JPS5842172B2 - クロルアルコキシベンゼン類の製造法 - Google Patents

クロルアルコキシベンゼン類の製造法

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JPS5842172B2
JPS5842172B2 JP56034671A JP3467181A JPS5842172B2 JP S5842172 B2 JPS5842172 B2 JP S5842172B2 JP 56034671 A JP56034671 A JP 56034671A JP 3467181 A JP3467181 A JP 3467181A JP S5842172 B2 JPS5842172 B2 JP S5842172B2
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tris
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ジエラール・スーラ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C41/00Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
    • C07C41/01Preparation of ethers
    • C07C41/16Preparation of ethers by reaction of esters of mineral or organic acids with hydroxy or O-metal groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロルアルコキシベンゼン類の製造法を特徴
とする特に、本発明は、クロルベンゼン類からのクロル
アルコキシベンゼン類の製造法に関する。
従来技術では、いくつかのこの種の方法が知られている
例えば、メタノール溶液状の1.、2 、3− )IJ
クロルベンゼンにナトリウムメチラー トを180℃で
加圧下に反応させて2,3−ジクロルアニソールを得る
ことが報告されている( Recueildes ’]
[’ravanx Chimiques des
Pays−Bas37、.200)。
しかしながら、この方法は、これが多くの副生物を生成
させ且つ得られる収率が非常に低いという範囲内で工業
的実施が行なわれているにすぎない。
また、米国特許第4,057,585号が知られており
、これはアルカリアルコラードと1.2.3−トリクロ
ルベンゼンとをジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド及びジメチルスルホキシドよりなる群から選ばれ
る不活性溶媒中100〜200℃で反応させることによ
って2,3−ジクロル−1−アルコキシベンゼンを製造
し、そしてその反応がアルカリアルコラードを溶解させ
るのに十分な量のメタノール又はエタノールの存在下で
行なわれることを記載している。
この種の方法では、二つの主な不都合がその工業的実施
を困難にさせるのである。
第一は、完全に無水の、したがってその金属形態で対応
アルカリから製造されたアルカリアルコラードを使用す
ることが必要であるという点にある。
事実、か性ソーダを含まないアルコラードを使用する必
要があり、さもないとか性ソーダが使用する溶媒を分解
させるからである。
第二の不都合は、推奨されている溶媒が一方で高価であ
り、他方では、特に蒸留及び循環に必要な操作のときに
工業的規模での操作を困難にするということである。
また、D、J、Sam及びH,E、 31mm0ns
両氏は、J、A、C0’S、へ’o1.96. /16
17゜p、2252(1974)において、当モル量の
エーテル−クラウン(18−ジシクロへキシル−6−ク
ラウン)と錯化させたカリウムメチラートと○又はm−
ジクロルベンゼンとの反応を記載している。
この技術は、一方では方法の経済性の面で、そして他方
ではその実施の複雑性の面で有益ではない。
事実、「エーテルクラウン」は、原価が非常に高い化合
物である。
さらに、予備工程でエーテルクラウン−アルコラード錯
体を製造することが必要である。
本発明は、これらの従来技術の不都合を軽減するもので
ある。
本発明は、次の一般式〔ここで、nは2以上で6以下で
ある(2〈nく6)〕 のポリクロルベンゼンと少なくとも1種の水酸化アルカ
リ及び次式 %式%(1) (ここで、Rは1〜約12個の炭素原子を含有する) のアルカノールとを次の一般式 %式% (CHR3CHR40)n R5)3 (III
)〔ここで、nは0以上で約10以下であり(0<n<
:10 )、R1,R2,R3及びR4は、同−又は異
なっていてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原子を有
