JPS5845474B2 - 放射硬化性塗料 - Google Patents

放射硬化性塗料

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JPS5845474B2
JPS5845474B2 JP4988675A JP4988675A JPS5845474B2 JP S5845474 B2 JPS5845474 B2 JP S5845474B2 JP 4988675 A JP4988675 A JP 4988675A JP 4988675 A JP4988675 A JP 4988675A JP S5845474 B2 JPS5845474 B2 JP S5845474B2
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acrylic acid
resin
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epoxy
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フイリツプ グアリノ ジヨン
ヘンリ− マツカ−シイ ウイリアム
バルドウイン デユエ ジヨ−ジ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F299/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers involving only carbon-to-carbon unsaturated bond reactions, in the absence of non-macromolecular monomers
    • C08F299/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers involving only carbon-to-carbon unsaturated bond reactions, in the absence of non-macromolecular monomers from unsaturated polycondensates
    • C08F299/026Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers involving only carbon-to-carbon unsaturated bond reactions, in the absence of non-macromolecular monomers from unsaturated polycondensates from the reaction products of polyepoxides and unsaturated monocarboxylic acids, their anhydrides, halogenides or esters with low molecular weight

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射硬化性基質用のエポキシアクリレートエス
テルの塗料を目的とするものである。
英国特許第1,241,851号明細書は水酸基を持つ
エチレン系不飽和エステルのフィルムを塗布し、それを
電離放射線に当てることより成る物体の被覆法について
記載している。
液体媒質は用いられていない。
本発明の塗料組成物は反応性単体の媒質中の同様な樹脂
から成る。
この媒質は塗料組成物が放射線に照射され、硬化すると
、樹脂と反応して生成する被膜の構成要素となるのであ
る。
本発明はアクリル酸とエポキシ樹脂の付加化合物又は無
水物による変性付加化合物、及び反応性アクリレートモ
ノマーより成る塗料組成物を提供するものである。
紫外(UV)線硬化性塗料の場合には感光剤と第3アミ
ン感光補助剤が使用される。
本発明は又、2−クロルチオキサントン及びフェニルケ
トンの感光性組合わせを含有する紫外線硬化性色素塗料
組成物をも提供する。
本発明は更に、第3アミン感光補助剤の少くとも一部が
ジメチルアミノエチルアクリレートで取りかえられた、
フィルムの粘着性が改良された紫外線硬化性塗料組成物
を提供する。
本発明は更に又、上記に定義した通りの塗料組成物で被
覆した基質を提供する。
従来の方法によれば、基質、例えば容器製造に有用な金
属等を、熱硬化性樹脂成分と、硬化過程で被覆から除去
される様な不活性な揮発性有機溶剤とから成る種々の塗
料組成物で被覆するのが常法であった。
