JPS584276Y2 - デンアツセイギヨハツシンキカイロ - Google Patents

デンアツセイギヨハツシンキカイロ

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JPS584276Y2
JPS584276Y2 JP11204272U JP11204272U JPS584276Y2 JP S584276 Y2 JPS584276 Y2 JP S584276Y2 JP 11204272 U JP11204272 U JP 11204272U JP 11204272 U JP11204272 U JP 11204272U JP S584276 Y2 JPS584276 Y2 JP S584276Y2
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JP
Japan
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voltage
operational amplifier
current
output
integrator
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JP11204272U
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JPS4967541U (ja
Inventor
細尾美邦
Original Assignee
キクスイデンシコウギヨウ カブシキガイシヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は演算増巾器を用いて構成され、入力電圧を変化
させる事により発振周波数を可変する事のできる電圧制
御発振回路に関し、特に連続三角波あるいは連続矩形波
等を得る為の関数発生器に適する電圧制御発振回路に関
する。
従来電圧制御発振器回路として、たとえば第1図のブロ
ック図に示すものが知られている。
すなわちミラー積分回路1とレベルコンパレータ2およ
び出力スイッチ3とで閉ループを形威しヒステリシスし
張発振回路として動作するようにしている。
そして積分回路1の入力に周波数調整用の可変抵抗4を
設け、この可変抵抗4で設定した分圧電圧を積分抵抗5
を介して電流に変換して積分するようにしている。
しかして上記出力スイッチ3からバッファ6を介して矩
形波を得、積分器1の出力から三角波を得、この三角波
をサイン波合或回路7を介してサイン波を得ることがで
きる。
ところでこのような発振回路では可変抵抗4の調整によ
って発振周波数を広範囲に可変することができしかもこ
の範囲の上・下限部分においても歪み等のない高品位の
波形出力を得られることが望ましい。
しかしながら第1図のブロック図に示すものでは、たと
えば可変抵抗4の調整電圧の微小部分では積分出力に積
分器1のオフセットによる誤差の割合が多くなり発振周
波数の下限を制限される。
また、積分器1に用いる演算増巾器は回路設計が容易で
簡単に高性能の回路を構成することができる反面、利得
は周波数に依存し、高調波で高利得の素子は極めて高価
で回路も複雑となる。
またこのような積分器1をその上限周波数付近で用いる
と、たとえば利得の低下によって出力波形の直線性が損
なわれそれによって出力波形の品位が低下する問題を生
じる。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので安価な演算
増巾器を用いて広い周波数可変範囲を得られしかも高品
位の出力波形を得ることができる電圧制御発振器回路を
提供する事を目的とする。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
図に於てtlは所望の発振周波数に対応する入力電圧e
iが印加される入力端子であり、この入力端子t1が演
算増巾器OP1の非反転入力端子(→に接続され、演算
増巾器OP1の反転入力端子←)は抵抗R2を介して接
地され、出力端子はNPN型トランジスタTr1のベー
スに接続される。
更に前記トランジスタTr1のエミッタは前記演算増巾
器OP1の反転入力端子←)に接続され、コレクタは演
算増巾器OP2の非反転入力端子に接続されると共に抵
抗R2の一端に接続される。
前記抵抗R2の他端は抵抗R3を介して前記演算増巾器
OP2の反転入力端子に)に接続されると共に抵抗R6
を介して演算増巾器OP3の反転入力端子に)に接続さ
れる。
又前記抵抗R2とR5の接続点は図示しない正電源+■
Bに接続される。
前記演算増巾器OP2の反転入力端子←)はPNP型ト
ランジスタTr2のエミッタに接続されると共に前記演
算増巾器OP3の非反転入力端子(→に接続され、出力
