JPS58140367A - 耐火性建築材料の製造法 - Google Patents
耐火性建築材料の製造法Info
- Publication number
- JPS58140367A JPS58140367A JP1906482A JP1906482A JPS58140367A JP S58140367 A JPS58140367 A JP S58140367A JP 1906482 A JP1906482 A JP 1906482A JP 1906482 A JP1906482 A JP 1906482A JP S58140367 A JPS58140367 A JP S58140367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- fire
- wood fibers
- defibrated
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1石綿に代えて木材繊維を含有させた耐火性建
築材料の製造法に関する。
築材料の製造法に関する。
耐火性am材料として汎用性の高い無機質系m画用ボー
ド類は1石綿を多量に使用して多様な方法で製造され市
販されている。しかし1石綿は高価な上、近年、建築材
料の製造に際し石綿の使用による石綿公害が問題となっ
ており。
ド類は1石綿を多量に使用して多様な方法で製造され市
販されている。しかし1石綿は高価な上、近年、建築材
料の製造に際し石綿の使用による石綿公害が問題となっ
ており。
アメリカ及び北欧では、耐火性建築材料の原料として石
綿を使用することを全面的に禁止する国々もある。この
ような事情から%現在1石綿を使用しない耐火性建築材
料の開発が強く要請されている〇 繊−を石綿の代J)K使用することにより、石綿を使用
しえものと同程度の性能を有する耐火性1IIi鏑材料
が得られることを見−出し本発明に到達したものである
。
綿を使用することを全面的に禁止する国々もある。この
ような事情から%現在1石綿を使用しない耐火性建築材
料の開発が強く要請されている〇 繊−を石綿の代J)K使用することにより、石綿を使用
しえものと同程度の性能を有する耐火性1IIi鏑材料
が得られることを見−出し本発明に到達したものである
。
即ち、本発明6耐火性m籟材料の製造法は、木材を、径
約・01〜01%、長さ約ox〜10%に解繊した。解
繊木材繊維、ポルトランドセメント又は水滓スラグ及び
水、更に必要に応じフライアラ¥為を混合して得たスラ
リーを1成型1硬化させる仁とtIf#黴とするもので
ある0以下に本発明の耐火性建築材料の製造法1゜その
実施態様に基づいて詳述する。
約・01〜01%、長さ約ox〜10%に解繊した。解
繊木材繊維、ポルトランドセメント又は水滓スラグ及び
水、更に必要に応じフライアラ¥為を混合して得たスラ
リーを1成型1硬化させる仁とtIf#黴とするもので
ある0以下に本発明の耐火性建築材料の製造法1゜その
実施態様に基づいて詳述する。
本発明において用いられる解繊木材線維は。
径が約o、ol 〜0.8%テ長さが約0.1〜ioz
。
。
大きさの−のでめp、針葉樹、ラワン材等の木材をディ
スクリアイナーで上記特定の大きさに解繊することKよ
勤得ることができる。
スクリアイナーで上記特定の大きさに解繊することKよ
勤得ることができる。
本発明において、上記の特定の大きさの解繊木材繊維を
用いるのは、その大きさが製品に8的とする性能を付与
する上で適してお)、且つ後述する抄造方法による成型
工程において、解繊木材繊維の大きさが過小であると木
材繊維が開本と共に抄造網から流れ落ちてし普い%ま九
過大になると抄造が困難となる上、抄造によシボード状
に成型し、これを養生して製品とした場合、養生期間中
の成型体の膨張により木材繊―が製品の表面に一部央き
出てくるため、製品の加工性が劣化するからでめる0 本発明におけるポルトランドセメントは1石綿を多量に
用いて製造される従来のボード類におけると同様に用い
られ、これは必要に応じ。
用いるのは、その大きさが製品に8的とする性能を付与
する上で適してお)、且つ後述する抄造方法による成型
工程において、解繊木材繊維の大きさが過小であると木
材繊維が開本と共に抄造網から流れ落ちてし普い%ま九
過大になると抄造が困難となる上、抄造によシボード状
に成型し、これを養生して製品とした場合、養生期間中
の成型体の膨張により木材繊―が製品の表面に一部央き
出てくるため、製品の加工性が劣化するからでめる0 本発明におけるポルトランドセメントは1石綿を多量に
用いて製造される従来のボード類におけると同様に用い
られ、これは必要に応じ。
曽在水硬性を有す為水滓スラグに代えることができる。
而して、本発明の実JlIIK際しては、先ず上記の特
定の大きさの解繊木材繊維と、上記ポルトランドセメン
ト又は上記水滓スラグとを混合分散させる。また、この
混合物に、必要に応じてさらにフライアッシュ。パーラ
イト等の無機質混和材を混合すゐことができ、フライア
ツシエを混合すると、混合°物の凝固時間を短縮できる
等の効果がめる・ これらの混合割合は、解繊木材繊維3〜SO重量部に対
し、ボルト2ンドセメント又は水滓スラグ50〜70重
量部、フ2イアツシ:LIs〜20重量部を混合するの
が好重しい0ま九、これにパーツイトを加える場合には
、0〜20重量部とするのが好ましい。
定の大きさの解繊木材繊維と、上記ポルトランドセメン
ト又は上記水滓スラグとを混合分散させる。また、この
