JPS5844426Y2 - プロセッサ間情報転送装置 - Google Patents

プロセッサ間情報転送装置

Info

Publication number
JPS5844426Y2
JPS5844426Y2 JP11152882U JP11152882U JPS5844426Y2 JP S5844426 Y2 JPS5844426 Y2 JP S5844426Y2 JP 11152882 U JP11152882 U JP 11152882U JP 11152882 U JP11152882 U JP 11152882U JP S5844426 Y2 JPS5844426 Y2 JP S5844426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
processor
address
transfer
processors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11152882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5858650U (ja
Inventor
和徳 藤田
Original Assignee
日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP11152882U priority Critical patent/JPS5844426Y2/ja
Publication of JPS5858650U publication Critical patent/JPS5858650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5844426Y2 publication Critical patent/JPS5844426Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマルチプロセッサ方式に於けるプロセッサ間の
情報転送に関するものである。
従来、プロセッサ間の情報転送はプロセッサが実行して
いるプログラムの間をぬって、そのプロセッサに他のプ
ロセッサから割込みをかけて他プロセツサが前記第1の
プロセッサの管理下にあるメモリの内容を読出し、ある
いは書込みをすることによりプロセッサ間の情報転送を
行なっていた。
従って、情報転送を行なうためにプロセッサに割込機能
が必要であり、またそのプロセッサが実行するプログラ
ムは他プロセツサからの割込みを受付けられるように構
成しなげればならないため、プログラムの構成が複雑と
なり、プログラムを記憶するメモリの量が多くなり、7
0セツサの処理能力が低下するという欠点があった。
また、他のプロセッサのメモリを直接アドレス指定でき
るようなプロセッサを使用しなげればならない。
またプロセッサの管理できるメモリのアドレス情報を大
きくしなければならず、プロセッサの機能向上をする必
要があり、先に述へたプロセッサに割込機能が必要なこ
とも含めて、高価且つ複雑で、実装スペースの大きいプ
ロセッサを使用しなげればならない。
従ってシステムの添合コストが高くなり、システムの実
装が大きくなるという欠点もあった。
さらに、相手側のプロセッサの管理下にあるメモリの内
容を直接読出しする必要があるためプロセッサ間のイ/
ターフェイス回路が非常に複雑となる欠点もあり、この
条件は情報転送を行なう必要があるプロセッサの数が増
せば増すほど複雑になり、プロセッサ数が多いシステム
の場合は特に問題であった。
本考案の目的は、以上のような欠点を除いて、安価で、
機能が少なく、処理能力が小さいプロセッサにより構成
したマルチプロセッサのプロセッサ間情報転送装置を提
供することにある。
また、本考案の二番目の目的は、プロセッサ間情報転送
を行なう必要があるプロセッサが実行スるプログラムの
構成を簡単にし、メモリ量を少なくできるプロセッサ間
情報転送装置を提供することにある。
また、本考案の三番目の目的は、プロセッサ間の情報転
送制御のための回路構成を簡単にしたプロセッサ間情報
転送装置を提供することにある。
また、本考案の四番目の目的は、数多くのプロセッサに
より構成したマルチプロセッサ方式に採用するのに適す
るプロセッサ間情報転送装置を提供することにある。
本考案によるプロセッサ間情報転送装置は、所属プロセ
ッサが直接アドレス指定できる範囲のアドレス情報をわ
りふられ、且つ他プロセツサに対する送信情報を記憶す
る第1のメモリ部と;所属プロセッサが直接アドレス指
定できる範囲のアドレス情報をわりふられ、且つ他プロ
