JPS5845085B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS5845085B2 JPS5845085B2 JP54060386A JP6038679A JPS5845085B2 JP S5845085 B2 JPS5845085 B2 JP S5845085B2 JP 54060386 A JP54060386 A JP 54060386A JP 6038679 A JP6038679 A JP 6038679A JP S5845085 B2 JPS5845085 B2 JP S5845085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- magnetic
- recording medium
- properties
- cotton
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
- G11B5/7021—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate
- G11B5/7022—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate containing mixtures of polyurethanes or polyisocyanates with other polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L75/00—Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L75/04—Polyurethanes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/90—Magnetic feature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31511—Of epoxy ether
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31609—Particulate metal or metal compound-containing
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気記録媒体に関する。
更に詳しく言えば、本発明は、表面平滑性を阻害するこ
となしに電磁変換特性と接着強度、繰返し走行安定性、
スチル再生特性等の如き代表的な物理的特性とを同時に
満足させた磁気記録媒体に関する。
となしに電磁変換特性と接着強度、繰返し走行安定性、
スチル再生特性等の如き代表的な物理的特性とを同時に
満足させた磁気記録媒体に関する。
現在、磁気記録媒体としては、磁性粉体と樹脂バインダ
ーとの混合物からなる磁性塗料を例えば樹脂フィルムの
如き支持体上に塗布してなるものが一般的である。
ーとの混合物からなる磁性塗料を例えば樹脂フィルムの
如き支持体上に塗布してなるものが一般的である。
そこで、斯界では更に一層高性能の磁気記録媒体を得よ
うとする努力がなされており、特に磁性塗料を調製する
のに使用される樹脂バインダーに対して種々のものがこ
れまで提案されている。
うとする努力がなされており、特に磁性塗料を調製する
のに使用される樹脂バインダーに対して種々のものがこ
れまで提案されている。
即ち、これまで主に用いられてきたバインダーとしては
、ウレタン系、塩ビー酢ビ系、セルロース系、エポキシ
系、エチレン系、エステル系等の樹脂を用いたこれらの
2成分の組合せによるものがそのほとんどであった。
、ウレタン系、塩ビー酢ビ系、セルロース系、エポキシ
系、エチレン系、エステル系等の樹脂を用いたこれらの
2成分の組合せによるものがそのほとんどであった。
しかしながら、これらの2成分系バインダーにおいては
、それらの2成分の混合比率において電磁変換特性と繰
返し走行安定性、接着強度等の如き物理的特性とが相反
するために両特性を満足させることが非常に難かしく、
このために十分な両特性を期待しえないという欠点があ
った。
、それらの2成分の混合比率において電磁変換特性と繰
返し走行安定性、接着強度等の如き物理的特性とが相反
するために両特性を満足させることが非常に難かしく、
このために十分な両特性を期待しえないという欠点があ
った。
また、従来から樹脂バインダーとして提案されている硝
化綿は、磁性粉体に対する濡れの良さ、磁性塗料化され
た際のレベリングの良さの点で一般的に良く使用されて
いる。
化綿は、磁性粉体に対する濡れの良さ、磁性塗料化され
た際のレベリングの良さの点で一般的に良く使用されて
いる。
しかしながら、消化綿はそれ自身の持つ発火性のために
取扱い上常に火災、爆発に対する配慮が必要となり、そ
の貯蔵及び取扱いの安全性を確保するために法令により