混合物に、必要に応じてさらにフライアッシュ。パーラ
イト等の無機質混和材を混合すゐことができ、フライア
ツシエを混合すると、混合°物の凝固時間を短縮できる
等の効果がめる・ これらの混合割合は、解繊木材繊維3〜SO重量部に対
し、ボルト2ンドセメント又は水滓スラグ50〜70重
量部、フ2イアツシ:LIs〜20重量部を混合するの
が好重しい0ま九、これにパーツイトを加える場合には
、0〜20重量部とするのが好ましい。
次に、上記混合物を水にて稀釈してスラリーとなす・仁
の場合の水の使用量は、抄造可能なスラリーが得られる
量である。然る後、上記スラリーを用いて所望O大きさ
のボードを成型する。この成WK際しては、従来の丸網
又は長網方式の抄造方法をそott適用することができ
る・また、上記の成型には、押出成形方法管採用するこ
とも可能である。
の場合の水の使用量は、抄造可能なスラリーが得られる
量である。然る後、上記スラリーを用いて所望O大きさ
のボードを成型する。この成WK際しては、従来の丸網
又は長網方式の抄造方法をそott適用することができ
る・また、上記の成型には、押出成形方法管採用するこ
とも可能である。
上記抄造方法勢によりボード状に成形された成型体の硬
化は、自然養生又は常圧蒸気中(温度!Of1℃)で養
生すれば嵐く、その結果。
化は、自然養生又は常圧蒸気中(温度!Of1℃)で養
生すれば嵐く、その結果。
本発明に係る耐火性建築材料が得られる0尚1本発明に
おいては、使用する解繊木材繊維をあらかじめ珪酸アル
カリ物質(水ガラス〕により表面処理しておくことにi
h本発明に係為wAIIs#科O耐火性及び耐水性をさ
らに向上させることができる。
おいては、使用する解繊木材繊維をあらかじめ珪酸アル
カリ物質(水ガラス〕により表面処理しておくことにi
h本発明に係為wAIIs#科O耐火性及び耐水性をさ
らに向上させることができる。
上記処理は、解繊木材繊維1重量部に対し、珪酸アルカ
96質・、1〜O,S重量部及び水S −S重量部を加
えて充分混練し、g*混練瞼をgo〜・・℃にてsO〜
・O分間反応させた後% 110〜120℃にて乾燥し
て、木材繊維の表面に珪酸アルカリを定着せしめること
によプ行なう仁とがで自る0 以下に本発明の実施例、及び本発明の効果を明らかにす
るための試験例を示す。
96質・、1〜O,S重量部及び水S −S重量部を加
えて充分混練し、g*混練瞼をgo〜・・℃にてsO〜
・O分間反応させた後% 110〜120℃にて乾燥し
て、木材繊維の表面に珪酸アルカリを定着せしめること
によプ行なう仁とがで自る0 以下に本発明の実施例、及び本発明の効果を明らかにす
るための試験例を示す。
実施例1
木材をディスクリアイナーで解繊して径がO,OX〜o
、 8 %機度で長さがOX〜xo%程度の大きさの解
繊木材繊維を得九〇この木材繊維1重量部に対し、珪酸
アルカリam重量部及び水・重量部を加えて混練し、該
混練物をyo℃にて50分間反応させた後、11G’C
Kて乾燥して化学処理解繊木材繊維を得た。
、 8 %機度で長さがOX〜xo%程度の大きさの解
繊木材繊維を得九〇この木材繊維1重量部に対し、珪酸
アルカリam重量部及び水・重量部を加えて混練し、該
混練物をyo℃にて50分間反応させた後、11G’C
Kて乾燥して化学処理解繊木材繊維を得た。
次いで、上配化学処理解繊木材繊−12重量16、ポル
トランドセメント6s重量悌及びフライアツシ&s8重
量嘔を混合し、該混合物を水にて稀釈してスラリーとし
九・そして、上記スラリーを丸網式抄造方法によりボー
ド状に成型し九後%これを常温下に自然養生して硬化さ
せ。
トランドセメント6s重量悌及びフライアツシ&s8重
量嘔を混合し、該混合物を水にて稀釈してスラリーとし
九・そして、上記スラリーを丸網式抄造方法によりボー
ド状に成型し九後%これを常温下に自然養生して硬化さ
せ。
本発明に係る耐火性建築材料(製品A)を得た。
実施例雪
下記配合割合により、実施例1と同様にして本発明に係
る耐火性建築材料(製品B)を得た。
る耐火性建築材料(製品B)を得た。
重量−
ボルトランドセメント ・8鱗鐵木材繊維
* 1雪 パーライト 10フライアツ
シエ拳その他 10*解繊木材繊−は実施例1
で用いたものと同様なものを用いた。
* 1雪 パーライト 10フライアツ
シエ拳その他 10*解繊木材繊−は実施例1
で用いたものと同様なものを用いた。
試験例
実施例1及び3で得られた製品ム及びBと。
比較としてパルプセメント板(配合割合:)(ルプ11
s重量哄1石綿S重量%、無機質混和材30重1qb1
7j・ルトランドセメントsO重量16)及び石綿スレ
ート板(配合割合:石綿1s重量憾、パルプ3重量96
.ポルトランドセメント−3重量慢)についてそれぞれ
4!r111の物性を測定した0そのM来は下II!に
示す通pであったO―J+A−礒+L m 1m
! 、k l−+尚、実施例Iにおいて用い九解
轍木材繊liO代わ)に珪酸ブルカ替処理をしない解繊
木材繊維を用いて実施例1と同様に実施し九場合にも。
s重量哄1石綿S重量%、無機質混和材30重1qb1
7j・ルトランドセメントsO重量16)及び石綿スレ
ート板(配合割合:石綿1s重量憾、パルプ3重量96
.ポルトランドセメント−3重量慢)についてそれぞれ
4!r111の物性を測定した0そのM来は下II!に
示す通pであったO―J+A−礒+L m 1m
! 、k l−+尚、実施例Iにおいて用い九解
轍木材繊liO代わ)に珪酸ブルカ替処理をしない解繊
木材繊維を用いて実施例1と同様に実施し九場合にも。
