JPS60118658A - 木片セメント板の製造方法 - Google Patents
木片セメント板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60118658A JPS60118658A JP58226012A JP22601283A JPS60118658A JP S60118658 A JPS60118658 A JP S60118658A JP 58226012 A JP58226012 A JP 58226012A JP 22601283 A JP22601283 A JP 22601283A JP S60118658 A JPS60118658 A JP S60118658A
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- JP
- Japan
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- slurry
- plate
- cement
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/18—Waste materials; Refuse organic
- C04B18/24—Vegetable refuse, e.g. rice husks, maize-ear refuse; Cellulosic materials, e.g. paper, cork
- C04B18/28—Mineralising; Compositions therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Ceramic Engineering (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は建材などに使用される木片セメント板の製造方
法に関する。
法に関する。
木片セメント板は、セメシトなど水硬性無機質結合材に
木片チップを含有させたものを成形、硬化させたもので
建築用の外装材、内装材などとして広く使われている。
木片チップを含有させたものを成形、硬化させたもので
建築用の外装材、内装材などとして広く使われている。
このような木片セメシト板は、セメントなど水硬性無機
質結合材と木片チップとを9盪の水を加えた状態(乾燥
状態に′近い状態)で混合してスラリーを得、これを所
定の型に装入して板状に加圧成形する方法である。しか
しながら、この方法では木片チップから浸出するりタニ
シ等の糖類によりセメントの硬化が阻害されて生産能率
が悪くなるだけでなく、スラリー中で木片チップは均一
に分散していなくて曲げ強度の小さな木片セメント板し
か得られなかった。
質結合材と木片チップとを9盪の水を加えた状態(乾燥
状態に′近い状態)で混合してスラリーを得、これを所
定の型に装入して板状に加圧成形する方法である。しか
しながら、この方法では木片チップから浸出するりタニ
シ等の糖類によりセメントの硬化が阻害されて生産能率
が悪くなるだけでなく、スラリー中で木片チップは均一
に分散していなくて曲げ強度の小さな木片セメント板し
か得られなかった。
本発明の目的は、セメシトの硬化が阻害されることがな
く生産能率を向上させることができ、しかもスラリー中
で木片チップを均一に分散させることができて曲げ強度
の大きな木片セメント板を得ることができる木片セメン
ト板の製造方法を提供することにある。
く生産能率を向上させることができ、しかもスラリー中
で木片チップを均一に分散させることができて曲げ強度
の大きな木片セメント板を得ることができる木片セメン
ト板の製造方法を提供することにある。
本発明の木片セメシト板の製造方法は、水硬性無機質結
合材、CaC6!溶液または(および)MfCZz溶液
で煮沸処理した木片チップ、繊維状物および水を主成分
としてスラリーを調製し、このスラリーを抄造して板状
賦形体を得、ついでこの板状賦形体を養生して板状硬化
体とすることを特徴とする。
合材、CaC6!溶液または(および)MfCZz溶液
で煮沸処理した木片チップ、繊維状物および水を主成分
としてスラリーを調製し、このスラリーを抄造して板状
賦形体を得、ついでこの板状賦形体を養生して板状硬化
体とすることを特徴とする。
以F本発明の詳細な説明する。*開明における水硬性無
機質結合材としては、普通ポルドラシトセメント、高炉
セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント、
高炉スラリなど各種の水硬性物質を単独でまたは混合物
として用いることができる。木片チツつとしては4〜2
0メツシユ、好ましくは8〜15メツシユのものを用い
る。この木片チップは水硬性無機質結合材に対して5〜
40重量%、好ましくは10〜30重盪%添加する。木
片チ・ソづはあらかじめCaC6*溶液、MfCllま
たはこれらの混合液により煮沸処理を施しておく。この
場合、木片を煮沸することにより木片中のセメシト硬化
阻害物であるリグニン等の糖類を抽出させることができ
ると共に木片にCaC1zまたはMfCllを含浸させ
ることができてせメントの硬化を促進させることができ
る。繊維状物としてはパルプ、天然繊維、ビニ0ン繊維
