JPS5842651Y2 - 取付けナツト - Google Patents

取付けナツト

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Publication number
JPS5842651Y2
JPS5842651Y2 JP8755980U JP8755980U JPS5842651Y2 JP S5842651 Y2 JPS5842651 Y2 JP S5842651Y2 JP 8755980 U JP8755980 U JP 8755980U JP 8755980 U JP8755980 U JP 8755980U JP S5842651 Y2 JPS5842651 Y2 JP S5842651Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
nut
cap
handle
leaf springs
Prior art date
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Expired
Application number
JP8755980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5711331U (ja
Inventor
茂 滑川
Original Assignee
株式会社 野口栄太郎商店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 野口栄太郎商店 filed Critical 株式会社 野口栄太郎商店
Priority to JP8755980U priority Critical patent/JPS5842651Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案に、主として家具取っ手の取付はナツトに関する
通常、この種の取っ手は輸送中の傷付き等を防止するた
めに、工場出荷時には取っ手を付けずに出荷し、小売店
又は消費者の許で実際に取付けることがよく行なわれて
いるが、従来、取っ手を家具に取付ける際には、第9図
に示すように、取っ手1に固着されたビス2に、ワッシ
ャー3を挿入し、次いでナツト5を螺着締結し、更にビ
ス2を適当な位置で切断して目隠し用のキャップ6をナ
ツト5を被覆する形でワッシャー3と係合させるという
、極めて煩雑な工程を経ており、取付けに多くの時間を
要する欠点があった。
しかもこうした構造では、ナツト5の螺着後にビス2を
切断するので、ビス2の切断部にパリが生じ、ナツト5
の取外しが困難となり、取っ手1の仮止めができない不
都合があった。
また、キャップ6等の代わりに、第10図に示すように
、袋ナツト7を用い、キャップ6を使用しない場合もあ
るが、これではビス2の全長を扉、引出し等の前板9の
板厚に合わせて前もって加工して釦〈必要があり、板厚
の変化に対応することができず汎用性に乏しい欠点があ
った。
そこで、本考案は、底面側にビス収納空間が形成された
キャップを有し、前記収納空間の両側に一対の板ばねを
先端部を対向させて設け、前記先端部に家具取っ手のビ
スと係合し得る凹部をそれぞれ形成する構成とし、もっ
て前述の欠点を解消した家具取っ手等の取付はナツトを
提供することを目的とするものである。
以下、図面に示す一実施例に基き、本考案を具体的に説
明する。
取付はナツト10ば、第1図及び第2図に示すように、
合成樹脂等から形成された全体略円筒形の目隠し用キャ
ップ1jを有しており、キャップ11の上面には一定幅
の操作溝12が弧状に形成されている。
操作溝12の反対側、即ちキャップ底面11a側にはビ
ス収納空間13が形成されており、空間13の両側には
溝15 、15’ が穿設形成されている。
溝i s 、 15’ には略り字形に屈曲した一対の
板ばね、16 、16’が互いに先端部16a、16a
’ を対向させた形で嵌入固着しており、板ばね16
、16’ の中間部分は先端部16a、16a’
よりも第2図下方に即ち底面11a方向に膨出した膨
出部16 b 、 16 b’ となっている。
先端部16a、16a’ は第3図に示すように、係合
すべきビスのねじ山に対応した形で斜めに形成されて督
り、更にその中央部には半円形の凹部16c、16c’
が形成されている。
一方、家具取っ手1は、第4図に示すように、全体略コ
字形の形状を有しており、その両端取付は面la、la
’ には螺子杆としてのビス2,2が螺合固着してい
る。
筐た、家具の扉、引出し等の前板9には、取っ手1を取
付けるべき位置にビス2.2の固着位置に対応した形で
穴9a、9aが貫通穿設されている。
本考案は、以上のような構成を有するので、家具の扉、
引出し等の前板9に家具取っ手1を取付ける際には、1
ず取っ手1に固着されたビス2゜2を前板9の穴9a、
9aに前面9bから挿入係合させ後面9c側に突出した
ビス先端を前板9の厚さに応じて切断する。
次に、本考案による取付はナツト10を板ばね16 、
16’ の凹部16c。
16c′ をビス2の先端部と当接させた形で所定方向
に多少回転させると、凹部16c、16c’はビス2の
ねじ山と係合する。
この際、第1図Cに示すように、凹部16C,16C’
によって形成される略円形部分の直径dはビス2の外
径よりも小なるように形成されていることから、板ばね
16.16’ はビス2により第4矢印A方向に弾性的
に押し広げられる形で確実に係合する。
また、ビス2に切断に伴なうパリがあったり、ビス2の
ねじのピッチに種々のものがあったとしても、板ばね1
6 、16’ は弾性的に比較的に自由に変形し得るの
で、ナツト10をビス2に押しつける形で回転させ、あ
るいは単に押し付けることにより、ビス2と板ばね16
、16’ は容易に係合する。
次に、ナツト10の操作溝12にコイン、ドライバー等
を係合させてナツト10を更に回転させると、板ばね先
端部15a、16a’ はビス2のねじ山に対応した形
で斜めに形成されていることから、板ばね16 、16
’ はキャップ11と共に矢印B方向、即ち前板後面9
c方向に円滑に移動する。
この際ビス2はビス収納空間13中に徐々に突出し、最
終的にはキャップ底面11aが後面9cと当接係合する
この状態で更に適宜な角度キャップ11を回転させるこ
とにより、板ばね16.16’は先端部16a、16a
’ がB方向に押し出され、それにより板ばね16 、
16’ は矢印A方向に弾性的に拡大され、その反作用
により凹部16c、16c’ とビス2のねじ山はよ
り強固に係合し、ナツト10とビス2、従って取っ手1
は板ばね16,16’ を介して前板9に確実に固着
される。
この際、板ばね16 、16’ 及びビス2等はキャッ
プ11により外部に対して被覆されるので、ビス2等が