最近の空気中の汚染物質の許容量に対する制限と、有機
溶媒の不足と硬化炉を加熱するのに有用な燃料の不足と
から、硬化の際のエネルギーの必要量が少く、非反応性
有機溶媒を必要としない様な塗料組成物を製造する必要
が出て来た。
本発明の塗料組成物は付加化合物と反応性の単体媒質と
、必要に応じて感光剤、とから戒る。
付加化合物はアクリル酸とエポキシ樹脂の付加化合物、
又はその様な付加化合物を更に酸無水物と反応させて変
化させたものである。
エポキシ樹脂は有機多水酸基化合物、特に多価フェノー
ル、のポリグリシジルエーテル類のいかなるものでもよ
い。
特に好ましいものは、ビスフェノール類のグリシジルエ
ーテル類であって、介在する脂肪族のブリッジ間を連結
する一対のフェノール基より戒る化合物群である。
ビスフェノール類のいかなるものも用いることが出来る
が、ビスフェノールAとして公知の化合物、2.2−ヒ
ス(p−ヒドロキシフェニル)フロパンが広く市販され
ており、より好ましい。
ポリグリシジルエーテル類が使用出来るが、ジグリシジ
ルエーテルが好ましい。
エポキシ樹脂が実質的に単体であるが又はある程度重合
化しているかによって、好ましいエポキシ樹脂はエポキ
シ当量重量約170乃至約2000を持ち、又エポキシ
価約0.60乃至約0.05を持つ。
好ましいエポキシ樹脂、即ちビスフェノールAより製造
されたものは、1分子当り2個のエポキシ基を持つ。
従って、ジアクリレート付加化合物を生成する為のアク
リル酸の化学量論量はエポキシ基2個毎に酸2モルであ
る。
しかしながら実際には5両エポキシ基に対して必要な量
よりも多少少な目に酸を用いて、反応生成物中に遊離ア
クリル酸が残ることのない様にするのが好ましい。
遊離酸は沈積フィルムの過度な揮発性に寄与するが一方
少量の遊離エポキシは害fJ3ないからである。
従って、アクリル酸の反応量はエポキシ基2個毎に約1
.85モル乃至約2.0モルであり得る。
アクリル酸とエポキシ樹脂のエステル化反応はエステル
化温度、例えば約90℃乃至約110℃で行われる。
エステル化反応は5〜15の酸価が得られるまで続けら
れる。
この反応は通常8乃至15時間で終了する。
本発明のもう一つの態様では、エポキシジアクリレート
を更に酸無水物と反応させる。
無水マレイン酸が好ましいが、他の酸無水物、例えば無
水シトラコン酸、無水コハク酸、無水エチルコハク酸、
無水アミレンコハク酸、無水イタコン酸、無水グルクル
酸、無水△4−テトラヒドロフタル酸、無水フタル酸、
無水へミメリット酸、無水トリメリット酸、及び無水ピ
ロメリット酸等もこの目的に考慮される。
使用する酸無水物の量はジアクリレート樹脂1モル当り
約0.1乃至約1.0モルである。
この反応は一般に約80℃乃至約90℃の温度で行われ
る。
反応はアルコール性KOH価と水性KOH価が合致した
時、即ち約10−40で完了したと考えられる。
エステル化反応及び酸無水物と更に反応させることは触
媒の使用を盛装とせずに起る。
しかしながら、触媒を用いることは好ましく、例えば第
三アミン:水酸化ベンジルl−IJメチルアンモニウム
等の水酸化第四アンモニウム:N、N−ジメチルアニリ
ン:N、N−ベンジルメチルアミン:トリエチルアミン
:及びKOH等が好ましい。
また、少量のハイドロキノンを重合化防止剤として加え
る事も有利である。
上記に記載の様に製造したエポキシジアクリレート又は
酸無水物で転換したエポキシジアクリレートを次に反応
性の単体媒質中に溶解して塗布用組成物を製造する。
ここで考えられている反応性の単体媒質はアクリル酸の
畦官能性エステルであって、4乃至約20の炭素数を持
つものである。
アクリレートエステルはアルキル又はハイドロキジアル
キルアルキルアクリレートであればよく、例えばメチル
アクリレート、エチルアクリレート、ハイドロキシエチ
ルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピル
アクリレート、ハイドロキシプロピルアクリレート、ブ
チルアクリレート。
イソブチルアクリレート、アミルアクリレート、ヘキシ
ルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルア
クリレート、テトラデシルアクリレート及びヘキサデシ
ルアクリレート等である・また、式ROCH2CH20
H(但しRはC1−C6のアルキル又はフェニルである
)を持つ公知のエーテルアルコール群、即ちセロソルブ
類、のアクリルエステル類が考えられる。
その様なエステル類の例としては、メトキシエチルアク
リレート(メチルセロソルブアクリレート)、エトキシ
エチルアクリレート(セロソルブアクリレート)、ブト
