JPS5821804A - 負荷時タツプ切換変圧器 - Google Patents
負荷時タツプ切換変圧器Info
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- JPS5821804A JPS5821804A JP12078881A JP12078881A JPS5821804A JP S5821804 A JPS5821804 A JP S5821804A JP 12078881 A JP12078881 A JP 12078881A JP 12078881 A JP12078881 A JP 12078881A JP S5821804 A JPS5821804 A JP S5821804A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
- H01F29/02—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、並列接続された複数のタップ巻線に並設され
た切換開閉器間の電流不平衡を補償するバランサを備え
た負荷時タップ切換変圧器に関する。
た切換開閉器間の電流不平衡を補償するバランサを備え
た負荷時タップ切換変圧器に関する。
従来の大容量負荷時タップ切換変圧器においては、負荷
時タップ切換器の切換開閉器の切換能力を上回る電流が
流れる場合は、タップ選択器や切換開閉器を複数台並列
使用する構成としている。
時タップ切換器の切換開閉器の切換能力を上回る電流が
流れる場合は、タップ選択器や切換開閉器を複数台並列
使用する構成としている。
この場合差動使用される切換開閉器の機械的動作時間の
ずれから、一部の切換開閉器のみに過大電流が流れ切換
動作に支障をきだすことを防止するために、第１図に示
すような変圧器構成がとられる（特公昭３４．−２７６
２号公報参照）。この第１図において、１は主変圧器に
接続される負荷時電圧調整器の低圧側の励磁巻線、２は
高圧側巻線で、変π器の主巻線（図示せず）と接続され
るタップ巻線３，４の並列で構成される。５，６はタッ
プ選択器、７，８は切換開閉器である。タップ選択器５
は、奇数番目のタップＴ＋ 、Ｔ３ 、、Ｔ！
＋Ｔ７用及び偶数番目のタップＴ２ 、Ｔ４ 、Ｔ、用
の接触子５１．５２を有している。切換開閉器７は主接
触子７１，７２、限流抵抗７３．７４を介しだ補助接触
子７５．７６、可動接触子７７から成り、図に示すよう
な接続をされている。可動接触子７７は主接触子７１．
７２及び補助接触子７５゜７Ｇと接触し、一方の主接触
子７１から他方の主接触子７２寸で瞬時に移動させてタ
ップＴ３からＴ２に切換える。制限抵抗７３．７４はタ
ップ’Ｔ”３ 、Ｔ２が橋絡される間の短時間回路に挿
入されて横流を制限する。タップ選択器６及び切換開晶
器８は上記のタップ選択器５及び切換開閉器７と同様の
構成、動作であるだめ説明を省略する。
ずれから、一部の切換開閉器のみに過大電流が流れ切換
動作に支障をきだすことを防止するために、第１図に示
すような変圧器構成がとられる（特公昭３４．−２７６
２号公報参照）。この第１図において、１は主変圧器に
接続される負荷時電圧調整器の低圧側の励磁巻線、２は
高圧側巻線で、変π器の主巻線（図示せず）と接続され
るタップ巻線３，４の並列で構成される。５，６はタッ
プ選択器、７，８は切換開閉器である。タップ選択器５
は、奇数番目のタップＴ＋ 、Ｔ３ 、、Ｔ！
＋Ｔ７用及び偶数番目のタップＴ２ 、Ｔ４ 、Ｔ、用
の接触子５１．５２を有している。切換開閉器７は主接
触子７１，７２、限流抵抗７３．７４を介しだ補助接触
子７５．７６、可動接触子７７から成り、図に示すよう
な接続をされている。可動接触子７７は主接触子７１．
７２及び補助接触子７５゜７Ｇと接触し、一方の主接触
子７１から他方の主接触子７２寸で瞬時に移動させてタ
ップＴ３からＴ２に切換える。制限抵抗７３．７４はタ
ップ’Ｔ”３ 、Ｔ２が橋絡される間の短時間回路に挿
入されて横流を制限する。タップ選択器６及び切換開晶
器８は上記のタップ選択器５及び切換開閉器７と同様の
構成、動作であるだめ説明を省略する。
タップ選択器５．６と切換開閉器７，８は一連の電動操
作機構により連動操作され、合冊の操作に不揃いのない
ように構成されている。並列接続されたタップ巻線の一
方側は、図示しない主変圧器巻線と直列接続され、他方
