで形成する閉回路中に循環電流
が流れることなく、かつ系統や発電機の電圧変動
に敏速に対応できる転位切換方式の負荷時タツプ
切換用タツプ巻線を有する負荷時タツプ切換変圧
器を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明によれば、
密タツプ巻線と粗タツプ巻線の巻回数をほぼ等し
く、かつ密タツプ巻線の副切換器側端部からはタ
ツプリードを引出さないように構成することによ
り、密タツプ巻線と粗タツプ巻線とで形成する閉
回路に循環電流を流すことなく電圧の切換時間を
短くしたことを特徴とする。
密タツプ巻線と粗タツプ巻線の巻回数をほぼ等し
く、かつ密タツプ巻線の副切換器側端部からはタ
ツプリードを引出さないように構成することによ
り、密タツプ巻線と粗タツプ巻線とで形成する閉
回路に循環電流を流すことなく電圧の切換時間を
短くしたことを特徴とする。
以下本発明の負荷時タツプ切換変圧器の一実施
例を第７図ないし第９図を参照して説明する。第
７図において、鉄心（図示しない）に巻装される
主巻線１１の端部に粗タツプ巻線１２を設け、こ
の粗タツプ巻線１２の両端に設けられる切換端子
P1，P2と端子P0に接続される切換接触子１３ａ
とからなる副切換器１３を構成する。また粗タツ
プ巻線１２と同じ巻回数に形成した密タツプ巻線
１４を設ける。さらにこの密タツプ巻線１４には
タツプ端子T1〜T4を設け、副切換器１３の端子
P0と接続される密タツプ巻線１４の端部は１タ
ツプ分のタツプ端子を設けないように形成する。
そして、粗タツプ巻線１２の端部のタツプ端子
T0と密タツプ巻線１４のタツプ端子T1ないしT4
とを切換える主切換器１５を設ける。この主切換
器１５はタツプ端子T0，T1ないしT4と切換接触
する摺動接触子１６ａ，１６ｂと、スイツチ１７
ａ，１７ｂと限流抵抗器M1，M2とを接続し、限
流抵抗器M1，M2のスイツチ１７ａ，１７ｂと反
対側は一括して接続線１８によつて図示しない中
性点側に導かれる。このようにして転位切換方式
の負荷時タツプ切換器が構成される。
例を第７図ないし第９図を参照して説明する。第
７図において、鉄心（図示しない）に巻装される
主巻線１１の端部に粗タツプ巻線１２を設け、こ
の粗タツプ巻線１２の両端に設けられる切換端子
P1，P2と端子P0に接続される切換接触子１３ａ
とからなる副切換器１３を構成する。また粗タツ
プ巻線１２と同じ巻回数に形成した密タツプ巻線
１４を設ける。さらにこの密タツプ巻線１４には
タツプ端子T1〜T4を設け、副切換器１３の端子
P0と接続される密タツプ巻線１４の端部は１タ
ツプ分のタツプ端子を設けないように形成する。
そして、粗タツプ巻線１２の端部のタツプ端子
T0と密タツプ巻線１４のタツプ端子T1ないしT4
とを切換える主切換器１５を設ける。この主切換
器１５はタツプ端子T0，T1ないしT4と切換接触
する摺動接触子１６ａ，１６ｂと、スイツチ１７
ａ，１７ｂと限流抵抗器M1，M2とを接続し、限
流抵抗器M1，M2のスイツチ１７ａ，１７ｂと反
対側は一括して接続線１８によつて図示しない中
性点側に導かれる。このようにして転位切換方式
の負荷時タツプ切換器が構成される。
次に本発明の作用効果について説明する。第８
図に示すように主切換器１５によつて密タツプ巻
線１４と粗タツプ巻線１１とが並列に接続された
ときでも、密タツプ巻線１４と粗タツプ巻線１１
とが同じ巻回数に形成されているので両密及び粗
タツプ巻線１４，１２間には電圧差がないため、
循環電流は流れない。従つて負荷時タツプ切換器
は電流を完全に遮断できるので、従来の第１図に
示すような構成における遮断容量を増加させるよ
うな配慮を必要としない。
図に示すように主切換器１５によつて密タツプ巻
線１４と粗タツプ巻線１１とが並列に接続された
ときでも、密タツプ巻線１４と粗タツプ巻線１１
とが同じ巻回数に形成されているので両密及び粗
タツプ巻線１４，１２間には電圧差がないため、
循環電流は流れない。従つて負荷時タツプ切換器
は電流を完全に遮断できるので、従来の第１図に
示すような構成における遮断容量を増加させるよ
うな配慮を必要としない。
また、第９図に示すように、同じ電圧のタツプ
が２点、すなわち零電圧の点は２点しかないた
め、従来の第４図に示すような構成に比し、電圧
の切換にステツプ移動する際に切換時間が短かく
てすむので、系統や発電機の電圧変動に敏速に対
応することができる。
が２点、すなわち零電圧の点は２点しかないた
め、従来の第４図に示すような構成に比し、電圧
の切換にステツプ移動する際に切換時間が短かく
てすむので、系統や発電機の電圧変動に敏速に対
応することができる。