セツサからの受信情報を記憶する第2のメモリ部と;前
記第1のメモリ部に所属プロセッサからの送信情報を書
込む手段と;前記第2のメモリ部から所属プロセッサに
前記受信情報を読出す手段と;情報送受信を行なうプロ
セッサ間の情報転送路を前記第1のメモリ部に記憶され
た前記送信情報の受信側プロセッサ番号情報により設定
する手段と:前記第1のメモリ部に記憶されている送信
情報を読出し転送情報として前記情報転送路に送出する
手段と;前記情報転送路を介して送出される転送情報を
前記第2のメモリ部に書込む手段と;これらの各手段に
情報転送のための一連の前記各動作を逐次自動的に威さ
せる一連のタイミング信号を発生する手段とを備え;前
記第1および第2のメモリ部を介して前記一連のタイミ
ング信号によってプロセッサ間の情報転送を行なうこと
を特徴とする。
以下、図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図で、2つの
プロセッサ間の情報転送を行なう場合を示す。
第1図に於いて、プロセッサ11からプロセッサ12に
向って情報転送を行なうものとするとプロセッサ11は
一時記憶メモリおよびその制御回路(以下メモリ制御回
路と称す)31の特定アドレスに設けた転送情報記憶エ
リアのアドレス情報をアドレスバス41により一時記憶
メモリ制御回路31へ送り、一時記憶メモリ制御回路3
1の転送情報記憶エリアに書込むデータをデータバス5
1により一時記憶メモリ制御回路31に送る。
この一時記憶メモリ制御回路31の特定アドレスに書込
まれたデータを一時記憶メモリ制御回路31が読出し、
この読出したデータをプロセッサ間情報転送バス6を通
して一時記憶メモリ制御回路32の転送情報記憶エリア
に一時記憶メモリ制御回路32の制御により記憶させる
プロセッサ12はこの一時記憶メモリ32の特定アドレ
スに記憶されている内容を読出すためにこの特定アドレ
スのアドレス情報をアドレスバス42を通して送り、こ
の特定アドレスに記憶されているデータをデータバス5
2を通してプロセッサ12に送出する。
プロセッサ12からプロセッサ11に向って情報転送を
行なう場合の動作も以上の説明と同様である。
なお、第1図はプロセッサ2個の場合であるがn個のプ
ロセッサ間の情報転送を行なう場合も情報転送動作は第
1図に示した2つのプロセッサ間の情報転送動作と同様
であるので説明は省略する。
次に、本考案の一実施例の詳細を第2図により説明する
第2図は第1図に示したブロック回路の本発明に関連す
る部分を示したものである。
第2図に於いて、11.12はプロセッサを示すが11
を送信側プロセッサ、12を受信側プロセッサとしてプ
ロセッサ間の情報転送動作を説明する。
31.32は一時記憶メモリ制御回路、311は送信側
バスインターフェイス回路でアリ、この一方ハアドレス
バス41、データバス51を介してプロセッサ11と接
続されており、他方はプロセッサ間情報転送バス6を介
して他プロセツサと接続されている。
また321は受信側バスインターフェイス回路であり、
この一方はアドレスバス42、データバス52を介して
プロセッサ12と接続されており、他方はプロセッサ間
情報転送バス6を介して他プロセツサと接続されている
311′は受信側バスインターフェイス回路であり、こ
の一方はアドレスバス41、データバス51を介してプ
ロセッサ11と接続されており、他方はプロセッサ間情
報転送バス6を介して他プロセツサと接続されている。
321′は送信側バスインターフェイス回路であり、こ
の一方はアドレスバス42、データバス52を介してプ
ロセッサ12と接続されており、他方はプロセッサ間情
報転送バス6を介して他プロセツサと接続されている。
フロセツサ間情報転送バス制御回路100はプロセッサ
からの起動を検出しその送信側プロセッサから送られて
きた受信側プロセッサ番号情報をもとに受信側プロセッ
サを識別し送信側プロセッサと受信側プロセッサとの間
のプロセッサ間情報転送バスを設定する制御をする回路
で、各々のプロセッサと制御線101,102等と接続
されている。
また、プロセッサ間情報転送バス制御回路100は各種
のクロックパルス、カウントアツプパルスを発生するパ
ルス発生回路(図示せず)を内蔵しており、このパルス
発生回路から発生する各種パルスを各々の送信側バスイ
ンターフェイス回路、受信側バスインターフェイス回路
にクロック信号線103を通して供給し、システム全体
の動作の同期をとっている。
このパルス発生回路からは本発明の実施例に於いては第
3図に示すタイミングパルスT1.T2.T3.T4.
