JPS5841695A - 潜弧溶接用フラツクス - Google Patents
潜弧溶接用フラツクスInfo
- Publication number
- JPS5841695A JPS5841695A JP14026281A JP14026281A JPS5841695A JP S5841695 A JPS5841695 A JP S5841695A JP 14026281 A JP14026281 A JP 14026281A JP 14026281 A JP14026281 A JP 14026281A JP S5841695 A JPS5841695 A JP S5841695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux
- slag
- welding
- submerged arc
- arc welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/36—Selection of non-metallic compositions, e.g. coatings, fluxes; Selection of soldering or welding materials, conjoint with selection of non-metallic compositions, both selections being of interest
- B23K35/362—Selection of compositions of fluxes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は潜弧溶接用フラックスに係り、さらに詳しくは
、N1基溶接ワイヤ又はCr −Nl系ステンレス鋼ワ
、イヤと組み合わせて用いることにより溶接作業性、特
にスラグのはぐり性が優れ、しかも溶接部に優れた耐割
れ性および機械的性質が得られるフラックスに関するも
のである。
、N1基溶接ワイヤ又はCr −Nl系ステンレス鋼ワ
、イヤと組み合わせて用いることにより溶接作業性、特
にスラグのはぐり性が優れ、しかも溶接部に優れた耐割
れ性および機械的性質が得られるフラックスに関するも
のである。
現在、9%Nl鋼やステンレス鋼の溶接を高能率で行な
う場合には、潜弧溶接が主として用いられている。
う場合には、潜弧溶接が主として用いられている。
ところで、薄板の91 Ni鋼の溶接は、従来片側を溶
接後裏はつりを行なった上で裏面を溶接する両面溶接が
行なわれてきたが、工数および溶接材料の使用hl・が
多くなるなどの欠点があり、現在では片面のみから溶接
する方法・が検討されている。
接後裏はつりを行なった上で裏面を溶接する両面溶接が
行なわれてきたが、工数および溶接材料の使用hl・が
多くなるなどの欠点があり、現在では片面のみから溶接
する方法・が検討されている。
特に、ガラスチーシー銅当金法による片面潜弧溶接はガ
ラステーノを使用するので母材への密箔性が優れ、均一
な裏ビードが得らnる。しかし溶接部の性110および
耐割れ性は良好でも、裏当材としてガラス繊維を用いる
ため裏ビードはスラグのはくりが悪く、溶接後の手入れ
が必要となる。寸だ一般にステンレス鋼においては、結
晶粒の微細化、耐食性の改善、粒間腐食の抑制および延
性低下の防+1Zta4強囲などの4目的で窒素、チタ
ン、・ニオブ。
ラステーノを使用するので母材への密箔性が優れ、均一
な裏ビードが得らnる。しかし溶接部の性110および
耐割れ性は良好でも、裏当材としてガラス繊維を用いる
ため裏ビードはスラグのはくりが悪く、溶接後の手入れ
が必要となる。寸だ一般にステンレス鋼においては、結
晶粒の微細化、耐食性の改善、粒間腐食の抑制および延
性低下の防+1Zta4強囲などの4目的で窒素、チタ
ン、・ニオブ。
アルミニウム、モリブデンなどを゛含有させた新しいス
テンレス鋼が開発されているが、これらの元素を會むス
テンレス鋼を溶接する場合、スラグのはぐり性が悪く、
溶接時の作業能率が低下するのみならず、ステンレス鋼
と1〜での美しい外観が得られない等の問題点があり、
潜弧溶接の適用範囲が限定されていた。従来よりスラグ
のはぐり性を良好にするのに酸化ビスマス外どを添加す
ると効果があることが例えば特公昭55− F1m67
7号公報に開示されている。この酸化ビスマスを前述の
9%N1鋼のがラステープ−銅当金法K 、Uる片面潜
弧溶接用および各種のステンレス鋼の潜弧溶接IIIフ
ラックスに添加するとスラグのはぐり性は改良されるが
