JPS5845618A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPS5845618A
JPS5845618A JP14128981A JP14128981A JPS5845618A JP S5845618 A JPS5845618 A JP S5845618A JP 14128981 A JP14128981 A JP 14128981A JP 14128981 A JP14128981 A JP 14128981A JP S5845618 A JPS5845618 A JP S5845618A
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JP
Japan
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alloy
magnetic head
less
magnetic
core
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Application number
JP14128981A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ooya
大矢 一雄
Norio Ishijima
石島 矩男
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JPS5845618A publication Critical patent/JPS5845618A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/10Structure or manufacture of housings or shields for heads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r 発明の背景 A技術分野 本発明ば、イi&気−\ソドに関する。史に詳しくは、
コアとタミーフロックとを具える接触形の磁気ヘッドに
おける、船・にダミーブロックの改良に関するものであ
る。
B先行技術 接触形の磁気ヘッドでは、テープ等の磁気記録媒体の摺
接面に、記録または再生用のコアとともにダミーブロッ
クを配置し、媒体の接触走行時に、ダミーブロックを媒
体の他のトラックあるいは未使用領域と摺接させ、媒体
の走行性を良好にし、また磁気へラドコアやケースの偏
摩耗を防止し、さらには、トラック間のクロスト−りや
誘導ノイズ等の発生を防止するための配慮がなされてい
る。
この場合、通常のセンダスト、パーマロイ、フェライト
等からなるコアを具えた(iBt気ヘッドでは、ダミー
ブロックとして、コアと同一の月質から形成したものを
使用している。
ところで、最近、そのすぐれた軟磁気特性から、磁気ヘ
ッド用のコア形成相別として、非晶質(M性合金薄板が
注目を集め、非晶質磁性合金薄板から構成されるコアを
具えた磁気ヘッドが実用に移されている。
このような非晶質磁性合金薄板から114成されるコア
を具えろ4H’l気ヘツドにおいては、非晶質磁性合金
かブロック体として得られないので、ダミーフロックを
、従来のように、コアと同一の材質から形成することは
できない。
一方、非晶質磁性合金薄板からなるコアに対し、ダミー
ブロックをパーマロイ、高硬度パーマロイ、センダス]
・、フェライト等の従来の磁気ヘッド用コア材から形成
すると、磁気記録媒体が損傷したり、周波数特性が経時
的に劣化したり、出力レベル変動が増加する等の種々の
不都合がある。
より囲体的に説明するならば、バーロマイ、亮硬度パー
ロマイをダミーフl」ツクとして使用ずろときには、こ
れらより非晶質磁性合金の硬度が高く、タミーブロック
が偏摩耗し、媒体とヘッドとの接触が悪くなり、使用に
従い、周波数特性か劣化したり、出力レベル変動が増加
したりする1゜ また、センダストを用いるときには、磁気ヘッド用非晶
質磁性合金がCoを基本とし7た合金であることから、
センタストタミーブロックと非晶質磁性合金−\ラドと
の間で局部電池が形成され、特に高温高湿下でダミーフ
ロックに腐食を生じ、このため周波数特性の劣化が生じ