tl 、t2.t3゜t4及びカウントアツプパルスC
Pを発生させている。
一時記憶メモリ312はプロセッサ11が直接アドレス
指定できる範囲のアドレスをわりふられており、プロセ
ッサ11から直接書込及び読出ができろ一時記1意メモ
リである。
この一時記憶メモリ312にはプロセッサ11から他の
プロセッサに送信する転送情報か書込まれる。
この一時記憶メモリ312に書込まれる転送情報のフオ
マットは第4図に示す通りであり、この一時記憶メモリ
312の先頭にわりふられた絶対アドレス8番地からa
+ 5番地に第4図に示す転送情報のフォーマットの
内容を記憶する。
すなわち絶対アドレス8番地には相対アドレスO番地の
内容を記憶し、絶対アドレスa + 1番地には相対ア
ドレス1番地の内容を記憶し、以下同様に記憶する。
また、この一時記憶メモリ312と同様な機能・条件を
有する一時記憶メモリはプロセッサ12に対応して設け
られた送信側バスインターフェイス回路321′にも設
けられている。
また、一時記憶メモリ322はプロセッサ12が直接ア
ドレス指定できる範囲のアドレスをわりふられており、
プロセッサ12から直接書込及び読出ができる一時記憶
メモリである。
この一時記憶メモリ322には他のプロセッサからプロ
セッサ12に送られてきたまた転送情報が書込まれる。
この一時記憶メモリ322に書込まれろ転送情報のフォ
ーマットは第4図に示す通りであり、この一時記憶メモ
リ322の先頭にわりふられた絶対アドレスb番地から
b+5番地に第4図に示す転送情報のフォーマットの内
容を記憶する。
すなわち、絶対アドレスb番地には相対アドレス0番地
の内容を記憶し、絶対アドレスb+1番地には相対アド
レス1番地の内容を記憶し以下同様に記憶する。
また、この一時記憶メモリ322と同様な機能・条件を
有する一時記憶メモリはプロセッサ11に対応して設け
られた送信側バスインターフェイス回路311にも設け
られている。
この場合、送信側バスインターフェイス回路に設けられ
た一時記憶メモリの絶対アドレス8番地と受信側バスイ
ンターフェイス回路に設けた一時記憶メモリの絶対アド
レスb番地とに於いてばa −b> 5 (a”sb
)あるいはb−a>5 (a4=b )の条件を満足す
るものとする。
送信側プロセッサから受信側プロセッサに転送する転送
情報のフォーマットは第4図に示す通り6バイト(8ビ
ツト/バイト)構成となっている。
この転送情報の相対アドレスOのビット0には転送起動
情報が記憶され、相対アドレス1には受信側プロセッサ
番号が記憶され、相対アドレス2.3,4.5には実際
に受信側プロセッサか使用するデータか記憶されている
送信側プロセッサ11が受信側プロセッサ12に情報を
転送する場合、送信側プロセッサ11はアドレスバス4
1により一時記憶メモリ312の絶対アドレスa +
1番地のアドレス情報を送出し、データバス51により
一時記憶メモリ312に書込む受信側プロセッサ番号を
送出する。
この動作は送信側プロセッサ11、アドレスバス41、
データバス51.ア/ドゲート回路316、オアゲート
回路、一時記憶ノモリ312の経路で行なわれる。
また、この動作は第3図に示すタイミングT1内に実行
される。
同様に一時記憶メモリ312の絶対アドレスa+2番地
からa+5番地に送信側プロセッサから受信側プロセッ
サに転送し、受信側プロセッサが使用するデータを順次
1バイトずつ書込んでいく。
次にアドレスバス41により一時記憶メモリ312の絶
対アドレス8番地のアドレス情報を送出し、データバス
51にヨリ一時記憶メモリ312に書込む転送起動情報
を送出し、一時記憶メモリの絶対アドレス8番地に書込
む。
以上絶対アドレス8番地からa + 5番地へのプロセ
