JPH01199582A - 新規抗生物質fo−125a↓4、a↓5、bおよびそれらの製造法 - Google Patents

新規抗生物質fo−125a↓4、a↓5、bおよびそれらの製造法

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JPH01199582A
JPH01199582A JP63024949A JP2494988A JPH01199582A JP H01199582 A JPH01199582 A JP H01199582A JP 63024949 A JP63024949 A JP 63024949A JP 2494988 A JP2494988 A JP 2494988A JP H01199582 A JPH01199582 A JP H01199582A
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JP
Japan
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antibiotic
chloroform
ethanol
culture
acidic
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Application number
JP63024949A
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Satoshi Omura
智 大村
Hiroshi Koda
洋 供田
Nobutaka Imamura
信孝 今村
Yoshitake Tanaka
芳武 田中
Yuzuru Iwai
譲 岩井
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Kitasato Institute
Original Assignee
Kitasato Institute
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規抗生物質FO−125A、、A5またはB
、それらの製造法および抗真菌剤としての用途に関する
〔従来の技術〕
従来、抗真菌活性を有する天然物および合成化合物は、
数多く知られているが、医薬品あるいは農業用として実
用化されている抗真菌剤は極めて少ない。
微生物由来の抗真菌剤としては、医薬用としてアムフォ
テリシン ビー(amphotericinB)、グリ
セオフルビン(g r i s e o fulvin
)、ピロールニドリン(pyrrolnitrin)な
どが知られ、また農業用としては、プラストサイジン(
blasticidin)、ポリオキシン(polyo
xin)、バリダマイシン(validamycin)
等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、細菌感染症に対して選択毒性の高いβ−
1actam系抗生物質があるのに比べ、選択毒性の高
い抗真菌剤は少ない。また、現在使用されている抗真菌
剤も耐性菌の出現などの問題がある。
そこで、本発明者らは、新規で新しい構造骨格を有する
抗真菌剤を微生物の代謝産物に求めて探索した結果、F
O−125菌株の培養液中に抗真菌活性を有する物質が
生産されていることを見出した。そこで、該培養物から
該有効物質を分離、精製し、その理化学的性質を調べた
結果、新規物質であることが判明したので、FO−12
5A。
、A5およびBと命名した。本発明は係る知見に基づい
て完成されたものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は、後記の理化学的性質を有するFO−125A
4、A5またはBはペニシリウム属に属し、抗生物質F
O−125A、 、A5またはBを生産する微生物を培
地に培養して、該培養物中に抗生物質F 0 125 
Aa 、AsまたはBを生産蓄積さ−U、その培養物か
ら該抗生物質FO−125A4、A5またはBを採取す
ることを特徴とする新規抗生物質FO−125A、l、
A、5またはBの製造法である。
本発明の抗生物質F 0 125 Aa 、A5または
Bを生産する微生物は、ペニシリウム属の属するが、例
えば本発明者らが土壌から分離したペニシリウム属の属
するFO−125株は、本発明番こ最も有効に使用され
る菌株の一例であって、本菌株の菌学的性質を示すと次
の通りである。
(a+形態的性質 本菌株は、麦芽汁寒天培地、バレイショ・ブドウ糖寒天
培地、YpSs寒天培地などで比較的良好に生育し、分
