JPS5843451B2 - 金属ストリップ連続加熱装置の板温制御方法 - Google Patents

金属ストリップ連続加熱装置の板温制御方法

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JPS5843451B2
JPS5843451B2 JP14702878A JP14702878A JPS5843451B2 JP S5843451 B2 JPS5843451 B2 JP S5843451B2 JP 14702878 A JP14702878 A JP 14702878A JP 14702878 A JP14702878 A JP 14702878A JP S5843451 B2 JPS5843451 B2 JP S5843451B2
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高次 植山
明 川端
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D11/00Process control or regulation for heat treatments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ストリップの連続焼鈍ラインなどの金属スト
リップ連続加熱装置の板温制御方法に関する。
この種の連続加熱装置においては一般に出口板温を所望
値にする必要があるが、種々の原因により変動する。
その変動原因の大きなものは板厚変動である。
これは出口板温を算出する次式からも明らかである。
ここでρはストリップ密度、Hは板厚、■は通板速度、
Qoは炉出口に釦けるストリップ含熱量(To の関数
)、Qiは炉入口におけるストリップ含熱量(Tiの関
数)、Lは有効炉長、Fは等価熱吸収率、σはボルツマ
ン定数、TIは炉壁温度、T8は炉温に対するストリッ
プ平均温度、は炉入口温度、Toは炉出口温度である。
これらのうち大きく変動し得るものは板厚H1通板速度
V1等価熱吸収率F、炉壁温度Tgであるが、通板速度
Vおよび炉壁温度T9は制御系を持っていて一定値を保
持されるので、オペレータの意志すしには変動しない。
等価熱吸収率Fはストリップの輻射率などによって変る
ものであるが変動周期が非常に長いので、この原因によ
る板温変動は通常のフィードバック制御などにより容易
に除去できる。
残るは板厚Hであるが、連続煉鈍ではコイルに巻かれた
ス) IJツブを溶接して一体化し連続して熱処理する
ので板厚の異なるストリップが溶接された場合はその板
厚変動はステップ状に急激に生じ、またかかる特殊な例
でなくても板厚変動周期は10秒程度の短いものがあり
、フィードバック制拝では遅れがあるのでその遅れ時間
内のストリップ温度がすべて設定値外となってし15等
板厚変動による板温変動は簡単には除去できない。
ちなみに、間接炉長300m、通板速度300mpmの
場合、通板速度を操作端とするフィードバック式板温制
御では応答時間30秒〜2分の応答しか得られず、炉温
を操作端とするフィードバツク式板温制御では3分〜3
0分の応答しか得られないから、板厚変動が急激に生じ
た場合は150〜600rrLまたは900〜9000
1rLもの加熱不良ストリップが発生してし1つ。
本発明はか\る点を改善しようとするもので、連続加熱
炉の前段に設けられる応答の速い直火炉にフィードフォ
ワード制御を適用して板厚変動による板温変動を確実に
除去しようとするものである。
次に実施例を参照し女からこれを詳細に説明する。
第1図で1は直火炉(直接火焔加熱炉)、2はラジアン
トチューブなどを用いた間接加熱炉、3は被加熱ストリ
ップ、4はデフレクタロールなどのストリップを案内す
るロール、5はプライドルロールなどのストリップを移
動させるロール、6はX線厚み計などのストリップの板
厚を検出する、検出器、7はプライドルロール5の駆動
モータである。
ストリップ3はモータ7等により1駆動され、矢印方向
に進行して先ず直火炉1で加熱され、次いで間接槽2で
その出口温度T。
が所望値(設定値)になるように加熱される。
直火炉はバーナから放出される火焔でストリップを直接
加熱するのでその応答速度は速く、時定数は数秒程度で