キシエチルアクリレート(ブチルセロソルブアクリレー
ト)、イソブトキシエチルアクリレート(イソブチルセ
ロソルブアクリレート)、ヘキソキシエチルアクリレー
ト(ヘキシルセロソルブアクリレート)及びフェノキシ
エチルアクリレート(フェニルセロソルブアクリレート
)等でアル。
反応性単体媒質としては式CH2=CH2C0OR′(
但しR′は水素、C1−Cl3のアルキル、又は−C2
F(40R’であって、R″はC1−C6のアルキル又
はフェニルである。
)で表わされるものが考えられる。
反応性単体媒質は少量の(約20重量パーセントまでの
)多価官能性アクリレート例えばネオペンチルグリコー
ルジアクリレートを含有することが出来るが、主として
単価官能性のものである。
塗料組成物は放射線を照射することにより硬化するっ使
用した放射線が電子線である場合は感光剤は必要でない
が、紫外線を使用する場合は感光剤力3必要であるっ好
ましい感光剤としては2−クロルチオキサントンがある
が、アセトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン、ベ
ンゾインイソブチルエーテル等のフェニルケトンも好ま
しく、これらフェニルケトンは前者と併用したときより
効果を発揮する。
特に調合物が着色されている場合は2−クロルチオキサ
ントンが好ましい。
また、紫外線硬化性塗料調製剤には第三アミンの感光補
助剤が用いられ、硬化速度を速める働きをするっこの働
きを可能とする為には、遊離アミンが存在していること
が必要である。
従ってアミンの濃度範囲は、遊離酸を中和するに必要と
する量の約1.25倍乃至約3倍である。
中和に必要な量は樹脂の酸価の測定値から簡革に割り出
すことカS出来る。
第三アミンは通常、液体トリアルキルアミン類、トリア
ルカノールアミン類、又は第三混合アルキル−アルカノ
ールアミン類である。
その様なアミン類で限定的でない例をあげれば、トリエ
チルアミン、トリイソプロピルアミン、トリブチルアミ
ン、トリヘキシルアミン、トリー2−エチルヘキシルア
ミン、トリドデシルアミン、メチルジェタノールアミン
、ジメチルエタノールアミン。
2−ハイドロキシエチルジイソプロピルアミン及びトリ
エタノールアミンである。
以上の記載による塗料組成物は透明な塗料を製造し、そ
れはそのままで有用である。
着色は必要ではないが、本発明の塗料組成物に色素を混
ぜ合わせることは好ましい。
白色ベースの塗料としては二酸化チタンが好ましい色素
であるが、酸化亜鉛、ベントナイト、シリカ、黄土、及
び黄鉛又は緑鉛等の公知の体質顔料を用いることが出来
る。
塗料組成物が着色されているか否かによる成分濃度の広
義の、及び好ましい範囲を次の第1表にかかげる。
第1表 広義の範囲 優先範囲 (重量饅) (重量斜) 成分 着 色 非着色 着 色非着色 付カロ化合 10−30 10−75 15−30
10−50物樹脂 反応性単 40−6020−9030−5050−90
体媒質 第三アミ 0.5−60.5−6 2−4 2−4感光
前11(使 0.1−20.1−20.5−10.5−
1用の場合) 塗料組成物は普通の基質、金属、紙、皮、布等に・普通
の適用方法、こすりつけ、スプレー、ローラー塗布等の
方法のいずれかにより適用される。
適当な金属基質にはアルミニウム、スチール、及びすす
めつきスチールが含まれる。
適用量は、約1〜20mI?/平方インチで塗布するに
充分な量である。
適用後、被覆は約0.01秒乃至約30秒間放射線にあ
てることにより硬化する。
場合によっては被覆を例えば1秒以下の短時間照射する
ことで、フィルムがインク及び/又は湿式インクのワニ
スを受は容れるに充分なだけ硬化する。
プリント又はワニス塗り操作の後、これ等の塗装を更に
約2501”乃至450”Fで約3秒乃至約5分の間焼
成し硬化することが出来る。
適当な放射源は紫外線又は電子ビーム放射線である。
波長4000オングストロ一ム単位以下の紫外線を使用
するのが好ましい。
電子ビーム放射線は高圧電子加速器によって造られる高
エネルギー電子から得られる。
これ等は公知のものでヴアンデグラフ加速装置、共振変
圧器、変圧整流器、マイクロ波導波直線加速器(mi
cro−wavewaue−guide ] 1nea
r accelerator)及びシンクロトロンを含
む。
以下の実施例は本発明による付加化合物、及びそれ等を
含有する塗料の製造を説明するものである。
実施例 1 攪拌機、還流冷却器、不活性ガス導管及び添加口をそな
えた容器にエポン(Epon)828を660グラム加
えた。
エポン828とはエポキシ当量重量約185−192.
