JPH0141745B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0141745B2
JPH0141745B2 JP60141064A JP14106485A JPH0141745B2 JP H0141745 B2 JPH0141745 B2 JP H0141745B2 JP 60141064 A JP60141064 A JP 60141064A JP 14106485 A JP14106485 A JP 14106485A JP H0141745 B2 JPH0141745 B2 JP H0141745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
rock wool
sound absorbing
wool sound
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP60141064A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61296161A (ja
Inventor
Yasutoshi Kubota
Wakatsu Matsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP60141064A priority Critical patent/JPS61296161A/ja
Publication of JPS61296161A publication Critical patent/JPS61296161A/ja
Publication of JPH0141745B2 publication Critical patent/JPH0141745B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は自然な感じのフイツシヤ模様を形成し
てなるペースト積層によるロツクウール吸音板の
製造方法に関する。
〔背景技術〕
従来のペースト積層によるロツクウール吸音板
の製造方法ではロツクウールを主材として澱粉な
どのバインダー、カルボキシメチルセルロースな
どの増粘剤、さらにワツクスなどの撥水剤を水と
混練してペーストを作成し、このペーストをロツ
クウール吸音生板上に塗布して積層せしめ、その
後模様付をして乾燥させて積層したロツクウール
吸音板を得ていた。しかしながら、ペーストを作
成する際にロツクウール、バインダーなどの固型
分1に対して3の割合の水が必要となるためにペ
ースト中の水分量を減らすことができなかつた。
そのために乾燥の際のエネルギーが多量にいると
ともに乾燥後の比重が高くなり軽量化を図ること
ができなかつた。又、自然な感じのフイツシヤー
模模様を付与することが困難なものであつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述した背景技術に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところはロツクウール吸音
板のペーストの軽量化を図るとともに生産効率が
良好でしかも自然な感じのフイツシヤー模様を形
成することのできるペースト積層によるロツクウ
ール吸音板の製造方法にある。
〔発明の開示〕
以下、本発明の一実施例に基づいて説明する。
主材としてのロツクウールに澱粉バインダー、
HEC(ヒドロキシエチルセルロース)又はCMC
(カルボキシルメチルセルロース)などの増粘剤、
シリカなどの充填剤、水を混練して混合液をつく
り、さらにこの混合液に少量のポリアミド・エピ
クロヒドリン系樹脂を添加してペーストを作成し
このペーストをロツクウール吸音生板上に塗布し
て積層せしめ、その後このペーストをスクリード
マシーンによつてナチユラルなフイツシヤー模様
付を行ない、その後乾燥機で乾燥してロツク吸音
板を製造するようにしている。
尚、ポリアミド・エピクロヒドリン系樹脂の添
加量はペースト固型分の0.2〜0.5%程度が適切で
ある。
〔実施例〕
ロツクウール86%にでんぷん2%、HEC1.5%、
シリカ9.5%、ワツクス0.5%、ポリアミド・エピ
クロヒドリン系樹脂0.5%とを混練しててペース
トを作成しこのペーストの固型分に対して2倍の
水を混合した。そして、このペーストをロツクウ
ール吸音生板上に塗布して積層せしめ、その後こ
のペーストをスクリードマシーンによつて模様付
を行ない、その後乾燥機で乾燥して12mm厚のロツ
クウール吸音板を得た。
このとき、ペーストの混練時間は3分以内で充
分なものであつた。又、乾燥後のペースト比重は
0.35〜0.40であつた。又、模様は自然なフイツシ
ヤー模様を現出できた。
〔比較例〕
ロツクウール86%にでんぷん2%、HEC1.5%、
シリカ9.5%、ワツクス0.5%とを混練してペース
トを作成しこのペーストの固型分に対して最小必
要な3倍の水を混合した。そして、このペースト
をロツクウール吸音生板上に塗布して積層せし
め、その後このペーストをスクリードマシーンに
よつて模様付を行ない、その後乾燥機で乾燥して
12mm厚のロツクウール吸音板を得た。
このとき、ペーストの混練時間は10〜15分かか
つた。又、乾燥後のペースト比重は0.45〜0.50で
あつた。又、模様はシヤープ性に欠けるものであ
つた。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明はロツクウールを主材と
しバインダー、増粘剤、充填剤、水を混練して混
合液をつくり、さらにこの混合液に少量のエピク
ロヒドリン系樹脂を添加してペーストを作成する
ようにしているのでエピクロヒドリン系樹脂の撥
水作用により水分量を少なくすることができると
ともに混練時間を短縮することができる。そのた
めに水分量が少なくてすみ乾燥の際のエネルギー
が少なくてすむので生産効率も増大できる。又、
混練時間の短縮により比重を軽減させることがで
きるので軽量化が図れる。又、スクリードマシー
ンによつて本発明のペーストによつてシヤープで
自然な感じのフイツシヤー模様を現出することが
できる。さらに、ロツクウール吸音生板上にペー
ストを塗布しているので基板との密着性が良好と
なる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ロツクウールを主材としバインダー、増粘
    剤、充填剤、水を混練して混合液をつくり、さら
    にこの混合液に少量のエピクロヒドリン系樹脂を
    添加してペーストを作成しこのペーストをロツク
    ウール吸音生板上に塗布して積層せしめ、その後
    このペーストをスクリードマシーンによつて模様
    付を行ない、その後乾燥してロツクウール吸音板
    を製造することを特徴とするペースト積層による
    ロツクウール吸音板の製造方法。
JP60141064A 1985-06-25 1985-06-25 ペ−スト積層によるロツクウ−ル吸音板の製造方法 Granted JPS61296161A (ja)

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JPS61296161A JPS61296161A (ja) 1986-12-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8182652B2 (en) * 2010-03-23 2012-05-22 United States Gypsum Company Method of making a coating and a coated acoustical panel using degraded fibers
JP7323044B2 (ja) * 2020-02-19 2023-08-08 日信化学工業株式会社 無機繊維用バインダー及び無機繊維マット

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Publication number Publication date
JPS61296161A (ja) 1986-12-26

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