その効果が顕著になる範囲においては、溶接金属の高温
割れ感受性が増し、ビード形状も均一になりにくいこと
が判明した。
テンレス鋼が開発されているが、これらの元素を會むス
テンレス鋼を溶接する場合、スラグのはぐり性が悪く、
溶接時の作業能率が低下するのみならず、ステンレス鋼
と1〜での美しい外観が得られない等の問題点があり、
潜弧溶接の適用範囲が限定されていた。従来よりスラグ
のはぐり性を良好にするのに酸化ビスマス外どを添加す
ると効果があることが例えば特公昭55− F1m67
7号公報に開示されている。この酸化ビスマスを前述の
9%N1鋼のがラステープ−銅当金法K 、Uる片面潜
弧溶接用および各種のステンレス鋼の潜弧溶接IIIフ
ラックスに添加するとスラグのはぐり性は改良されるが
その効果が顕著になる範囲においては、溶接金属の高温
割れ感受性が増し、ビード形状も均一になりにくいこと
が判明した。
本発明者らは、上述の問題点に鑑みこれを改善すべ(数
多くの研究を行なった結果、潜弧溶接月17ラツクス中
に微量のSに加えて、微量の旧を添加し、これら元素の
添加量の数値限定により、両方の相乗効果が顕著に現わ
れ溶融メタル及び溶融スラグの界面張力が低下し、スラ
グのはぐり性が著しく良好となり、さらには外観のより
美しいビードが得られ、かつ他の溶接作業性の劣化、高
温割れ感受性9機械的性能の劣化はないという寸ったく
新しい知見が得られた。
多くの研究を行なった結果、潜弧溶接月17ラツクス中
に微量のSに加えて、微量の旧を添加し、これら元素の
添加量の数値限定により、両方の相乗効果が顕著に現わ
れ溶融メタル及び溶融スラグの界面張力が低下し、スラ
グのはぐり性が著しく良好となり、さらには外観のより
美しいビードが得られ、かつ他の溶接作業性の劣化、高
温割れ感受性9機械的性能の劣化はないという寸ったく
新しい知見が得られた。
本発明は以−にの如き知見により々されたものであり、
Nl基溶接ワイヤ又はCr −Ni系ステンレス鋼ワイ
ヤー二組み合せて潜弧溶接するに際し、溶接作業性、砦
にスラグのはぐり性が優れ、しかも溶接部に優れた耐割
れ性および機械的性質が得られるフラックスの新規な組
成を提供することにあり、このことにより9%Ni鋼の
片面潜弧溶接、新しいステンレス鋼の潜弧溶接など適用
範囲を拡大させることができた。
Nl基溶接ワイヤ又はCr −Ni系ステンレス鋼ワイ
ヤー二組み合せて潜弧溶接するに際し、溶接作業性、砦
にスラグのはぐり性が優れ、しかも溶接部に優れた耐割
れ性および機械的性質が得られるフラックスの新規な組
成を提供することにあり、このことにより9%Ni鋼の
片面潜弧溶接、新しいステンレス鋼の潜弧溶接など適用
範囲を拡大させることができた。
即ち、本発明の要旨はフラックス全Mfkに対してSの
11%体または化合物の1種または2種以上の合計がl
ij体に換算して0.001〜0.3係を含有し、旧の
単体オたは化合物の1種または2種以上の合計が即イ4
・に換算して0.3%以下、さらに金属炭酸塩3〜4(
)係、1ツ化チタン10〜30%、全屈弗化物5〜20
%、酸化アルミニウム8〜25%、酸化マグネシウム1
0〜30%を含有する潜弧溶接1.11フラツクスにあ
る〇 以下に本発明について詳細に説明する。
11%体または化合物の1種または2種以上の合計がl
ij体に換算して0.001〜0.3係を含有し、旧の
単体オたは化合物の1種または2種以上の合計が即イ4
・に換算して0.3%以下、さらに金属炭酸塩3〜4(
)係、1ツ化チタン10〜30%、全屈弗化物5〜20
%、酸化アルミニウム8〜25%、酸化マグネシウム1
0〜30%を含有する潜弧溶接1.11フラツクスにあ
る〇 以下に本発明について詳細に説明する。
Sはスラグのはくり性及びビード形状と外観を極めて良
くする。即ち、表面活性度が非常に太きく、溶融メタル
及び溶融スラグの界面張力を低下させ、このことKより
、ビード形状をフラットにし、ビーP止端部のなじみを
良くする。さらに1ビ一ド表面とそれに接触するスラグ
表面をなめらかKするためビード外観も美しいものと々
る。゛また、ビード表面に接触するスラグ而近傍のスラ
グ間の結合力を大きくすると同時に1溶接金楓とスラグ
間の結合力を小さくすることにより、前記ビード表面及
び止端部がなめらかになることと相着ってスラグ除去時
にビード表面にこびりついた形で残る、いわゆる、二次
スラグが皆無となる。1゜かし、0.001%未満では
一ヒ記効果#i認められず、0.3%を超えると溶接金
属の高温割れ感受性が大きく々るので、本発明では0.