するアルキル基を表わし、R5は1〜12個の炭素原子
を有するアルキル基を表わす〕の金属イオン封鎖剤の存
在下に反応させることを特徴とするクロルアルコキシベ
ンゼン類の製造法を目的とする。
完全には立証されないけれども、式(l[)の金属イオ
ン封鎖剤は、ROHと水酸化アルカリとの反応から生ず
るアルカリアルコラードと共に、式(I)のベンゼン誘
導体に可溶な錯体を形成するものと思われる。
そのためにこの反応は溶媒なしで行なうことができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、ポリクロルベンゼ
ン−金属イオン封鎖剤混合物に、水酸化アルカリ−アル
コールROH混合物が導入され、反応に関与するアルカ
リアルコラードが現場で発生する。
本発明の方法の主な利点の一つは、従来技術におけるよ
うにアルカリ土類金属形で使用したり、また予備段階に
おいてアルカリアルコラード−金属イオン封鎖剤錯体を
分離したりする必要がない範囲内で進行するところから
得られるのである。
本発明の方法の実施方法によれば、R1,R2゜R3及
びR4が水素原子又はメチル基を表わし、旦。
及びnが前記の意味を有する式(I)の金属イオン封鎖
剤の少なくとも1種が使用される。
その中でも、特に、nが0以上で6以下であるもの、さ
らにR5が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
わすものが好ましくは用いられる。
特に、下記のものがあげられる。
トリス(3−オキサブチル)アミン N子CH2−CH2−0−CH3)3 トリス(3−オキサヘプチル)アミン N−fCH2−CH2−O−C4H9)3トリス(3,
6−シオキサヘプチル)アミンN子CH2−CH2−0
−CH2−CH2−〇−CH5)a トリス(3,6,9−トリオキサデシル)アミンN −
(CR2−CR2−0−CR2−CR2−0−CH2−
CH2−0−CH3)3 トリス(3,6−シオキサオクチル)アミンN−(−C
H,、−CH2−0−CH2−CH2−0−C2H5)
3 トリス(3,6,9−4リオキサウンデシル)アミンN
(7CH2−C,1−(2−0−CH2−CH2−0−
CH2−CH2−O−C2H5)3 トリス(3,6−シオキサノニル)アミンN+CH2−
CH2−0−CH2−CH2−O−C3H7)3 トリス(3,6,9−4リオキサドデシル)アミンN+
CH2−CH2−0−CH2−CH2−OCH2−CH
2−O−C3H7)3 トリス(3,6−シオキサデシル)アミンN+CH2−
CH2−0−CH2−CH2−0−C4H0)3 トリス(3,6,9−t−リオキサトリデシル)アミン
N +CR2−CR2−0−CR2−CR2−0CH2
−CH2−O−C4H9)3 トリス(3−オキサブチル)アミン N子CH2CH20CHs)3 トリス(3,6,9,12−テトラオキサトリデシル)
アミンN÷CH2−CH2−0+CH2−CH20)a
CHa)a トリ不(3,6,9,,12,15,18−ヘキサオキ
サノナデシル)アミン N(=CH2c)(20(TCH2CH20)5CH3
〕3 さらに、次のものもあげることができる。
トリス(3,6−シオキサー4−メチルへブチル)アミ
ンN+CH2−CH2−0−CHCH3−CH20−C
H3)3 トリス(3,6−シオキサー2,4−ジメチルへブチル
)アミンNfCH2−CHCH3−0−CHCH3−C
H2−0−CH3)a 本発明の方法に用いられるアミンは、従来技術で周知で
ある。
例えば、フランス国特許第1.302,365号は、第
三アミンの N+CH2−CH2−0−CH3)3及びNモCR2−
CR2−0−CR2−CR2−0−CH5)3をその対
応策−及び第二アミンの合成の副生物として得ることを
記載している。
これらの第−及び第三アミンは製薬物質の合成における
中間体として、腐飾防止剤として、農業分野での有益な
化学薬品の合成における中間体として、そして乳化剤と
して有益な物質である。
本発明の目的である方法に用いられるアミンと同時に得
られる前記フランス国特許第1,302,365号の化
合物の応用範囲が本発明の範囲と完全に無関係であるこ
とをここで強調するには及ばないであろう。
水酸化アルカリは、好ましくほか性カリ及びか性ソーダ
よりなる群から選ばれる。
特に、か性カリ又はか性ソーダーか性カリ混合物を用い
るのが好ましい。
後者の場合には、好ましくは、少なくとも50%のか性
カリを含む混合物が用いられる。
また、式(Il[)の金属イオン封鎖剤は、金属イオン
封鎖剤対水酸化アルカリのモル比が約o、ooi〜約0
.2であるような量で用いられる。
さらに好ましくは、この比は約0.01〜0.1である
式(I)の出発化合物の例としては、下記の化合物、即
ちo−ジクロルベンゼン、m−ジクロルベンゼン、p−