端子は前記トランジスタTr2のベースに接続される。
更に前記演算増巾器OP3の反転入力端子はPNP型ト
ランジスタTr3のエミッタに接続され、出力端子は前
記トランジスタTr2のベースに接続される。
又前記トランジスタTr3のコレクタはダイオードD1
のアノードと接続されると共にスイッチS1の一方の接
点と接続される。
更に前記トランジスタTr2のコレクタは前記抵抗R3
と同一の抵抗値を有する抵抗R4を介して図示しない負
電源−VBに接続されると共に演算増巾器OP4の非反
転入力端子←)に接続される。
前記演算増巾器0P40反転入力端子0ま前記抵抗R3
と同一の抵抗値を有する抵抗R6を介して負電源−vB
に接続されると共にNPN型トラツジスタTr4のエミ
ッタと接続され、出力端子は前記トランジスタTr4の
ベースと接続される。
更番こ前記トランジスタTr4のコレクタはダイオード
D2のカソードと接続されると共にスイッチS2の一方
の接点と接続される。
前記スイッチS。S2の他方の接点は共通接続され、接
地公れると共に、前記ダイオードD1のカソードとD2
のアノードが共通接続されて、コンデンサC1,、演算
増巾器OP5より構成される積分器Tの入力端子t2に
接続され、この積分器Tの出力端子t3は内部に正負の
基準電源を有し、積分器Tの出力が基準電源電圧を越え
るとトリガ信号を発生する電圧比較器CMに接続される
又FFは前記電圧比較器CMよりのトリが信号によりセ
ット、リセットを繰返すフリップ70ツブであり、セッ
ト期間中には端子t4を正電圧を、リセット期間中には
端子t4に負電圧を発生し、且つフリップフロップFF
がセットされると前記スイッチS1が閉成され、フリッ
プフロップFFがリセットされると前記スイッチS2が
閉成される。
次に上記回路構成に於ける作用について述べる。
周知のように演算増巾器はその入力インピーダンスが非
常に高く、2つの入力端子←’)、HMの電圧を充分高
い利得をもって増巾する。
従って回路の平衡状態(こあっては非反転入力端子←)
と反転入力端子に)は同電位になると考える事ができる
而して入力端子t11こ入力電圧eiが印加されると演
算増巾器OP1の反転入力端子(→の電位も同様eiと
なり、抵抗R1に次式で示される入力電圧eiに比例し
た電流11が流れる。
ここで演算増巾器の入力インピーダンスは非常に高い事
から、前記電流i、はトランジスタTr1のエミッタ電
流となる。
一方トランジスタはその直流電流増巾率が非常に高く、
ベース電流は無視でき、エミッタ電流とコレクタ電流は
同一とみなせる。
従って前記電流iIはトランジスタTr1のコレクタ電
流ともなる。
従って抵抗R2の両端の電圧eR2はil・R2となり
、又演算増巾器OP2の端子(→、←)が同電位である
事から、抵抗R5の両端の電圧eHsは前記電圧eR2
と同一番こなる事より抵抗R3を流れる電流i2は次式
のようになる。
又演算増巾器OP3の非反転入力端子←)は、演算増巾
器OP2の反転入力端子に)と接続されている事から演
舞増巾器OP3の非反転入力端子(→と反転入力端子(
へ)は前記演算増巾器OP2の反転入力端子と同電位と
なっており、従って抵抗R5の両端の電圧eH5は電圧
eH3と同一とな0、抵抗R6を流れる電流i3は次式
のようになる。
一方前記電流12はトランジスタTr2のエミッタ電流
、即ちコレクタ電流となり抵抗R4を流れる。
又、抵抗R1の両端の電圧e R4と抵抗R6の両端の
電圧e R6とは等しい事から、抵抗R6を流れる電流
i、は次式のようになる。
ここで前述したように抵抗R3とR4は同一抵抗値を有
する事から上記(4)式は次のようになる。
ところで前述した電流i3はトランジスタTr3のエミ
ッタ電流及びコレクタ電流であり従ってダイオードD1
を介して積分器Tへ流れ込む電流、即ちプラス電流であ
り、一方電流i4は同様にダイオードD2を介して積分
器Tより流出する電流、即ちマイナス電流である。
又前述したように抵抗R6とR6とが同一抵抗値を有す
る事から前記(3)式、(5)式より電流i3と14と
は同一値となる。
即ち積分器Tに対するプラス電流i3とマイナス電流i
4は等しくなり且つこれら電流13t14は入力電圧e
iに比例する一定電流になる。
而して今最初にフリップ70ツブFFがセットされてい
たとすればスイッチS1は閉成されており前記プラス電
流13はスイッチS1を介して接地へ流れ、マイナス電
流i4のみ積分器Tに流れる。
従って積分器Tはこのマイナス電流i4を積分し、端子
t3には時間直線的に増加する出力電圧が得られ、この
出力電圧が電圧比較器CMに与えられて電圧比較器CM
内部の正の基準電圧を越えると電圧比較器CMよりトリ
ガ信号が7リツプフロツプFFに送出されてフリップフ
ロップを反転させる。
従って今度はフリップフロップのリセット信号によりス
