JPS5841762A - 繊維セメント板の製造方法 - Google Patents
繊維セメント板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5841762A JPS5841762A JP13757981A JP13757981A JPS5841762A JP S5841762 A JPS5841762 A JP S5841762A JP 13757981 A JP13757981 A JP 13757981A JP 13757981 A JP13757981 A JP 13757981A JP S5841762 A JPS5841762 A JP S5841762A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- fiber cement
- cement board
- board
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維セメント板の製造方法に関し、フィラーと
して繊維成分の他にマイカフレークを用いてセメントス
ラリーを調整し、このセメシトスラリーを抄造すること
を特徴とする繊維セメシト板の製造方法に係るものであ
る。
して繊維成分の他にマイカフレークを用いてセメントス
ラリーを調整し、このセメシトスラリーを抄造すること
を特徴とする繊維セメシト板の製造方法に係るものであ
る。
従来、この種の繊維セメシト板は材料コストと性能の点
から多量の石綿を配合して製造されるのが一般的である
が、繊維□セメシト板が例えば屋外に使用されて表面が
日光によって乾燥されあるいは雨水によって湿潤された
場合には、繊維セメント板の表裏面に含水率の差が生じ
易く、そのため第1図に示すように繊維セメント板is
>に反シが発生し易いという問題があった。
から多量の石綿を配合して製造されるのが一般的である
が、繊維□セメシト板が例えば屋外に使用されて表面が
日光によって乾燥されあるいは雨水によって湿潤された
場合には、繊維セメント板の表裏面に含水率の差が生じ
易く、そのため第1図に示すように繊維セメント板is
>に反シが発生し易いという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、内部
の水の移動を容易にすることによって反少を抑制するこ
とができる繊維セメント板の製造方法を提供することを
目的とする、ものである。
の水の移動を容易にすることによって反少を抑制するこ
とができる繊維セメント板の製造方法を提供することを
目的とする、ものである。
以下本発明の詳細な説明する。セメントスラリーはフィ
ラーとしてガラス繊維、炭素繊維、スチール繊維等の高
剛性繊維の他にマイカフレークを用いて調整したもので
、その他にセメント成分、硼砂やパルプ尋の助剤、及び
少量の石綿等を配合して調整することができる。セメン
ト成分は64〜77重量%配合するのが好ましく、また
マイカフレークは10〜20重量%、高剛性繊維は0・
5〜1.5重量%、助剤は約10重量%、石綿は2〜5
重量%それぞれ配合するのが好ましい。繊維tメシト板
を製造するにあたっては、まず上記配合の石綿、パルプ
をほぐし丸後セメント成分を加えて混練し、さらに高剛
性繊維及びマイカフレークを添加して混練し、セメシト
スラリーを調整する。次に、セメントスラリーを抄造し
た後、このものをプレスして脱水し、続いて湿熱養生と
室内に放置した自然養生を行ってセメシト成分の水利反
応を行わせ、硬化した繊維セメシト板を得るものである
。
ラーとしてガラス繊維、炭素繊維、スチール繊維等の高
剛性繊維の他にマイカフレークを用いて調整したもので
、その他にセメント成分、硼砂やパルプ尋の助剤、及び
少量の石綿等を配合して調整することができる。セメン
ト成分は64〜77重量%配合するのが好ましく、また
マイカフレークは10〜20重量%、高剛性繊維は0・
5〜1.5重量%、助剤は約10重量%、石綿は2〜5
重量%それぞれ配合するのが好ましい。繊維tメシト板
を製造するにあたっては、まず上記配合の石綿、パルプ
をほぐし丸後セメント成分を加えて混練し、さらに高剛
性繊維及びマイカフレークを添加して混練し、セメシト
スラリーを調整する。次に、セメントスラリーを抄造し
た後、このものをプレスして脱水し、続いて湿熱養生と
室内に放置した自然養生を行ってセメシト成分の水利反
応を行わせ、硬化した繊維セメシト板を得るものである
。
しかして、上記のようにして製造された繊維セメシト板
は建築用板として使用されるものであるが、フィラーと
してマイカフレークや高剛性繊維を配合しておくことに
ょシこれらのものはセメシト成分となじみが悪く、セメ
シト成分が硬化した後1tCrj 上記マイカフレーク
や高剛性繊維とセメント成分との界面に水が比較的容易
に流通できる流通層ができることになシ、繊維セメシト
板の表面が乾燥した場合には裏面側の水分がこの流通層
を通って表面−へ容易に移動することができるものであ
わ、逆に繊維セメシト板の表面が吸水した場合にはこの
水が流通層を通って裏面側へ移動し、繊維セメシト板の
表裏面の含水率の差を小さくすることができるものであ
る。また特にマイカフレーりを配合することにょシ、抄