001〜0.3%に規定した。特に、Biと同時に添加
すると両方の相乗効果によりスラグのはぐり性が顕著に
良くなる。ここでSの化合物とは硫化亜鉛、硫化鉛、硫
化鉄。
くする。即ち、表面活性度が非常に太きく、溶融メタル
及び溶融スラグの界面張力を低下させ、このことKより
、ビード形状をフラットにし、ビーP止端部のなじみを
良くする。さらに1ビ一ド表面とそれに接触するスラグ
表面をなめらかKするためビード外観も美しいものと々
る。゛また、ビード表面に接触するスラグ而近傍のスラ
グ間の結合力を大きくすると同時に1溶接金楓とスラグ
間の結合力を小さくすることにより、前記ビード表面及
び止端部がなめらかになることと相着ってスラグ除去時
にビード表面にこびりついた形で残る、いわゆる、二次
スラグが皆無となる。1゜かし、0.001%未満では
一ヒ記効果#i認められず、0.3%を超えると溶接金
属の高温割れ感受性が大きく々るので、本発明では0.
001〜0.3%に規定した。特に、Biと同時に添加
すると両方の相乗効果によりスラグのはぐり性が顕著に
良くなる。ここでSの化合物とは硫化亜鉛、硫化鉛、硫
化鉄。
(5)
硫化銅、硫化バリウム、硫化カルシウム、硫化マy 、
/7ン等の硫化物、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム
、硫酸バリウム、硫酸鉄、硫酸鉛等の硫酸塩を指す。
/7ン等の硫化物、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム
、硫酸バリウム、硫酸鉄、硫酸鉛等の硫酸塩を指す。
81を添加すると溶融スラグの融点が低下し、流動性も
良くなり界面張力が低下し、スラグのはくり性が著しく
良好とがるが、旧が6.3%を超えると溶接金属の高温
割れ感受性が増加し、ビードがなめらかに′酵成されな
い。本発明ではBiは微量Sとの相乗効果により0.3
%以下でもスラグのはぐり性が著しく良好となるので、
Bio、3%以下に規定した。々お、ここでBiの化合
物とはBi2O3゜Bl(01N)3. BiF、 、
BiCl2. B1Br3. BiI3などを指す。
良くなり界面張力が低下し、スラグのはくり性が著しく
良好とがるが、旧が6.3%を超えると溶接金属の高温
割れ感受性が増加し、ビードがなめらかに′酵成されな
い。本発明ではBiは微量Sとの相乗効果により0.3
%以下でもスラグのはぐり性が著しく良好となるので、
Bio、3%以下に規定した。々お、ここでBiの化合
物とはBi2O3゜Bl(01N)3. BiF、 、
BiCl2. B1Br3. BiI3などを指す。
・
金属炭酸塩は生成するスラグに塩基性を与えかつ分解生
成するCO2ガスによって水素分圧を下げffJN金属
の一械的性質を良好ならしめる。しかし、3係未満でば
上記効果が認められず、40%を超えるとスラグのはぐ
り性が悪くなる。従って金属炭酸塩は3−J40%に規
定した。なお、ここで言(6) う金属炭酸塩とは炭酸カルシウム、炭酸マンガン。
成するCO2ガスによって水素分圧を下げffJN金属
の一械的性質を良好ならしめる。しかし、3係未満でば
上記効果が認められず、40%を超えるとスラグのはぐ
り性が悪くなる。従って金属炭酸塩は3−J40%に規
定した。なお、ここで言(6) う金属炭酸塩とは炭酸カルシウム、炭酸マンガン。
炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸リチウム等を指
し、単独または複合で用いる。
し、単独または複合で用いる。
酸化チタンは、ビード形状を良好にする。1゜俤未満で
は効果か々く、30%を超えると逆にビード形状が悪く
