JPS5840912B2 - 多段dc/dcコンバ−タ - Google Patents
多段dc/dcコンバ−タInfo
- Publication number
- JPS5840912B2 JPS5840912B2 JP14137378A JP14137378A JPS5840912B2 JP S5840912 B2 JPS5840912 B2 JP S5840912B2 JP 14137378 A JP14137378 A JP 14137378A JP 14137378 A JP14137378 A JP 14137378A JP S5840912 B2 JPS5840912 B2 JP S5840912B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- converter
- stage
- gain
- feedback control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フィード・バック制御手段を備えた多段DC
/DCコンバータに関するものである。
/DCコンバータに関するものである。
D C/DCコンバータの変換特性は、スイッチング素
子を駆動する信号のデユーティ・レシオの関数として与
えられる。
子を駆動する信号のデユーティ・レシオの関数として与
えられる。
DC/DCコンバータを直流電圧のスイッチング・レギ
ュレーションに利用する場合、変換特性の非直線的なり
C/DCコンバータは、目的によっては便利な使い方が
できる。
ュレーションに利用する場合、変換特性の非直線的なり
C/DCコンバータは、目的によっては便利な使い方が
できる。
非直線的な変換特性は、DC/DCコンバータを多段接
続し、全段のスイッチング素子を同一のデユーティ・レ
シオでオン・オフすることによって実現することができ
る。
続し、全段のスイッチング素子を同一のデユーティ・レ
シオでオン・オフすることによって実現することができ
る。
しかし、DC/DCコンバータが多段に接続されると、
伝達関数が高次になるので、フィード・バック制御によ
って出力電圧を制御する場合、安定性と応答速度と静的
精度をともに良くすることは困難であった。
伝達関数が高次になるので、フィード・バック制御によ
って出力電圧を制御する場合、安定性と応答速度と静的
精度をともに良くすることは困難であった。
従来は応答速度を堪性にして、安定性と静的精度をよく
するようにしていたが、応答速度も高めることができれ
ば1.実用価値がいっそう高まる。
するようにしていたが、応答速度も高めることができれ
ば1.実用価値がいっそう高まる。
本発明の目的は、安定性と応答速度と静的精度をともに
向上させうる、フィード・バック制i手段を備えた多段
DC/DCコンバータを提供することにある。
向上させうる、フィード・バック制i手段を備えた多段
DC/DCコンバータを提供することにある。
本発明は、最終段以外の各段のDC/DCコンバータの
共振周波数を、最終段のDC/I)Cコンバータの共振
周波数よりも充分高くし、フィード・バック制御手段に
、この最終段の共振周波数よりも充分高い周波数におい
てロール・オフする低いゲインと、この共振周波数より
も充分低い周波数においてロール・オフする高いゲイン
とを持たせるようしたものである。
共振周波数を、最終段のDC/I)Cコンバータの共振
周波数よりも充分高くし、フィード・バック制御手段に
、この最終段の共振周波数よりも充分高い周波数におい
てロール・オフする低いゲインと、この共振周波数より
も充分低い周波数においてロール・オフする高いゲイン
とを持たせるようしたものである。
以下図面によって本発明を説明する。
第1図は本発明実施例の概念的構成図である。
第1図において、1は1段目のDC/DCコンバータ、
2は2段目のDC/DCコンバータ、3はフィード・バ
ンク制御回路である。
2は2段目のDC/DCコンバータ、3はフィード・バ
ンク制御回路である。
DC/DCコンバータ1は直流電源Eiの電圧を変換し
た電圧をDC/DCコンバータ2に与える。
た電圧をDC/DCコンバータ2に与える。
DC/DCコンバータ2はその電圧を変換した出力電圧
Eoを生じる。
Eoを生じる。
フィード・バック制御回路3は、出力電圧Eoと基準電
圧Erefと差に基づいてDC/DCコンバータ1,2
を制御し、出力電圧Eoを基準値に一致させる。
圧Erefと差に基づいてDC/DCコンバータ1,2
を制御し、出力電圧Eoを基準値に一致させる。
DC/’DCコンバータ1,2はいずれもLC回路を含
むもので、2次の伝達関数を持ち、それぞれ共振周波数
を有する。
むもので、2次の伝達関数を持ち、それぞれ共振周波数
を有する。
ここでは、1段目のD C/DCコンバータ1は、2段
目のDC/DCコンバータよりも充分高い共振周波数を
持つように回路定数が定められる。
目のDC/DCコンバータよりも充分高い共振周波数を
持つように回路定数が定められる。
またフィード・バック制御回路3は、この共振周波数よ
りも充分高い周波数においてロール・オフする低ゲイン
と、その共振周波数よりも充分低い周波数においてロー
ル・オフする高ゲインとを持つように構成される。
りも充分高い周波数においてロール・オフする低ゲイン
と、その共振周波数よりも充分低い周波数においてロー
