JPS587684Y2 - 圧電発振器 - Google Patents

圧電発振器

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Publication number
JPS587684Y2
JPS587684Y2 JP1974106576U JP10657674U JPS587684Y2 JP S587684 Y2 JPS587684 Y2 JP S587684Y2 JP 1974106576 U JP1974106576 U JP 1974106576U JP 10657674 U JP10657674 U JP 10657674U JP S587684 Y2 JPS587684 Y2 JP S587684Y2
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JP
Japan
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oscillator
current
capacitance
resonator
piezoelectric
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JP1974106576U
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JPS5134361U (ja
Inventor
忠孝 千葉
Original Assignee
カブシキガイシヤ キンセキシヤケンキユウシヨ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、周波数安定度の良好な圧電発振器に関する。
一般に、圧電発振器は、圧電振動子に流れる電流(以下
、振動子電流という)を少なくして発振させた場合には
、振動子電流が多いものと対比して経年変化による周波
数変化率を小さくすることができる。
このような振動子電流を少なくした発振器としては、発
振器の出力を増幅し、検波した直流電圧で発振器のトラ
ンジスタ・バイアスを変化して行なう、いわゆるエージ
−シー回路(AGC回路)を使用したものが知られてい
る。
しかし、このエージ−シー回路は、増幅部および検波部
の回路が部品点数を多く使用し、その調整がむづかしい
等の欠点を有しているので、一般の圧電発振器に広く利
用されていない。
第1図に示されるようなりラップ型水晶発振器は、振動
子電流を少なくしようとする場合、ベース・エミッタ間
容量Cbeおよびエミッタ・アース間容量C8をともに
大きくすれば、その目的のみについては達成されるが、
出力が低下することおよび振動子の実効抵抗値のバラツ
キによる振動子電流と出力電圧の変動が大きいこともと
もなって、発振器として致命的欠点をもたらすことにな
る。
このような欠点は、従来の設計手段ではCbeおよびC
8の各容量値を選定する際に、発振条件の一つである振
幅条件を満足することにのみ考慮されているために、解
消することができないと思われていた。
本考案者は、クラップ型圧電発振回路についてその発振
条件の解析に止まらず、出力条件について特に、振動子
電流を少なくすること、出力電圧変動を小さくすること
、ならびに振動子の実効抵抗値のバラツキによる振動子
電流および出力電圧の各変動を小さくすることについて
も考察した結果、C8とCbeの比(C8/Cb8)の
値を適当値に設定することにより、前述した欠点を解消
することかで゛きることを見出した。
以下、本考案を実施例をもって説明する。
第1図に示されたクラップ型水晶発振回路は、トランジ
スタTr、水晶振動子Q、抵抗R1,R2,R3および
R4、ベース・エミッタ間容量Cbe、エミッタ・アー
ス間容量C8からなり、本考案にあっては、C8/Cb
8の値を5以上になるように設定しである。
なお、0、および02は、それぞれ電源および出力の端
子である。
第2図は、第1図の回路において比C8/Cbeに対す
る出力電圧vp−p/振動子電流■の特性を示す線図で
ある。
ここで、第2図の線図を見れば明らかなように、C,/
C,、とVp−p/ Iとが正比例関係にあることから
、C,/C,8の値を大きくすれば、振動子電流Iを小
さくしても出力電圧Vp、を低下することなく・発振さ
せることができる。
圧電発振回路は、そこに使用される振動子の実効抵抗値
のバラツキがあっても、そのバラツキによる出力電圧の
変動を大きく生じたときは実用に供しない。
第3図は、本考案に係るクラップ型圧電振動子における
Ce/Cb8の値を5以上に設定する根拠を示すもので
あり、振動子の実効抵抗値が40〜100 、Qの範囲
(通常、この範囲にある)にバラツキを有していても、
例えばC8/C,8の値を8に設定すれば、曲線5で示
すとおり出力電圧の変動を0.IVに抑えることができ
る。
この出力電圧の変動抑止効果は、同時に振動子電流の変
動を小さくすることにもなるので、本考案の目的である
振動子電流の値を小さくすることと併わせて、より安定
な周波数特性をもたらすことになる。
以上の実施例では圧電振動子として水晶振動子を取り挙
げているが、本考案はこれに限定されず、タンタル酸リ
チウムなどの他の圧電体を使用した振動子であってもよ
い。
以上本考案によれば、クラップ型電圧発振器においてC
8/Cb8の値を5以上にすることにより、出力電圧を
低下させずに振動子電流を少なくすることができ、更に
振動子の実効抵抗値のバラツキに対して振動子電流およ
び出力電圧の変動を小さく抑えることができる利点があ
るので、安価で周波数安定度の高い圧電発振器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラップ型水晶発振回路図、第2図は本考案に
おけるC −/ B b8に対するVp、/Iの特性線
図、第3図は本考案におけるCe/Cb8をパラメータ
としたRに対するvp−pの特性線図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランジスタTrのエミッタ・アース間に容量Ceを、
    前記Trのベース・エミッタ間に容量Cbeを、前記T
    rのベース・アース間に圧電振動子をそれぞれ接続した
    クラップ型圧電発振器において、前記容量Ceと前記容
    量Cbeとの比C8/Cb8の値が5以上であることを
    特徴とする圧電発振器。
JP1974106576U 1974-09-06 1974-09-06 圧電発振器 Expired JPS587684Y2 (ja)

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JP1974106576U JPS587684Y2 (ja) 1974-09-06 1974-09-06 圧電発振器

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JPS5134361U JPS5134361U (ja) 1976-03-13
JPS587684Y2 true JPS587684Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=28322811

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4411701Y1 (ja) * 1966-05-01 1969-05-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4411701Y1 (ja) * 1966-05-01 1969-05-15

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JPS5134361U (ja) 1976-03-13

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