生子の着生も良好である。YpSS培地に生育したコロ
ニーを顕微鏡で観察すると、菌糸は透明で隔壁を有して
おり、分生子柄は基底菌糸より直生じている。
ベニシラスは複輪生一対称体である。大きさは変化に冨
み、まれに単輪生体も認められる。基底電子の大きさは
15〜20×3〜4μmで3〜5個着生する。電子はペ
ン先型で3〜6個群生し、大きさは10〜15×2〜4
μmである。
はじめはフィアロ型分生子が電子の頂単に1個着生し、
培養時間の経過とともに連鎖状となり、最終的にはこの
連鎖は150μm前後に達する。
電子顕微鏡で観察すると、分生子は楕円形で、大きさは
2.2〜3.IXl、6〜2.0μmであり、その表面
は平滑である。
(b)各培地上での性状 各種培地上で27℃、14日間培養した場合の肉眼的観
察結果を第1表に表す。
前記のすべての培地には菌の生育に伴う分泌液および菌
核の形成は観察されなかった。
(C)次の各生理学的、生態的性状 (1)最適生育条件 本菌株の最適生育条件は、YpSs培地においてpH4
〜8、温度22〜33°Cである。
(2)生育の範囲 本菌株の生育範囲はYpSs培地においてp H2〜9
、温度15〜39℃である。
tc+好気生、嫌気生の区別;好気性 以上の諸性状中、形態観察の結果から本菌株がペニシリ
ウム属に属する菌株であり、本菌株をペニシリウム・エ
スピー FO−125(Pcnicillium  s
p  FO125)と命名した。なお、本菌株は工業技
術院微生物工業技術研究所に寄託番号[微工研菌寄第9
727号j  (FERM−P  No、  9727
)として寄託されている。
上記菌株の変異株もFO−125A4 、A5、BI[
生産能を有する限り本発明の方法に使用することができ
る。その他のFO−125A4、A5あるいはB生産能
力を有するペニシリウム属に属する菌株も使用すること
ができる。
培地としては、通常の糸状菌の培養に適する炭素源、窒
素源および無機物、さらに必要に応じてその他の栄養物
を程よく含有する合成培地または天然培地を使用するこ
とができる。
培地の使用される炭素源および窒素源は、使用菌株の利
用可能なものならいずれも種類でもよい。
すなわち炭素源としては、例えばグルコース、グIJ 
セD−ル、フルクトース、マルトース、マンニット、キ
シロース、ガラクトース、リボース、澱粉またはその加
水分解物等の種々の炭水化物が使用できる。その濃度は
通常、培地に対して0.1〜5%が好ましい。またグル
コン酸、ピルビン酸、乳糖、酢酸等の各種有機酸、グリ
シン、グルタミン酸、アラニン等の各種アミノ酸、さら
にはメタノール、エタノール等のアルコール酸やノルマ
ルパラフィン等の各種の非芳香属系炭化水素、あるいは
食物もしくは動物油脂等も使用可能である。
窒素源としては、例えばアンモニア、塩化アンモニウム
、燐酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニ
ウム等の各種の無機酸あるいは有機酸のアンモニウム塩
類、尿素、ペプトン、NZ−アミン、肉エキス、酵母エ
キス、乾燥酵母、コーンスチープリカー、カゼイン加水
分解物、フィツシュミールあるいはその消化物、大豆粉
あるいはその消化物、脱脂大豆あるいはその消化物、加
水分解物等の含窒素有機物質、さらにグリシン、グルタ
ミン酸、アラニン等の各種アミノ酸が使用可能である。
無機物としては例えば各種燐酸塩、硫酸マグネシウム、
食塩等、さらに微量の重金属塩が使用される。
また栄養要求性を示V変異株を用いる場合には、当然そ
の栄養要求を満足させる物質を培地に加えなければなら
ないが、この種の栄養素は、天然物を含む培地を使用す
る場合に特に添加を必要としない場合がある。
培養は通常振とうまたは通気攪拌培養などの好気的条件
下で行うのがよい。工業的には、深部通気攪拌培養が好
ましい。培地のpHは例えば5゜0〜8.0であるが、
中性付近で行うのが好ましい。培養温度は20〜40°
Cお範囲であるが、通常は26〜32°C1好ましくは
27℃付近に保つのがよい。培養時間は、液体培養の場
合、通常1〜8日でよいが、好ましくはFO−125A
4、A、あるいはBの培養物中の蓄積量が最大に達した
時に培養を終了する。これらの培地組成、培地の液性、
培地温度、攪拌温度、通気量などの培養条件は使用する
菌株の種類や外部の条件などに応じて好ましい結果が得
られるよう適宜調節、選択されることはいうまでもない
。液体培養において発泡があるときは、例えばシリコン
油脂、植物油脂、界面活性剤などの消泡在が適宜使用さ
れる。
このようにして得られた培養物中に蓄積された零FO−
125A4 、A5あるいはBは、菌体内および培養濾