エポキシド価0.50−0.54を持つビスフェノール
Aのジグリシジルエーテルである。
ガス導入管を通して窒素を流入させ、それを樹脂製造工
程を通じて持続した。
攪拌しながら、氷アクリル酸238グラムを加え、エポ
キシ樹脂が溶解するまでかきまぜた。
アクリル酸溶解後、トリエチルアミン1.3グラムとハ
イドロキノン0.1グラムを加えた。
攪拌を続けながら、熱を205〜212’Fに上げ、酸
価5−10が得られるまでこの温度に保った(約10時
間)。
温度を150−160下に下げ、ハイドロキシプロピル
アクリレート600グラムを加え、混合物が均一になる
まで攪拌した。
最終物質はプレポリマーのモノマー透明溶液で重量比6
0/40であった。
実施例 2 前実施例と同様に装備した容器中にエポン828を72
00g、氷アクリル酸2590g、トリエチルアミン1
5g及びハイドロキノン1.2gを加えた。
窒素導入と同時に攪拌を開始し、混合物を100℃に加
熱した。
酸価5−10が得られるまで温度を95−100℃に保
ち、その時点で無水マレイン酸432gを加え、酸価が
アルコール性KOHで測定した値と水性KOHの測定値
とが合致するまで、即ち、無水酸の官能基が存在しなく
なるまで温度を90℃に保った。
この段階の樹脂生成に普通に要する時間は1.5時間で
あった。
この時点でハイドロキシプロピルアクリレート6835
gを加えた。
最終物質は60 /40比のプレポリマー/モノマーで
80下における粘度850−900 cp、ガロン当り
の重量9.5ポンド/ガロン、酸価28−35であった
無水マレイン酸とエポキシ樹脂のモル比は0.25であ
った。
次の実施例3及び4は電子ビーム放射によって硬化する
塗料を説明するものである。
実施例 3 適当な大きさの高速分散装置中で実施例1の生成物27
.1ポンドと二酸化チタン顔料42.8ポンドを充分分
混合し、粒子の細かさが7又はそれ以上になるまで攪拌
した。
これにハイドロキシプロピルアクリレート31,4ポン
ドと実施例1の生成物20.2ポンドを加え、混合物が
均一になるまでかきまぜた。
結果として得た最終物質は顔料/バインダー比が0.5
2/1、そしてプレポリマー/バインダー全量比が0.
4 / 1であった。
実施例 4 実施例3の装置を用い、実施例2の樹脂溶液273ポン
ドと二酸化チタン顔料42.9ポンドを完全に混合した
粒子の細かさが最低7となるまで高速攪拌を続けた。
更にゆっくりと攪拌を続けながら実施例2の樹脂溶液1
0.0ポンドと、ハイドロキシプロピルアクリレート1
7.5ポンドを加えた。
これを均一になるまでかきまぜ続けた。最終物質は顔料
/バインダー比0.78/1、プレポリマー/バインダ
ー全量比が0.4. / 1であった。
実施例 5 適当な大きさのペブルミル(pebble mi ]
] )に]]]]]]2−クロルチオキサンとハイドロ
キシプロピルアクリレート2ポンドを添加した。
これを24時間、完全に分散されるまでひき砕いた。
生成物は着色仕上げ剤の感光開始剤として適当である。
実施例 6 適当な大きさの高速分散装置中で、実施例1の生成物2
7.1ポンドと、二酸化チタン顔料42.8ポンドと、
実施例5の生成物1.5ポンドを完全に混合した。
これを粒子の細かさb37又はそれ以上になるまで攪拌
した。
次にハイドロキシプロピルアクリレート31.4ポンド
、メチルジェタノールアミン2.0ポンド及び実施例1
の生成物20.2ポンドを加えた。
混合物を均一になるまでかきまぜた。
最終生成物は顔料/バインダー比が0.52/1、プレ
ポリマー/バインダー全量比が0.4 、/ 1であっ
た。
実施例 7 実施例6の装置を用い、実施例2の樹脂溶液27.3ポ
ンド、二酸化チ・タン顔料42.9ポンド、及び2−ク
ロルチオキサントン0.8ポンドを完全に混合した。
粒子の細かさが最低7となるまで高速攪拌を続けた。
より遅い速度で攪拌を続けなから実施例2の樹脂溶液1