ル・オフする高ゲインとを持つように構成される。
これらDC/DCコンバータ1,2、およびフィード・
バック制御回路3の伝達関数をボード線図に描けば第2
図のようになる。
バック制御回路3の伝達関数をボード線図に描けば第2
図のようになる。
第2図において、gl + g2 + g3がそれぞれ
DC/’DCコンバータ1゜2およびフィード・バック
制御回路3のゲインであり、ψ1.φ2.φ3がそれぞ
れの位相である。
DC/’DCコンバータ1゜2およびフィード・バック
制御回路3のゲインであり、ψ1.φ2.φ3がそれぞ
れの位相である。
ω0.ω2はそれぞれDC/DCコンバータ1,2の共
振周波数である。
振周波数である。
DC/I)Cコンバータ1,2からなる前向き回路の位
相特性はφ、とφ2の和になるが、ω2(ω1なので、
周波数がω1からはなれているうちは位相特性は実質的
にψ2である。
相特性はφ、とφ2の和になるが、ω2(ω1なので、
周波数がω1からはなれているうちは位相特性は実質的
にψ2である。
フィード・バック制御回路3は、ω、(〈ω2)以下の
領域では、ω2よりはるかに低い周波数でロール・オフ
する高いゲインA31を持ち、ωfより上の領域では、
ω2よりはるかに高い周波数でω。
領域では、ω2よりはるかに低い周波数でロール・オフ
する高いゲインA31を持ち、ωfより上の領域では、
ω2よりはるかに高い周波数でω。
ロール・オフする比較的低いゲインA32を持つ。
ゲインA3□は、フィード・バック制御回路3が前向き
回路と閉ループ接続されたとき、ゲイン交点ω2(ルー
プ・ゲインが1になる周波数)が共振周波数ω2より高
くなり、かつゲイン交点ω2において位相マージンが充
分とれるように定められる。
回路と閉ループ接続されたとき、ゲイン交点ω2(ルー
プ・ゲインが1になる周波数)が共振周波数ω2より高
くなり、かつゲイン交点ω2において位相マージンが充
分とれるように定められる。
このような装置の安定性、応答速度、および静的精度に
ついて述べれば次のとおりである。
ついて述べれば次のとおりである。
まず安定性について述べれば、前向き回路1゜2の位相
回転は、ゲイン交点ω8以下の領域では実質的にφ2と
なり、周波数ωτ付近までは0゜で、そこを過ぎると遅
れ角度を増し始め、共振周波数ω2において一90°と
なり、周波数の増加につれて−1800まで達する。
回転は、ゲイン交点ω8以下の領域では実質的にφ2と
なり、周波数ωτ付近までは0゜で、そこを過ぎると遅
れ角度を増し始め、共振周波数ω2において一90°と
なり、周波数の増加につれて−1800まで達する。
一方フイード・バック制御回路3の位相回転は、ψ3の
ように、一旦90°以内の角匪だけ遅れるが、周波数ω
fを過ぎると元に戻り、ゲイン交点ω2を過ぎてから−
900まで遅れる。
ように、一旦90°以内の角匪だけ遅れるが、周波数ω
fを過ぎると元に戻り、ゲイン交点ω2を過ぎてから−
900まで遅れる。
したがって、このような前向き回路1,2とフィード・
バック制御回路3とを閉ループ接続したとき、ゲイン交
点ω2における位相回転は一1800以下なので、位相
マージンがある。
バック制御回路3とを閉ループ接続したとき、ゲイン交
点ω2における位相回転は一1800以下なので、位相
マージンがある。
したがって本装置は安定に動作する。次に応答速度につ
いて述べれば、フィード・バック制御回路3のゲインA
3□により、前向き回路の最初の共振周波数ω2より上
の高周波領域まで、■より大きいループ・ゲインが保証
されるので、高周波成分についてもフィード・バック制
御が働き、高速の応答が行われる。
いて述べれば、フィード・バック制御回路3のゲインA
3□により、前向き回路の最初の共振周波数ω2より上
の高周波領域まで、■より大きいループ・ゲインが保証
されるので、高周波成分についてもフィード・バック制
御が働き、高速の応答が行われる。
次に静的精度について述べれば、フィード・バック制御
回路3は低周波領域で高いゲインA3、を持っているの
で、低周波における高ループ・ゲインが保証され、充分
な静的精度が得られる。
回路3は低周波領域で高いゲインA3、を持っているの
で、低周波における高ループ・ゲインが保証され、充分
な静的精度が得られる。
第3図に、本発明による多段D C/DCコンバータの
具体例を示す。
具体例を示す。
第3図において、1段目のDC/])Cコンバータ1お
よび2段目のDC,イDCコンバータ2は、いずれも公
知のオン・オフ形DC/DCコンバータによって構成さ
れる。
よび2段目のDC,イDCコンバータ2は、いずれも公
知のオン・オフ形DC/DCコンバータによって構成さ
れる。
ただし両コンバータ1,2はスイッチング素子Qとその
駆動回路りを共用している。
駆動回路りを共用している。
両コンバータの共振周波数はそれぞれLl、C11およ
びL2 t ”12によって決定される。
びL2 t ”12によって決定される。
これらり、Cの値を選らぶことにより、ω2(ω1とさ
れる。
れる。
フィード・バック制御回路3は演算槽幅器AとCR回路
の組合わせからなる。
の組合わせからなる。
このフィード・バック制御回路3のCRの値を選らぶこ
とにより、周波数がωf以下の領域ではコンデンサC1
が支配的となるようにして高ゲインA31を得、周波数
がωf〜ω、の領域では抵抗R2が支配的となるように
して低ゲインA32を得、周波数が04以上の領域では