、また機械的性質および耐割れ性が劣化する。従って、
酸化チタンは10〜30%に規定した。なお、ここで言
う酸化チタンとは、ルチール、チタン白、チタンスラグ
、イルミナイト、チタン酸カリ等TI化合物をTiO2
に換w1.たものを指し、単独または複合で用いる。
は効果か々く、30%を超えると逆にビード形状が悪く
、また機械的性質および耐割れ性が劣化する。従って、
酸化チタンは10〜30%に規定した。なお、ここで言
う酸化チタンとは、ルチール、チタン白、チタンスラグ
、イルミナイト、チタン酸カリ等TI化合物をTiO2
に換w1.たものを指し、単独または複合で用いる。
金属弗化物はスラグの流動性を良好にする。5係未満で
は効果がなく、20%を超えるとアークの安定性および
ビード形状が悪くなる。従って、金属弗化物は5〜20
%に規定した。なお、ここで言う金属弗化物とは、氷晶
石、弗化アルミニウム\弗化マグネシウム、螢石等を指
し、単独iたは複合で用いる。
は効果がなく、20%を超えるとアークの安定性および
ビード形状が悪くなる。従って、金属弗化物は5〜20
%に規定した。なお、ここで言う金属弗化物とは、氷晶
石、弗化アルミニウム\弗化マグネシウム、螢石等を指
し、単独iたは複合で用いる。
酸化アルミニウムはスラグのはぐりおよびビード外観を
良くする。8%未満では効果がなく、25%を超えると
逆にスラグのはぐりおよびビード外観が悪くなる。従っ
て、酸化アルミニウムは8〜25%にj;11; yし
た。なお、ここで酸化アルミニウムとしては、アルミナ
を用いた。
良くする。8%未満では効果がなく、25%を超えると
逆にスラグのはぐりおよびビード外観が悪くなる。従っ
て、酸化アルミニウムは8〜25%にj;11; yし
た。なお、ここで酸化アルミニウムとしては、アルミナ
を用いた。
酸化マグネシウムは生成するスラグの塩基[を−ヒげ、
溶肴金媚の機械的性質を良好ならしめるとともに、流動
性およびスラグのはくりを良くする。
溶肴金媚の機械的性質を良好ならしめるとともに、流動
性およびスラグのはくりを良くする。
10%未満では効果がなく30%を超えると逆にスラグ
のはくりが悪くなる。従って、酸化マグネシウムは10
〜30%に規定した。なお、ここで言う酸化マグネシウ
ムとはマグネシアクリンカ、酸化マダネシア等を指し、
単独または複合で用いる。
のはくりが悪くなる。従って、酸化マグネシウムは10
〜30%に規定した。なお、ここで言う酸化マグネシウ
ムとはマグネシアクリンカ、酸化マダネシア等を指し、
単独または複合で用いる。
なお、通常ビード形状を良好にするためフラックス中に
5102を添加することがあるが、Ni基溶接ワイヤ又
はCr −Nl系ステンレス鋼ワイヤを用いて溶接する
場合、スラグのはぐり性が悪くなる。
5102を添加することがあるが、Ni基溶接ワイヤ又
はCr −Nl系ステンレス鋼ワイヤを用いて溶接する
場合、スラグのはぐり性が悪くなる。
しかし、本発明のSおよびBiの添加により、5i02
を添加しても、スラグのはくり性が良好となり、美【2
いビート°が得られることが判明した。
を添加しても、スラグのはくり性が良好となり、美【2
いビート°が得られることが判明した。
本発明は以上述べた如く、9%Ni鋼および新しいステ
ンレス鋼用潜弧スラックス中に微量のSおよびBiを添
加し、かつこれら添加元累の数値駆足により両方の相乗
効果が顕著に現われ、NI基溶接ワイヤ又はCr −N
i系ステンレス鋼ワイヤと組み合せて用いた場合、ビー
ドのスラグはくりに著しい効果があるという知見を得て
かしえたものである。
ンレス鋼用潜弧スラックス中に微量のSおよびBiを添