硝化綿重量の30〜35%のイソプロピルアルコールを
保護成分として含浸させてその飛散、爆発を防止するよ
うに義務づけられている。
取扱い上常に火災、爆発に対する配慮が必要となり、そ
の貯蔵及び取扱いの安全性を確保するために法令により
硝化綿重量の30〜35%のイソプロピルアルコールを
保護成分として含浸させてその飛散、爆発を防止するよ
うに義務づけられている。
一方、硝化綿はポリウレタン化合物等と組合されると、
セルロース鎖中のニトロ化されていない水酸基がウレタ
ン化合物中のイソシアネート基と架橋結合を形成する。
セルロース鎖中のニトロ化されていない水酸基がウレタ
ン化合物中のイソシアネート基と架橋結合を形成する。
従って、硝化綿を磁性塗料用の樹脂バインダーとして使
用する場合には、硝化綿の持つ磁性粉体との良好な親和
性及びこの架橋結合による力学的強度が磁気テープに要
求される電磁変換特性と物理的特性との向上に極めて有
効となる。
用する場合には、硝化綿の持つ磁性粉体との良好な親和
性及びこの架橋結合による力学的強度が磁気テープに要
求される電磁変換特性と物理的特性との向上に極めて有
効となる。
しかしながら、このようにウレタン化合物によるインシ
アネート基との反応を利用する場合に、前記した硝化綿
に含浸されているイソプロピルアルコール中の水酸基が
該消化綿と架橋するように添加されたウレタン化合物中
のイソシアネート基と反応してしまって架橋度合を低下
させ、従って物理的特性の向上効果を減少させてしまう
。
アネート基との反応を利用する場合に、前記した硝化綿
に含浸されているイソプロピルアルコール中の水酸基が
該消化綿と架橋するように添加されたウレタン化合物中
のイソシアネート基と反応してしまって架橋度合を低下
させ、従って物理的特性の向上効果を減少させてしまう
。
このような欠点を改良するために保護成分として含浸さ
れるインプロピルアルコールをジブチルフタレート、ジ
オクチルフタレート等の可塑剤で置換したものも提案さ
れているが、この場合に可塑剤が塗膜の脆弱化を引起こ
し、従って良好な物理的特性を得ることが困難であると
いう欠点があった。
れるインプロピルアルコールをジブチルフタレート、ジ
オクチルフタレート等の可塑剤で置換したものも提案さ
れているが、この場合に可塑剤が塗膜の脆弱化を引起こ
し、従って良好な物理的特性を得ることが困難であると
いう欠点があった。
更に、消火綿は、その物理的特性上の特徴として耐摩耗
性、走行安定性の向上を提供するが反面接着強度の低下
を招くという欠点も合せて持っていることが知られてい
る。
性、走行安定性の向上を提供するが反面接着強度の低下
を招くという欠点も合せて持っていることが知られてい
る。
本発明者は、前記のこれまで使用されてきた樹脂バイン
ダー特に硝化綿について種々の検討をかさねた結果、ポ
リウレタン樹脂とエポキシ樹脂と硝化綿中の保護成分を
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体によって置換したもの
との3成分を特定の割合で組合せて配合すれば、前記の
如き両特性を同時に満足させることができて従来の2成
分系バインダーと比較して優れた特性を有する磁気記録
媒体を製造することができ、しかも従来使用されている
硝化綿に付随する上記の如き欠点を解消できることを見
出し、そして本発明を完結するに至った。
ダー特に硝化綿について種々の検討をかさねた結果、ポ
リウレタン樹脂とエポキシ樹脂と硝化綿中の保護成分を
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体によって置換したもの
との3成分を特定の割合で組合せて配合すれば、前記の
如き両特性を同時に満足させることができて従来の2成
分系バインダーと比較して優れた特性を有する磁気記録
媒体を製造することができ、しかも従来使用されている
硝化綿に付随する上記の如き欠点を解消できることを見
出し、そして本発明を完結するに至った。
即ち、本発明は、磁性塗料を支持体上に塗布してなる磁
気記録媒体において、前記磁性塗料中のバインダー組成
が重量比でポリウレタン樹脂30〜70%とエポキシ樹
脂10〜40%と硝化綿中の保護成分が塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体によって置換されているもの10〜5
0%との3成分からなる磁気記録媒体を提供する。
気記録媒体において、前記磁性塗料中のバインダー組成
が重量比でポリウレタン樹脂30〜70%とエポキシ樹
脂10〜40%と硝化綿中の保護成分が塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体によって置換されているもの10〜5
0%との3成分からなる磁気記録媒体を提供する。
かくして、本発明によれば、磁気記録媒体として極めて
重要で且つ不可欠な特性である電磁変換特性と、物理的
特性の中の代表的な接着強度、繰返し走行安定性、スチ