0.0ポンド、ハイドロキシプロピルアクリレート17
.5ポンド及びメチルジェタノールアミン1.5ポンド
を加えた。
均一になるまでこれを攪拌した。
最終物質は顔料/バインダー比が0.78/1.プレポ
リマー/バインダー全量比が0.4 / 1であった。
実施例 8〜27 実施例1から7に記載した技術と方法を用いて製造した
種々の塗料に関するデータを第2表に示しである。
各塗料は種々の基質に適用され、紫外線(UV)又は電
子ビーム(EB)によって硬化され、そしてフィルム特
性を試験された。
粘着テストにおいては塗装領域を約1/16インチ間隔
で十文字に並行に切り目をつけた。
次に十文字に線を入れた部分にスコッチテープをしっか
りとはりつけ、それを瞬間的に除去した。
パネル上に残留した塗料の量を肉眼で調べ、割合をパー
セントで評価した。
バスツーリゼーション(Pasteurization
)は塗装パネルを155’Fの水中に30分間浸し、次
ニハネルを吸収性のタオルでふいて乾かした後上記の様
にして粘着テストを行った。
第2表には次の省略記号を用いた: 1004=エポン1004.エピクロルヒドリンとビス
フェノールAの反応生成物。
分子量約1400.エポキシド価 0110−0.12゜ 828=エポン828、ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル。
分子量約350400、エポキシド価0.50−0.5
4゜A−エポキシ1モル当りアクリル酸2モルM=エポ
キシ1モル当り無水マレイン酸、25モル HPA=パイドロキシプロピルアクリレート)(EA=
ハイドロキシエチルアクリレート2−EHA=2−エチ
ルへキシルアクリレートMDEOA=メチルジェタノー
ルアミン TEOA=l−リエタノールアミン cps −センチポイズ AZ=アルミニウム CC0=クロム−酸化クロム処理鋼 CDC3=第5級すずめつき鋼 Ti02=二酸化チタン THP=無水4−テトラハイドロフタル酸CTX=2−
クロルチオキサントン モノマー−反応性単体媒質 UV−25=ランプ毎に線速度毎分25フイートの紫外
線光 EB−2=照射量2メガランドの電子ビーム放射線 第1表に示された結果によれば、 a)エポキシ樹脂の分子量が多い程金属への粘着性が良
い。
b)無水マレイン酸付加化合物は無水マレイン酸を含ま
ない樹脂を含有する組成物に較べ金属への粘着性が良く
、より良いレベリングを示す。
c)T102を含む塗料は、同様の組成を持つTiO2
を含まない塗料に較べ金属への粘着性が良い。
上記に記載及び例示した塗料組成物は゛基本″塗料組成
物と考えることが出来る。
この基本塗料組成物に化合物を添加することにより、硬
化フィルムの特性の内式るものが著しく改良されること
fJ5見出された。
紫外線硬化性基本塗料組成物においては硬化フィルム、
特にその硬化度が高い場合には、光沢が通常望ましい程
良好でない。
この光沢は、塗料組成物中に2−クロルチオキサントン
とフェニルケトンの感光剤の組合わせを用いることによ
り格段に増加させることが出来る。
フェニルケトンとしてはベンゾフェノンが好ましいが、
他のフェニルケトン、例えばアセトフェノン、プロピオ
フェノン及びブチロフェノン等も考慮される。
次の実施例ではこの光沢の改良カS示されている。
各々の実権例において実施例1〜7の技術と方法を用い
、(A)ベンゾフェノン(Bzph、)を含まない、及
びCB)ベンゾフェノンを含む、着色塗料組成物をアル
ミニウム上に塗布し、紫外線を種々の硬化速度で照射し
た。
結果として得たフィルム60°光沢に関してテストした
実施例 28 エポン828のエポキシジアクリレートをエポキシ1モ
ル当り0.25モルの無水マレイン酸で変性させた。
この樹脂(樹脂A)をハイドロキシプロピルアクリレー
ト−TlO2顔料、及び感光剤と感光補助剤と共に混合
した。
次表は成分の量、顔料/バインダー比(P/B)、樹脂
/バインダー比(R/B)及びそれに関連した試験デー