ジクロルベンゼン、1,2.4−)ジクロルベンゼン、
1,2.3−1−ジクロルベンゼン、1.3.5−4リ
クロルベンゼ゛ン、テトラクロルベンゼン、ペンタクロ
ルベンゼンをあげることができる。
もちろん、2〜5個の塩素原子を含有し、そして他方で
本発明の方法において化学的に反応しない少なくとも1
種の置換基を含むポリクロルベンゼンを使用しても本発
明の範囲内である。
このような置換基としては、アルキル、フェニル、NO
2基があげられるが、これらに限らない。
後者の置換基は、ある場合には、それがベンゼン核を活
性化する場合には有益となろう。
本発明の方法に用いることのできる式(I)の化合物の
例としては、メタノール、エタノール、インプロパツー
ル、ブタノール、シクロヘキサノール、オクタツールな
どをあげることができる。
本発明の方法により製造することができるクロルアルコ
キシベンゼン類の例としては、下記の化合物、即ち、o
−lm−又はp−り山しアニソール、2,3−ジクロル
アニソール、2,6−ジクロルアニソール、2,5−ジ
クロルアニソール、2.4.5−トリクロルアニソール
、2,3.6トリクロルアニソール、2,3,4,6−
チトラクロルアニソール、ペンタク、ロルアニソール、
2゜3−ジクロルエトキシベンゼン、2.5−ジクロル
エトキシベンゼン、2,5−ジクロルイソプロポキシベ
ンゼンなどをあげることができる。
式(1)の化合物と水酸化アルカリとは、好ましくは、
水酸化アルカリ対式(I)の化合物のモル比が約0.5
〜約3であるような量で用いられる。
さらに好ましくは、この比は約0.8〜約2.5である
アルコールの量は、大きい範囲内で変えることができる
好ましくは、ROH対水酸化アルカリのモル比が1〜1
5であるような量のアルコールが用いられる。
さらに好ましくは、この比は6〜8である。
反応は、約80°C〜約250℃の間の温度で実施する
ことができる。
特に、約100℃〜180℃の間の温度で実施するのが
好ましい。
一般には大気圧下で実施されるが、大気圧よりも高く又
は低い圧力を除外するものではない。
必らずしも必要ではないが、第三の溶媒、例えばトルエ
ン、o−1p−又はm−キシレン、クロルベンゼンなど
も用いることができる。
本発明の方法で用いられり式(III)の金属イオン封
鎖剤は、次式 %式% (ここで、R3,R4,R3及びnは前記と同じ意味を
有し、Mはナトリウム、カリウム及びリチウムよりなる
群から選ばれるアルカリ金属原子を表わす) の塩を次の一般式 %式%) (ここで、R1及びR2は上記の意味を有し、Xは塩素
又は臭素を表わす) のアミンか又は相当するその塩酸塩若しくは臭化水素酸
塩と縮合させることによって製造することができる。
アルカリ金属塩/アミンのモル比は、約3〜約5である
縮合操作は、100〜150℃の温度で1〜15時間に
わたり溶媒の存在下に行なわれる。
この溶媒は、例えばクロルベンゼン又は好ましくは次式 %式% のエチレンクリコールのモノアルキルエーテルであって
よい。
好ましくは、溶媒Inにつき2〜5モルのアルカリ金属
を含有する溶液となるような方法で実施される。
反応後の混合物は、主として次式 N−E−CHRl−CHR2−0−(CHR3−CHR
40)n R5) s の第三アミンを含有するが、しかし少量の次式%式% ) に相当する第二アミン及び微量の次式 H2N(−CHRl−CHR2−0−(CHR3−CH
R40) n R5) の第一アミンを含有する。
第三、第二及び第一アミンは、一般に、蒸留後にそれぞ
れ90:8:2の割合にある。
本発明の方法においては最初の蒸留後に得られる、即ち
3種のアミンを含有する上記の混合物を直接用いること
ができる。
本発明をより良〈実施するためには、相当に純粋な第三
アミンを得るように上記の混合物の一層の精留を行なう
ことが好ましい。
下記の例は、本発明の特色及び利点をさらに例示するが
、限定的なものと解してはならない。
例1 トリクロルベンゼンから2,3−ジクロルアニソールの
製造 撹拌機、温度計、流入管及び蒸留カラムを備えた61の
三日のフラスコに、 1.2,3−1リクロルベンゼン 1815、!?(10モル)、 トリス(3,6−シオキサヘプチル)アミン162g(
0,5モル) を装入する。
全体を140℃に加熱し、そして下記の成分、1302
.5gのパステル状か性カリ (20モル)、2500
gのメタノール (78,1モル)から予め製造
したか性カリのメタノール溶液の流入を開始させる。
流入と加熱は、全体を135℃に保つように調節し、そ
の間にメタノールが留出する。
か性カリの流入を1時間15分続け、次いで全体を13
5℃に1時間続けて終了させる。
冷却後、2800gの水を加えて塩を抽出する。
有機相をデカンテーションし、水性相を1000gのジ
クロルメタンで抽出する。
乾燥後、有機相を蒸留して下記の物質を得る。