ル再生特性等とが同時に満足され、しかもこれらの特性
と従来は相反する特性である表面平滑性が伺等阻害され
ない総合的に優れた磁気記録媒体が提供される。
重要で且つ不可欠な特性である電磁変換特性と、物理的
特性の中の代表的な接着強度、繰返し走行安定性、スチ
ル再生特性等とが同時に満足され、しかもこれらの特性
と従来は相反する特性である表面平滑性が伺等阻害され
ない総合的に優れた磁気記録媒体が提供される。
更に、本発明によれば、従来の硝化綿の使用に付随する
塗膜の脆弱化、接着強度の低下といった相反する物理的
特性が解消される。
塗膜の脆弱化、接着強度の低下といった相反する物理的
特性が解消される。
上記の如く、本発明においては、磁性塗料中のバインダ
ー組成物は、ポリウレタン樹脂とエポキシ樹脂と置換硝
化綿樹脂との3成分より構成される。
ー組成物は、ポリウレタン樹脂とエポキシ樹脂と置換硝
化綿樹脂との3成分より構成される。
ポリウレタン樹脂は一般にはジイソシアネート類とグリ
コール類の如き水酸基を有する化合物との反応生成物で
あるが、本発明においては市販のポリウレタン樹脂の多
くを用いることができ、その代表的なものとしては日本
ポリウレタン社製の1′ニツポラン5032’°、″ニ
ラポラン5033”11ニツポラン2304”(商品名
)、グツドリッチ社製の′°ニステン5702“、“ニ
ステン5703“′(商品名)等を用いることができる
。
コール類の如き水酸基を有する化合物との反応生成物で
あるが、本発明においては市販のポリウレタン樹脂の多
くを用いることができ、その代表的なものとしては日本
ポリウレタン社製の1′ニツポラン5032’°、″ニ
ラポラン5033”11ニツポラン2304”(商品名
)、グツドリッチ社製の′°ニステン5702“、“ニ
ステン5703“′(商品名)等を用いることができる
。
エポキシ樹脂は一般にはエポキシ化合物と反応性水素原
子を有する化合物との縮合生成物であり、本発明におい
ては市販品として、シェル化学社製の1゛エピコート1
004 ”、1°エピコート1007”°°エピコー)
1009“(商品名)等を使用することができる。
子を有する化合物との縮合生成物であり、本発明におい
ては市販品として、シェル化学社製の1゛エピコート1
004 ”、1°エピコート1007”°°エピコー)
1009“(商品名)等を使用することができる。
本発明において使用される置換硝化綿は、イソプロピル
アルコール又は可塑剤等によって湿潤されているものを
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(例えば、UCC社製
の“’VAGH’“)で置換した硝化綿成分70%のチ
ップとしたものである。
アルコール又は可塑剤等によって湿潤されているものを
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(例えば、UCC社製
の“’VAGH’“)で置換した硝化綿成分70%のチ
ップとしたものである。
本発明はこれらの樹脂の3成分を特定の比率で組合せる
ことを必須構成要件とするが、各成分の比率は添付図面
の3成分組成図において斜線で示した領域部分に相当す
る。
ことを必須構成要件とするが、各成分の比率は添付図面
の3成分組成図において斜線で示した領域部分に相当す
る。
即ち、重量比において、ポリウレタン樹脂は30〜70
%の範囲内、エポキシ樹脂は10〜40%の範囲内そし
て塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体置換硝化綿は10〜
50%の範囲内であることが必須である。
%の範囲内、エポキシ樹脂は10〜40%の範囲内そし
て塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体置換硝化綿は10〜
50%の範囲内であることが必須である。
もしこれらの3成分のうちのどれかの成分が前記の特定
範囲から離れると、磁気記録媒体として不可欠な緒特性
のうちのどれかが損われ、総合的な面で実用上の問題が
生じてしまう。
範囲から離れると、磁気記録媒体として不可欠な緒特性
のうちのどれかが損われ、総合的な面で実用上の問題が
生じてしまう。
例えば、ポリウレタン樹脂の比率が30%より少なくな
ると、接着強度が低下傾向となる。
ると、接着強度が低下傾向となる。
他方、それが70%よりも多くなると、接着強度は急激
に増大するが、繰返し走行安定性、スチル耐用性を阻害
し、再生画面ニレが生じたり、停止後の再走行時にはり
つきを生じたりする。
に増大するが、繰返し走行安定性、スチル耐用性を阻害
し、再生画面ニレが生じたり、停止後の再走行時にはり
つきを生じたりする。
また、エポキシ樹脂の比率が10%よりも少ない時には
、塗料分散性が悪くなり、従って塗膜表面性が悪化し、
電磁変換特性が低下する。
、塗料分散性が悪くなり、従って塗膜表面性が悪化し、
電磁変換特性が低下する。
他方、40%よりも多いときには、支持体と塗布膜との