耐水性がやや落ちるが上記製品ムと略同様な物性を有す
る製品が得られる。
る製品が得られる。
叙上の如く1本発明は%特定の大きさの解繊木材繊維を
使用することにより1石綿を使用しない耐火性建業材料
の製造を可能圧したもので。
使用することにより1石綿を使用しない耐火性建業材料
の製造を可能圧したもので。
本発明の方法によれば1石綿を一切使用しないから建築
材料を安全且つ安価に製造てきる上。
材料を安全且つ安価に製造てきる上。
本発明の方法によって製造された建築材料は。
耐火性及び耐水性等の各種の物性において石綿を使用し
たものと殆んど同様の性能を有し、耐火建築用内外俟材
として好適なものであみ等。
たものと殆んど同様の性能を有し、耐火建築用内外俟材
として好適なものであみ等。
4m呵V−J零禾シ冥3nる〇
特許出願人
富士不燃建材工業株式会社
代理人弁理士
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 a) 木材を、II&II、01〜O,II St長さ
約0.1〜10%に解繊し九、解繊木材繊維、ポルトラ
ンドセメント又は水滓スラグ及び水、更に必要に応じフ
ライアツシエを混合して傅九ス2リーを、成型、硬化さ
せることを特徴とする耐火性建築材料の製造法◎ 〔) 上記解繊木材繊維が珪酸アルカリ物質によ)表面
処理されている1%許請求の範囲第(1)項記載の耐火
性建築材料の製造法0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1906482A JPS58140367A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 耐火性建築材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1906482A JPS58140367A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 耐火性建築材料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140367A true JPS58140367A (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=11988997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1906482A Pending JPS58140367A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 耐火性建築材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140367A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136950A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | 三井木材工業株式会社 | 木質繊維セメント成型物の製造方法 |
JPS63123846A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-05-27 | 安田 喜吉 | 間伐材を利用した木繊維セメント板の製造装置 |
JPH0290634U (ja) * | 1988-04-07 | 1990-07-18 | ||
JPH0290635U (ja) * | 1988-04-07 | 1990-07-18 | ||
JPH0579622B2 (ja) * | 1984-09-21 | 1993-11-04 | Fuorusu Konsuruto Konmandeiits |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1906482A patent/JPS58140367A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0579622B2 (ja) * | 1984-09-21 | 1993-11-04 | Fuorusu Konsuruto Konmandeiits | |
JPS61136950A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | 三井木材工業株式会社 | 木質繊維セメント成型物の製造方法 |
JPH0513098B2 (ja) * | 1984-12-06 | 1993-02-19 | Mitsui Lumber Co Ltd | |
JPS63123846A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-05-27 | 安田 喜吉 | 間伐材を利用した木繊維セメント板の製造装置 |
JPH0310481B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1991-02-13 | Yasuda Kyoshi | |
JPH0290634U (ja) * | 1988-04-07 | 1990-07-18 | ||
JPH0290635U (ja) * | 1988-04-07 | 1990-07-18 |
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