あるが、ストリップは火焔、燃焼排ガス雰囲気にさらさ
れるのでストリップ表面の酸化、汚染の問題がある(こ
のため直火無酸化炉では空燃比を1以下にする)。
間接槽2はこの逆であり、時定数が前述のように非常に
大きい代りに酸化、汚染の問題はない。
このため連続焼鈍設備では図示の如き直火炉1による急
速加熱、釦よび間接槽2による還元、焼鈍を行な9方式
がよく用いられる。
8卦よび9はプライドルロール5に連結されてストリッ
プ速度および移動距離を示す出力を生じる指速発電機お
よびパルス発生器、10は駆動モータ7の速度制御装置
であり、指速発電機8によりストリップ3の移動速度を
検出し、それを速度基準値信号S3 と比較してその差
によりモータ7の速度を調整し、ストリップ速度を基準
値に等しくする。
12は間接槽2の炉温制御装置であり、炉温基準値信号
S1と、炉温検出器11が出力した炉2の実際温度信号
との差に応じて炉2の燃料流量を制御し、該炉温を基準
値に一致させる。
17は板温制御装置であって、直火炉1の出口板温を温
度検出器19により検出し、該検出器の出力信号と板温
基準信号S2との差に従って直火炉1の燃料流量を制御
し、該出口板温を基準値に一致させる。
即ち直火炉1では板温検出、その設定値からのずれに応
じた燃料調整のフィードバック制御で板温を設定値に等
しくさせ、これを受けて間接槽2では炉温検出、その設
定値からのずれに応じた燃料調整のフィードバック制御
で炉温を設定値に等しくさせ延いては板温(出口板温)
を該設定値に等しくさせる。
以上はこの種の連続加熱装置の制御系であり定常状態で
は板温を所望通りにすることができるが、板厚変動など
に対しては加熱不良部を多量に発生する恐れがある。
これを阻止すべく本発明では板厚計6フイードフオワー
ド制御装置15、ストリップ位置追跡装置16、リミッ
タ14、ローパスフィルタ13を付加する。
次に本発明の制御方法を第1図卦よび第2図を参照しな
がら説明する。
第2図2,5に示す如くストリップ3の板厚がhであり
、該板厚りのストリップが通板されて直火炉出口板温が
TN、間接炉出口板温がT。
なる定常状態にあったものが、時刻tで板厚がh+lh
に変ったとする。
この板厚変動は板厚検出部6で検出され、フィードフォ
ワード制御装置15に入力される。
該装置15では前記1式のHをh+、(hとし、間接炉
入口温度Tiを求める。
1式%式% であり、Qi、TSはTiの関数であるから、1式を成
立させるTiは求めることができ、このTiが求1れば
TN+IJTN=Tiとして、板厚が変動したにもか\
わらず間接炉出口板温T。
ば一定する直火炉出口板温(間接炉入口板温)が求する
ストリップ位置追跡装置16はパルス発生器9が出力す
るパルスを計数もしくは積算し、ストリップ移動距離信
号を出力する。
この移動距離の算出開始点は板厚変化点とするので、該
信号は板厚検出器6からの距離で示した該板厚変化点の
現在位置を示すことになる。
フィードフォーワード制御装置15は上記の要修正量J
TNを板厚変化点が直火炉1に入る時点で加減算器2
2に出力し、該加算器は板温基準信号S2により与えら
れている板温TNとの和TN+ATNを新しい板温基準
信号として加減算器23に出力する。
加減算器23はこの新しい板温基準信号と温度検出器1
9により測定した直火炉出口板温とを比較し、その差を
板温制御装置17に出力する。
これを受けて該板温制御装置17は直火炉1の燃料流量
をQからQ−+−JQに修正し、該出口板温が新基準板
温に一致するようにさせる。
TN とQとの関係は予め実験等により求めておく。
直火炉の加熱能力に余裕があって必要な燃料を供給し所
望温度へ板温を上昇させることができる場合は以上でよ
いが、第2図2,3の鎖線に示すように設備的に燃料流
量の最大値がQmであり、従って板温はTmが最大値の
場合は、その不足分に応じて通板速度をVからV−JV
に変える。
直火炉では板温基準を操作してから板温か変化する迄に
10秒程度しかか\らないが、速度を操作する場合は炉
長に相当した遅れが生じる。
即ち速度を変化したときその変更後の速度に対応した板
温を持つのは速度を変更したとき炉内に入ったストリッ
プ部分が炉を出た以後の部分であるから、例えば炉長3
00m、通板速度300mpmでは1分もかかる。