液中に含有されるので、遠心分離して培養濾液と菌体と
に分離し、各々から本FO−125A4、A5あるいは
Bを採取するのが有利である。
培養濾液から本抗生物質FO−125A4、A5あるい
はBを採取するには、培養濾液をヘキサン、ヘンゼンな
どの非親水性有機溶媒で抽出するか、あるいは培養濾液
を活性炭、アルミナ、多孔性合成高分子樹脂、イオン交
換樹脂などに吸着させ、酢酸エチル等の溶出溶媒で溶出
し、得られた抽出液または溶出液を減圧濃縮すればよい
。得られた組物質ば、さらに脂溶性物質の精製の用いら
れる公知の方法、たとえば、シリカゲル、アルミナなど
の担体を用いるカラムクロマトグラフィーによりFO−
125A4、A5あるいはBを各々分離精製することが
できる。
菌体から本抗生物質F O125As 、Asあるいば
Bを採取するには、菌体を含水アセトンや含水メタノー
ルなどの含水親水性有機溶媒で抽出し、得られた抽出液
を減圧濃縮し、その濃縮物を酢酸エチルで抽出し、この
酢酸エチル抽出液は、前記の培養濾液から得た酢酸エチ
ル抽出液と合ねゼで分離精製するか、あるいは前記と同
じ方法で分離精製することができる。次に、木FO−1
25A、 、A、、およびBの理化学的性質を述べる。
(1)下記の理化学的性質を有する抗生物質FO−25
A4 ■元素分析:C54,15%、H6,71%、N4.1
1%、Cl11.29% ■分子量 :331.8 (高分解能EIMSと元素分
析の結果による) ■分子式 : Cl5H22NO5Cρ■比旋光度: 
〔α)2D”=−8,6° (C−1、エタノール) ■紫外線吸収スペクトル : (エタノール中;第1図の通り) ■赤外線吸収スペクトル : (クロロホルム中;第2図の通り)■プロトン核磁
気共鳴スペクトル : (重クロロボルム中;第3図の通 り) ■C−13核磁気共嶋スベク1−ル = (重クロロボルム中; 第4図の 通り) ■溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロホルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [相]呈色反応:塩化第2鉄反応に陽性、ドラーゲンド
ルフ、ニンヒドリン、エーリ ソヒ反応には陰性 ■酸性、中性、塩基性の区別 :酸性 @物質の色:白色 (2)下記の理化学的性質を有する抗生物質FO−25
AS ■元素分析:C49,68%、H5,93%、N3.7
0%、C118,92% ■分子量 :366.2(高分解能ETMSと元素分析
の結果による) ■分子式 :Cl5H2゜No、、 (1!2■比旋光
度: 〔α) b2− Q、  8° (C−1、エタ
ノール) ■紫外線吸収スペクトル : (エタノール中;第5図の通り) ■赤外線吸収スペクトル = (クロロホルム中;第6図の通り)■プロトン核磁
気共鳴スペクトル = (重クロロボルム中;第7図の通 り) ■C−13核磁気共鳴スペクトル = (重クロロホルム中;第8図の通 り) ■溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロボルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [相]呈色反応:塩化第2鉄反応に陽性、ドラーゲンド
ルフ、ニンヒドリン、エーリ ソヒ反応には陰性 ■酸性、中性、塩基性の区別 :酸性 ■物質の色:白色 (3)下記の理化学的性質を有する抗生物質FO−12
5B ■元素分析:C59,86%、87.70%、N4.3
9% ■分子量 :297 ■分子式 : C15H2XNO5 ■比旋光度: 〔α)L3−−27.0° (C−1、
エタノール) ■紫外線吸収スペクトル = (エタノール中;第9図の通り) ■赤外線吸収スペクトル : (クロロポルム中:第10図の通 り) ■プロトン核磁気共鳴スペクトル : (重クロロポルム中;第11[fflの通り) ■(、−13核磁気共鳴スペクトル : (重クロロホルム中;第12図の 通り) ■溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロポルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [相]呈色反応:塩化第2銖反応に陽性、ドラゲーンド
ルフ、ニンヒドリン、エーリ ソヒ反応には陰性 ■酸性、中性、塩基性の区別 :酸性 @物質の色:白色 〔発明の効果〕 本発明による新規化合物は、抗真菌抗生物質として有用
である。
以下に本発明を実施例により説明するが、これにより本
発明は限定されない。