ッサ11からの情報の書込み動作は第3図に示すタイミ
ングTl内に実行される。
上述したように転送起動情報は最後に書込むようにプロ
セッサ11は書込シーケンスを制御する。
次に第3図に示すタイミングT2になると、一時記憶メ
モリ312の絶対アドレス8番地情報を発生する一時記
瞳メモリアドレス情報発生回路315の情報がアンドケ
ート回路、オアゲート回路を経由してアドレスバス41
上に現われ一時記瞳メモリ312のアドレスを指定する
わこれにより一時記憶メモリ312の絶対アドレスa番
地の内容すなわち、転送起動情報がアンドゲート回路3
1γの一方の端子に読出され、アンドゲート回路317
、他のアンドゲート回路を通して第3図に示すタイミン
グT2かっタイミングt1にアンドゲート回路318の
一方の端子に現われる。
一時記憶メモリアドレス情報発生回路315は一時記憶
メモリ312の絶対アドレスa + 1番地のアドレス
情報を発生させる回路であり、このアドレス情報はアン
ドゲート回路318を通って一時記憶メモリアドレスカ
ウンタ314の入力側に送られる。
一時記憶メモリアドレスカウンタ314は並列出力機能
を有するカウンタであり、a千1番地のアドレス情報を
並列人力機能によりプリセットされカウンタ動作を開始
する準備をする。
この一時記憶メモリアトl/スカウンタ314のプリセ
ット及びカウンタ動作を開始する準備動作はタイミンク
゛T2かつタイミングt1に実行される。
第3図に示すタイミングT2かつタイミングt2になる
とメモリアドレスカウンタ314の並列出力情報かアン
ドゲート回路を経由してアドレスバス41上に現われ一
時記憶メモリ312のアドレスを指定する。
これにより一時記憶メモリ312の絶対アドレスa −
+−1番地の内容すなわち、受信側プロセッサ番号情報
がアンドケー ト回路319の一方の端子に読出される
この受信側プロセッサ番号情報は第3図VC示すタイミ
ングT2かつタイミングt2にプ「1セッサ間情報転送
バス制御回路100に制御線101を通して送られる。
プロセッサ間情報転送バス制御回路100に於いてはシ
ーケンス制御回路105がプロセッサからの起動要求が
ないかどうかをチェックするための動作を常時行なって
いる。
すなわち、すべてのプロセッサについて順順に1つずつ
走査し2、あるプロセッサからの転送起動安来があると
走査を停止しそのプロセッサに対応する出力リードに信
号を出す。
今、プロセッサ11に対応する送信側バスインターフェ
イス回路311からプロセッサ間情報転送バス制御回路
100を起動した時はシーケンス制御回路105はプロ
セッサ11に対応する出力リードに信号を出しその信号
がアンドケート回路106の対応するアンドゲート回路
群の一方の端子に現われこの時シーケンス制御回路10
5は走査を停止し、前記アンドケート回路群の一方の端
子に信号を出し続ける。
この動作により送信側バスインターフェイス回路311
から制御線101を通して送られてきた受信側プロセッ
サ番号情報はプロセッサ間情報転送バス制御回路100
のアンドゲート106、オアゲート回路を通してラッチ
レジスタ107の入力側に送られ、このラッチレジスタ
107に受信側プロセッサ番号情報を記憶する。
このラッチレジスタ107に記憶された受信側プロセッ
サ番号情報はデコーダ108に送られ、このデコーダ1
08で展開され、デコーダ108の受信側プロセッサ番
号に対応するリード線に信号が出力する。
デコーダ108の出力リードは各々のプロセッサに対応
しておりそのリード線は各々のプロセッサの受信側バス
インターフェイス回路に接続されてし・る。
今受信側プロセツザが12であるとすると、プロセッサ
