JPH0616574B2 - 制御電圧印加回路 - Google Patents

制御電圧印加回路

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JPH0616574B2
JPH0616574B2 JP800785A JP800785A JPH0616574B2 JP H0616574 B2 JPH0616574 B2 JP H0616574B2 JP 800785 A JP800785 A JP 800785A JP 800785 A JP800785 A JP 800785A JP H0616574 B2 JPH0616574 B2 JP H0616574B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、任意に発生させた外部制御電圧を被制御回路
に与えるための制御電圧印加回路に関し、例えば音響装
置の音量コントローラ等に用いられるものである。
〔従来の技術〕 音響装置の音量コントローラとして、第3図又は第4図
のような回路が用いられている。第3図では、IC化さ
れた電圧制御増巾回路1の基準電圧端子T2から得られ
る基準電圧Vを可変抵抗VR1で分圧して回路1の制
御電圧端子T1に印加し、音量つまみでもってこの可変
抵抗VR1を調整して出力の信号電圧を可変している。
なお電圧制御増巾回路1は例えば周知のダブルバランス
形差動アンプであって、基準電圧Vと制御電圧V
の差に比例したゲインが発生するようになっている。そ
して基準電圧Vは上述のように端子T2にも導出さ
れ、制御電圧Vの生成にも利用される。
この構成では、電圧制御増巾回路1のICごとに基準電
圧Vがばらつくので、この回路を利用した音響装置ご
とに、音量つまみの指示と実際の音量との関係がばらつ
く。また制御電圧Vの可変範囲はV+0V〜−27
0mVのように非常に狭く、音量調整がクリティカルで
ある。
更に、可変抵抗を用いずに、例えばアップ/ダウンキー
をマイクロコピュータに接続して、音量制御情報を数値
データで発生させて、それをD/Aコンバータ等で制御
電圧に変換してから増巾回路1に与えるには、第4図の
ように構成しなければならない。
第4図では、マイクロコンピュータ等の出力をD/A変
換して得られるような外部制御電圧Eを、トランジス
タQ1及び抵抗R1のバッファー回路(エミッタホロ
ワ)を介して制御端子T1に与えている。制御電圧は抵
抗R2及び可変抵抗VR2で分圧されているからQ1の
ベースに与えられるので、制御電圧Eの可変範囲は比
較的大きい。
ところが第4図の構成では、第3図と異なり制御電圧V
は基準電圧Vと無関係に発生されるので、個々のI
CにおけるVのばらつきが制御電圧Vに反映される
ことがなく、V又はVの一方の変動又はばらつきが
直接的に増巾回路1のゲイン変動に影響する。従って可
変抵抗VR2のような調整部品を必要とする。また外部
制御電圧Eを規制する外部基準電圧の変化が音量に与
える影響が大で、その調整がクリティカルである。
更に、トランジスタQ1が介在しているので、VBEの温
度特性によって音量が変動する欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の問題にかんがみ、電圧制御増巾回路から
導出された内部基準電圧Vに関連させた外部制御電圧
を端子T1に与えて、制御電圧の可変範囲を大にし
且つ個々の回路のばらつきを低減し得るようにし、更に
温度ドリフトの影響を軽減することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る制御電圧印加回路は、基準電圧(V)と
制御電圧(V)との差に応じた動作を行う被制御回路
(例えば電圧制御増巾回路1)に制御電圧を与える回路
であって、上記被制御回路から導出された上記基準電圧
(V)を上記制御電圧の入力端子に与える直列結合さ
れた2つのエミッタホロワ回路(8,9)を備えてい
る。これらのエミッタホロワ回路(8,9)の一方はN
PNトランジスタ(Q2)、他方はPNPトランジスタ
(Q3)で構成されている。そして後段のトランジスタ
のベースに外部制御電圧(E)を与えることにより、
被制御回路の制御を行うようしている。
〔作用〕
相補特性のトランジスタによりVBEがキャンセルから、
基準電圧Vと等しい制御電圧Vを与えることがで
き、両者の差が零となって被制御回路の個々に生ずる基
準電圧のばらつきが制御出力に影響しなくなると共に、
制御電圧の温度ドリフトも軽減される。また外部制御電
圧の変化巾が基準電圧Vによって規制されることがな