タを表記する。
実施例 TlO2CTX MDEOA 樹脂A28A
36.6 0.9 3.6 24.528B 3
6.6 0.9 3.6 24.5実権例 HPA
13zph P/B R/B28A 34
.4. 0 ・58 .3928B 32.4
2.0 .58 .39Bzph Bzph な し 2係含有 紫外線硬化速度25PPM収率 90 90光沢 79
88 実権例 29 エポン828のエポキシジアクリレート(樹脂B)をハ
イドロキシプロピルアクリレート、TiO2顔料、及び
感光剤及び感光補助剤と共に混合した。
次の表には成分の量及び関連する試験データを記載する
実施例 TiO2樹脂B HPA CTX29A
42.8 28.625.6 1.029B
41,5 27.724.8 1.0実施例 MDE
OA Bzph P / B R/ B29A
2.0 0 .75 .5029B 3.
0 2.0 .71.475紫外線硬化速度; FP
M Bzph Bzph 含まない 2饅含有 25 収率 94 91 光沢 95 95 50 収率 91 87 光沢 77 93 100 収率 87 84 光沢 39 90 実施例 30 エポン1004のエポキシジアクリレートをエポキシ1
モル当り0.25モルの無水マレイン酸で変性させたつ
この樹脂(樹脂C)をハイドロキシプロピルアクリレ−
h −T i02顔料、及び感光剤、感光補助剤と共に
混合した。
次表は成分の量と、関連する試験データを記載する。
′実施例 T 102 樹脂CCTX30A
33.3 20.0 1.030B 33.
0 19.8 1.0実権例 MDEOA
HPA Bzph30A 4.0 41
.7 0 30B 4.0 41.2 1.0紫
外線硬化速度、FPM 25 収率 光沢 50 収率 光沢 100 収率 光沢 Bzph 賢□ 含まない 2 有 88 88 89 89 86 85 75 88 73 77 45 62 上記の実施例はベンゾフェノン(フェニルケトンの一種
)を2−クロルチオキサントンと組合わせた場合フィル
ム収量には実質的に影響がないが一方紫外線硬化着色塗
料の光沢を増加させることを示している。
感光剤の各々は前記の如くに重量で約0.1φ乃至約2
%の量で用いられている。
硬化塗料の、ある基質に対する粘着性、特にバスツーリ
ゼーションした粘着(Past、Adh、)はジメチル
アミノエチルアクリレ−1−(DMAEA)を塗料組成
物中に使用することにより増加することが認められた。
電子ビーム硬化性塗料の場合はDMAEAを重量で約0
.5%乃至約6係の量を塗料組成物に添加する。
紫外線硬化性塗料の場合は第三アミン感光補助剤の全量
又は一部の代りにDMAEAを重量で約0.5%乃至約
6俤の量で使用する。
実施例 31 樹脂B(実施例29)をハイドロキシプロピルアクリレ
ート2−クロルチオキサントン、及びMDEOA又はD
MAEAと混合した。
塗料は各々アルミニウムパネルに塗装し、紫外線で硬化
した。
塗装パネルに対し粘着度テストを行った。
成分の量と、テストの結果を次の表に示す。
実施例樹脂B CTX HPAMDEOA DMAEA
31A 49.51.044.5 0 531B
50.01.047.0 2 050FPM紫
外線硬化 パスツーリゼー 実症例 フィルム収率 粘着性 ジョン粘着性31A
92 100 50 31B 89 20 0実確例 3
2 樹脂C(実施例30)をハイドロキシプロピルアクリレ
ート、2−クロルチオキサントン及びMDEOA又はD
MAEAと混合した。
塗料は各々アルミニウムパネルに塗装し、紫外線で硬化
した。
塗装パネルに粘着テストを行った。
成分の量とテスト結果を次表に示す。
実施例 樹脂CHPA CTX MDEOA DMAE
A32A 29.268.20.5 2 03
2B 29.268.20.5 0 2紫外線 硬化速度フィル FPM ム収率 粘着性 25 92 100 50 87 100 70 32B 25 89 100 10050