12に対応する受信側バスインターフェイス回路321
とプロセッサ間情報転送バス制御回路100の間の制御
線102に信号か現われ、この信号は受信側バスインタ
ーンエイス回路のアントラ゛−1・回路327の一方の
端子に信号が現われる。
この信号は第4図に示すタイミンクゴ2かつタイミング
t3にフリップフロップ回路328のS端子に送られ、
フリップフロップ回路328がセットされ、出力端子Q
に信号が出て、この信号はアンドゲート回路326の一
方の端子に出力が現われる。
次に第3図に示すタイミングT2かつタイミングt4に
なると、プロセッサ間情報転送バス制御回路100内の
シーケンス制御回路105は走査停止状態を解除され、
再び走査を開始し、次のプロセッサ間情報転送バス制御
回路100に対する起動検出動作な再開する。
次に第3図に示すタイミングT3になると、カウントア
ンプパルスCPか一時記憶メモリアドレスカウンタ31
4に入力されるようになる。
最初のカウントアツプパルスが一時記憶メモリアドレス
カウンタ314に入力されると、一時記憶メモリアドレ
スカウンタ314の内容は一時記憶メモリ312の絶対
アドレスa+2番地の内容となり、この絶対アドレスa
−1−2番地のアドレス情報はアンドゲート回路、オ
アゲート回路を通してアドレスバス41上に現われ、一
時記憶メモリ312に送られる。
一時記憶メモリ312から読出された転送情報はアンド
ゲート回路320を通してプロセッサ間情報転送バス6
に現われ、受信側プロセッサに対応する受信側バスイン
ターフェイス回路の入口にあるアンドゲート回路326
の1つの端子に現われる。
しかし、プロセッサ間情報転送バス制御回路100によ
り指定されている受信側バスインターフェイス回路は受
信側バスインターフェイス回路321のみであるから、
送信側バスインターフェイス回路311から送られてき
た転送情報は受信側バスインターフェイス回路321の
アンドゲート回路326を通して一時記憶メモリ322
に送られる。
一方受信側バスインターフェイス回路321に於いては
一時記憶メモリアドレス情報発生回路323から一時記
憶メモリ322の絶対アドレス情報b+2番地を発生さ
せ、そのb+2番地のアドレス情報は第3図に示すタイ
ミングT2時にアンドゲート回路を通して一時記憶メモ
11アドレス力ウンタ324の入力側に送られる。
一時記憶メモリアドレスカウンタ324は並列入力に並
列出力機能を有するカウンタであり、b+2番地のアド
レス情報を並列入力機能によりプリセットしカウンタ動
作を開始の準備をする○この一時記憶メモリアドレスカ
ウンタ324のプリセット及びカウンタ動作を開始する
準備動作は第3図に示すタイミングT2にて行なわれる
第3図に示すタイミングT3になると、一時記憶メモリ
アドレスカウンタ324の並列出力情報として一時記憶
メモリ322の絶対アドレスb +22番地アドレス情
報はアンドゲート回路、オアゲート回路を通してアドレ
スバス42を通して一時記憶メモリ322に送られる。
これにより送信側バスインターフェイス回路311から
送られてきた一時記憶メモリ312の絶対アドレスのa
+ 2番地に記憶されていた転送情報が前述した経路
を通して一時記憶メモリ322の絶対アドレスb+2番
地に記憶される。
この時、送信側バスインターフェイス回路311と受信
側バスインターフェイス回路321とは同期して動作し
ているものとする。
次に2番目のカウントアツプパルスCPが一時記憶メモ
リアドレスカウンタ314に入力されると、該カウンタ
の内容は一時記憶メモリ312の絶対アドレスa +
3番地の内容となり、また2番目のカウントアツプパル
スCPが一時記憶メモリアドレスカウンタ324に入力