く、任意の可変巾を設定することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用したTV受像機の音量調整回路の
回路図であって、その電圧制御増巾回路1は第2図のよ
うな構成にてIC化されている。第2図に示すように、
電圧制御増巾回路1は、トランジスタQ4,Q5及びQ
6,Q7から成る差動アンプ10,11をトランジスタ
Q8,Q9及び電流源I1から成る差動アンプ12の負
荷とした周知のダブルバランス形の可変利得回路であ
る。差動アンプ12の一方の入力には電流I2及びツエ
ナーダイオードZから成る基準電圧Vを与え、他方の
入力(端子T1)には制御電圧Vを与え、両者の差に
応じた負荷電流を一対の差動アンプ10,11に流して
gm可変による利得回路を行っている。なお基準電圧V
は端子T2に導出されている。
第1図に示すよに、端子T2の基準電圧Vは、抵抗R
3を介してNPNトランジスタQ2及び抵抗R4のエミ
ッタホロワ8に導出され、その出力が更に抵抗R5,R
7を介してPNPトランジスタQ3及び抵抗R8のエミ
ッタホロワ9に与えられ、その出力が制御電圧Vとし
て増巾回路1の制御電圧端子T1に供給されている。ト
ランジスタQ2及びQ3のベース電流を無視すれば、夫
々のVBEのキャンセルにより、V=Vとなる。即
ち、第2図の差動アンプ12はバランスし、内部基準電
圧VのIC個々のばらつきは増巾利得に影響しなくな
る。また制御電圧Vの温度ドリフトもVBEのキャンセ
ルによって無くなる。
この状態で、外部制御電圧Eを抵抗R6を介して抵抗
R5,R7の結合点に与えることにより、トランジスタ
Q3のベース電圧を制御して、Eに従った利得制御を
行うことができる。
なお発生する制御電圧VのEに対応した変化分(可
変巾)は、抵抗R5,R6の分圧比で定まり、ほぼ(V
−E)R6/(R5+R6)である。従って抵抗R
5,R6の分圧比を調整することにより、外部制御電圧
の可変巾の設定は自由にできる。
外部制御電圧Eは既述の如く、マイクロコンピュータ
等から発生された音響調整用ディジタル信号をD/A変
換器で電圧信号に変換したものでよい。また第1図に示
すようにEとして上記ディジタル値に対応したPWM
信号を与え、トランジスタQ3のエミッタと接地との間
に結合されたコンデンサCによってPWM信号を積分し
てDCの制御電圧Eを形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、NPN、PNPの相補トランジス
タから成る2つの直列エミッタホロワ回路を介して基準
電圧を制御電圧入力に与えるようにしたから、各トラン
ジスタのVBEをキャンセルして基準電圧とほぼ等しい制
御電圧(DC分)が与えられ、回路個々の基準電圧のば
らつきによって生じる制御量への影響を無くすことがで
きる。また制御電圧に温度パラメータが入らないので、
安定な制御が可能となる。また後段トランジスタのベー
スに外部制御電圧を与えるようにしたから、基準電圧に
規制されない任意の可変巾の外部制御電圧を与えること
ができ、外部制御入力対制御出力の入出力感度を自由に
設定することが可能となる。このため外部制御電圧とし
てマイクロコンピュータ出力のD/A変換電圧などを用
いることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御電圧印加回路を実施した音量制御
回路の回路図、第2図は第1図の電圧制御増巾回路の一
例を示す回路図である。 第3図及び第4図は従来の音量制御回路の構成を示す回
路図である。 なお図面に用いられた符号において、 1……電圧制御増巾回路 8,9……エミッタホロワ T1……制御電圧端子 T2……基準電圧端子 V……制御電圧 V……基準電圧 Q2……NPNトランジスタ Q3……PNPトランジスタ E……外部制御電圧 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準電圧と制御電圧との差に応じた動作を
    行う被制御回路に制御電圧を与える回路であって、上記
    被制御回路から導出された上記基準電圧を上記制御電圧
    の入力端子に与える直列結合された2つのエミッタホロ
    ワ回路を備え、これらのエミッタホロワ回路の一方はN
    PNトランジスタ、他方はPNPトランジスタで構成さ
    れ、後段のトランジスタのベースに外部制御電圧を与え
    るようにした制御電圧印加回路。
JP800785A 1985-01-19 1985-01-19 制御電圧印加回路 Expired - Fee Related JPH0616574B2 (ja)

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