〔実施例〕 500rr+/!容三角フラスコに、グルコース1゜0
%、トリプトン0.5%、酵母エキス0.3%、麦芽エ
キス0.3%、寒天0.1%を含む液体培地(pH6,
0)100mAを分注し、121 ’Cで15分間蒸気
滅菌した。これらにペニシリウムニスピーFO−125
株の斜面培養から一白金。
耳ずつ接種し、27℃で4日間振とう培養し、種母を得
た。
100ρ容クンタフアーメンターにグルコース1.0%
、トリプトン0.5%、酵母エキス0゜3%、麦芽エキ
ス0.3%、寒天0.1%を含む液体培地(p T(6
,0)  70βを仕込み、121°Cで30分間蒸気
滅菌した。これに上記の種母700mβを移植し、攪拌
速度20Orpm、通気量35β/分の条件下で27℃
で67時間、通気攪拌培養した。
得られた培養成約70ρにヘキサン54j2を加え、攪
拌抽出し、シャープレス型遠心機で遠心分離(10、O
OOrpm)して菌体、水層およびヘキサン層に分別し
た。ヘキサン抽出液を減圧乾固後、残渣をアセトニトリ
ル30mffに溶解し−30°Cで一晩放置した。生し
た沈澱物を濾別し、濾液を減圧下に乾固して油状物質2
.3gを得た。
これをできるだけ少量のヘキサンに溶解し、あらかしめ
ヘキサンで充填したシリカゲル〔メルク社製、キーゼル
ゲル60 (Kiselgcl)、Art7734’l
  100gのカラムに供した。ヘキサンでカラムを洗
浄後、ヘキリ゛ンー酢酸エチル(20:1)で溶出した
。各両分をカンジダ・リボリティ力を用いる生物検定法
により活性試験をして、活性成分を含む両分を集めて減
圧乾固し、粗製物質21 Qmgを得た。この粗製物質
をできるだけ少量のアセトニトリルに溶かし、高速液体
クロマトグラフィー用分取逆和カラム(センシュウ科学
社製、ODS、φ30x250mm)に供し、アセトニ
トリル−10mMリン酸第二水素カリウム(pH3,0
)(70: 30)にて?N速12mβ/minで溶出
した。各両分を前述の生物検定法並びに235nmにお
ける紫外線吸光度によって追跡して、FO125A4 
、A、(以下総称してFO−125Aという)並びにF
O−125Bを含む画分を取り、別個に集めて減圧乾固
し、FO−125A粗製物質55mgとFO−125B
103mgを得た。FO−125A粗製物質をできるだ
け少量のアセトニトリルに溶解し、逆相分取高速液体ク
ロマトグラフィー(カラム;山村化学研究所製、○DS
、φ20x30mm、溶出溶媒;アセトニトリル−10
mMリン酸第二水素カリウl、(55:45)、流速8
mdl/min;検出235nm)を行った。活性画分
を減圧下で濃縮乾固することによりFO−125A4 
21mgとFO−125As 25mgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本抗生物質FO−125A4の紫外線吸収スペ
ク1〜ル(エタノール中で測定);第2図は赤外線吸収
スペクトル(クロロホルム中で測定); 第3図はプロトン核磁気共鳴スペクトル(重クロロボル
ム中で測定); 第4図ば13−C核磁気共鳴スペクトル(重クロロホル
ム中で測定); 第5図は本抗生物質FO−125A、、の紫外線吸収ス
ペクトル(エタノール中で測定)、第6Mは赤外線吸収
スペクトル(クロロホルム中で測定); 第7図はプロトン核磁気共鳴スペクトル(重クロロホル
ム中で測定); 第8図は13−C核磁気共鳴スペクトル(重クロロホル
ム中で測定); 第9図は本抗生物質FO−125Bの紫外線吸収スペク
トル(エタノール中で測定);第10図は赤外線吸収ス
ペクトル(クロロホルム中で測定); 第11図はプロトン核磁気共鳴スペクトル(重クロロホ
ルム中で測定); 第12図は13−C核磁気共鳴スペクトル(重クロロホ
ルム中で測定)をそれぞれ示すものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の理化学的性質を有する新規抗生物質FO−
    125A_4 [1]元素分析:C54.15%、H6.71%、N4
    .11%、Cl11.29% [2]分子量:331.8(高分解能EIMSと元素分
    析の結果による) [3]分子式 C_1_5H_2_2NO_5Cl[4
    ]比旋光度:〔α〕^2^2_D=−8.6°(C=1