されると該カウンタ324の内容は一時記憶メモリ32
2の絶対アドレスb+3番地の内容となる。
この時は前述した動作と同様な動作により、一時記憶メ
モリ312の絶対アドレスa + 3番地に記憶されて
いる転送情報が一時記憶メモリ322の絶対アドレスb
+3番地に転送されて記憶される。
3番目のカウントアツプパルスCPが発生した時は前述
したと同様な動作により一時記憶メモリ312の絶対ア
ドレスバス41上に記憶されている転送情報が一時記憶
メモリ322の絶対アドレスb−+−4番地に転送され
て記憶されろ。
4番目のカウントアツプパルスCPが発生した時は前述
したと同様な動作により一時記憶メモリ312の絶対ア
ドレスa+5番地に記憶されている転送情報が一時記憶
メモリ322の絶対アドレスb−1−5番地に転送され
て記憶される。
以上の転送制御動作により送信側プロセッサ11に対応
する送信側バスインターフェイス回路311内にある一
時記憶メモリ312に記憶されている転送情報は受信側
プロセッサ12に対応する受信側バスインターフェイス
回路321内にある一時記憶メモリ322に転送されて
記憶されたことになる。
次に、第3図に示すタイミングT4時には、受信側プロ
セッサ12はアドレスバス42に〜時記憶メモリ322
の絶対ア+゛レス情報り+2番地のアドレス情報をのせ
てこのアドレス情報をアンドゲート回路325を通して
一時記憶メモリ322に送る。
この絶対アドレス情報b@−2番地のアドレス情報を受
信した一時記憶メモリ322は絶対アドレスb+2番地
に記憶されている情報をアンドゲート回路325データ
バス52を通してプロセッサ12に送出し、プロセッサ
12がその情報を受信する。
同様にして一時記憶メモリ322に記憶されている絶対
アドレスb+3番地、b+4番地、b+5番地に対応す
るデータを順次プロセッサ12が受信する。
以上の実施例の説明に於いては2つのプロセッサ間の情
報転送動作について説明したか、プロセツブの数が3つ
以上いくつになっても同様に本考案が適用できることは
明白である。
以上説明したように本考案によれば、下記の通りの効果
がある。
本考案によれば、割込機能が不要で全体の機能が少なく
、処理能力が小さいプロセッサを使用できる。
即ちプロセッサが直接アドレス指定できるメモリ容量が
小さく、安価且つ簡単で、小形のプロセッサにより構成
したマルチプロセッサ方式に於ける情報転送装置が得ら
れる。
また、プロセッサ間情報転送を行なう必要があるプロセ
ッサが実行するプログラムに割込処理の考慮をする必要
がなく、プログラムの構成が簡単で、プログラムを記憶
するメモリの量が少なく、処理能力を向上させたプログ
ラム構成が可能なプロセッサ間情報転送装置が得られる
また、本考案によればプロセッサ間の情報転送制御のた
めの回路構成を簡単にし、信頼性を向上させ、安価にし
、実装スペースを小さくすることもできる。
さらに本考案によれば、数多くのプロセッサにより構成
したマルチプロセッサ方式に採用するのに適するプロセ
ッサ間情報転送装置が得られる。
従って本考案によれば、マルチプロセッサ方式のシステ
ムの総合コストを安クシシステムの実装が小さくするこ
とができる。
これは情報転送を行なう必要があるプロセッサの数が多
くなればなるほどこの効果は太きい。
さらに本考案は安価なマイクロプロセッサを使用してマ
ルチプロセッサシステムを構成するのに最適である。
現在マイクロプロセッサが数多く市場に出まわっており
この安価なマイクロプロセッサを複数個使用して処理能
力の大きな制御回路を構成することが安価なシステムを
作るために不可欠な条件となっている。
さらに、また本考案のように、転送情報送受信関係にあ
るプロセッサが相互間で運のタイミング信号に従って個