側はタップ選択器５゜６及び切換開閉器７，８を介して
変圧器中性点を形成している。
作機構により連動操作され、合冊の操作に不揃いのない
ように構成されている。並列接続されたタップ巻線の一
方側は、図示しない主変圧器巻線と直列接続され、他方
側はタップ選択器５゜６及び切換開閉器７，８を介して
変圧器中性点を形成している。
このような従来構成によれば、タップ切換操作時に連動
機構の誤差等により、切換開閉器７．８の開閉動作に不
同があった場合、双方の電流に不平衡を生ずるが、この
電流はタップ巻線３，４間の漏れリアクタンスにより制
限され、過大な不平衡電流が生ずるを防ぐことができる
。
機構の誤差等により、切換開閉器７．８の開閉動作に不
同があった場合、双方の電流に不平衡を生ずるが、この
電流はタップ巻線３，４間の漏れリアクタンスにより制
限され、過大な不平衡電流が生ずるを防ぐことができる
。
しかし、タップ巻線の巻線構造によっては、タップ巻線
３，４間の漏れリアクタンスを大きくとれない場合があ
り、このような場合には」−記従来構成では過大な不平
衡電流を抑制することはできなかった。又、タップ巻線
３，４間の漏れリアクタンスは、タップ位置によって変
化するため、過大な不平衡電流を抑制するのに一定の効
果を得ることができず、特にタップ巻線の巻数が少ない
タップ位置では、漏れリアクタンスが小と々るため、は
とんど抑制効果がないという欠点があった。例えばタッ
プ巻線が挿入されていないタップ位置から、第１段目の
タップへの切換操作時に開閉動作に不動があった場合、
上記従来構成では不平衡電流を防止することはできず、
一方の切換開閉器に全電流が流れ、切換動作に重大な支
障を生ずることは明らかである。
３，４間の漏れリアクタンスを大きくとれない場合があ
り、このような場合には」−記従来構成では過大な不平
衡電流を抑制することはできなかった。又、タップ巻線
３，４間の漏れリアクタンスは、タップ位置によって変
化するため、過大な不平衡電流を抑制するのに一定の効
果を得ることができず、特にタップ巻線の巻数が少ない
タップ位置では、漏れリアクタンスが小と々るため、は
とんど抑制効果がないという欠点があった。例えばタッ
プ巻線が挿入されていないタップ位置から、第１段目の
タップへの切換操作時に開閉動作に不動があった場合、
上記従来構成では不平衡電流を防止することはできず、
一方の切換開閉器に全電流が流れ、切換動作に重大な支
障を生ずることは明らかである。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、タッ
プ巻線のタップ位置に無関係に、並設された切換開閉器
間に不平衡電流を生じさせることがなく、簡単な構成で
信頼性の高い負荷時タップ切換変圧器を提供するにある
。
プ巻線のタップ位置に無関係に、並設された切換開閉器
間に不平衡電流を生じさせることがなく、簡単な構成で
信頼性の高い負荷時タップ切換変圧器を提供するにある
。
本発明は１個以上の独立した鉄心脚に巻線を巻回したバ
ランサを並列接続される各タップ巻線と直列接続し、該
バランサの相互誘導作用により上記切換開閉器間の不平
衡電流を解消させるようにしたものである。
ランサを並列接続される各タップ巻線と直列接続し、該
バランサの相互誘導作用により上記切換開閉器間の不平
衡電流を解消させるようにしたものである。
以下、本発明の一実施例である負荷時タップ切換変圧器
を第２図により詳細に説明する。第２図においては第１
図と同一部品は第１図と同一符号を記し説明を省略する
。
を第２図により詳細に説明する。第２図においては第１
図と同一部品は第１図と同一符号を記し説明を省略する
。
この第２図において９は本発明のバランサで、負荷時電
圧調整器とは別の同一鉄心脚１０に巻回され、タップ巻
線３と直列接続される平衡巻線１１、及びタップ巻線４
と直列接続される平衡巻線１２から構成される。タップ
巻線３及び４と直列接続された巻線１１及び１２の他方
の端子は共に接続され、主巻線（図示せず）と直列接続
される。巻線１１と１２は同一巻数であり、同一方向電
流、例えば主巻線側からタップ巻線側へ同一電流が流れ
た場合にアンペアターンが平衡するように巻回接続され
ている。
圧調整器とは別の同一鉄心脚１０に巻回され、タップ巻
線３と直列接続される平衡巻線１１、及びタップ巻線４
と直列接続される平衡巻線１２から構成される。タップ
巻線３及び４と直列接続された巻線１１及び１２の他方