などの合成繊維を用いることができる。この繊維状物は
水硬性無機質結合材に対して3〜101に量%の範囲で
添加するのが好ましい。この繊維状物により繊維間にセ
メント粒子を薄着させると共に木片チッ″jを均転混合
機などに投入して混合しスラリーt[Hする。このスラ
リーの固形分濃度は10〜45重量%の範囲が好ましい
。固形分濃度が10重量%未満であると水硬性無機質結
合材が沈降してしまい下層に集まってしまいがちであり
、逆に45重11%を超えると抄造性が著しく劣ってし
まうからである。なお、このスラリーに必要に応じて顔
料等を添加してもよい。このようにして得たスラリーを
手すき抄造機、長網式抄造機により抄造して板状賦形体
を得、このものを脱水、加圧、加温など必要な賦形加工
を施した後、養生し板状硬化体として木片セメント板を
得る。
機質結合材としては、普通ポルドラシトセメント、高炉
セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント、
高炉スラリなど各種の水硬性物質を単独でまたは混合物
として用いることができる。木片チツつとしては4〜2
0メツシユ、好ましくは8〜15メツシユのものを用い
る。この木片チップは水硬性無機質結合材に対して5〜
40重量%、好ましくは10〜30重盪%添加する。木
片チ・ソづはあらかじめCaC6*溶液、MfCllま
たはこれらの混合液により煮沸処理を施しておく。この
場合、木片を煮沸することにより木片中のセメシト硬化
阻害物であるリグニン等の糖類を抽出させることができ
ると共に木片にCaC1zまたはMfCllを含浸させ
ることができてせメントの硬化を促進させることができ
る。繊維状物としてはパルプ、天然繊維、ビニ0ン繊維
などの合成繊維を用いることができる。この繊維状物は
水硬性無機質結合材に対して3〜101に量%の範囲で
添加するのが好ましい。この繊維状物により繊維間にセ
メント粒子を薄着させると共に木片チッ″jを均転混合
機などに投入して混合しスラリーt[Hする。このスラ
リーの固形分濃度は10〜45重量%の範囲が好ましい
。固形分濃度が10重量%未満であると水硬性無機質結
合材が沈降してしまい下層に集まってしまいがちであり
、逆に45重11%を超えると抄造性が著しく劣ってし
まうからである。なお、このスラリーに必要に応じて顔
料等を添加してもよい。このようにして得たスラリーを
手すき抄造機、長網式抄造機により抄造して板状賦形体
を得、このものを脱水、加圧、加温など必要な賦形加工
を施した後、養生し板状硬化体として木片セメント板を
得る。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
(実施例1〜5)
第1表に示すような配合によりスラリーを調製した。す
なわちまずミ+サーで繊維状物を解繊し、針葉樹の木片
チッ″jをCaC6t溶液またはMfC2*溶液で処理
し、この後回転混合機内に繊維状物、。このスラリーを
手すき抄造機に移し、吸引脱水後50 V−y/crd
で加圧成形した。その後60℃で5日間養生し板状硬
化体を得、このものを所定寸法に切断し、60℃で24
hr放装した後、比重と曲げ強度を測定した。結果を
第1表に示す。
なわちまずミ+サーで繊維状物を解繊し、針葉樹の木片
チッ″jをCaC6t溶液またはMfC2*溶液で処理
し、この後回転混合機内に繊維状物、。このスラリーを
手すき抄造機に移し、吸引脱水後50 V−y/crd
で加圧成形した。その後60℃で5日間養生し板状硬
化体を得、このものを所定寸法に切断し、60℃で24
hr放装した後、比重と曲げ強度を測定した。結果を
第1表に示す。
(比較例1〜3)
木片チップをCaC1禽溶液またはMfCム溶液で処理
しなかったほかは上記実施例Iと同様にして板状硬化体
を得た(比較例1)。また繊維状物を配合しなかったほ
かは1記実施例1と同様にして板状硬化体を得た(比較
例2)。それぞれ上記実施例と同様にして比重と曲げ強
度を測定した。結果を第1表にあわせ示す。
しなかったほかは上記実施例Iと同様にして板状硬化体
を得た(比較例1)。また繊維状物を配合しなかったほ
かは1記実施例1と同様にして板状硬化体を得た(比較
例2)。それぞれ上記実施例と同様にして比重と曲げ強
度を測定した。結果を第1表にあわせ示す。
実施例1〜5にあっては繊維状物間にセメント粒子が挿
着されて木片チップが均一に分散した状態のスラリーを
得ることができた。このものを抄造して得た板状硬化体
の曲げ強度もかなり大きなものであることがわかる。一
方比較例2にあってはセメント粒子が沈降して木片チッ
プが浮いた状態のスラリーしか得られなかった。従がっ
てこのスラリーから得られた板状硬化体の曲げ強度は実
施例1〜5のものよりもかなり小さい。また比較例1の
ものKあっては木片予ツづが均一に分散したスラリーを
得ることができたが、得られた板状硬化体の曲げ強度は
極めて小さいものであった。
着されて木片チップが均一に分散した状態のスラリーを
得ることができた。このものを抄造して得た板状硬化体
の曲げ強度もかなり大きなものであることがわかる。一
方比較例2にあってはセメント粒子が沈降して木片チッ
プが浮いた状態のスラリーしか得られなかった。従がっ