別に情報転送処理を進めて転送路によって接続された送
受信メモリを介して転送情報を送受することは、プロセ
ッサ毎の自己管理制御によって自律的に情報転送を行な
うことができるため、従来のような転送情報の共通装置
を用いた場合に生じるプロセッサ間競合などによる転送
処理遅延を回避し得る上に、障害発生時などにおいてす
べてのプロセッサ間ノ情報転送が停止することを回避で
き、処理能力および信頼度を一層向上できる。
本考案の実施例に於いては、2つのプロセッサ間の情報
転送制御について述べたが、プロセッサが2つ以上いく
つのプロセッサ間の情報転送制御についても適用できる
ことは言うまでもない。
また第2図に於いては、本考案の本質的説明に必要ない
部分を省略しているが、送信側バスインターフェイス回
路内の回路構成及びタイミングのわりふりは他にもいろ
いろな構成が可能であり、また受信側バスインターフェ
イス回路内の回路構成及びタイミングのわりふりは他に
もいろいろな構成が可能である。
またプロセッサ間情報転送バス制御回路内の回路構成及
びタイミングのわりふりは他にもいろいろな構成が可能
である。
さらに第3図に示した各種のタイミングおよび、第4図
に示した転送情報のフォーマットは一例を示したにすき
゛ない。
例えば転送情報のバイト数あるいはワード数は任意であ
り、1バイト当りのビット数あるいは1ワード当りのビ
ット数は任意でよいことは明白である。
本考案の回路を構成する部品としては集積回路・半導体
等の電子部品を使用してもよいし、リレー等の電磁部品
を使用してもよい。
またプロセッサとしてマイクロプロセッサを使用しても
よいし、個別部品、集積回路で構成したプロセッサを使
用してもよい。
さらに本考案は各種バス制御線を8ビツト構成として説
明したが、8ビットより少ないビット数でも多L2ビッ
ト数でもよく任意のビット数に適用できることも明らか
である。
本考案の実施例に於いては、各種のタイミングパルス、
カラ ドアツブパルスを発生させるパルス発生回路をプ
ロセッサ間情報転送バス制御回路内に設け、ここから各
種回路にクロック信号線を通して各種のタイミングパル
ス、カウントアツプパルスを供給するようにしたが、こ
のパルス発生回路は各種回路に分散して設けてもよい。
さらに情報転送を行なう方向を本考案の実施例に於いて
は1方向についてしか説明しなかったが、すべてのプロ
セッサがそれぞれ送信側バスインターフェイス回路、受
信側バスインターフェイス回路を有しているので、情報
転送は双方向に任意のプロセッサと任意のプロセッサの
間で行なえることは明らかである。
本考案の実施例に於いては送信側バスインターフェイス
回路と受信側バスインターフェイス回路を分散して説明
したが、これは併合しても分散してもどちらでもよいこ
とも明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理を示すブロック図、第2図は本考
案の実施例の回路図、第3図は第2図に示す各点のタイ
ミング図、第4図は本考案の一時記憶メモリに記憶する
転送情報のフォーマットを示す図である。 11.12・・・プロセッサ、21,22・・・プログ
ラム記憶メモリ及びその制御回路、31.32・・・一
時記憶メモリ及びその制御回路、41.42・・・アド
レスバス、51,52・・・データバス、6・・・プロ
セッサ間情報転送バス、31L321’・・・送信側バ
スインターフェイス回路、311’、321・・・受信
側バスインターフェイス回路、312,322・・・一
時記憶メモリ、313.315.323・・時記憶メモ
リアドレス情報発生回路、314゜324・・・一時記
憶メモリアドレスカウンタ、316゜317.318.