の端子は共に接続され、主巻線（図示せず）と直列接続
される。巻線１１と１２は同一巻数であり、同一方向電
流、例えば主巻線側からタップ巻線側へ同一電流が流れ
た場合にアンペアターンが平衡するように巻回接続され
ている。
この本発明の構成によれば、切換開閉器７，８の開閉動
作に不同があった場合でも、タップ巻線３．４のタップ
位置に無関係に常に、一方の平衡巻線１、タップ巻線３
、タップ選択器５、切換開閉器７を通る電流と他方の平
衡巻線１２、タップ巻線４、タップ選択器６、切換開閉
器８を通る電流を平衡させることができる。
作に不同があった場合でも、タップ巻線３．４のタップ
位置に無関係に常に、一方の平衡巻線１、タップ巻線３
、タップ選択器５、切換開閉器７を通る電流と他方の平
衡巻線１２、タップ巻線４、タップ選択器６、切換開閉
器８を通る電流を平衡させることができる。
バランサ９の鉄心脚１０は上記両回路の不平衡時の不平
衡電圧によって飽和しなければ良く、平衡巻線１１と１
２間の漏れリアクタンスを小さくすることにより小形低
損失に構成することができる。バランサ９の平衡巻線１
１と１２は、負荷時電圧調整器の各巻線を巻回する。同
一鉄心脚上に巻回配置するのは、多くの巻数を必要とし
て負荷損失を増加させるばかりでなく、アンペアターン
は巻線１１と１２で平衡しなくても全体の巻線で平衡す
れば良いため、バランサとしての機能が損われ不具合で
ある。バランサ９の平衡巻線１１と１２は、負荷時電圧
調整器の各巻線との磁気結合が小さい側脚等に巻回配置
して構成しても前記の効果を達成でき、このような構成
は本発明の趣旨中に入るものである。
衡電圧によって飽和しなければ良く、平衡巻線１１と１
２間の漏れリアクタンスを小さくすることにより小形低
損失に構成することができる。バランサ９の平衡巻線１
１と１２は、負荷時電圧調整器の各巻線を巻回する。同
一鉄心脚上に巻回配置するのは、多くの巻数を必要とし
て負荷損失を増加させるばかりでなく、アンペアターン
は巻線１１と１２で平衡しなくても全体の巻線で平衡す
れば良いため、バランサとしての機能が損われ不具合で
ある。バランサ９の平衡巻線１１と１２は、負荷時電圧
調整器の各巻線との磁気結合が小さい側脚等に巻回配置
して構成しても前記の効果を達成でき、このような構成
は本発明の趣旨中に入るものである。
」−記した第２図においては、バランサ９を図示しない
変圧器の主巻線と負荷時電圧調整器のタップ巻線の間に
接続配置したものを示しているが、タップ切換器を複数
台並列使用するものにおいては切換開閉器７及び８と両
者が接続される中性点間に接ぷ〕配置しても効果は」二
記と同様であり、切換開閉器の構造上可能であればバラ
ンサ９の絶縁耐力の軽減の点で良好な（１４成である。
変圧器の主巻線と負荷時電圧調整器のタップ巻線の間に
接続配置したものを示しているが、タップ切換器を複数
台並列使用するものにおいては切換開閉器７及び８と両
者が接続される中性点間に接ぷ〕配置しても効果は」二
記と同様であり、切換開閉器の構造上可能であればバラ
ンサ９の絶縁耐力の軽減の点で良好な（１４成である。
バランサをタップ選択器５及び６と切換開閉器７及び８
の間に接続配置することもできるが、奇数番目のタップ
切換用と偶数番口のタップ切換用とが必要であり、この
場合バランサの構成が複雑になる。
の間に接続配置することもできるが、奇数番目のタップ
切換用と偶数番口のタップ切換用とが必要であり、この
場合バランサの構成が複雑になる。
一方、一般に負荷時電圧調整器付変圧器は、万一の負荷
時電圧調整器の故障時にも負荷時電圧調整器を切換して
定格タップ運転ができる特徴を有しており、上記した本
発明の構成によれば、このような場合にもバランサの機
能が損われることなく運転できるという利点がある。
時電圧調整器の故障時にも負荷時電圧調整器を切換して
定格タップ運転ができる特徴を有しており、上記した本
発明の構成によれば、このような場合にもバランサの機
能が損われることなく運転できるという利点がある。
次に負荷時電圧調整器のタップ巻線、タップ選択器、切
換開閉器等が３並列の構成となる場合の本発明の実施例
を第３図に示しており、この構成のうち、バランサ９の
部分のみを示した路線図である。バランサ９は独立した
鉄心脚１０．２０ 。
換開閉器等が３並列の構成となる場合の本発明の実施例
を第３図に示しており、この構成のうち、バランサ９の
