JPS5845220A - ポリウレタンエラストマ−の製造方法 - Google Patents

ポリウレタンエラストマ−の製造方法

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JPS5845220A
JPS5845220A JP57144689A JP14468982A JPS5845220A JP S5845220 A JPS5845220 A JP S5845220A JP 57144689 A JP57144689 A JP 57144689A JP 14468982 A JP14468982 A JP 14468982A JP S5845220 A JPS5845220 A JP S5845220A
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polyurethane
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diol
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reacting
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Katsumi Kuriyama
栗山 勝美
Isao Kondo
功 近藤
Yoshio Niike
新池 良雄
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UKIMA GOSEI KK
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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UKIMA GOSEI KK
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐久性にすぐれた新規なポリウレタン樹脂に関
し、更に詳しくいえは、従来のポリウレタン樹脂の欠点
である耐光劣化性、耐変色性、耐加水分解性、耐熱劣化
性等の柚々の耐久性の改良されたポリウレタン樹脂の製
造方法を提供することを目的とする。
従来、ポリウレタン系樹脂としては、ポリオール成分と
してポリエーテルポリオールを使用し友もの、ポリエー
テルポリオールを使用したものおよびその両者を組合せ
た1ものを使用したもの等が知られているが、ポリエス
テル系ポリウレタンは一般的に耐加水分解性が西く、ポ
リエーテル系ポリウレタンは耐加水分解は改良されてい
るものの、耐熱劣化性が著しく劣る。
また、ポリエステル−ポリエーテル系ポリウレタンは、
ポリエステル系とポリエーテル系の中間的な耐久性を有
し、いずれにしても十分とはいえない。更にポリオール
としてポリカーボネートポリオールを使用したものも知
ら、れているが、このものは耐加水分解性はすぐれたも
のであるが、その耐光劣化性は満足できるものではない
本発明者は上記の如き従来技術の欠点を解決し、柚々の
耐久性が同時に改良されたポリウレタン樹脂を得べく鋭
意研究の結果、ポリウレタン樹脂のポリオール成分とし
て新規なポリエステルポリトルを使用することにより、
従来のポリウレタン樹脂の種々の欠点が同時に解決され
た耐久性にすぐれたポリウレタン樹脂が得られることを
知見して本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ポリオール、ポリイソシアネート
および必要に応じて鎖伸長剤を反応させてポリウレタン
を製造する方法において、ポリオールとして1.10−
デカンジカルボン酸とポリカーボネートジオールとから
なるポリエステルジオールを使用することを特徴とする
耐久性にすぐれたポリウレタンエラストマーの製造方法
である。
本発明を史に詐細に説明すると、本発明においてポリオ
ールとして使用するポリエステルジオールは、酸成分の
主成分として1.10デカンジカルボン酸を使用し、ポ
リオール成分の主成分としてポリカーボネートジオール
を使用し、両成分をカルボキシル基と水酸基の比率がO
H/C00H= 1.0〜20゜好ましくは1.1〜1
60割合で常法に従ってエステル化することによシ得ら
れるものである。1.10−デカンジカルボン酸それ自
体は公知の材料であり、このジカルボン酸は単独で使用
するのが好ましいが、その他ポリウレタンの製造に使用
される公知の多価カルボン酸をある程度の割合で併用す
ることもできる。他のポリカルボン酸を併用する場合は
、1.10−デカンジカルボン酸1モル割合あたり約0
.3モル割合以下とするのが望ましく、この゛範囲以上
の割合で使用すると本発明の効果の程度が低下すること
になる。ポリオール成分として使用するポリカーボネー
トジオール自体も公知の材料であシ、従来公知の多価ア
ルコールとホスゲン、クロル蟻酸エステル、ジアルキル
カーボネートまたはジアリルカーボネートとの縮合によ
って得られ、種々の分子量のものが知られている。仁の
ようなポリカーボネートジオールとして特に好ましいも
のは、多価アルコールとして、1.6−ヘキサンジオー
ル、1.4−ブタンジオール、1.3〜ブタンジオール
、ネオペンチルグリコールまたは1,5−ベンタンジオ
ールを使用したものであシ、その分子量が約200 A
−10,000,その水酸基価が約10〜5600範囲
のものである。このよう塩ポリカーボネートジオールは
単独で使用してもよいが、上記の如き多価アルコールと
併用することも可能である。
上記の如き酸成分とアルコール成分とからなるポリエス
テルジオール社、本発明の目的においては、その分子量
が約600〜22,000、水酸基価が約5〜190の
ものが好適であり、このようなポリカーボネートジオー
ルは単独で使用するのが好ましいが、ポリウレタン製造
用として公知である他のポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオールあるいはポリエステルーボリエーテ
ルボリオール゛と併用することも可能である。併用する
場合にL他のポリオールはポリカーボネートジオール1
o。
重菫部あたり約30重量部以下とするのが望ましく、こ
の範囲を越えると所望の効果が得られない。
上記の如き特定のポリエステルジオールと反応させる有
機ジイソシアネートは、トリレンジインシアネート(T