加し、かつこれら添加元累の数値駆足により両方の相乗
効果が顕著に現われ、NI基溶接ワイヤ又はCr −N
i系ステンレス鋼ワイヤと組み合せて用いた場合、ビー
ドのスラグはくりに著しい効果があるという知見を得て
かしえたものである。
ここで本発明の潜弧溶接用フラックスの製造方法の一例
について言及すると、たとえば上記フラックスの各成分
の原料粉と水ガラスを混和した後、約500℃で乾燥焼
成し、フラックス粒度の90優を12〜100メッシ、
に調整する。
について言及すると、たとえば上記フラックスの各成分
の原料粉と水ガラスを混和した後、約500℃で乾燥焼
成し、フラックス粒度の90優を12〜100メッシ、
に調整する。
なお、本発明フラックスには以上の成分の他、F・−8
1、F・−At 、 Fa −TIなどの脱酸剤および
Mn h Cr # Nb a Mo * N1などの
合金剤等を任意に配合しても本発明フラックスの特性を
損うものではない。
1、F・−At 、 Fa −TIなどの脱酸剤および
Mn h Cr # Nb a Mo * N1などの
合金剤等を任意に配合しても本発明フラックスの特性を
損うものではない。
以下に実施例により本発明の効果を、さらに具体的に示
す。
す。
(9)
実施例
第1表に示す組成のフラックスを水ガラスを固着剤とし
て造粒、焼成して試作した。第1表においてF−1〜F
−7およびF−15〜F−17は本発明例であり、F−
8〜F14は比較例を示したものである。
て造粒、焼成して試作した。第1表においてF−1〜F
−7およびF−15〜F−17は本発明例であり、F−
8〜F14は比較例を示したものである。
(10)
これらフラックスについて第2表に示す母材を月1い、
第3表に示すワイヤを用いて、第4表に示す溶接条件で
、9%Nl鋼については片面潜弧溶接、ステンレス鋼に
ついては両面突き合わせ溶接で、溶接作業性、高温割れ
感受性(染色浸透探傷試験)および継手性態を調査した
。
第3表に示すワイヤを用いて、第4表に示す溶接条件で
、9%Nl鋼については片面潜弧溶接、ステンレス鋼に
ついては両面突き合わせ溶接で、溶接作業性、高温割れ
感受性(染色浸透探傷試験)および継手性態を調査した
。
試験結果を第5表に示す。なお、9%Ni鋼片而潜弧溶
接は第2表の鋼板S−1,第3表のワイヤW−tを用い
て第4衣の溶接条件C−1、第1図の要領で行々っだ。
接は第2表の鋼板S−1,第3表のワイヤW−tを用い
て第4衣の溶接条件C−1、第1図の要領で行々っだ。
第1図において、開先は65度のV開先、ルートフェー
ス1mm5ルートギヤツプ1關でちり、捷た1は母材、
2は溶接金属、3は裏当金、4はifラス繊繊維裏材材
指す。
ス1mm5ルートギヤツプ1關でちり、捷た1は母材、
2は溶接金属、3は裏当金、4はifラス繊繊維裏材材
指す。
(13)
ステンレス鋼の両面突き合わせ溶接は、第2衣の鋼(反
S−2、第3表のワイヤW−2を用いて、第4衣の溶接
条件C−2、第2図の要領で行なった。第2図においで
、開先は半径8+mn、30度のU開先であり、1は母
材、2は溶接金属を示す。
S−2、第3表のワイヤW−2を用いて、第4衣の溶接
条件C−2、第2図の要領で行なった。第2図においで
、開先は半径8+mn、30度のU開先であり、1は母
材、2は溶接金属を示す。
本発明フラックスTi”−1〜F−7およびF−15〜
F−17については溶接作業性、特にスラグのはぐり性
が優れ、溶接部の耐割れ性および機械的性能も良好であ
った。しかし、比較フラックスとして示したF゛−8は
S換算値合計が0.001%未満であり、F−9はS
1伸Si値合計が0,3%を超え、Biが添加されて!