部分のみを示した路線図である。バランサ９は独立した
鉄心脚１０．２０ 。
３０、該各鉄心脚１０，２０，３０に巻回配置された平
衡巻線１１七１２．２１と２２．３１と３２より構成さ
れている。各巻線は全て同一巻数で図に示すように相互
接続されると共に、平衡巻線１１．２１．３１の一端は
図示しない３並列のタップ巻線のそれぞれに直列接続さ
れ、平衡巻線１２．２２．３２の一端は共に接続された
後、変圧器の主巻線と直列接続される。各鉄心脚１０゜
２０．３０の巻線１１と１２．２１と２２．３１と３２
は、電流が同一方向、例えば主巻線側からタップ巻線側
に同一電流が流れた場合にアンペアターンが平衡するよ
うに巻回接続されている。この構成によると、タップ巻
線を介して並設され、連動する３組の切換開閉器の開閉
動作に不同があった場合でも、第２図において説明した
のと同様に、各並列回路中に不平衡電流が生じないのは
明らかである。鉄心脚１０．２０．３０をそれぞれ磁気
的に独立した別々の鉄心として９１４成するか、３個の
主脚を有する複数脚の鉄心として；構成するかは任意で
ある。
衡巻線１１七１２．２１と２２．３１と３２より構成さ
れている。各巻線は全て同一巻数で図に示すように相互
接続されると共に、平衡巻線１１．２１．３１の一端は
図示しない３並列のタップ巻線のそれぞれに直列接続さ
れ、平衡巻線１２．２２．３２の一端は共に接続された
後、変圧器の主巻線と直列接続される。各鉄心脚１０゜
２０．３０の巻線１１と１２．２１と２２．３１と３２
は、電流が同一方向、例えば主巻線側からタップ巻線側
に同一電流が流れた場合にアンペアターンが平衡するよ
うに巻回接続されている。この構成によると、タップ巻
線を介して並設され、連動する３組の切換開閉器の開閉
動作に不同があった場合でも、第２図において説明した
のと同様に、各並列回路中に不平衡電流が生じないのは
明らかである。鉄心脚１０．２０．３０をそれぞれ磁気
的に独立した別々の鉄心として９１４成するか、３個の
主脚を有する複数脚の鉄心として；構成するかは任意で
ある。
回路が３並列となる場合の本発明の他の実施例を第４図
、第５図に示しており、これらの図は第３図と同様に本
発明の構成のうちバランサの部分のみを示した路線図で
ある。
、第５図に示しており、これらの図は第３図と同様に本
発明の構成のうちバランサの部分のみを示した路線図で
ある。
第４図は構成を簡単にするためにバランサ９の鉄心脚を
２１固で構成した場合の例であり、鉄心脚１０．２０に
それぞれ巻回された平衡巻線１１と１２及び２１と２２
は全て同一巻数である。平衡巻線１１と１２、及び２１
と２２でそれぞれアンペアターンが平衡する結果、３並
列の各回路の電流を平衡させることができる。３並列の
回路間に若干の電圧不平衡が生ずるが、平衡巻線１１と
１２及び２１と２２間の漏れリアクタンスを小さく構成
することにより、電圧不平衡による悪影響を無視できる
程度に抑制することができる。
２１固で構成した場合の例であり、鉄心脚１０．２０に
それぞれ巻回された平衡巻線１１と１２及び２１と２２
は全て同一巻数である。平衡巻線１１と１２、及び２１
と２２でそれぞれアンペアターンが平衡する結果、３並
列の各回路の電流を平衡させることができる。３並列の
回路間に若干の電圧不平衡が生ずるが、平衡巻線１１と
１２及び２１と２２間の漏れリアクタンスを小さく構成
することにより、電圧不平衡による悪影響を無視できる
程度に抑制することができる。
第５図は更に構成を簡単にするためにバランサ９を１個
の鉄心脚で構成した場合の例である。平衡巻線１２と１
３の巻数は平衡巻線１１の巻数の１／′２とし、更に各
々の巻方向を平衡巻線１１とは逆にする。このように構
成することにより各平衡巻線に同一方向に同一電流が流
れた場合にアンペアターンが平衡するようにすることが
できる。
の鉄心脚で構成した場合の例である。平衡巻線１２と１
３の巻数は平衡巻線１１の巻数の１／′２とし、更に各
々の巻方向を平衡巻線１１とは逆にする。このように構
成することにより各平衡巻線に同一方向に同一電流が流
れた場合にアンペアターンが平衡するようにすることが
できる。
本発明による以上のような構成は更に並列回路数が多い
場合にも容易に拡張して適用することができる。例えば
並列回路数と同一個数の鉄心脚により第３図と同様のバ
ランサを構成することができる。
場合にも容易に拡張して適用することができる。例えば