100gの1.2,3.−トリクロルベンゼン(0,5
5モル) 454gの2,6−ジクロルアニソール (2,565モル) 700gの2,3−ジクロルアニソール (3,955モル) しかして、トリクロルベンゼンの変換率は93.15%
であり、2,3−ジクロルアニソールの収率は39.5
qbである。
水性相の酸性化により、主として2,6−ジクロルフェ
ノールよりなる、342gのジクロルフェノールが回収
される。
例2 例1に記載の装置に、 1.2,3−)リクロルベンゼン 363g(2モル) トリス(3,6−シオキサヘブチル)アミン32g(0
,1モル) を装入する。
この混合物を130℃に加熱し、そして 117.2gのか性カリ86饅 (1,8モル)74
.2gのか性ソーダ97% (1,8モル)をsoo
、pのメタノールに溶解して予め製造か性ソーダとか性
カリのメタノール溶液を1時間30分流入させる。
メタノールを流入に応じて蒸留する。
添加した後、全体を130〜140℃に3時間30分保
つ。
冷却した後、反応物を例1におけるように処理する。
変換率は84.5%であり、モして2,3−ジクロルア
ニソールの収率は39%、2,6−ジクロルアニソール
の収率は37φである。
例3 例1に記載の装置に、そして同じ実施方法に従って、 1.2.3−トリクロルベンゼン 363g(2モル) トリス(3,6,9−トリオキサデ シル)アミン 42g(0,09モル)を装入し
、そして 234.4gのか性カリ86% (3,6モル)を4
00gのメタノールに溶解することによって予め製造し
たか性カリのメタノール溶液を加える。
125℃に3時間保持した後に、全体を前記のように処
理する。
変換率は94.8俤となり、モして2,3−ジクロルア
ニソールの収率は42φ、2,6−ジクロルアニソール
の収率は37%である。
例4 例1に記載の装置に、そして同じ実施方法で1.2,3
−4リクロルベンゼン 363g(2モル) トリス(3,6−シオキサヘプチル)アミン32.9(
0,1モル) を混合し、そして 156.3gのか性カリ86φ (2,4モル)49
.5gのか性ソーダ97咎 (1,2モル)を610
gのメタノールに溶解して予め調製したか性ソーダとか
性カリとのメタノール溶液を加える。
125℃に4時間保ち、反応物を例1におけるように処
理する。
変換率は94.1%であり、そして2,3−ジクロルア
ニソールの収率は38%、2.6−ジクロルアニソール
の収率は35饅である。
例5 前記した装置に 1.2,3−)リクロルベンゼン 3639(2モル) トリス(3,6−シオキサヘプチル)アミン32、p(
0,1モル) を装入する。
140℃に加熱し、そして 248gのか性カリ86饅 (3,80モル)を74
19のn−ブタノール(10モル)に溶解することによ
り予め製造したか性カリのブタノール溶液を流入する。
流入を終えた後、反応物を140〜145℃で5時間か
きまぜる。
例1と類以の処理を行なった後、蒸留することにより下
記の物質を得る。
221gの2,6−ジクロルブトキシベンゼン(1,0
1モル’) BP16:140’C133,7,9の
22,3−ジクロルブトキシベンゼン(0,615モル
) BP、6:147°C変換率は94.5%であり
、収率は2,6−ジクロルブトキシベンゼン異性体で5
3.4優、2,3−ジクロルブトキシベンゼン異性体で
32.3咎である。
例6 1.2.3−)リクロルベンゼンから2,3ジクロルア
ニソールの製造 撹拌機、温度計及び蒸留カムラを備えた21の三日のフ
ラスコに、 1.2.3− トリクロルベンゼン 544.5.!9(3モル) メタノール 856g(26,75モル)トリス
(3,6−シオキサヘプチル)アミン48g(0,14
8モル) か性カリ86係 195g(3モル)を装入す
る。
沸騰させ、内容物中140〜150℃の温度が得られる
までメタノールを回収する。
次いで全体はねばついた半結晶質となり、反応を2時間
30分続ける。
冷却した後、900gの水を加えて塩を溶解し、有機相
をデカンテーションする。
水性相を200gの塩化メチレンで抽出する。
有機相を一緒にし、蒸留して次の物質を得る。
200gの未反応トリクロルベンゼン (1,1モル) 131gの2,6−ジクロルアニソール (0,74モル) 142gの2,3−ジクロルアニソール (O,SOモル) トリス(3,6−シオキサヘプチル)アミンは、蒸留塔
の下部にそのまま残っている。
この試験では、変換率は63饅であり、そして2.3−
ジクロルアニソールの収率は42.5%である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 (ここで、nは2以上で6以下である) のポリクロルベンゼンと少なくとも1種の水酸化アルカ