319.320.325.326゜327.106・・
・ゲート回路、328・・・フリップフロップ回路、1
00・・・プロセッサ間情報転送バス制御回路、101
,102・・・制御線、103・・・クロック信号線、
105・・・シーケンス制御回路、107・・・ラッチ
レジスタ、108・・・デコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所属プロセッサが直接アドレス指定できる範囲のアドレ
    ス情報をわりふられ、且つ他プロセツサに対する送信情
    報を記憶する第1のメモリ部と:所属プロセッサが直接
    アドレス指定できる範囲のアドレス情報るわりふられ、
    且つ他プロセツサからの受信情報を記憶する第2のメモ
    リ部と:前記第1のメモリ部に所匡プロセッサからの送
    信情報を書込む手段と;前記第2のメモリ部から所属プ
    ロセッサに前記受信情報を読出す手段と;情報送受信を
    行なうプロセッサ間の情報転送路を前記第1のメモリ部
    に記憶された前記送信情報の受信側プロセッサ番号情報
    により設定する手段と;前記第1のメモリ部に記憶され
    ている送信情報を読出し転送情報として前記情報転送路
    に送出する手段と;前記情報転送路を介して送出される
    転送情報を前記第2のメモリ部に書込む手段と、これら
    の各手段に情報転送のための一連の前記各動作を逐次自
    動的に成させる一連のタイミング信号を発生する手段と
    を備え;前記第1および第2のメモリ部を介して前記一
    連のタイミング信号によってフロセッサ間の情報転送を
    行なうことを特徴とするプロセッサ間情報転送装置。
JP11152882U 1982-07-22 1982-07-22 プロセッサ間情報転送装置 Expired JPS5844426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152882U JPS5844426Y2 (ja) 1982-07-22 1982-07-22 プロセッサ間情報転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11152882U JPS5844426Y2 (ja) 1982-07-22 1982-07-22 プロセッサ間情報転送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5858650U JPS5858650U (ja) 1983-04-20
JPS5844426Y2 true JPS5844426Y2 (ja) 1983-10-07

Family

ID=29905863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11152882U Expired JPS5844426Y2 (ja) 1982-07-22 1982-07-22 プロセッサ間情報転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5844426Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5858650U (ja) 1983-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5093780A (en) Inter-processor transmission system having data link which automatically and periodically reads and writes the transfer data
EP0166272B1 (en) Processor bus access
EP0081961A2 (en) Synchronous data bus system with automatically variable data rate
US6282598B1 (en) PCI bus system wherein target latency information are transmitted along with a retry request
US4250547A (en) Information processing apparatus capable of effecting parallel processings by using a divided common bus
JPS5844426Y2 (ja) プロセッサ間情報転送装置
JPS6242306B2 (ja)
KR950012509B1 (ko) 마스타(Master)와 슬레이브 프로세서들(Slaves)간의 통신 회로
US5446847A (en) Programmable system bus priority network
JPH0343804A (ja) シーケンス制御装置
JPH0140432B2 (ja)
JPS6336428Y2 (ja)
JP3201439B2 (ja) ダイレクト・メモリ・アクセス・制御回路
JP2705955B2 (ja) 並列情報処理装置
SU1596339A1 (ru) Устройство дл сопр жени периферийного устройства с ЭВМ
JP2667285B2 (ja) 割込制御装置
JP3399776B2 (ja) コンピュータおよびコンピュータにおける周辺デバイス制御データの転送方法
JP3266610B2 (ja) Dma転送方式
RU1807495C (ru) Устройство дл сопр жени процессоров
JPH08180027A (ja) 調停回路
JPH0113575B2 (ja)
JPH0573473A (ja) 産業用コンピユータシステム
JP2001022710A (ja) 複数のバス制御装置を有するシステム
JPH0434187B2 (ja)
JPH02211571A (ja) 情報処理装置