並列回路数と同一個数の鉄心脚により第３図と同様のバ
ランサを構成することができる。
また並列回路が４並列となる場合に適用した例を第６図
から第８図に示している。第６図に示す例は、第３図と
鉄心脚１０．２０．３０と平衡巻線１１．１２．２１．
２２．３１．３２と同数であるが、各巻線の結線を変え
て４並列としたものである。また第７図に示す本発明の
実施例においては、鉄心脚１０に巻く４個の平衡巻線１
１゜１２．１３．１４は全て同一巻数であり、そのうち
２個の平衡巻線と他の２個の平衡巻線とは逆巻に巻回接
続する。さらに回路が４並列となる場合（１１） には、第８図に示すように３組の鉄心脚１０゜２０．３
０と巻回する各平衡巻線１１．１２゜２１．２２．３１
．３２の接続を変えることによっても、簡単な構成で各
並列回路間の不平衡をなくすこともできる。
から第８図に示している。第６図に示す例は、第３図と
鉄心脚１０．２０．３０と平衡巻線１１．１２．２１．
２２．３１．３２と同数であるが、各巻線の結線を変え
て４並列としたものである。また第７図に示す本発明の
実施例においては、鉄心脚１０に巻く４個の平衡巻線１
１゜１２．１３．１４は全て同一巻数であり、そのうち
２個の平衡巻線と他の２個の平衡巻線とは逆巻に巻回接
続する。さらに回路が４並列となる場合（１１） には、第８図に示すように３組の鉄心脚１０゜２０．３
０と巻回する各平衡巻線１１．１２゜２１．２２．３１
．３２の接続を変えることによっても、簡単な構成で各
並列回路間の不平衡をなくすこともできる。
並列回路間のバランサ自体は」−記したように種種の構
成とすることができ、これらバランサを別設置の負荷時
電圧調整器や一体構造の負荷時タップ切換変圧器の一構
成部品として使用することによって、並設され連動する
切換開閉器の開閉動作不同による電流不平衡を解消する
簡単、低損失で信頼性の高い構成とすることができる。
成とすることができ、これらバランサを別設置の負荷時
電圧調整器や一体構造の負荷時タップ切換変圧器の一構
成部品として使用することによって、並設され連動する
切換開閉器の開閉動作不同による電流不平衡を解消する
簡単、低損失で信頼性の高い構成とすることができる。
本発明の実施例である第２図ないし第８図においては、
バランサの各平衡巻線の一端が共に接続された後主巻線
と直列接続される場合を示したが、バランサの各平衡巻
線の端子を、変圧器の複数に分割された巻線の一端に直
接に接続し、複数に分割された巻線の他端子を共に接続
して並列回路を形成する場合にも適用できることは言う
までもない。
バランサの各平衡巻線の一端が共に接続された後主巻線
と直列接続される場合を示したが、バランサの各平衡巻
線の端子を、変圧器の複数に分割された巻線の一端に直
接に接続し、複数に分割された巻線の他端子を共に接続
して並列回路を形成する場合にも適用できることは言う
までもない。
（１２）
本発明を適用した変圧器の具体例を第９図に示しており
、この例は単巻構成の変圧器部分’ＩＩＩ、と、負荷時
電圧調整器部分ＬＶＲとを別々に構成して結線したもの
である。変圧器部分子Ｒは、鉄心脚Ｃに内側から三次巻
線Ｔ、低圧分路巻線Ｌ、高圧直列巻線Ｈを配置し、高圧
端子Ｕ１低圧端端子１中性点側端子Ｎ ／、三次端子ａ
、ｂを引き出す構造である。また、負荷時電圧調整器部
分ＬＶＲ，は、前述したバランサ９を内蔵させており、
独立した鉄心脚１０に巻回する平衡巻線１１．１２は、
その各一端を中性点側端子Ｎ′と接続し、またこの各他
端側をそれぞれ鉄心脚ＩＡに巻回して三次巻線Ｔと接続
する励磁巻線１により励磁されるタップ巻線３，４と接
続し、タップ選択器や切換開閉器７，８を有する負荷時
タップ切換器にて並列回路を作り、中性点端子Ｎに至る
ように構成している。
、この例は単巻構成の変圧器部分’ＩＩＩ、と、負荷時
電圧調整器部分ＬＶＲとを別々に構成して結線したもの
である。変圧器部分子Ｒは、鉄心脚Ｃに内側から三次巻
線Ｔ、低圧分路巻線Ｌ、高圧直列巻線Ｈを配置し、高圧
端子Ｕ１低圧端端子１中性点側端子Ｎ ／、三次端子ａ
、ｂを引き出す構造である。また、負荷時電圧調整器部
分ＬＶＲ，は、前述したバランサ９を内蔵させており、
独立した鉄心脚１０に巻回する平衡巻線１１．１２は、
その各一端を中性点側端子Ｎ′と接続し、またこの各他
端側をそれぞれ鉄心脚ＩＡに巻回して三次巻線Ｔと接続
する励磁巻線１により励磁されるタップ巻線３，４と接