造によって生じる繊維等の配向を緩和することができ、
水分によって生じる寸法変化率を小さくすることができ
るものでおシ、高剛性繊維を配合することにょシ1、繊
維セメント板自体の凝集力を高めて曲けに菊する抗力を
高めることができるものである。
は建築用板として使用されるものであるが、フィラーと
してマイカフレークや高剛性繊維を配合しておくことに
ょシこれらのものはセメシト成分となじみが悪く、セメ
シト成分が硬化した後1tCrj 上記マイカフレーク
や高剛性繊維とセメント成分との界面に水が比較的容易
に流通できる流通層ができることになシ、繊維セメシト
板の表面が乾燥した場合には裏面側の水分がこの流通層
を通って表面−へ容易に移動することができるものであ
わ、逆に繊維セメシト板の表面が吸水した場合にはこの
水が流通層を通って裏面側へ移動し、繊維セメシト板の
表裏面の含水率の差を小さくすることができるものであ
る。また特にマイカフレーりを配合することにょシ、抄
造によって生じる繊維等の配向を緩和することができ、
水分によって生じる寸法変化率を小さくすることができ
るものでおシ、高剛性繊維を配合することにょシ1、繊
維セメント板自体の凝集力を高めて曲けに菊する抗力を
高めることができるものである。
上記のように本発明は、フィラーとして繊維成分の他に
マイカフレークを用いてセメントスラリーを調整し、こ
のセメシトスラリーを抄造したので、繊維成分やマイカ
フし−クはセメシト成分とのなじみが悪くて繊維成分や
マイカフレークとセメント成分との界面に水が流通し易
い流通層を形成することができて内部に含まれる水の移
動を容易にすることができ、繊維セメシト板の片面が乾
燥されあるいは吸水した場合でも水分の移動にょシ表裏
面の含水率の差を小さくすることができて繊維セメシト
板の乾燥や吸水にょる反応を抑制することができるもの
である。また、マイカフレークは抄造時の繊維の配向を
緩和することができ、その結果抄造によっゼ生じる繊維
セメント板の寸法変化率を小さくすることにより繊維セ
メシト板の反9を減少することができるものであシ、ま
た繊維成分は繊維セメシト板の強度を上けて反りに対す
る抗力を高めることができるものである。
マイカフレークを用いてセメントスラリーを調整し、こ
のセメシトスラリーを抄造したので、繊維成分やマイカ
フし−クはセメシト成分とのなじみが悪くて繊維成分や
マイカフレークとセメント成分との界面に水が流通し易
い流通層を形成することができて内部に含まれる水の移
動を容易にすることができ、繊維セメシト板の片面が乾
燥されあるいは吸水した場合でも水分の移動にょシ表裏
面の含水率の差を小さくすることができて繊維セメシト
板の乾燥や吸水にょる反応を抑制することができるもの
である。また、マイカフレークは抄造時の繊維の配向を
緩和することができ、その結果抄造によっゼ生じる繊維
セメント板の寸法変化率を小さくすることにより繊維セ
メシト板の反9を減少することができるものであシ、ま
た繊維成分は繊維セメシト板の強度を上けて反りに対す
る抗力を高めることができるものである。
以下本発明を実施例に基いて翼体的に説明する〈実施例
〉 セメシト成分71.5重量%、マイカフレーク1゜、重
量%、ガラス繊維0.5重量%、砕砂1o重量%、石綿
2重量%を配合してセメシトスラリーを調整し、このも
のを抄造した後801にて1.5秒間プしスし、次いで
40t″の水蒸気加温で10時間湿熱養生し、続いて多
数枚の抄造板を積載して室内にて28日間自然養生し繊
維セメシト板を得た。
〉 セメシト成分71.5重量%、マイカフレーク1゜、重
量%、ガラス繊維0.5重量%、砕砂1o重量%、石綿
2重量%を配合してセメシトスラリーを調整し、このも
のを抄造した後801にて1.5秒間プしスし、次いで
40t″の水蒸気加温で10時間湿熱養生し、続いて多
数枚の抄造板を積載して室内にて28日間自然養生し繊
維セメシト板を得た。
〈従来例〉
セメシト成分86重量%、硼砂lO重量%、石綿14重
量%を配合しfセメシトスラリーを調整した他は実施例
と同様に行って繊維セメシト板を得た。
量%を配合しfセメシトスラリーを調整した他は実施例
と同様に行って繊維セメシト板を得た。
次に、上記のようにして得た繊維セメシト板をm2図に
示すように切断して試験片(2)を作成した。試験片(
2)の寸法は横60a*、縦S9−に形成され、図中の
T1% T2、T3は繊維セメシト板(1)の抄造方向
と平行に、またyl、 Y2、y3は抄造方向と直角に
設定しである。試験片(2)、には反応量測定点11s
t2st3及び71% ’l1lX73が設けてありX
tl)t2Nt3はY2線上に、また71X721、y
3はT2線上に設けである。この試験片(2)を第3図
に示すように十分湿ったフェルト(3)上に載置し、裏
面より吸水させて2時間後の反応量を測定した。反応量
は第4図に示すようにフェルト(41の上面から各反り
量測定点までの長さを(ω測定した。ここで、試験片(
2)が凹んだ状態では反り量はマイナスとし、凸の状態
ではプラスとして、T ” (t1+ tg + t3
)15、Y=(71十72+73 )/3として計算し
た。結果は下表の通りであった。。
示すように切断して試験片(2)を作成した。試験片(
2)の寸法は横60a*、縦S9−に形成され、図中の