?らす、訪属弗化物合計が5%未満であり、1i”−1
0は旧換や([+1i合計が0.3%を超えており、酸
化アルミニウムが25%を超えており、F−11は金属
炭酸塩合計が4%未満で、酸化チタン換算値合口1が3
0%を超えておi)、F−12は金属炭酸基台H1が4
0〜を超えており、酸化チタン換算値合計が10%未満
であ0、F−13はSの換算値合計が()、3%を超え
、旧の換算値合計が0.3%を超え、酸化アルミニウム
が8%未満であり、酸化マグネシウム換算値合計が30
%を超えておQ、F−14はSおよびB1がともに含ま
れておらず、金属弗化物合計が20%を超え、酸化マグ
ネシウム合計が10%未満であり、いずれも第5表に示
すように、溶接作業性が不良か、高温割れ感受性が大き
くなるか、継手性能が劣化するかである。
F−17については溶接作業性、特にスラグのはぐり性
が優れ、溶接部の耐割れ性および機械的性能も良好であ
った。しかし、比較フラックスとして示したF゛−8は
S換算値合計が0.001%未満であり、F−9はS
1伸Si値合計が0,3%を超え、Biが添加されて!
?らす、訪属弗化物合計が5%未満であり、1i”−1
0は旧換や([+1i合計が0.3%を超えており、酸
化アルミニウムが25%を超えており、F−11は金属
炭酸塩合計が4%未満で、酸化チタン換算値合口1が3
0%を超えておi)、F−12は金属炭酸基台H1が4
0〜を超えており、酸化チタン換算値合計が10%未満
であ0、F−13はSの換算値合計が()、3%を超え
、旧の換算値合計が0.3%を超え、酸化アルミニウム
が8%未満であり、酸化マグネシウム換算値合計が30
%を超えておQ、F−14はSおよびB1がともに含ま
れておらず、金属弗化物合計が20%を超え、酸化マグ
ネシウム合計が10%未満であり、いずれも第5表に示
すように、溶接作業性が不良か、高温割れ感受性が大き
くなるか、継手性能が劣化するかである。
以上、説明したように潜弧フラックス中に微−hl・の
Sに加えて、微量のBlを添加L 、これら元素の添加
量の数値駆足により、両方の相乗効果により溶接作業性
、特にスラグのけくり性が優れ、しかも溶接部に優れた
耐割れ性および機緘的性質が得られる。
Sに加えて、微量のBlを添加L 、これら元素の添加
量の数値駆足により、両方の相乗効果により溶接作業性
、特にスラグのけくり性が優れ、しかも溶接部に優れた
耐割れ性および機緘的性質が得られる。
第1図は9%Ni鋼片面潜弧溶接要領を示す模式図、第
2図はステンレス鋼突き合せ潜弧溶接要領を示す模式図
である。 l・・・母材、2・・・溶接金属、3・・・裏当金、4
・・・ガラス繊維裏当材。
2図はステンレス鋼突き合せ潜弧溶接要領を示す模式図
である。 l・・・母材、2・・・溶接金属、3・・・裏当金、4
・・・ガラス繊維裏当材。
Claims (1)
- フラックス全重量に対してSの単体まだは化合物の1種
または2種以上の合計が19体に換算し、て0.001
〜0.3%を含有し、Biの単体または化合物の1種ま
たは2種以上の合計が単体に換算して0.3%以下、さ
らに金属炭酸塩3〜40%、酸化チタン10〜30%、
金属弗化物5〜20%、酸化アルミニウム8〜25%、
酸化マグネシウム10〜30%を含有する潜弧溶接用フ
ラックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14026281A JPS5841695A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 潜弧溶接用フラツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14026281A JPS5841695A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 潜弧溶接用フラツクス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5841695A true JPS5841695A (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=15264683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14026281A Pending JPS5841695A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 潜弧溶接用フラツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841695A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP2061624A1 (en) * | 2006-09-15 | 2009-05-27 | Lincoln Global, Inc. | Saw flux system for improved as-cast weld metal toughness |
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