87 100 100 パスツーリ ゼ゛−ジョン 粘着性 5 実施例 2A 実施例 33 樹脂B(実施例29)をハイドロキシプロピルアクリレ
ート、TiO2顔料、2−クロルチオキサントン1.0
幅及びMDEOA又はDMAEAを混合した。
各塗料のP/Bは0.75、R/Bは0.40であった
各塗料は金属パネルに塗装し、紫外線硬化した。
塗装パネルに粘着テストを行った。結果は次表に掲げた
粘性(cp) 実施例 アミン 毎秒222毎秒022833A
4幅MDEOA 39229.10033B 5φ
DMAEA 283 5645OFPM
粘 着 性 実施例 収率 Alに対して CCOに対して33A8
9 100 0 33B 89 100 100 実施例 34 樹脂B(実施例29)をノ)イドロキシプロビルアクリ
レー)、TiO2顔料、2−クロルチオキサントン1.
0幅及びMDEOA又はDMAEAと混合した。
各塗料のP/Bは0.75、R/Bは0.6であった。
各塗料を金属パネルに塗装し、紫外線硬化した。
塗装パネルに粘着性テストを行った。結果を次表に示し
た。
実施例 アミン 毎秒222毎秒022834A 4
幅MDEOA 800 86.11034B 5係D
MAEA 598 14,80050FPM
粘着性 実施例 収率 Alに対して CCOに対して34A8
8 100 0 34B 89 100 Zo。
前記の実施例から、ジメチルアミンエチルアクリレート
の使用により少くとも同等の紫外線硬化bS得られるこ
とが示されている。
又、それにより粘着性が湿式及び乾式双方で改良される
次の実施例は本発明の好ましい塗料組成物を示すもので
ある。
実権例 35 攪拌機、還流冷却器、不活性ガス導入管及び添加口をそ
なえた容器にエポン1004を525gをトルエン71
を加えた。
加熱、攪拌、及びゆるやかなガス導入を開始した。
温度を還流まで上昇させて水分を除去した(容器内温度
150〜160℃)。
この混合物を80〜85℃に冷却し、氷アクリル酸40
L トリエチルアミン1g及びハイドロキノン0.1
gを添加した。
エステル化反応の為温度を95〜100℃に上昇させ、
酸価が8〜13になるまで反応を続けた。
これを80〜85℃に冷却し、これに無水マレイン酸7
gを加えた。
1時間半から2時間の間、アルコール性KOHと水性K
OHの酸価が一致するまで(’10〜15)、温度を8
0〜85℃に保った。
熱源を除キ、ハイドロキシプロピルアクリレート175
gを加えた。
この混合物を再び80〜85°Cに熱し、真空下におい
てトルエンを留去した。
熱を除キ、更にハイドロキシプロピルアクリレート18
2gを加えた。
最終物質は粘性45〜50,000cp。ガロン当りの
重量9.6ポンド、酸価10.5で、全固形物的97φ
であった。
この樹脂を実施例36〜38の調製に用いた(量は組成
物の重量%である。
)実権例 36−38 無色仕上げ 取分 実権例35の組成物 36 37 38 40.356,4 33.2 ハイドロキシプロピルアク リレート フェニルセロリルブアクリ レート メチルジェタノールアミン 1・919 ジメチルアミノエチルアク リレート 2− クロルチオキサントン 0・50.5フルオルカ
ーボン湿潤剤 シリコン潤滑剤 1・01.0粘性(秒、第
4号フオードカ50−175−ツノ)
60225 重量/ガロン(ポンド) 9.04 9.408.95 56.340,2 37.6 0− 5 実権例36及び37はカンの底周の耐摩耗性塗料として
調製し、ぬりつけて適用し、1〜2秒間紫外線処理をし
たが、その後の焼き付けは必要としなかった。
実権例38は平板シート用塗料として調製され、ローラ
ー塗布に適し、紫外線放射を1秒間受け、続いて340
〜400’Fのオーブンで10分間焼き付けした。
実権例38のフェニルセロソルブアクリレートは耐食性
と柔軟性を与えるものである。
実権例 39 エポン828とアクリル酸より製造されたエポキシジア