イッチS、が開放し、スイッチS2が閉成され、前記マ
イナス電流i3がスイッチS2を介して接地へ流れ、プ
ラス電流i3のみが積分器Tに流れ、積分器Tはこのプ
ラス電流i3を積分し、その出力端子t3に時間直線的
に下降する出力電圧が生ずる。
この出力電圧が電圧比較器CMに入力され、負の基準電
圧を越えると電圧比較器CMよりトリガ信号がフリップ
フロップFFに送出され、フリップフロップFFが反転
して端子t、にリセット信号が出力される。
このリセット信号によりスイッチS1は閉成し、スイッ
チS2が開放して最初の状態に戻る。
以上動作が繰返され、端子t3には連続三角波が得られ
、端子t4に連続矩形波が得られる事になる。
この場合端子t3に出力される連続三角波の周波数は前
記電流13t t4の大きさにより決定される。
即ち電流13 t t4の電流値を変る事により積分器
Tの積分出力電圧の傾斜を変えて、前記連続三角波の周
波数を変える事ができる。
一方電流t3114の電流値を変えるには前記(3)。
(5)式より明らかなように入力電圧eiを変える事に
よって行う事ができる。
即ち入力電圧eiを変える事により端子j3+14に出
力される連続三角波及び連続矩形波の周波数を任意に変
える事ができる。
すなわち上記実施例によれば入力電圧に応じて正・負両
極性の一定電流を出力する定電流源を設け、この出力電
流を切換回路で切換えて交互に積分するようにしたもの
である。
したがって、第1図のブロック図に示すように入力電圧
に応じた正・負両極性の電圧を積分器の入力に設けた積
分抵抗によって電流に変換して積分するものでは積分出
力の直線性を維持するために高利得の演算増巾器を必要
とするのに対して上記実施例では低利得の演算増巾器を
用いて良好な直線性が得られる。
すなわち本願では積分器に用いる演算増巾器は低利得の
ものを用い得この場合も定電流源から与えられる正負両
極性の一定電流を交互に積分し極めて良好な直線性を得
ることができる。
したがって広い周波数範囲で高品位の発振波形を得るこ
とができ、また安価な演算増巾器を用いて簡単かつ正確
な回路設計を行なうことができる。
以上述べたように本考案によれば入力電圧を変える事に
より、この入力電圧に比例して発振周波数を広い範囲で
任意に可変できると共に、演算増巾器を用いた回路構成
にて積分器への積分電流を得るようにしている事から、
積分器に対する正極性電流及び負極性電流の値を正確に
一致させる事ができ、対称性の良い出力波形の得られる
電圧制御発振器回路が提供できる事になる。
尚本考案は上記し且つ図面に示した実施例に限定される
事なく、例えば積分器Tの出力を周知の非直線型回路網
に導入し、その発振周波数を入力電圧eiにより任意に
可変できる正弦波を得る等本考案の要旨を変更しない範
囲で種々変形して実施できる事は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すブロック図、第2図は本考案の一
実施例を示す回路図である。 OP1〜OP4・・・・・・演算増巾器、R1−R6・
・・・・・抵抗、Tri〜Tr4・・・・・・トランジ
スタ、T・・・・・・積分器、CM・・・・・・電圧比
較器、FF・・・・・・フリップフロップ、Sl、S2
・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電圧をその電圧値に応じた一定電流に変換する第1
    の演算増巾器間路と、前記一定電流値に応じた電圧を発
    生する第2の演算増巾器間路と、この第2の演算増巾器
    間路の出力電圧によって駆動され、絶対値が等しく互い
    に極性の異なる上記出力電圧に対応した電流を発生する
    第3、第4の演算増巾器間路と、この第3、第4の演算
    増巾器間路によって作られた電流の一方を切換回路を介
    して選択的に積分する積分器と、この積分器の出力が一
    定値に達するとトリガ信号を発生する電圧比較器と、こ
    の電圧比較器のトリガ信号により反転するフリップフロ
    ップと、このフリップフロップの出力により前記第3、
    第4の演算増巾器間路によって作られる電流を交互に前
    記積分器に導入する為の切拠回路とを具備した電圧制御
    発振器回路。
JP11204272U 1972-09-27 1972-09-27 デンアツセイギヨハツシンキカイロ Expired JPS584276Y2 (ja)

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JPS4967541U JPS4967541U (ja) 1974-06-12
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