てこのスラリーから得られた板状硬化体の曲げ強度は実
施例1〜5のものよりもかなり小さい。また比較例1の
ものKあっては木片予ツづが均一に分散したスラリーを
得ることができたが、得られた板状硬化体の曲げ強度は
極めて小さいものであった。
これは木片チップより浸出したりタニシ等の糖力1によ
りセメントの硬化が阻害され養生が不充分であったため
と考えられるコ 〔発明の効果〕 本発明にあっては、水硬性無機質結合材、木片チップ、
繊維状物および水を主成分としてスラリーを調製するの
で、スラリー中で水硬性無機質結合材粒子は繊維間に挿
着されて沈降しなく均一に分散し、従って木片チップも
均一に分散しており、この結果このスラリーを抄造して
得た木片セメント板の曲げ強度を大きくできるものであ
り、しかも木片チップをあらかじめCaC1h溶液また
は(および) MgC65溶液で煮沸処理しているので
、木片チップからリジニン等の硬化を阻害する糖類を抽
出させることができると共に木片チップに硬化全促進さ
せるCa C1zまたは(および) MgC15を含浸
させることができてスラリーを抄造して得た板状賦形体
の養生期間を短縮でき、生産能率を著しく向上させるこ
とができるものである。
りセメントの硬化が阻害され養生が不充分であったため
と考えられるコ 〔発明の効果〕 本発明にあっては、水硬性無機質結合材、木片チップ、
繊維状物および水を主成分としてスラリーを調製するの
で、スラリー中で水硬性無機質結合材粒子は繊維間に挿
着されて沈降しなく均一に分散し、従って木片チップも
均一に分散しており、この結果このスラリーを抄造して
得た木片セメント板の曲げ強度を大きくできるものであ
り、しかも木片チップをあらかじめCaC1h溶液また
は(および) MgC65溶液で煮沸処理しているので
、木片チップからリジニン等の硬化を阻害する糖類を抽
出させることができると共に木片チップに硬化全促進さ
せるCa C1zまたは(および) MgC15を含浸
させることができてスラリーを抄造して得た板状賦形体
の養生期間を短縮でき、生産能率を著しく向上させるこ
とができるものである。
代理人 弁理士 石 1)長 七
Claims (1)
- (1)水硬性無機質結合材、(:aC4溶液または(お
よび) MfCl、溶液で煮沸処理した木片チップ、繊
維状物および水を主成分としてスラリーを調製し、この
スラリーを抄造して板状賦形体を得、ついでこの板状賦
形体を養生して板状硬化体とすることを特徴とする木片
セメ’J)ト板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58226012A JPS60118658A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 木片セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58226012A JPS60118658A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 木片セメント板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60118658A true JPS60118658A (ja) | 1985-06-26 |
JPH0138066B2 JPH0138066B2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=16838402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58226012A Granted JPS60118658A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 木片セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60118658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004511675A (ja) * | 2000-10-17 | 2004-04-15 | ジェイムズ ハーディー リサーチ ピーティーワイ.リミテッド | 繊維強化セメント複合材料製造用のセルロース繊維中の不純物を減少させるための方法および装置 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58226012A patent/JPS60118658A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004511675A (ja) * | 2000-10-17 | 2004-04-15 | ジェイムズ ハーディー リサーチ ピーティーワイ.リミテッド | 繊維強化セメント複合材料製造用のセルロース繊維中の不純物を減少させるための方法および装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0138066B2 (ja) | 1989-08-10 |
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