コンデンサC2が支配的となるようにしてゲインをロー
ル・オフさせる。
とにより、周波数がωf以下の領域ではコンデンサC1
が支配的となるようにして高ゲインA31を得、周波数
がωf〜ω、の領域では抵抗R2が支配的となるように
して低ゲインA32を得、周波数が04以上の領域では
コンデンサC2が支配的となるようにしてゲインをロー
ル・オフさせる。
以上はDC/DCコンバータが2段の場合であるが、D
C/DCコンバータの段数は必要に応じて3以上にする
ことができる。
C/DCコンバータの段数は必要に応じて3以上にする
ことができる。
そのときは、最終段以外の各段の共振周波数を、最終段
の共振周波数よりも充分高く定めるようにすればよい。
の共振周波数よりも充分高く定めるようにすればよい。
以上のように、本発明は、最終段以外の各段のDC/D
Cコンバータの共振周波数を、最終段の共振周波数より
も充分高くし、フィード・バック制御手段に、この最終
段の共振周波数よりも充分高い周波数でロール・オフす
る低いゲインと、その共振周波数よりも充分低い周波数
においてロール・オフする高いゲインを持させるように
した。
Cコンバータの共振周波数を、最終段の共振周波数より
も充分高くし、フィード・バック制御手段に、この最終
段の共振周波数よりも充分高い周波数でロール・オフす
る低いゲインと、その共振周波数よりも充分低い周波数
においてロール・オフする高いゲインを持させるように
した。
このため、本発明によれば、安定性と応答速度と静的精
度をとも向上させうる、フィード・バック制御手段を備
えた多段D C/D Cコンパ−タカ得られる。
度をとも向上させうる、フィード・バック制御手段を備
えた多段D C/D Cコンパ−タカ得られる。
第1図は本発明実施例の概念的構成図、第2図は第1図
の装置の動作説明図、第3図は本発明の装置の具体例の
電気的接続図である。 1 2・・・・・・DC/DCコンバータ、 3・・・・・・フィー ド・バック制御回路、 E ・・・・・・基準電圧。 ef
の装置の動作説明図、第3図は本発明の装置の具体例の
電気的接続図である。 1 2・・・・・・DC/DCコンバータ、 3・・・・・・フィー ド・バック制御回路、 E ・・・・・・基準電圧。 ef
Claims (1)
- 1 最終段以外の各段のDC/DCコンバータの共振周
波数を、最終段のD C/D Cコンバータの共振周波
数よりも充分高くし、フィード・バック制御手段に、こ
の最終段の共振周波数よりも充分高い周波数においてロ
ール・オフする低いゲインと、この共振周波数よりも充
分低い周波数においてロール・オフする高いゲインとを
持たせるようにした多段DC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137378A JPS5840912B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 多段dc/dcコンバ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137378A JPS5840912B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 多段dc/dcコンバ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5568878A JPS5568878A (en) | 1980-05-23 |
JPS5840912B2 true JPS5840912B2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=15290475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14137378A Expired JPS5840912B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 多段dc/dcコンバ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840912B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62196071A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-29 | Fanuc Ltd | パワ−デバイス駆動用電源 |
NL9100445A (nl) * | 1991-03-13 | 1992-10-01 | Philips Nv | Voedingsschakeling. |
WO2019180883A1 (ja) * | 2018-03-22 | 2019-09-26 | 新電元工業株式会社 | 電源装置 |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP14137378A patent/JPS5840912B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5568878A (en) | 1980-05-23 |
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