JPH0248446A - 木質系無機質板の製造方法 - Google Patents

木質系無機質板の製造方法

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JPH0248446A
JPH0248446A JP63198027A JP19802788A JPH0248446A JP H0248446 A JPH0248446 A JP H0248446A JP 63198027 A JP63198027 A JP 63198027A JP 19802788 A JP19802788 A JP 19802788A JP H0248446 A JPH0248446 A JP H0248446A
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JP63198027A
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Seishiro Suzuki
征四郎 鈴木
Nobuto Akiyama
秋山 宣人
Masayuki Miyake
雅之 三宅
Motonobu Abe
阿部 元信
Shoichiro Irie
入江 昌一郎
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ASUKU KK
SANSHIN SEINETSU KOGYO KK
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ASUKU KK
SANSHIN SEINETSU KOGYO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は竹材を木質原料として利用した木質系無機質板
の製造方法に関する。
[従来の技術・課題] 木質系無機質板は通常木材を木フレーク、木毛、木繊維
等に加工した木質原料と、各種セメントあるいは水硬性
石膏などの無機質水硬性結合材と。
水とを混練し、この混練物を成形し、次いで、無機質水
硬性結合材を養生・硬化させることにより製造されてい
る。
木質原料としては各種の針葉樹や広葉樹が広く利用され
ており、竹材についても木質原料として利用する提案が
なされている。竹材は針葉樹や広葉樹材と比較して成長
速度が速いために木質資源として有望であるが、竹材は
広葉樹材や針葉樹材と比較して弾力性が高く、このため
に竹材を木質原料として使用した場合、混練した原料を
成形する際の成形性が悪く、且つ成形後のスプリングバ
ックを生じ易い。従って、充分な製品強度を得にくいこ
とから木質系無機質板用木質原料としては現在のところ
ほとんど利用されていない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは木質資源として有望な竹材に木質系無機質
板用原料として適する、即ち、広葉樹材や針葉樹材を原
料とした場合と同程度の成形性を付与し、且つ成形後の
スプリングバックによる強度低下を防ぐべく、研究に着
手した。その結果、表皮を除去した竹材の繊維またはフ
レークが木質系無機質板用木質原料に適していることを
見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は木質原料、無機質水硬性結合材、水を混
練し、この混練物を成形し、次いで無機質水硬性結合材
を養生・硬化してなる木質系無機質板の製造方法におい
て、木質原料として表皮を除去した竹材の繊維またはフ
レークを用いることを特徴とする木質系無機質板の製造
方法に係る。
[作 用] 本発明に使用する竹材は表皮を除去した竹材の繊維また
はフレークである。竹材は通常針葉樹または広葉樹等の
木質原料と比較して弾力性がかなり高い、この理由は、
表皮部がその他の部分と性質が大きくことなり、特に表
皮部は弾力性が高いためと考えられる。従って、木質原
料として表皮部を除去した竹材を利用し、無機質水硬性
結合材及び水と混練し、得られた混線物を成形し、次い
で無機質水硬性結合材を養生・硬化すれば竹材を木質原
料とした木質系無機質板を製造することができ、この場
合に混練物の成形性は良好であり、得られる木質系無機
質板の強度も良好である。
本発明に使用する竹材の繊維またはフレークは竹材の表
皮を除去し、次に慣用の方法により繊維化またはフレー
ク化することにより用いることができる。
また、本発明に使用する竹材に対し、無機質水硬性結合
剤と混練する前に前処理として竹材に水を吸収させて含
水率を100%以上とした後、脱水により含水率を50
%以下に低下させることからなる処理を行なってもよい
、ここで本明細書に記載する竹材の含水率は以下の式に
より規定することができる。
含水率(%) 本発明に使用する竹材に対し、前記含水率調整方法によ
る前処理を実施すれば、混練物の成形性の向上とスプリ
ングバックの防止に一層有効である。また、無機質水硬
性結合材としてセメントを使用する場合、竹材中に存在
するセメン、ト硬化阻害物質の影響が若干認められるこ
ともあるが、前記含水率調整方法による前処理は該硬化
阻害物質の除去にも有効である。しかし、該硬化阻害物
質の影響は小さいので公知のセメント硬1ヒ促進剤(塩
化カルシウム、塩化マグネシウム等)を添加すれば充分
にセメントを硬化させることができる。
なお、前記含水率調整方法による前処理において、吸水
後の含水率が100%に満たない場合には、実用上有効
な改質効果を得るには至らない。
竹材に吸水させる水は水道水、地下水、雨水、河川水等
の無機質水硬性結合材の硬化反応に著しい悪影響を与え
る物質を含まないものであれば特に限定されるものでは
ない。
次に、脱水においては竹材の含水率を吸水時より50%
以上低下させることが必要である。即ち、吸水時の竹材
の含水率−脱水後の竹材の含水率≧50%を満足させる
必要がある。この条件を満足しないと実用上有効な改質
効果を得るには至らない。
なお、脱水の方法としてはいずれの方法をも使用するこ