従って周波数の高い板厚変動をその1\フイードバツク
すると、実際の板温変動と速度操作による板温変動の各
位相が互いにずれを生じて板温か振動してし1うので低
域F波を行なって低周波成分のみを速度制御系に帰還す
る。
第1図ノロ−バスフィルタ13がかかる操作を行ないリ
ミッタ14は不足分Q−1−JQ−Qmを取出す。
新たな速度基準値V−JVは、前記1式にわいてT I
+ TN + J T’N (=Tm ) 、H=h
+ J hとして目標出口板温T。
を達成する通板速度Vとして算出する。
通板速度Vの変更は、板更変更点が炉2の出口に達した
とき行なう。
この目的で位置追跡装置16の出力S4をフィルタ13
に入力し、速度変更指令が上記時点で速度制御系の加減
算器24に入力するようにさせる。
この方飄算器24に入力する信号は速度Vを指令する信
号S3、フィルタ13からの修正量JVを指令する信号
、および指速発電機8からの実速度帰還信号である。
新速度基準V−AVは第2図4に示すように切換え点で
なだらかに変化しているが、これはローパスフィルタ1
3の影響による。
これらの制御の結果炉2の出口板温は第2図5実線の如
く変化する。
同図鎖線は炉1によるフィードフォワード制御を行なわ
ない場合である。
炉2の出口板温は速度制御を必要とする場合は第2図5
実線に示す如く厚みh−+−Jhの初めの部分で若干落
ち込む(炉1による制御のみならこの落ち込みは殆んど
ない)。
これを避けるため速度制御と板厚変更点が炉2に入ると
きに行なうと、そのとき炉2内にあった板厚りの部分の
板温が過大になる。
なお20.21は従来の速度制御にょる板温制御系を示
し、20は炉2の巾測に設けた板温検出器、21は板温
制御装置で、検出器20により検出した板温が信号S5
で設定される目標値に一致するように加減算器24へ速
度修正信号を出力する。
しかしこのフィードバック制御方式では遅れが大きく、
多量の加熱不良部分が発生する。
以上詳細に説明したように本発明によれば連続加熱炉に
釦いて板厚変動時にも加熱不良部を多量に発生すること
なくストリップを所望温度には!正確に加熱することが
でき、非常に有益である。
これは連続加熱炉のうちの迅速加熱が可能な直火炉を利
用し、その加熱制御をフィードフォワード的に適切に行
なうことにより得られるものである。
該連続加熱炉後段の加熱炉は前述の理由で間接炉が好ま
しいが単なる加熱目的からはこれは直火炉でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図1〜
5は各部の説明図である。 図面で、1は直火炉、2は間接炉、3はストリップ、1
9.17は板温制御系、7,8.10は速度制御系、6
は板厚検出器、14はリミッタ、15はフィードフォワ
ード制御装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直火炉の後に間接炉管たは直火炉の如き加熱炉を配
    置し、直火炉には板温設定を変更可能な出口板温制御系
    を設け、更に被加熱ストリップの通板速度を任意に変更
    する速度制御系を設けた金属ストリップの連続加熱装置
    の板温制御方法において、直火炉の入側に板厚検出器を
    設けて板厚変動を直火炉板温制御系にフィードフォワー
    ドして直火炉燃料流量を調節して板厚変動による前記連
    続加熱装置出口板温変動を抑制せしめ、直火炉燃料流量
    がその上下限値に達したのちはその過剰分を前記速度制
    御系に入力して通板速度を調整して連続加熱装置出口板
    温を目標値に保持することを特徴とする金属ストリップ
    連続加熱装置の板温制御方法。
JP14702878A 1978-11-28 1978-11-28 金属ストリップ連続加熱装置の板温制御方法 Expired JPS5843451B2 (ja)

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CN111979408B (zh) * 2020-07-22 2021-12-07 重庆赛迪热工环保工程技术有限公司 一种卧式退火炉分段式带钢工艺过渡控制方法

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