露出して前板後面9cが見苦しい状態になることはない
なお・、使用に際して、取っ手1をB方向に引き出す場
合でも、取っ手1を引き出そうとする力FはB方向に作
用することから、ビス2が板ばね16.16’ をA
方向により拡大させる結果となり、板ばね16 、16
’ とビス2との保合はより強固になり、取っ手1が
前板9から抜は出してし1つようなことはない。
また、ナツト10の装着後、時間的経過に伴なって前板
9が収縮したり、何らかの原因でナツト10が緩む方向
に回転したとしても、板ばね16 、16’ がビス2
に対して弾性的に当接係合しているので、直ちにナツト
10が緩んでしオうことばないが、その場合でもコイン
等を用いてナツト10を締結方向に回転させるだけで容
易に元の強固な取付は状態に復帰させることができる。
な釦、取っ手1を取り外す場合には、ナツト10を締結
方向とは逆方向に回転させることにより、直ちに行なう
ことができる。
lた、上述の実施例は、取付はナツト10を前板後面9
cに直接装着した場合について述べたが、第5図に示す
ように、ナツト10に7ランノ部10aを形成すると共
経前板9にナツト10の取付は穴10dを穿設し、談穴
10dにナツト10゜を挿入係合させ、ナツト10の後
面9cの突出量りをより小さくして構成することも当然
可能であり、この場合、ビス2の長さに多少変動があっ
ても、キャップ11の収納空間13の高さHを大きく取
ることができるので、取っ手1の取付は作業をより容易
に行なうことができる。
更に、第6図乃至第8図に示すように、溝i s 、
i s’ を矢印B、0方向にテーパ状に形威し、か
つ板ばね16゜16 、16’ を溝15 、15’
に沿って移動自在に設け、第7図Cに示す凹部16c
、16c’間の間隙Kを一定の範囲で調整し得るように
構成し、ビス2のネジの呼びが取っ手1によって種々に
変化した場合にも直ちに対応し得るように構成すること
もできる。
以上説明したように、本考案のばね挾持式ナツトによれ
ば、先端部が螺子杆と係合する一対の板ばね16 、1
6’ は、夫々に分割された各別の部材であり、各村ば
ねの基片部が、キャップ11底面両側の溝15 、15
’ に夫々挿入されて保持されているので、上記螺子杆
と係合する左右先端部の変形自由度が充分大きく、従っ
て、上記螺子杆の先端に切断に伴うパリがあったり、ま
た螺子のピッチ等が相違していても、楽に該ナツトを螺
子杆先端に、わざわざ回転させる迄もなく、その渣1押
し込んで取付け、又は取外すことが出来る効果がある。
また、取付は状態で、左右板ばねの喰い違い、あるいは
錆付等により、取外しが困難になった場しでも、左右板
ばね16 、16’ の基部から、キャップ11を引き
抜くことにより容易に取り、はずすことが出来る。
このように本考案によれば、家具用等の取っ手裏面の螺
子杆先端の目隠し用簡易ナツトとして、その取扱い性を
向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による取付はナツトの一実施例を示す図
で、aは正面図、bは上面図、Cは底面図、dは側面図
、第2図は第1図すのI−I線による断面図、第3図は
板ばね先端部付近の拡大斜視図、第4図は第1図の取付
はナツトを用いて家具取っ手を取付けた際の一部拡大正
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す取付は状態
の正断面図、第6図は本考案の更に他の実施例を示す取
付は状態の正面図、第7図は第6図の取付はナツトを示
す図で、aは正面図、bは上面図、Cは底面図、dは側
面図、第8図は第7図すの■−■線による断面図、第9
図及び第10図は従来の取付はナツトを示す断面図であ
る。 1・・・・・・家具取っ手、2・・・・・・螺子杆とし
てのビス、10・・・・・・取付はナツト、11・・・
・・・キャップ、11a・・・・・・底面、13・・・
・・・ビス収納空間、16,16’・・・・・・板ばね
、16a、16a’ ・・・・・・先端部、16c。 160′・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目隠し用キャップ11と、夫々完全に分割されて各別に
    設けられた2個の板ばね16 、16’ と、を具備
    し、前記キャップ11は、その底面の中央に螺子杆収納
    空間13が凹陥状に形成されると共に少なくとも該空間
    13の両側の底面には前記各板ばね16 、16’ の
    基片部が挿入された溝15゜15′ が開口形成され、
    また前記2個の板ばね16 、16’ は、その各先端
    部を対向させて設けられると共に各先端部間に螺子杆と
    係合し得る半円形の凹部16c、16c’ が形成され
    てなる取付はナツト。
JP8755980U 1980-06-24 1980-06-24 取付けナツト Expired JPS5842651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8755980U JPS5842651Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 取付けナツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8755980U JPS5842651Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 取付けナツト

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Publication Number Publication Date
JPS5711331U JPS5711331U (ja) 1982-01-21
JPS5842651Y2 true JPS5842651Y2 (ja) 1983-09-27

Family

ID=29449675

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8755980U Expired JPS5842651Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24 取付けナツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4686946B2 (ja) * 2001-09-19 2011-05-25 株式会社アドヴィックス クリップ

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JPS5711331U (ja) 1982-01-21

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