T1% T2、T3は繊維セメシト板(1)の抄造方向
と平行に、またyl、 Y2、y3は抄造方向と直角に
設定しである。試験片(2)、には反応量測定点11s
t2st3及び71% ’l1lX73が設けてありX
tl)t2Nt3はY2線上に、また71X721、y
3はT2線上に設けである。この試験片(2)を第3図
に示すように十分湿ったフェルト(3)上に載置し、裏
面より吸水させて2時間後の反応量を測定した。反応量
は第4図に示すようにフェルト(41の上面から各反り
量測定点までの長さを(ω測定した。ここで、試験片(
2)が凹んだ状態では反り量はマイナスとし、凸の状態
ではプラスとして、T ” (t1+ tg + t3
)15、Y=(71十72+73 )/3として計算し
た。結果は下表の通りであった。。
実施例のものの方が反り量の値が小さく繊維セメシト板
の反りが発生し難いことが確認される。
の反りが発生し難いことが確認される。
次に、上記試験片の吸水による重量増加率を時間を追っ
て測定した。結果を#!5図に示す。実施例の試験片の
方が従来例のものよりも50〜70%吸水速度が早く、
従って表裏面の含水率の差がつきにくいことがわかる。
て測定した。結果を#!5図に示す。実施例の試験片の
方が従来例のものよりも50〜70%吸水速度が早く、
従って表裏面の含水率の差がつきにくいことがわかる。
l1g1図は従来例の繊維tメシト板の断面図、第2図
は本発明一実施例の試験片の上面図、第3図及び第4図
はそれぞれ同上の試験方法を示す断面図、第5図は同上
の吸水による重量増加率を示すノラフでおる。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 第4図
は本発明一実施例の試験片の上面図、第3図及び第4図
はそれぞれ同上の試験方法を示す断面図、第5図は同上
の吸水による重量増加率を示すノラフでおる。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 第4図
Claims (1)
- (1) フィラーとして繊維成分の他にマイカフレー
クを用いてセメシトスラリーを調整し、このセメントス
ラリーを抄造することを特徴とする繊維セメント板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757981A JPS5841762A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 繊維セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757981A JPS5841762A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 繊維セメント板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841762A true JPS5841762A (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=15202015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13757981A Pending JPS5841762A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 繊維セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638256A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | 松下電工株式会社 | セメント−スラグ−フライアツシユ系硬化物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114518A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Alkali resistant fiber reinorced cement products |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13757981A patent/JPS5841762A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54114518A (en) * | 1978-02-28 | 1979-09-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Alkali resistant fiber reinorced cement products |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638256A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | 松下電工株式会社 | セメント−スラグ−フライアツシユ系硬化物 |
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