    、エタノール) [5]紫外線吸収スペクトル :(エタノール中;第1図の通り) [6]赤外線吸収スペクトル :(クロロホルム中;第2図の通り) [7]プロトン核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第3図の通 り) [8]C−13核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第4図の通 り) [9]溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロホルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [10]呈色反応:塩化第2鉄反応に陽性、ドラゲーン
    ドルフ、ニンヒドリン、エーリ ッヒ反応には陰性 [11]酸性、中性、塩基性の区別 :酸性 [12]物質の色:白色
  2. (2)下記の理化学的性質を有する新規抗生物質FO−
    125A_5 [1]元素分析:C49.68%、H5.93%、N3
    .70%、Cl18.92% [2]分子量:366.2(高分解能EIMSと元素分
    析の結果による) [3]分子式 C_1_5H_2_1NO_5Cl_2
    [4]比旋光度:〔α〕^2^2_D=−0.8°(C
    =1、エタノール) [5]紫外線吸収スペクトル :(エタノール中;第5図の通り) [6]赤外線吸収スペクトル :(クロロホルム中;第6図の通り) [7]プロトン核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第7図の通 り) [8]C−13核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第8図の通 り) [9]溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロホルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [10]呈色反応:塩化第2鉄反応に陽性、ドラーゲン
    ドルフ、ニンヒドリン、エーリ ッヒ反応には陰性 [11]酸性、中性、塩基性の区別 ;酸性 [12]物質の色:白色
  3. (3)下記の理化学的性質を有する新規抗生物質FO−
    125B [1]元素分析:C59.86%、H7.70%、N4
    .39% [2]分子量:297 [3]分子式:C_1_5H_2_3NO_5[4]比
    旋光度:〔α〕^2^3_D=−27.0°(C=1、
    エタノール) [5]紫外線吸収スペクトル :(エタノール中;第9図の通り) [6]赤外線吸収スペクトル :(クロロホルム中;第10図の通 り) [7]プロトン核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第11図の 通り) [8]C−13核磁気共鳴スペクトル :(重クロロホルム中;第12図の 通り) [9]溶剤に対する溶解性 :メタノール、エタノール、酢酸エ チル、クロロホルム、アセトニト リルに可溶、水に難溶 [10]呈色反応:塩化第2鉄反応に陽性、ドラーゲン
    ドルフ、ニンヒドリン、エーリ ッヒ反応には陰性である。 [11]酸性、中性、塩基性の区別 :酸性 [12]物質の色:白色
  4. (4)抗生物質FO−125A_4、A_5またはBを
    生産する微生物を培地に培養して、該培養中に抗生物質
    FO−125A_4、A_5またはBを生産蓄積させ、
    その培養物から該抗生物質FO−125A_4、A_5
    またはBを採取することを特徴とする新規抗生物質FO
    −125A_4、A_5またはBを採取することを特徴
    とする新規抗生物質FO−A_4、A_5またはBの製
    造法。
  5. (5)抗生物質FO−125A_4、A_5またはBを
    生産する微生物がペニシリウムエスピー(¥Penic
    illium¥sp.)FO−125(FERMP−9
    727)である特許請求の範囲第4項記載の新規抗生物
    質FO−125A_4、A_5またはBの製造法。
JP63024949A 1988-02-05 1988-02-05 新規抗生物質fo−125a↓4、a↓5、bおよびそれらの製造法 Pending JPH01199582A (ja)

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EP1512402A1 (en) * 2002-06-10 2005-03-09 The Kitasato Institute Inhibitors against complex ii of electron transport system

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