DI)、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、キシレンジインシアネー)(’XDI)、
1.5−ナフチレンジインシアネート(ND I )、
ヘキサメナレンジインシアネート(HI)I)、水冷加
TD 1.水添加MDI。
インホロンジイソシアネー)(IPDI)、リジンイソ
シアネート(LD I Lインプロピリデンビス(4−
シクロヘキシルインシアネー))(1pct )等およ
び公知のジイソシアネートがいずれも使用できる。得ら
れるポリウレタンの耐光性の面からは脂肪族系または脂
環族系のジイソシアネートの使用が好ましく、またコス
ト面および物性面からすれば水添加MDI、IPDI等
が特に好適である。
上記の如きポリカーボネートジオールとジイソシアネー
トとからポリウレタンを製造するに際しては、上記した
如き多価アルコール、脂肪族ポリアミン、脂環族ポリア
ミン、芳香族ポリアミン等の如き従来技術で公知の鎖伸
長剤を適葉使用することが好ましい。
本発明によるポリウレタン社、前記の特定のポリエステ
ルジオールと上記のジイソシアネートを、好ましくは適
尚な鎖伸長剤を併用し、適当な溶剤の存在あるいは不存
在下に約θ〜150’Cで約2〜10時間反応させるこ
とにより得られる。
以上の如くして得られた本発明のポリウレタン樹脂は約
1万〜50万の分子量を有するものであシ、耐加水分解
性、耐熱劣化性、耐光劣化性等が従来公知のポリウレタ
ン樹脂に比較して大巾に改良されており、合成皮革原料
、箪料原料、各株成形品原料、各種のエンジニアリング
樹脂、その他従来のポリウレタン樹脂で社使用し得なが
った他の用途においても有用なものである。
次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
なお、文中、部またはチとあるのは重音基準である。
実施例1 ジエチルカーボネート354部および1,6−ヘキサン
ジオール708部を120℃〜200℃で15時間反応
させ、その後150℃に冷却し、減圧して30〜50 
w Hgとして残留するエタノールを充分に留去し、7
86部のポリカーボネートジオールを得た。このジトル
の水酸基価は約427である。このジオール中に1.6
−ヘキサンジオ−A/236部と1,10−デカンジカ
ルボン@ 920部を入れ、約200〜220℃で8時
間反応させ、30〜50mHgで減圧反応を行い、最終
的に1,750部のポリカーボネートポリエステルジオ
ールを得た。このジオールの分子量れ約1,806であ
り、且つその水酸基価は約62であった。このジオール
150部、1.6−ヘキサンジオール5部、インフオロ
ンジ、アミン20部、水添加MDI85部を約80〜1
20℃で約8時間反応させた後インプロパノーVトルエ
ン(l:1)混合溶剤607部に溶解し、濃度30チで
粘度860ポイズの本発明のポリウレタン樹脂(平均分
子1i113,200 )溶液を得た。
実施例2 ジフェニルカーボネート1,28411.4−ブタンジ
オール270sおよび1.6−ヘキサンジオール708
部を150〜210℃で18時間反応を行い、30〜5
01−に減圧し、脱フェノールを充分に行い1,134
部のポリカーボネートジオールを得た。このものに46
0部の1,10−デカンジカルボン酸を加え、200〜
220℃で8時間反応し、30〜50諺−に減圧し、最
終的に1,500部のポリカーボネートポリエステルジ
オールを得た。このものの分子量は約1,555であり
、且つその水酸基価は72であった。このジオール15
0部、1.4−ブタンジオール5部、I P D I7
9.3部、水添加M D I 23.4部およびIPD
ム33.7部を反応させて、次いでジメチルホルムアミ
ドに溶解してその濃度を30%とし、粘度が660ポイ
ズの本発明のポリウレタン樹脂(平均分子量116.O
/)0)溶液を得た。
実施例3 実施例1で得られたポリカーボネートジオール2,31
0部、1.lO−デカンジカルボン酸690部およびア
ジピン酸146部を使用し、実施例1と同様にして分子
量2,036、水酸基価55のポリカーボネートポリエ
ステルジオールを得た。このジオール150部、1、6
−ヘキサンジオール6部、水添加MDI78部およびI
 P D A 17.2部を使用して実施例1と同様に
して本発明のポリウレタン樹脂(平均分子蓋21玩00
0)溶液を得た。
性能比較試験 前記実施例で得られた本発明のポリウレタン樹脂と従来
のポリウレタン樹脂の性能を調べたところ下記第1表の
通りであり、本発明のポリウレタン樹脂は従来のポリウ
レタン樹脂に比較して耐加水分解性、耐熱劣化性および
耐光劣化性が著しくすぐれていた。
なお、試験片は各々のポリウソタン樹脂溶液をガラス板
上に、その乾燥時の厚さが約40〜50ミクロンになる
ように塗布し、70℃で3分間、120℃で10分間乾
燥し、更に室温で1日放置後、各々のテストに供した。
下記第1衣にふ・ける紗考例1〜3は従来公知のポリウ
レタン樹脂であり、参考f111はポリオール成分が従
来のポリカーボネートポリオールであるポリウレタン樹
脂であり、参考例2はポリオール成分が従来のポリエス
テルポリオールであるポリウレタン樹脂であり、参考例
3はポリオール成分カ従来ノポリエーテルボリオールで
あるポリウレタン樹脂である。
また、耐加水分解性はジャングルテスト(暴露条件70
℃、相対湿度9s%)で行い、耐熱性はギヤーオーブン
120℃連続暴露で行い、且つ耐光劣化性はサンシャイ
ンフェードメーターブラックパネル温度63℃連続照射
で行った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリオール、ポリイソシアネートおよび必要に応じて鎖
    伸長剤を反応させてポリウレタンを製造する方法におい
    て、ポリオールとして1.10−デカンシカ四ボン酸と
    ポリカーボネートジオールとからなるポリエステルジオ
    ールな使用することを特徴とする耐久性にすぐれたポリ
    ウレタンニジストマーの製造方法。
JP57144689A 1982-08-23 1982-08-23 ポリウレタンエラストマ−の製造方法 Expired JPS5937288B2 (ja)

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