、走行不良の原因となり、出力変動も増大し、さらには
外観不良等を招来する。
加えて、センダストは、鍛造や圧延加工が困難であるた
め、鋳造後研削を行ってダミーブロックとされるが、鋳
造組織の存在による媒体の損傷等が生起し、また、製造
−トも効率が悪く、コストが高いものとなる。
さらに、フェライトを用いるときには、非晶質磁性合金
よりも硬度が萬いために、偏摩耗が74:、じ、周波数
特性の劣化や、媒体走行の不良、出力レベル変動の増大
などの好ましくない現象が生じる。
■ 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、磁気ヘッド、特に、非晶質磁性合金薄板から構成され
るコアを具える4fζ気ヘツドにおいて、良好な特性を
示し、特に、使用に伴う周波数特性や走行性や出力変動
等の劣化の少ない新規プ(ダミーフロックなR4た磁気
ヘッドを提供することを主たるl」的とせてfψ用した
とき、このような目的に合致する新規なダミーブロック
材ilを見出すべく、種々検討を行い、本発明をなすに
奉ったものでル)る。
すなわち、本発明は、ダミーブロックとコアとを具える
磁気−・ラドにおいて、上目i″′′ミーブロツク40
〜99wt%のFeと1〜40wtとを特徴とする磁気
ヘッドである。
囲 発明の貝0体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の磁気ヘッドにおけるダミーブロックは、所定の
組成のFe−Ni系合金からなる。
この場合、Fe−Ni系合金中に必須成分として含まれ
るFeおよびNiの含有量はそれぞれ、40〜99wt
%、より好ましくは50〜90wt%および1〜40w
t%、より好ましくは10〜3Qwt%である。
Fe含有量が4Qwt%未満となり、Ni含有量が4Q
wt%を超えると、非晶質磁性合金より摩耗量が大きく
、偏摩耗か大きくなる。また、Fe含有量が99wt%
を超え、Ni含有量が1wt%未満となると、ダミーブ
ロックの標準電位がパーマロイ等のケースより卑となっ
てしまい、耐食性が低下する。
このようなFe −Ni系合金は、上記の範囲のFe含
有量およびNi含有量をもつかぎりにおいて、 I’e
およびN1のみからなるものであっても、FeおよびN
1と他の元糸の1棟以上とからなるものであってもよい
このようプ、r場合、Fe−Ni系合金がF’eおよび
Niのみからなるときには、下記式〔I〕で示される組
成であることが好ましい。
式[I ]Feal’J+ 1) 上記式〔■〕において、a−1−1)−1,00wt%
であり、aは60〜99wt%である。この場合、aが
70〜90wt%、bが10〜30wt%であると、偏
摩耗が減少し 耐食性が向上し、周波数特性や出力レベ
ル変動の劣化が減少する点で好ましい。
これに対し、Fe−Ni系合金が、I”eおよびNiと
他の元素の1種以上からなる場合、含有しうる他の元素
としては、’ri 、 Zr 、 IH1■、Nb 、
 i’a %W 、 Mn 、 (−o 11” Zn
 等(7)遷移元素や、Si、Az、13等の非金属元
素の1種以上を挙げることができる。そして、これら他
の元素の1棟以−1−の含有量は、20wt%以下であ
る。他の添加元素の総量が20wt%を超えると、本発
明の効果が減じられてしまう。
このようなI・°eおよびNi以外の他の元素の1種以
−Fを含有するFe −Ni系合金は、40wt%1ン
、上99wt%未満、より好−ましくは50〜ろ。そし
て、これらV)うち、特に好適なものは、以下の式〔1
1〕〜〔■〕に汀くされる組成をもつものである。
式C]l ) Fe aN + bMn c上記式〔I
I〕において、a+b4−c =l 00wt%であり
、aは58wt%以上99wt%未満、bは1w1%以
上4Qwt%以下、Cは2wt%以下である。
このように、FeおよびNiに加え、Mnを含有するF
e −Ni系合金は、特にMn含有量CがQ、1wt%
以上となると、熱間鍛造時等の耐酸化性が向上し、鍛造
等の熱間加工の際の而の仕トがりが良好となり、ダミー
ブロックの面積度はきわめて良好どなり、また龜j1告
時の欠陥はきわめて少なくなり、耐摩耗17Fがより一
層向上し、媒体に対する損傷もきわめC少なくなる。
この場合、上記式〔11〕において、aか69〜89.
4)w1%、1)が10〜3(1wt%、c 7r)0
.1〜1wt%と/よると、偏摩耗がさらに減少し、耐
食1生も3さらに向上し、周波数% (’+や出力レベ
ル変動の劣化もより一層少ic りtcろ。
式 〔Ill  〕  l”e8Ni 1)Si d−
146己弐し111〕において、a l−b −1d 
= 100 w1%であり、aは50wt%以上f) 
(1〜y L+;3禾満、l)はj〜40W1%、dは
]□wt%以下であ4ン。
コ(’) 、に5に、1・eおよびN1に力目え、Sl
を′S有す7) Fe −Ni系合金ハ、特にSi 3
イ]竹が0、’1w1%」−ソ、−ヒとなると、vj造
1牛か良好と7(、す、鋳造組織がυ、に、少し、耐摩
耗111g ’=’J’がより一層向にする。ただ、S
1含イJJtdが10wt%をこえるど、加工性が劣化
し、圧延、線引等の加二「が困邦となるので、(1はi
owt%以下である。
この場合、上り己式[Ill ]において、aが05〜
89.9 wt%、bが] (1〜30 wt%、Cが
01〜5wtシロどなると、偏摩耗がさらに減少し、1
61食性もさらに向」−シ、周波載持17Eや出力レベ
ル/に動の劣化もより−・)+’、j少なくなる。
式CN ”:J  F’e aN l l)1〜4n 
cS ld」二り己式[E)に↓6いて、;i I−I
J +c t (1= 10(1wt%であり、aは4
BwL%以上99wt%未満、bは1〜.iQwt%、
Cは2wt79以下、dは]Owt%V、下である。
このように、Mn 、’:%)よびSlを含有するFe
 =Ni系合金は、特にMnお1びStの含有緻が、そ
れぞれQ、1wt%以上となると、1fu(酸化性と鋳
造伯ユとがともに向上し、ゾl’lツク体の■lj4度
や表向欠陥はきわめて少な(なり、周波数特性、出力レ
ベル変動、摩耗l、媒体の損傷等はより一層少なくなる
この場合、上記式〔■v〕において、aが64〜89.
8wt%、1)が1 (1〜30wt%、Cが(ン、j
〜1wt%、dが0,1〜5wt%とな・ると、偏摩耗
はより一層減少し、耐食性もさらに向上し、周波数特性
や出力レベル変動の劣化や媒体の損傷等はきわめて少な
くなる。
このような合金からダミーブロックを得るには、まず、
例えばS空中等で母合金を融解し、次いで鋳造する。こ
の後、通常、鍛造処理をM12す。これにより、鋳造組
織ないし欠陥は格段と減少する。しかる後、必要に応じ
圧延線引加工等を施し、形状を整え、さらに場合によっ
ては酸洗等を行って、不動態膜を形成し、その後切断し
、さらに必要に応じ、所望の形状となるよう溶接や接着
を行い、角部等を研摩して、ダミーブロックが得られる
他方、本発明の磁気ヘッドにおけるコアは、通常、非晶
質磁性合金の薄板から形成される。
非晶質磁性合金をコア材として用いるときには、コアと
しての特性が良好で、またきわめて長期に亘る使用によ
って、ダミーブロックとコアとの摩耗量に差が生じず、
ヘッドの媒体摺接面の偏摩耗が少なく、周波数特性や出
力レベル変動が少ない点で、良好な結果をイ(↑る。
コア材として、非晶質磁性合金薄板を用いる場合、その
組成と1−では、磁気ヘッドのコア用のものとして知ら
れている独々の組成であってもよいが、特に飽和磁束密
度13sが高く、高保磁力磁気記録媒体に好適であると
いう点で、下記式〔v〕で示される組成であることが好
ましい。
式〔v〕TxX。
上記式〔■〕中において、′■゛はFeおよびCOまた
はFeおよびCOと他の遷移金属元素の1種以上との組
み合せを表わす。
この場合、必要に応じ、FeおよびCoとともに組合せ
添加される他の添加元素は、1′eおよびCO以外の他
の遷移金属元素(Sc −Zn ;Y −Cd ; L
a −11r ; Ac以上)であり、例えばNi 、
 Ti 、 Zr、 Iff 、 V、Nb 、 Ta
 、 Cr 。
Mo、 W、 Mn、、Ru、 lLh、 Pd、 O
s、  Ir、Pt等の1種以上をその具体例として革
げることかできる。
一方、Xは、B、Siおよび13、またはSiおよび1
3と他のガラス化元素の1種以上との組合せを表わす。
この場合、必要に応じ、BまたはSiおよびI3ととも
に組合せ添加される他のガラス化元素の例としては、P
、 C,Ge、 Sn、 At等の1種以上を挙げるこ
とができる。
他方、上記式〔■〕において、x+y=1.o。
a1%であり、yは20〜271%である。すなわち、
■パeおよびCOを必須成分とする遷移金属元素成分量
Xは73〜3Qat%であり、BまたはSiおよびBを
必須成分とするガラス化元素成分量yは20〜27at
%である。yが20s1%未満となると、非晶質化が困
難となり、また、27at%を超えると残留磁束密度B
sよびCOの含有蓋は、それぞれF’e ; 1.5〜
5.6I’e含有址が1.5at%未満、(Co含有量
が78.58t%まり犬)、あるいは5.5at%を超
えると、磁歪が大きなものとなってしまい、また透磁率
が減少する。COが458t%未満となるとBsが減少
してl−、まう。
この場合、上記式〔v〕において、Tは、−」二記含有
量範囲内にて、Feおよび(う0のみからなっても、F
eとCoと上記した他の添加元素の1種以上とからなっ
てもよい。
TがFeとCOのみからなる場合、Fe含有量は、15
〜5.6at%、より好ましくは2〜5゜5at%、C
o含有量は、67.4〜78.5 at%、より好まし
くは67.5〜78at%である。
1゛がFeおよびCOに加え、他の元素の1種ができる
。これ以上の含有量となると、13sが低下し、表面性
が悪くなる等の不都合が生じる−0 このような元素の1例としてはNiがある。
Ni添加は、Coを置換して、利料コストを低減する等
の効果があるが、Ni量が増大すると13sが減少する
ので、Ni含有量は、好ましくは8;11%以下である
一方、池の元素の1棟以」−と1〜では、鉄族(F”e
、Co、Ni )以例の遷移金属元素であってよいが、
鉄族以外の遷移金属元素の1種以上は、総計12at%
以下であることが好ましい。このどき、Bsの低下は少
なく、各添加元素特有のすぐれた効果が実現する。
このような元素として(気特に、Ruおよび/またはC
rが好ましい。
特に、0.5〜8at%のI(11を添加すると、耐摩
耗性が向上し、表面性や打抜加工性等が向上する。
また、1〜3a1%のCrを添加すると、耐食性が向」
ニする。
そして、0.5〜8at%のl−Luと、1〜8at%
、特に2〜6 at%のCrを併用添加すると、これら
の効果はさらに向上し、より好ましい結果を得る。
さらに、これらflu、Cr、Ni等に加え、′1゛a
、’f’i 、W、 Mo等の1棟以」−を含有させる
こともできる。
なお、このようにi’e、Co以外の他の)fll金金
属元素含有させる場合、これらの総計は20at%以下
となり、Co含有量が47.4〜78.5at%、より
好ましくは47.5〜78at%、またF”e含有量が
15〜5.68L%、より好ましくは2〜5.5at%
どなることが好ましい。
これに対し、カラス化元素成分Xは、13またはSlお
よび13を必須成分とする。
この場合、I3含有址が3.3〜27at%、S+含有
揄が0〜16.2at%どなると、13sか高くなり、
薄板の表面性が向上し、好ましい結果を得る。
そして、I3含有量が14.1〜26.9 a1%、S
1含有量が01〜5.4at%どなると、Hsがさらに
商くなり、表面性もさらに向上し、さらに、Ru、Cr
等の添加元素の添加効果も顕著となり、より好ましい結
果を得る。
なお、ガラス化元累成分X中には、必要に応じ、Siお
よびB以外の他の元素の1柚以上が含まれていてもよい
。ただ、その総計が0.5at%を超えると非晶質化し
に(くなるので、その含有量は0.5at%以下である
ことが好ましい。
以上詳述したような組成をもつ薄板は、実質的に長範囲
規則性をもたない非晶質体である。
又、板1?、fは、概ね、10〜200μ犠程度である
6、 このような非晶質磁性合金助板は、公知の高速急冷法に
従い製造される。
そして、このような非晶質磁性合金薄板は、通常、絶縁
性接着剤を介して積層し、しかも所望の形状のコア半休
とされ、これをつきあわせ、例えば第1図に示されるよ
うに、コア2.2′とされる。あるいは、薄板を積層せ
ず、薄板自体から所望の形状のコア半休を形成し、この
コア半休を突きあわせてコアとされる。
なお、コア2.2′は、このような非晶質の薄板から形
成される他、センタストから形成されても有効である。
このとき、コアと後述のタミーブロックとの硬度1.r
いし耐摩耗性か近似し、偏摩耗が減少し、周波数特性や
出力変動の劣化が少なくなるからである。
本発明の磁気ヘッド1は、例えば第1図または第2図、
第3図に示されるように、以上のようなコア2.2′と
ダミーブロック3どを具えるものである。ずなわち、ハ
ーマロイ等のシールドケース4中忙、捲線を施した、例
えばコア2.2′と、夕゛ミーブ「7ソク3と全収納し
、しかもコア2.2′とダミーブロック4とを所定の配
列で媒体の摺接面に配IMしてなる。この場合、その構
造と製造方法とは、公知の棟々の構造および方法による
ことができる。
なお、ダミーブロック3を構成するFe−Ni系合金が
非磁性であるときには、第2図、第3図に示されるよう
に、強磁性のシールドケースと連接して設けた強磁性の
友打ち部6でダミーブロック4を裏打ちするようにして
、ダミーブロック4をケース内に同定収納すればよく、
また強磁性を示すときKは、その他、第1図に示される
ように、ケース4中に設けた非磁性支持部5上に接着剤
等を用いて固着収納することもできる。
1v  発明の具体的作用効果 本発明の磁気ヘッドは、オーウ′イオ用、ビデオ用、計
測用、ディジタル用等の各独用途に用いることができる
この場合、本発明の磁気ヘッドのダミーブロックは所定
のFe −Ni系合金から形成されるものであって、タ
ミーブロックの耐摩耗性は良好であり、ダミーブロック
の偏摩耗に基づく、周波数特性等の劣化は格段と少ない
また、ダミーブロックの耐食性はきわめて高く、空中の
水分等により、保存ないし、経時に従い、テープの走行
不良あるいは外観不良等が起きることもない。さらに、
ダミーブロックによる媒体の損傷もきわめて少ない。加
えて、クロストーク、誘導ノイズ等の発生についても、
これらを有効に防止することができる。
また、コアを非晶質4if’を性合金fl &から構成
すれば、コアとしての特性は良好となり、コアとダミー
ブロックとの偏摩耗もJ:り一層減少する。
V 発明の具体的実施例 次に、本発明のさらに具体的な実施例を掲げ、本発明を
さらに詳細に説明する。
実施例I F’e 7 B、8wt%、Nj 19,7wt%、M
nO,5wt%、stIwt%の組成にて、母合金をa
空済解し、40慎φの丸棒に鋳造し、これを8oo℃に
て、鍛造比68%で鋳造し、13mmφの丸棒を得た。
その後、これを25℃にて3×3■角棒に圧延した後、
空気中で1200℃にて熱処理し、酸洗し、3X4+e
xに切断し、シールドケース中にスポット溶接し、角部
を研摩して、第2図、第3図に示されるようなダミーブ
ロック3を得た。
コア2.2′ を形成する非晶質磁性合金薄板の原子組
成としては、(Fe5,5 co94.5 )’72”
lCr4 (S’1oB90 )23を用い、第2図、
第3図に示されるような本発明の磁気ヘッドを作製した
塗布型γ−FeOテープを用い、これを  3 25℃、相対湿度60%にて、47.5z/ secで
500時間走行させ、走行後の14 KHz/3151
−1zの再生周波数特性の劣化(dB)と、14KHz
録再出力レベル変動(dB )を測定した。
結果を表1に示す。
表   1 周波数特性劣化  出力レベル変動 (dJ3)(dB) 本発明   −3±3 比較−25+9 なお、表1には、比較どして、ダミーブロック3をパー
マロイから形成し7たときの結果が併記される。また、
コア2.2′を形成する非晶質磁性合金薄板の組成を、
上記において、RuおよびCrを含まないもの、あるい
はFluまたはC「を除いたもの、さらにはrLuおよ
びCrに加えて、Ti、′I″aを加えたものにかえて
同様の実験を行ったところ、はとんど同等の結果を得た
実施例2 下記表2に示される組成のダミーブロックを、実施例1
におけると同様に、作製した。
これら各ダミーブロック計11柚か色、実施例1と全く
同様に磁気ヘッドを作成し、14K l−1z / 3
1511zの再生周波数特性(1・特)の劣化の測定を
行ったところ、下記表2に示される結果を得た。
さらに、これら各ダミーブロックから形成される、計1
1釉の磁気ヘッドそれぞれにつき、r−Fe203デー
ブ、走行速度−4,75t1n/ secでの、25℃
、相対湿度60%での500時間時間後の摩耗量を表面
粗さ計で測定した。
また、40℃、相対湿度70%にて500時間保イfし
た後、各ダミーブロック表面の腐食層を除去し、この腐
食層を表面粗さ計で測定し、耐食性を評価した。
さらに、各磁気ヘッドの125Hz 、 160nwb
/m録音再生トラック間クロスト−りと、501−1z
、30e平行磁界中での誘導ノイズとを測定した。
これらの結果を下記表2に併記する。
以上の結果から、本発明のFe −Ni糸金合金らなる
ダミーブロックを其える磁気ヘッドは、周波数特性劣化
と出力レベル変動がきわめて少なく、また摩耗量が少な
く、耐食性が高く、しかもクロスト−りや藺導ノイズに
ついても、実用」−満足できる値が得られることがわか
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す、一部を切欠いて表わ
す斜視図である。第2図は、本発明の別の実h11例を
示す、一部省略斜視図であり、第3図は第2図の部分端
面図である。 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
磁気ヘッド2、2′ ・・・・・・・・・・・・・・ 
 コア3・・・・・・・・・・−・・・・−・・・・・
ダミーブロック代理人   石 井 賜 − 牙 2 図 4 牙 8 図 117−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ダミーブロックとコアとを具える磁気ヘッドにお
    いて、−F記ダミーブロックが、40〜99wt%のF
    eと1〜40wt%のN1とを含むFe−Ni系合金か
    らなることを特徴とする磁気ヘッド。 2、  I’e−Ni系合金が下記式〔■〕で示される
    組成をもつ特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド。 式CI ] FeaN+1゜ (上記式CI)において、a + 1) −1QQwt
    %であり、aは60〜99wt%である。)3、Fe−
    Ni系合金が、4Qwt%以上で99wt%未満のFe
    と、1wt%以上40wt%以下のNiと、20wt%
    以下の他の元素の1柚以上とからなる特許請求の範囲第
    1項記載の磁気ヘッド。 4、Fe −INi系合金が、下記式〔11〕で示され
    る組成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘッド。 式〔■〕FeaNIl)Mn。 (上記式〔1(〕において、a +b −1−c = 
    100 wt%であり、aは 58wt%以−h99w
    t%未満、bは1wt%以上4Qwt%以下、Cは2w
    t%以下である。) 5、 Fe −Ni系合金が下記式(g m ]で示さ
    れる組成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘラ 
    ド。 式 C,m  ]    F’eaNil)Si d(
    上記式(Ill )において、a+b+d=100w1
    %であり、aは5Qwt%以上99wt%未満、bは1
    wt%以上4Qwt%以下、dは10wt%以下である
    。) 6、Fe−Ni系合金が、下記式〔1■〕で示される組
    成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘッド。 式(TV 〕F’eaNibMnoSid(上記式〔■
    〕において、a+b+c+d=100wt%であり、a
    は43wt%以上99wt%未満、bは1w1%以上4
    Qwt%1扶丁、Cは2wt%以下下、dは10〜vt
    %以下である3、)7、 コアが、非晶質磁性合金薄板
    からなるl[¥許請求の範囲第1項t「いし第6項のい
    ずれかに記載の磁気ヘッド。 8、 コアか非晶質磁性合金)iq板からなり、当該非
    晶VC磁性合金薄板が下記式〔■〕で示される組成をも
    つηも°許請求の範囲2:R7項F1d載の磁気−\ラ
    ド。 式[V :]  TxX。 (+記式[V)にオイて、T p2: I”e−Bよぴ
    (,20またはPeおよびCOと他の遷移金属元系の1
    柚史、十との組合せを表わし、XはI3もしくはSIお
    よびBまたは13もしくはSIJ、夕、LひBと他のカ
    ラス化元素の1柚見、上との組合せを表わす。X −1
    −Y = 100 at%であり、yは20・〜27a
    1%である。さらに、1゛e量は15〜5.5at%、
    Co fitは45〜785at%である。)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59165223A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 Toshiba Corp 磁気ヘツド
JPH01240394A (ja) * 1988-03-23 1989-09-25 Bridgestone Cycle Co 自転車用後輪伝動装置
JP2010233525A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Iseki & Co Ltd コンバイン

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