クリレート312g、二酸化チタン430.9.セロソ
ルブアクリレート198,9.2−クロルチオキサント
ン10g、ジメチルアミノエチルアクリレート40g及
びベンゾフェノン10gを適当な大きさのペブルミルに
入れ、ヘゲマン(Hegman)の摩砕ゲージの微細度
が7になるまで摩砕した。
摩砕時間は24乃至48時間であった。
最終生成物は平板シートにローラー塗布するのに適当な
白色仕上げ剤であった。
この仕上げ剤は90〜100秒(第4号フォードカップ
)の粘性を持ち、1ガロン当り13.1乃至13.3ポ
ンドの重量であった。
これは標準として1平方インチ当り10■の割で塗布し
、紫外線を1秒間照射後325′Fで6分間焼き付けた
紫外線照射後、フィルムはインクや湿式インクワニスを
受は入れるに充分なだけ硬化していた。
上記の325’Fでの6分間の焼きつけはインク及びワ
ニスによる操作の後に行なったものである。
実権例38と39においてジメチルアミノエチルアクリ
レートを使用している事が認められるであろうっこの化
合物は第3アミンの官能基を持つ。
従って前記の如く、第3アミン(硬化速度を速める為に
使用)を部分的(実権例38)又は全体的(実権例39
)にこの化合物でおきかえることが出来る。
この化合物はまた、反応性のエチレン性不飽和官能基(
アクリレート)も持っているので、反応性モノマーとし
ても働くっこれを使用することにより、塗料組成物の流
動性が増進し、流動特性が良くなると共に、硬化塗料の
金属基質に対する粘着性が改良される。
ベンゾフェノンを塗料組成物に添加することにより(実
権例39)、着色仕上げの光沢が増す。
他の公知の補薬、例えば流動性コントロール剤やロウを
塗料組成物に加えることも出来る。
ロウを使用する場合は石油(パラフィン)ロウ;モンタ
ンロウ、ミツロウ、及びカーナバロウ等の天然ロウ;又
はポリエチレンワックス等の合成ロウのスラリ又は乳化
液として加えられる。
本発明を好ましい実権態様と共に記載したがこの分野の
専問家には容易に理解される様に、変更及び変化は本発
明の精神と範囲の以内で行うことが出来る。
この様な変更及び変化は、付帯の特許請求の限界と範囲
以内であると考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1)アクリル酸とエポキシ樹脂の付加化合物又はア
    クリル酸とエポキシ樹脂の酸無水物変性付加化合物、
    (ji)アクリル酸の学官能エステル、(1*02クロ
    ルチオキサントン、及びOV)第3アミンから成る放射
    線硬化塗料。 2(1)アクリル酸とエポキシ樹脂の付加化合物又はア
    クリル酸とエポキシ樹脂の酸無水物変性付加化合物、(
    11)アクリル酸の申官能エステル、(ill)2クロ
    ルチオキサントン、(iX/)第3アミン、及び(V)
    ジメチルアミノエチルアクリレートから戒る放射線硬化
    塗料。 3(1)アクリル酸とエポキシ樹脂の付加化合物又はア
    クリル酸とエポキシ樹脂の酸無水物変性付加化合物、(
    11)アクリル酸の拳官能エステル、(iii) 2ク
    ロルチオキサントン、0V)第3アミン、及び(V)フ
    ェニルケトンから成る放射線硬化塗料。
JP4988675A 1974-05-20 1975-04-25 放射硬化性塗料 Expired JPS5845474B2 (ja)

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US471412 1974-05-20
US471375 1974-05-20

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DE (1) DE2521986A1 (ja)
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