以上説明したように本発明の一実施例によれ
ば、密タツプ巻線と粗タツプ巻線とを同じ巻回数
に形成し、かつ密タツプ巻線の副切換器側端部に
はタツプ端子を設けずに構成することにより、変
圧器定格電流に見合う以上の負荷時タツプ切換器
を使うことなく、また系統や発電機の電圧変動に
敏速に対応できる負荷時タツプ切換変圧器を提供
することができる。
ば、密タツプ巻線と粗タツプ巻線とを同じ巻回数
に形成し、かつ密タツプ巻線の副切換器側端部に
はタツプ端子を設けずに構成することにより、変
圧器定格電流に見合う以上の負荷時タツプ切換器
を使うことなく、また系統や発電機の電圧変動に
敏速に対応できる負荷時タツプ切換変圧器を提供
することができる。
第１図は従来の負荷時タツプ切換変圧器の零調
１段方式の結線図、第２図は第１図のタツプ切換
中の状態の結線図、第３図は第１図のタツプ切換
時の各切換電圧の図、第４図は従来の負荷時タツ
プ切換変圧器の零調３段方式の結線図、第５図は
第１図のタツプ切換中の状態の結線図、第６図は
第４図のタツプ切換時の各切換電圧の図、第７図
は本発明の負荷時タツプ切換変圧器の結線図、第
８図は第７図のタツプ切換中の状態の結線図、第
９図は第５図のタツプ切換時の各切換電圧の図で
ある。 １１……主巻線、１２……粗タツプ巻線、１３
……副切換器、１３ａ……切換接触子、１４……
密タツプ巻線、１５……主切換器、１６ａ，１６
ｂ……摺動接触器、１７ａ，１７ｂ……スイツ
チ、P1，P2……切換端子、P0……端子、T0，T1
ないしT4……タツプ端子、M1，M2……限流抵抗
器。
１段方式の結線図、第２図は第１図のタツプ切換
中の状態の結線図、第３図は第１図のタツプ切換
時の各切換電圧の図、第４図は従来の負荷時タツ
プ切換変圧器の零調３段方式の結線図、第５図は
第１図のタツプ切換中の状態の結線図、第６図は
第４図のタツプ切換時の各切換電圧の図、第７図
は本発明の負荷時タツプ切換変圧器の結線図、第
８図は第７図のタツプ切換中の状態の結線図、第
９図は第５図のタツプ切換時の各切換電圧の図で
ある。 １１……主巻線、１２……粗タツプ巻線、１３
……副切換器、１３ａ……切換接触子、１４……
密タツプ巻線、１５……主切換器、１６ａ，１６
ｂ……摺動接触器、１７ａ，１７ｂ……スイツ
チ、P1，P2……切換端子、P0……端子、T0，T1
ないしT4……タツプ端子、M1，M2……限流抵抗
器。
Claims (1)
- １ 転位切換方式の負荷時タツプ切換器を備えた
負荷時タツプ切換変圧器において、前記負荷時タ
ツプ切換器の密タツプ巻線と粗タツプ巻線の巻回
数を等しく形成し、かつ前記密タツプ巻線の副切
換器側端部にはタツプ端子を設けないようにした
ことを特徴とする負荷時タツプ切換変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24519883A JPS60140712A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24519883A JPS60140712A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60140712A JPS60140712A (ja) | 1985-07-25 |
| JPH0342487B2 true JPH0342487B2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=17130076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24519883A Granted JPS60140712A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60140712A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114038667A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-11 | 内蒙古格瑞变压器有限公司 | 无缝切换有载调压变压器 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP24519883A patent/JPS60140712A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60140712A (ja) | 1985-07-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |