JPS5841996B2 - 工業用ロボツトの手首機構 - Google Patents
工業用ロボツトの手首機構Info
- Publication number
- JPS5841996B2 JPS5841996B2 JP51019944A JP1994476A JPS5841996B2 JP S5841996 B2 JPS5841996 B2 JP S5841996B2 JP 51019944 A JP51019944 A JP 51019944A JP 1994476 A JP1994476 A JP 1994476A JP S5841996 B2 JPS5841996 B2 JP S5841996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear case
- rotating shaft
- outer gear
- wrist
- industrial robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J17/00—Joints
- B25J17/02—Wrist joints
- B25J17/0283—Three-dimensional joints
- B25J17/0291—Three-dimensional joints having axes crossing at an oblique angle, i.e. other than 90 degrees
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は工業用ロボットの手首機構の改良に関する。
工業用ロボットに対する関心が高まってきた昨今、工業
用ロボットに可能な限り多くの自由度をもたせ、複雑な
立体曲面に沿ってしかも広い動作範囲に亘って人間に近
い複雑な動作を行なわせることが要請される。
用ロボットに可能な限り多くの自由度をもたせ、複雑な
立体曲面に沿ってしかも広い動作範囲に亘って人間に近
い複雑な動作を行なわせることが要請される。
本発明はかかる要請に鑑みなされたもので、広い範囲に
亘って複雑な動作を行なうことができ、操作が簡単でし
かも部品点数が少なくコンパクト化が容易な工業用ロボ
ットの手首機構を提供するものであり、以下図示の実施
例に基づき本発明の詳細な説明する。
亘って複雑な動作を行なうことができ、操作が簡単でし
かも部品点数が少なくコンパクト化が容易な工業用ロボ
ットの手首機構を提供するものであり、以下図示の実施
例に基づき本発明の詳細な説明する。
本発明による工業用ロボットの手首機構の内部を示す第
1図において、ガイド軸1に取り付けられた軸受2によ
り、3本の回転軸、すなわち、第1の回転軸3、第2の
回転軸4および第3の回転軸5が同軸に支承配設されて
いる。
1図において、ガイド軸1に取り付けられた軸受2によ
り、3本の回転軸、すなわち、第1の回転軸3、第2の
回転軸4および第3の回転軸5が同軸に支承配設されて
いる。
これらの回転軸3,4および5は例えば(図示しない)
腕部内に設けられた駆動手段によりそれぞれ別個に回転
駆動される。
腕部内に設けられた駆動手段によりそれぞれ別個に回転
駆動される。
回転軸3は内方ギヤケース6に直接連結されており、こ
の内方ギヤケース6は回転軸3,4および5の同軸軸心
と一致するθ軸1に対して45°の傾斜をなす傾斜面8
を有している。
の内方ギヤケース6は回転軸3,4および5の同軸軸心
と一致するθ軸1に対して45°の傾斜をなす傾斜面8
を有している。
外方ギヤケース9はこの内方ギヤケース6の前記傾斜面
8と同じくθ軸1に対して45°の傾斜をなす傾斜面1
0を有しており、内方ギヤケース6と外方ギヤケース9
とはこれらの傾斜面8および10を介して相互に対向す
るように配設されている。
8と同じくθ軸1に対して45°の傾斜をなす傾斜面1
0を有しており、内方ギヤケース6と外方ギヤケース9
とはこれらの傾斜面8および10を介して相互に対向す
るように配設されている。
又、この外方ギヤケース9の端面11にはθ軸7を中心
軸として回動する手首12が配設されている。
軸として回動する手首12が配設されている。
なお、手首12はθ軸7の軸心と一致させないで取付け
ることもありその場合は内、外ギヤケースをθ軸Tの周
に回転させると、手首の軌跡はθ軸1を中心とする円と
なる。
ることもありその場合は内、外ギヤケースをθ軸Tの周
に回転させると、手首の軌跡はθ軸1を中心とする円と
なる。
回転軸4は内方ギヤケース6の内部に収納された内接歯
車13、アイドラ歯車14および傘歯車15の歯車列を
介して外方ギヤケース9に連結されている。
車13、アイドラ歯車14および傘歯車15の歯車列を
介して外方ギヤケース9に連結されている。
すなわち、回転軸4の回転はこれらの内接歯車13、ア
イドラ歯車14および傘歯車15の歯車列を介して伝達
され、手首12を有する外方ギヤケース9を内方ギヤケ
ース6の傾斜面8および外方ギヤケース9の傾斜面10
に対して直角をなすψ軸16の回りに回転させるように
なっている。
イドラ歯車14および傘歯車15の歯車列を介して伝達
され、手首12を有する外方ギヤケース9を内方ギヤケ
ース6の傾斜面8および外方ギヤケース9の傾斜面10
に対して直角をなすψ軸16の回りに回転させるように
なっている。
この場合、歯車列の回転比を適宜選定して回転軸4を1
80°回転させたとき外方ギヤケース9がψ軸16のま
わりに180°回転するようになせば、外方ギヤケース
9は内方ギヤケース6の位置に対して90°の角度位置
となる。
80°回転させたとき外方ギヤケース9がψ軸16のま
わりに180°回転するようになせば、外方ギヤケース
9は内方ギヤケース6の位置に対して90°の角度位置
となる。
そして、さらに回転軸4を180°回転させると外方ギ
ヤケース9は元の位置に戻る。
ヤケース9は元の位置に戻る。
なお、この間全てにおいて外方ギヤケース9の内方ギヤ
ケース6に対する角度はO。
ケース6に対する角度はO。
〜90°〜0°と連続的に変化する。
従って、回転軸4を回転ζせることにより外方ギヤケー
ス9の内方ギヤケース6に対する角度はO°〜90°の
任意の角度を作り得るようになっているO 又、回転軸5は内方ギヤケース6内に収納された傘歯車
17、アイドラ傘歯車18、外方ギヤケース9の内方ギ
ヤケース6に対する回転軸心と一致し且つ対向傾斜面8
,9を貫通する軸によって該傘歯車18に連結されたア
イドラ傘歯車19およびハンド傘歯車20の歯車列を介
して手首12に連結されている。
ス9の内方ギヤケース6に対する角度はO°〜90°の
任意の角度を作り得るようになっているO 又、回転軸5は内方ギヤケース6内に収納された傘歯車
17、アイドラ傘歯車18、外方ギヤケース9の内方ギ
ヤケース6に対する回転軸心と一致し且つ対向傾斜面8
,9を貫通する軸によって該傘歯車18に連結されたア
イドラ傘歯車19およびハンド傘歯車20の歯車列を介
して手首12に連結されている。
すなわち、回転軸5の回転はこれら傘歯車1T、アイド
ラ傘歯車18.19およびハンド傘歯車20を介して伝
達され手首21をθ軸Tの回りに回転させる。
ラ傘歯車18.19およびハンド傘歯車20を介して伝
達され手首21をθ軸Tの回りに回転させる。
叙上のように構成された手首機構を有する工業用ロボッ
トの操作に於て、回転軸3と4とを組合わせ操作するこ
とにより手首12の先端の軌跡は半球面となり、更に、
回転軸5を回転させると、手首12が回転する。
トの操作に於て、回転軸3と4とを組合わせ操作するこ
とにより手首12の先端の軌跡は半球面となり、更に、
回転軸5を回転させると、手首12が回転する。
すなわち、回転軸3,4および5の回転駆動制御するこ
とにより手首12の先端の軌跡は半球面となり更に、こ
の半球面の法線のまわりに手首12が回転されうる。
とにより手首12の先端の軌跡は半球面となり更に、こ
の半球面の法線のまわりに手首12が回転されうる。
なお、本発明は第1図の実施例に限定されるものではな
く、例えば、第2図に示すように、回転軸4が内接歯車
17’、アイドラ傘歯車18’、19’およびハンド傘
歯車20′の歯車列を介して手首12を回転し、又、回
転軸5が傘歯車17V、15’を介して手首12を有す
る外方ギヤケース9をφ軸16の回りに回転するように
してもよく、本発明の範囲から逸脱することなく種々の
応用改変をなすことができる。
く、例えば、第2図に示すように、回転軸4が内接歯車
17’、アイドラ傘歯車18’、19’およびハンド傘
歯車20′の歯車列を介して手首12を回転し、又、回
転軸5が傘歯車17V、15’を介して手首12を有す
る外方ギヤケース9をφ軸16の回りに回転するように
してもよく、本発明の範囲から逸脱することなく種々の
応用改変をなすことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によると半球面
に亘る広い作動領域に亘り手首部の複雑な動作を行なわ
せることができ、しかも、使用ギヤ数が比較的少なくこ
のためギヤによるガタが小さくなると同時にコンパクト
化が容易であるなど、実用上極めて有利な工業用ロボッ
トの手首機構を得ることができる。
に亘る広い作動領域に亘り手首部の複雑な動作を行なわ
せることができ、しかも、使用ギヤ数が比較的少なくこ
のためギヤによるガタが小さくなると同時にコンパクト
化が容易であるなど、実用上極めて有利な工業用ロボッ
トの手首機構を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の内部を示す機構図、第2図
は本発明の他の実施例の内部を示す機構図である。 主要部分の符号の説明、 6・・・・・・内方ギヤケース、 8.9・・・・・・対向傾斜面、 3.4,5・・・・・・回転軸、 9・・・・・・外方ギヤケース、 12・・・・・・手首。
は本発明の他の実施例の内部を示す機構図である。 主要部分の符号の説明、 6・・・・・・内方ギヤケース、 8.9・・・・・・対向傾斜面、 3.4,5・・・・・・回転軸、 9・・・・・・外方ギヤケース、 12・・・・・・手首。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同軸に配設され、かつ、それぞれ個別の駆動手段に
より回転駆動される第1の回転軸、第2の回転軸および
第3の回転軸と、該同軸軸心に対し一定の傾斜角の面を
介して対設し内部に該回転軸の回転力伝達用の歯車列を
収納した内方ギヤケースおよび外方ギヤケースと、該外
方ギヤケース端面に回動操作可能に配設された手首とを
有し、前記第1の回転軸は該内方ギヤケースと直結され
て内、外方ギヤケースおよび手首全体を該同軸軸心の回
りに回転させ、前記第2の回転軸は内方及び外方ギヤケ
ース内に収納された歯車列を介して外方ギヤケースを該
傾斜面と直角をなす軸心の回りに回転させ、前記第3の
回転軸は内方及び外方ギヤケース内に収納された歯車列
を介して該手首のみを回転させるようにしたことを特徴
とする工業用ロボットの手首機構。 2 内方ギヤケースと外方ギヤケースとの対向傾斜面は
同軸軸心に対し45°の傾斜角をなした特許請求の範囲
第1項に記載の工業用ロボットの手首機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51019944A JPS5841996B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 工業用ロボツトの手首機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51019944A JPS5841996B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 工業用ロボツトの手首機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52105463A JPS52105463A (en) | 1977-09-03 |
JPS5841996B2 true JPS5841996B2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=12013305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51019944A Expired JPS5841996B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 工業用ロボツトの手首機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841996B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4068536A (en) * | 1976-12-23 | 1978-01-17 | Cincinnati Milacron Inc. | Manipulator |
JPS5536093A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-13 | Bijiya E Karuru Spa | Tool holder head |
JPS58186592A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-10-31 | 株式会社小松製作所 | ロボツトの手首装置 |
US4579016A (en) * | 1983-03-01 | 1986-04-01 | Westinghouse Electric Corp. | Self-contained two-axis wrist module |
GB2139593B (en) * | 1983-03-10 | 1986-03-26 | Mitsubishi Electric Corp | Industrial robot |
JPS59166478A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-19 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツト |
EP0133499B1 (de) * | 1983-08-03 | 1987-06-03 | KUKA Schweissanlagen GmbH | Getriebekopf für Manipulatoren |
DE8322699U1 (de) * | 1983-08-06 | 1983-11-10 | Hermann Behr & Sohn Gmbh & Co, 7121 Ingersheim | Automatisch gesteuerte handhabungsvorrichtung |
SE454659B (sv) * | 1983-09-01 | 1988-05-24 | Asea Ab | Robothandled |
JPS60155395A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-15 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツトの手首機構 |
GB2162814B (en) * | 1984-01-13 | 1988-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | Wrist apparatus for industrial robot |
JPS60150994A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-08 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツト |
JPS60161090A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-22 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツトの手首機構 |
JPS6025692A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-02-08 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツトの手首装置 |
DE3581531D1 (de) * | 1984-07-27 | 1991-02-28 | Fanuc Ltd | Industrieller roboter mit hohlarmstruktur. |
ATE47685T1 (de) * | 1984-08-03 | 1989-11-15 | Kuka Schweissanlagen & Roboter | Getriebekopf fuer manipulatoren. |
JPS627390U (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-17 | ||
JPH085026B2 (ja) * | 1986-04-15 | 1996-01-24 | 株式会社日立製作所 | 産業用ロボツト |
JP2921132B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1999-07-19 | 株式会社安川電機 | 産業用ロボットの手首機構 |
JPH07276284A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-24 | Bridgestone Corp | チャック装置 |
-
1976
- 1976-02-27 JP JP51019944A patent/JPS5841996B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52105463A (en) | 1977-09-03 |
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