続し、タップ選択器や切換開閉器７，８を有する負荷時
タップ切換器にて並列回路を作り、中性点端子Ｎに至る
ように構成している。
このような構造とすると、負荷特電圧調整器ＬＶＲ内に
バランサ９が内蔵されるので、全体を複雑化せずに製作
でき、まだ変圧器ＴＲ側との接（１３） 続が極めて容易であす、シかも変圧器側のみの単独使用
も極めて簡単に行える。この第９図の例では、変圧器Ｔ
Ｒは単巻構成であるが二巻線或いは三巻線構成でも適用
可能であり、この場合負荷特電圧調整器ＬＶＲの励磁巻
線１は、三次巻線に限らず低圧側巻線と接続する。
バランサ９が内蔵されるので、全体を複雑化せずに製作
でき、まだ変圧器ＴＲ側との接（１３） 続が極めて容易であす、シかも変圧器側のみの単独使用
も極めて簡単に行える。この第９図の例では、変圧器Ｔ
Ｒは単巻構成であるが二巻線或いは三巻線構成でも適用
可能であり、この場合負荷特電圧調整器ＬＶＲの励磁巻
線１は、三次巻線に限らず低圧側巻線と接続する。
本発明の各実施例においては、単相外で説明したが勿論
三相構造にも適用できる。
三相構造にも適用できる。
以」−説明したように負荷時タップ切換変圧器を構成す
れば、並列回路となる複数の各タップ巻線のタップ切換
時に、負荷時タップ切換器の各切換開閉器に動作不揃い
によって生ずる電流不平衡を簡単な構成で抑制でき、変
圧器の信頼性を大幅に向上できる。
れば、並列回路となる複数の各タップ巻線のタップ切換
時に、負荷時タップ切換器の各切換開閉器に動作不揃い
によって生ずる電流不平衡を簡単な構成で抑制でき、変
圧器の信頼性を大幅に向上できる。
第１図は従来の並列タップ巻線の例を示す結線図、第２
図は本発明の負荷時タップ切換変圧器の要部を示す結線
図、第３図から第８図はそれぞれ本発明に用いるバラン
サの異なる例を示す結線図、第９図は本発明を適用した
変圧器の例を示す結線（１４） 図である。 １・・・励磁巻線、３，４・・・タップ巻線、７．Ｆ！
・・・切換開閉器、９・・・バランサ、１０，２０．３
０・・・鉄心脚、１１，１２，２１，２２，３１．３２
・・・平衡巻線、ＴＩ（、・・・変圧器部分、Ｌ Ｖ
Ｒ・・・負荷時電圧（１５） 第１図 第２図 １−ノ ／２慣 第３図 第７図 第、５図 第６ 図 第Ｃ／図
図は本発明の負荷時タップ切換変圧器の要部を示す結線
図、第３図から第８図はそれぞれ本発明に用いるバラン
サの異なる例を示す結線図、第９図は本発明を適用した
変圧器の例を示す結線（１４） 図である。 １・・・励磁巻線、３，４・・・タップ巻線、７．Ｆ！
・・・切換開閉器、９・・・バランサ、１０，２０．３
０・・・鉄心脚、１１，１２，２１，２２，３１．３２
・・・平衡巻線、ＴＩ（、・・・変圧器部分、Ｌ Ｖ
Ｒ・・・負荷時電圧（１５） 第１図 第２図 １−ノ ／２慣 第３図 第７図 第、５図 第６ 図 第Ｃ／図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、鉄心脚に低圧巻線及び、高圧巻線よりなる主巻線を
巻回して構成した変圧器部分と、鉄心脚に前記変圧器の
低圧巻線と並列に接続する励磁巻線及び、前記主巻線の
高圧巻線と直列に接続し且それぞれ並列回路を作る少な
くとも二つのタップ巻線を有し、前記各タップ巻線のタ
ップを切換える負荷時タップ切換器を設けて構成した負
荷時電圧調整器部分とを有するものにおいて、前記変圧
器及び負荷時電圧調整器の巻線を巻回する各鉄心脚とは
別の鉄心脚に、相互誘導作用にて不平衡電流を打消す複
数の平衡巻線を巻回してバランサを構成し、前記バラン
サの各平衡巻線を、前記主巻線の高圧巻線に連らなる負
荷時電圧調整器のタップ巻線の並列回路にそれぞれ接続
したことを特徴とする負荷時タップ切換変圧器。 ２、前記バランサの各平衡巻線は、前記主巻線の高圧巻
線と負荷時電圧調整器の各タップ巻線の間にそれぞれ接
続したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の負
荷時タップ切換変圧器。 ３、 前記バランサの各平衡巻線は、前記負荷時電圧調
整器の各タップ巻線のタップを切換える複数の負荷時タ
ップ切換器とこれらの並列接続点の間にそれぞれ接続し
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の負荷時
タップ切換変圧器。 ４、 前記バランサは、前記負荷時電圧調整器内に内破