    リ及び次式 %式%() (ここで、Rは1〜約12個の炭素原子を含有する) のアルカノールとを次の一般式 %式% (10 〔ここで、nは0以上で約10以下であり(0くn≦1
    0 ) * R1t R2s Rs及びR4は、同−又
    は異なっていてよく、水素原子又は1〜4個の炭素原子
    を有するアルキル基を表わし、R5は1〜12個の炭素
    原子を有するアルキル基を表わす〕の金属イオン封鎖剤
    の存在下に反応させることを特徴とするクロルアルコキ
    シベンゼン類の製造法。 2 金属イオン封鎖剤の式(I)において、R,、R2
    ゜R3及びR4が同−又は異なっていてよく、水素原子
    又はメチル基を表わすことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 金属イオン封鎖剤の式(I)において、nが0以上
    で6以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 4 金属イオン封鎖剤の式(m)において、R6が1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基を表わすことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 金属イオン封鎖剤の式(N)において、R1,R2
    yR3及びR4が同−又は異なっていてよく、水素原子
    又はメチル基を表わし、nが0以上で6以下の整数であ
    り、R5が1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表
    わすことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 6 式(1)の金属イオン封鎖剤が次式 N+CH2−CH2−0−CH2 CH2−O−CH3)3 のトリス(3,6−シオキサヘプチル)アミンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 式(1)の金属イオン封鎖剤がトリス(3,6゜9
    −トリオキサデシル)アミンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 8 アルカノールがメタノール、エタノール、イソプロ
    パツール、ブタノール、シクロヘキサノール及びオクタ
    ツールよりなる群から選ばれることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 9 式(I)のポリクロルベンゼンが0−ジクロルベ
    ンゼン、m−ジクロルベンゼン、p−ジクロルベンゼン
    、1,2.4−トリクロルベンゼン、1゜2.3−トリ
    クロルベンゼン、1,3,5トリクロルベンゼン、テト
    ラクロルベンゼン、ペンククロルベンゼン及びヘキサク
    ロルベンゼンヨリナル群から選ばれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 10水酸化アルカリがか性ソーダ又はカリであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 11 少なくとも約50咎のか性カリを含有するか性カ
    リとか性ソーダとの混合物を用いることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 12式(I)の化合物と水酸化アルカリとを、該水酸化
    アルカリ対式(I)の化合物のモル比が約0.5〜約3
    であるような量で用いることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 13 モル比が約0.8〜約2.5であることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項記載の方法014 式(
    1)のアルコールを、該アルコール対水酸化アルカリの
    モル比が約1〜約15であるような量で反応させること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 15 モル比が約6〜約8であることを特徴とする特許
    請求の範囲第14項記載の方法。 16約80℃〜約250℃の温度で実施することを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜第15項のいずれかに記載
    の方法。
JP56034671A 1980-03-12 1981-03-12 クロルアルコキシベンゼン類の製造法 Expired JPS5842172B2 (ja)

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