間に収縮率の差が生じてカール又は反りが生じ、そして
接着強度は向上するが繰返し耐久走行安定性、スチル耐
用性が悪化する。
間に収縮率の差が生じてカール又は反りが生じ、そして
接着強度は向上するが繰返し耐久走行安定性、スチル耐
用性が悪化する。
また、接着強度は向上するが、繰返し耐久走行安定性、
スチル耐用性が悪化する。
スチル耐用性が悪化する。
更に、置換硝化綿の比率が10%よりも少ないときには
、接着強度は向上するが、繰返し走行安定性、スチル耐
用性が悪く、他方、50%よりも多くなると、接着強度
が悪くなり、カールが発生しそして再生出力の変動が増
大する。
、接着強度は向上するが、繰返し走行安定性、スチル耐
用性が悪く、他方、50%よりも多くなると、接着強度
が悪くなり、カールが発生しそして再生出力の変動が増
大する。
本発明は、このように3成分を特定の割合で組合せてそ
れらのバインダ5特性を十分に生かした磁性塗料を作り
そしてこれを支持体上に塗布して所望の諸特性を兼備し
た磁気記録媒体を製造するものである。
れらのバインダ5特性を十分に生かした磁性塗料を作り
そしてこれを支持体上に塗布して所望の諸特性を兼備し
た磁気記録媒体を製造するものである。
かくして作られた磁気記録用テープは電磁変換特性及び
その他の諸特性の両面において優れたものである。
その他の諸特性の両面において優れたものである。
次に本発明を実施例によって説明する。
上記の成分を顔料分散機中に入れて十分に混合分散させ
て磁性塗料を作った。
て磁性塗料を作った。
その後、硬化剤ポリイソシアネート(バイエル社製“デ
ィスモジュールL ” )を15重量部加え、そして均
一になる様に混合攪拌して塗布液とした。
ィスモジュールL ” )を15重量部加え、そして均
一になる様に混合攪拌して塗布液とした。
か(して得た塗布液を厚さ15μのポリエステルフィル
ム上に厚さ6μで塗布し、スーパーカレンダー処理の表
面加工を行なった後、60℃で48時間加温硬化させ、
そしてこれを千インチ幅に切断して磁気テープとした。
ム上に厚さ6μで塗布し、スーパーカレンダー処理の表
面加工を行なった後、60℃で48時間加温硬化させ、
そしてこれを千インチ幅に切断して磁気テープとした。
このようにして得たビデオ用磁気テープの接着強度、繰
返し走行安定性、スチル耐久性、表面光沢度、電磁変換
特性等の諸特性を測定した結果を下記の第1表の■(試
料記号)に示す。
返し走行安定性、スチル耐久性、表面光沢度、電磁変換
特性等の諸特性を測定した結果を下記の第1表の■(試
料記号)に示す。
同様にしてバインダ5特性のみを変更させて各種の磁気
テープを得、これらに対してそれぞれ同様の測定をした
結果を第1表のA−K(試料記号)に示す。
テープを得、これらに対してそれぞれ同様の測定をした
結果を第1表のA−K(試料記号)に示す。
この中で、J及びKは、それぞれ硝化綿が従来のイソプ
ロピルアルコール30%又はジブチルフタレート18%
で含浸された市販品を使用した場合を示す。
ロピルアルコール30%又はジブチルフタレート18%
で含浸された市販品を使用した場合を示す。
なお、第1表において、接着力は磁性塗膜面とベースフ
ィルムとの180°方向における剥離強度であって、単
位は千インチ幅当りの1数で示す。
ィルムとの180°方向における剥離強度であって、単
位は千インチ幅当りの1数で示す。
スチル耐久時間は静止画像の再生出力が2 dB以上減
衰するのに要した時間で表わし、そして繰返し走行安定
性は画面ニレ(ジッター)が発生するまでの走行回数で
示す。
衰するのに要した時間で表わし、そして繰返し走行安定
性は画面ニレ(ジッター)が発生するまでの走行回数で
示す。
電磁変換特性及び光沢度(光沢度測定器、村上色彩製“
”GH−5“)は、試料記号IのテープをOdBとした
ときの相対値で示す。
”GH−5“)は、試料記号IのテープをOdBとした
ときの相対値で示す。
第1表から明らかなように、本発明に相当する試料記号
B、C,Iの磁気テープは接着力、繰返し走行安定性、
メチル耐久性、光沢度、電磁変換特性等の諸特性が優れ
ており、総合的にバランスのとれた優れた諸特性を有す
る磁気テープである。
B、C,Iの磁気テープは接着力、繰返し走行安定性、
メチル耐久性、光沢度、電磁変換特性等の諸特性が優れ
ており、総合的にバランスのとれた優れた諸特性を有す
る磁気テープである。
これに対して、記号A、D、E、F、G、H,JKの試
料は優れた特性を示す項もあるけれども、総合的には何
等かの欠点を有し、実用上問題が生じる。
料は優れた特性を示す項もあるけれども、総合的には何
等かの欠点を有し、実用上問題が生じる。
また、硬化剤の添加量はバインダーに対して5〜20重
量部の範囲が好ましく、5重量部以下では架橋効果がほ
とんど期待できず、他方20重量部以上ではベースフィ
ルムとの接着強度の低下及び硬化過程での塗膜粘着等が
発生する。
量部の範囲が好ましく、5重量部以下では架橋効果がほ
