JPS5842869B2 - ホモセリンラクトン誘導体 - Google Patents

ホモセリンラクトン誘導体

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JPS5842869B2
JPS5842869B2 JP19214981A JP19214981A JPS5842869B2 JP S5842869 B2 JPS5842869 B2 JP S5842869B2 JP 19214981 A JP19214981 A JP 19214981A JP 19214981 A JP19214981 A JP 19214981A JP S5842869 B2 JPS5842869 B2 JP S5842869B2
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JP
Japan
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homoserine lactone
methanol
lactone derivative
present
homoserine
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JP19214981A
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昭知 宇田
士郎 梶山
貴美男 山口
康夫 杉原
雅弘 瀬戸
一男 大河内
道雄 大場
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なホモセリンラフ し、さらに詳細には構造式 トン誘導体。
トン誘導体に関 で表わされる新規なホモセリンラクトン誘導体に関する
ものである。
本発明の化合物は文献未載の新規化合物であり、酸アミ
ド糸除草剤および医薬品として使用される可能性がある
本発明は、メタノール資化性微生物菌体が本発明のホモ
セリンラクトン誘導体を含有するとの新知見に基づ〈発
明である。
本発明のホモセリンラクトン誘導体(以下、本発明化合
物と記す)は、前記のような構造式で表わされ、N−ヘ
キサデカノイル−2アミノ−4ブタノリドまたはN−ヘ
キサデカノイル−ホモセリンラクトンと称することがで
きる。
本発明化合物の理化学的性状はつぎの通りである。
■9元素分析値(%) C20H37NO3計算値
C70,80H10,91 N 4.13 0 14.16 実測値 C70,86H11,06 N 4.09 0 13.65 2、分子量 339(質量スペクトルによる) 3、融点 137〜138℃ 4、紫外線吸収スペクトル CHOH λ 3 205mμ(ε−58,00)aX 5、赤外線吸収スペクトル(KBr法による)第1図 6、核磁気共鳴吸収スペクトル 第2図 130 NMRスペクトル 第3図 1HNMRスペクトル 溶媒 重クロロホルム(CDC13) レファレンス テトラメチルシラン 第2図では5000 H2 7ゝクト″′幅 第3図では 900H27、溶解度 メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノー
ル、ベンゼン、トルエン、アセトンニ可溶 エーテル、ヘキサンには難溶、水には不溶8、結晶の色
および性状 白色針状結晶(アセトンから再結晶したもの)前記の理
化学的性質特に1.2.4.5および6の性質から本発
明化合物の構造式を下記の如く確認した。
すなわち、 しかして本発明の化合物は有機化学的方法および生化学
的方法によって得られる。
有機化学的方法としては、たとえば、ホモセリンを脱水
閉環して得られるホモセリンラクトンと、パルミチン酸
とを反応させる方法がある。
また、生化学的方法としては、たとえばメタノール資化
性微生物の菌体から抽出して得られる。
メタノール資化性微生物には特に制限はないが、通常は
たとえばメタノモナス属、メチロモナス属、チオバチル
ス属、プロタミノバクタ−属、バラコツカス属およびシ
ュードモナス属のそれぞれに属するメタノール資化性細
菌が使用される。
このメタノール資化性細菌の代表例として、たとえばメ
タノモナス メタノオキシダンス(Methanomo
nas methanooxidance )メチロモ
ナス ルブラム(Methylo monasrubr
um )、チオバチルス ノベルス(Th1obaci
llus novellus)、プロタミノバクタ−ル
バー(Protaminobacter ruber
)、パラコツカステニトリフイカンス(Paracoc
cusdenitrificans )およびシュード
モナスメタノリカ(Pseudomonas meth
anolica )などがある。
コレラのメタノール資化性細菌は、メタノール単独また
はメタノールとたとえば糖類のような他の炭素源とを炭
素源として含有する培地を使用して常法により培養され
る。
またメタノール資化性微生物菌体からの本発明の化合物
の抽出には、たとえば、メタノール、エタノール、イソ
プロパツールおよびブタノールなどの低級アルコール、
アセトン、ベンゼンならびにトルエンなどの有機溶媒が
使用される。
本発明により、有用な物質である新規なホモセリンラク
トン誘導体が得られる。
実施例 純水11あたり(NH4)2So43i、KH2PO4
1,4f?、Na2HPO42,1?、 MgSO4・
7 H2O0,2?、CaCl2・2H2030rv1
FeC6H507■H2030m9、MnCl2・44
H2O5rn、Zn5O,−7H205mf;’、Cu
SO4・5H200,5S’およびビタミン混合液1
mlを溶解し、pHが6.5に調整された液51をlO
1容培養槽に入れ、120℃で20分間殺菌した後、メ
タノール50f?を無菌的に添加し、これを培地とした
なお上記のビタミン混合液の組成は ビオチン パントテン酸カルシウム 葉酸 イノシトール ニコチン酸 ピリドキシン塩酸塩 チアミン塩酸塩 p−アミノ安息香酸 20μ2 4■ 20μm 20■ 1119 477g rn9 2■ リボフラビン 2w19純水
10100Oである。
これに前記と同様な培地を用いて30℃で48時間前培
養されたパラコツカス デニトリフィカンス(IFO1
3301)の菌体を含む前培養液1.5容量%接種し、
培養期間中の培養液のpHが6.5に維持されるように
アンモニア水を補給しながら培養温度30℃、攪拌回転
数70Or、p、m、通気量1v、v、mで通気攪拌培
養を行なった。
12時間の増殖誘導期間の後、対数増殖期となり対数増
殖期では世代時間3.5時間で増殖し、培養開始48時
間後に培養液のメタノール濃度は0.001wt%以下
となった。
この培養液を遠心分離して菌体な分離回収し、この菌体
を100℃で10時間乾燥して培養液11あたり2.8
1の乾燥菌体を得た。
この菌体14S’にアセトン200m1を加え、40℃
、5時間攪拌下で抽出し、フィルターにて除菌後、本発
明化合物であるホモセリンラクトン誘導体を含む抽出液
を得た。
次に抽出液を一20℃、20時間冷却した。
析出した白色粗結晶を1取し、ヘキサン 100m1、エーテル1001rLlで遂次洗浄後、ア
セトンより再結晶して白色針状結晶島ホモセリンラクト
ン誘導体を得た。
菌体からの収量は0.5 m9/ ? −cell
であったこの物質はつぎの性質を示した。
元素分析値 C20H37NO3 C70,86H11,06 N4゜09 0 13.65 分子量 339(質量スペクトルによる)融点 137
〜138℃ 紫外線吸収スペクトル HOH λ 3 205mμ(ε=58.oO)aX 赤外線吸収スペクトル(KBr法) 第1図核磁気共鳴
スペクトル 第2図および第3図
【図面の簡単な説明】
第1図は赤外線吸収スペクトル、第2図および第3図は
それぞれ核磁気共鳴スペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 で示される新規なホモセリンラフ
JP19214981A 1981-11-30 1981-11-30 ホモセリンラクトン誘導体 Expired JPS5842869B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011385U (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 三菱電機株式会社 エレベ−タの位置表示装置

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