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項捷たは第２
項寸たは第３項記載の負荷時タップ切換変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12078881A JPS5821804A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12078881A JPS5821804A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5821804A true JPS5821804A (ja) | 1983-02-08 |
| JPS6326528B2 JPS6326528B2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=14795008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12078881A Granted JPS5821804A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 負荷時タツプ切換変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821804A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187397A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | 株式会社住友金属セラミックス | セラミツクス回路基板の作製方法 |
| GB2350484A (en) * | 1999-05-25 | 2000-11-29 | Asea Brown Boveri | A variable transformer |
| JP2015023593A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 愛知電機株式会社 | 自動電圧調整器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49109980A (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-19 | ||
| JPS55121618A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-18 | Hitachi Ltd | On-load tap-changing autotransformer |
-
1981
- 1981-08-03 JP JP12078881A patent/JPS5821804A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49109980A (ja) * | 1973-02-21 | 1974-10-19 | ||
| JPS55121618A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-18 | Hitachi Ltd | On-load tap-changing autotransformer |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187397A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | 株式会社住友金属セラミックス | セラミツクス回路基板の作製方法 |
| GB2350484A (en) * | 1999-05-25 | 2000-11-29 | Asea Brown Boveri | A variable transformer |
| JP2015023593A (ja) * | 2013-07-16 | 2015-02-02 | 愛知電機株式会社 | 自動電圧調整器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6326528B2 (ja) | 1988-05-30 |
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