とんど期待できず、他方20重量部以上ではベースフィ
ルムとの接着強度の低下及び硬化過程での塗膜粘着等が
発生する。
以上の如く、本発明に従った磁気記録媒体は、従来用い
られていたバインダー系に従ったものと比較して総合的
に優れた諸特性を有するものである。
られていたバインダー系に従ったものと比較して総合的
に優れた諸特性を有するものである。
添付図面は、本発明に適用される3成分系バインダーの
組成図である。
組成図である。
Claims (1)
- 1 磁性塗料を支持体上に塗布してなる磁気記録媒体に
おいて、前記磁性塗料中のバインダー組成がバインダー
全量に対する重量比で30〜70%のポリウレタン樹脂
と10〜40%のエポキシ樹脂と10〜50%の硝化綿
との3成分からなり、しかも硝化綿中の保護成分が塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体によって置換されているこ
とを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54060386A JPS5845085B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 磁気記録媒体 |
GB8016161A GB2051098A (en) | 1979-05-18 | 1980-05-15 | Magnetic recording medium |
DE19803018835 DE3018835A1 (de) | 1979-05-18 | 1980-05-16 | Magnetischer aufzeichnungstraeger |
NL8002869A NL8002869A (nl) | 1979-05-18 | 1980-05-16 | Magnetisch registratiemedium. |
US06/151,472 US4357391A (en) | 1979-05-18 | 1980-05-19 | Magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54060386A JPS5845085B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153132A JPS55153132A (en) | 1980-11-28 |
JPS5845085B2 true JPS5845085B2 (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=13140647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54060386A Expired JPS5845085B2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | 磁気記録媒体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4357391A (ja) |
JP (1) | JPS5845085B2 (ja) |
DE (1) | DE3018835A1 (ja) |
GB (1) | GB2051098A (ja) |
NL (1) | NL8002869A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771520A (en) * | 1980-10-21 | 1982-05-04 | Tdk Corp | Magnetic recording medium |
JPS5774829A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
US4546044A (en) * | 1982-04-22 | 1985-10-08 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Magnetic recording medium |
DE3227335A1 (de) * | 1982-07-22 | 1984-01-26 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Magnetischer aufzeichnungstraeger |
US4643949B1 (en) * | 1983-04-08 | 1993-05-18 | The B.F. Goodrich Company | Magnetic recording tape |
JPH0630138B2 (ja) * | 1990-08-31 | 1994-04-20 | コニカ株式会社 | 磁気記録媒体 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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