とができるが、加圧脱水を行なうことが望ましい。加圧
脱水に際しての圧力は特に限定されるものではない。加
圧脱水のみで竹材の含水率を吸水時よりも50%以上低
下することができない場合には、乾燥等の他の脱水方法
と組み合わせて脱水を行なうことは何ら問題はなく、適
宜行なうことができる。
また、竹材に以上に示す条件を満たす処理を施せば、木
質系無機質板の木質原料として必要とされる水分量が竹
材中に残存し、池の原料と混練する際に水を更に添加し
なくても良いように脱水することができ また、竹材中
に残存する水が原料として必要な水分量を下回るまで脱
水し、池の原料と混練する際に不足分を再添加してもよ
い。
前記前処理は表皮を除去した後の竹材を繊維化あるいは
フレーク化する前に実施してもよく、繊維化あるいはフ
レーク化した後に実施しても良い。
なお、木質原料としての竹材はいずれの種類の竹も使用
することができる。また、無機質水硬性結合材としては
種々の結合材を使用することができるが、このうち特に
各種セメント、水硬性石膏の使用が望ましい。
更に、本発明方法においては上述の木質原料、無機質水
硬性結合材及び水よりなる必須原料に、必要に応じて下
記の物質を木質系無機質板の物性や前記混練物の成形性
に影響を及ぼさない範囲で添加することができる。
■広葉樹や針葉樹からなる木質原料 竹材と併用して広葉樹や針葉樹等を木質原料として使用
する場合、予め竹材と他の木質原料を混合し、竹材と他
の木質原料を同時に前処理して使用することもできる。
この場合、竹材と他の木質原料の比率は特に限定される
ものではないか、木質原石として竹材を使用する本発明
の趣旨からすれば、竹材の比率は多いほど良い。
■マイカ等の板状結晶 ■ウオラストナイト等の針状結晶 ■シリカヒユーム、珪藻土、フライアッシュ等の無機質
微粉末 ■ベントナイト、カオリン、バーミキュライI・等の粘
土鉱物 ■パリゴルスカイト、セピオライl−等の繊維買鉱物 ■ゼオライト等の多孔買鉱物粉末 ■合成樹脂エマルジョン ■着色剤、防水剤、硬化促進剤、硬化遅延剤等の添加物 ■〜■の成分については、それらの合計量が水を除く原
料全体の35重重量以内の範囲内で使用することができ
る。また、■の成分については、水を除く原料全体の1
0重量%以内であることが望ましい、更に、■の成分の
うち、着色剤及び防水剤はそれぞれ水を除く原料全体の
5重量%以内で、また、硬化促進剤及び硬化遅延剤は必
要に応じて無機質水硬性結合材に対して5重量%以内で
添加することができる。
[実 施 例] 以下に実施例を挙げて本発明方法による木質系無機質板
の製造方法を更に説明する。
1fJl− 表皮を除去した後、平均長さ15mmに繊維化した竹材
を木質原料として使用し、前記木質原料を絶乾状態換算
量で30%、普通ポルトランドセメン1〜を70%、9
 Jポルトランドセメントに対して外削で1%の塩化マ
グネシウム及び水を混練して水/固形分比06の混練物
を得た。
得られた混練物を次に鉄板上で幅50cmX長さ250
cmの均一なマット状とした。更に、厚さ15mmfl
スペーサーを用い、圧力20 kg/ cm2でプレス
圧縮し、ターンバックルで鉄板を固定した後、プレス機
から取り外し、圧縮したままの状態で24時間養生を行
なった6次に、ターンバックルを取り外し、鉄板を脱板
した後2週間養生を行なった。養生終了後、105°C
で乾燥して供試体とした。供試体はスペーサーで設定し
た通り、厚さ15mmで成形することができ、スプリン
グバックはa察されなかった。
なお、該供試体の嵩比重は1.1、曲げ強度は110 
kg/ am2であった。
1暫肚 表皮を除去していない実施例で用いた竹繊維と同様の寸
法及び形状の竹繊維を使用した以外は実施例と同様の方
法で成形体を得た。この成形体はスプリングバックによ
り厚さ18mmと設定値よりも厚くなり、また、嵩比重
は0.9、曲げ強度は40kg/c蹟2であった。
[発明の効果] 本発明方法により、針葉樹や広葉樹材と比較して成長速
度が速いために木質資源として有望である竹材を使用し
てスプリングバック等の竹材に起因する従来の問題のな
い木質系無機質板を好適に製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木質原料、無機質水硬性結合材、水を混練し、この混練
    物を成形し、次いで無機質水硬性結合材を養生・硬化し
    てなる木質系無機質板の製造方法において、木質原料と
    して表皮を除去した竹材の繊維またはフレークを用いる
    ことを特徴とする木質系無機質板の製造方法。
JP19802788A 1988-08-10 1988-08-10 木質系無機質板の製造方法 Expired - Lifetime JP2669860B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0446046A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Ask:Kk 竹繊維補強無機質成形体
JPH0527093U (ja) * 1991-09-13 1993-04-06 池田物産株式会社 補強内装材料
KR100379177B1 (ko) * 2000-10-10 2003-04-11 한미하이테크주식회사 소화 훈련용 시뮬레이터 장치

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JPH0446046A (ja) * 1990-06-14 1992-02-17 Ask:Kk 竹繊維補強無機質成形体
JPH0527093U (ja) * 1991-09-13 1993-04-06 池田物産株式会社 補強内装材料
KR100379177B1 (ko) * 2000-10-10 2003-04-11 한미하이테크주식회사 소화 훈련용 시뮬레이터 장치

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