JPS5840705A - 絶縁電線 - Google Patents
絶縁電線Info
- Publication number
- JPS5840705A JPS5840705A JP13802281A JP13802281A JPS5840705A JP S5840705 A JPS5840705 A JP S5840705A JP 13802281 A JP13802281 A JP 13802281A JP 13802281 A JP13802281 A JP 13802281A JP S5840705 A JPS5840705 A JP S5840705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated wire
- polyamide
- paint
- modified polyester
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は課電耐湿特性および高温における絶縁皮膜の機
械的強度特性に優れた絶縁電線に関するものである。
械的強度特性に優れた絶縁電線に関するものである。
ポリアミド変性ポリエステル線は課電耐湿特性に優れて
おり、湿気雰囲気中で使用される電気機器の信頼性を高
めてきた。
おり、湿気雰囲気中で使用される電気機器の信頼性を高
めてきた。
しかし、ポリアミド変性ポリエステル線は熱可塑性樹脂
を用いているために、８０℃以上の高温になると絶縁皮
膜の機械的強度が低下する欠点がある。特に、コイル巻
線後のワニス処理工程における通電加熱処理においては
短時間に８０〜１６０℃に昇温するため、コイルの熱膨
張、電磁振動により、絶縁電線同志あるいはコア端面と
の摩擦によって絶縁皮膜が損傷し、機器の信頼性を低下
させる要因となる。
を用いているために、８０℃以上の高温になると絶縁皮
膜の機械的強度が低下する欠点がある。特に、コイル巻
線後のワニス処理工程における通電加熱処理においては
短時間に８０〜１６０℃に昇温するため、コイルの熱膨
張、電磁振動により、絶縁電線同志あるいはコア端面と
の摩擦によって絶縁皮膜が損傷し、機器の信頼性を低下
させる要因となる。
本発明はポリアミド変性ポリエステル線の課電耐湿特性
を低下することなく機械的強度特性を改善することを目
的とするものである。
を低下することなく機械的強度特性を改善することを目
的とするものである。
すなわち、本発明はポリアミド変性ポリエステル塗料を
導体上に塗布焼付けして内層を形成すると共に、この内
層の外周に耐熱性塗料の中から選ばれた１種または２種
以上の塗料を塗布焼付けして外層を形成し、外層の皮膜
厚を全皮膜厚の４〜２５チとしたことを特徴とするもの
である。
導体上に塗布焼付けして内層を形成すると共に、この内
層の外周に耐熱性塗料の中から選ばれた１種または２種
以上の塗料を塗布焼付けして外層を形成し、外層の皮膜
厚を全皮膜厚の４〜２５チとしたことを特徴とするもの
である。
本発明で使用されるポリアミド変性ポリエステルとして
はテレフタル酸、イソフタル酸あるいはこれらの低級ジ
アルキルニステルト多価アルコールとを反応してなるポ
リエステル１００重量部にポリアミド樹脂を反応初期か
ら反応終了の任意の段階に５〜３０重量部配合したもの
があげられる。
はテレフタル酸、イソフタル酸あるいはこれらの低級ジ
アルキルニステルト多価アルコールとを反応してなるポ
リエステル１００重量部にポリアミド樹脂を反応初期か
ら反応終了の任意の段階に５〜３０重量部配合したもの
があげられる。
配合量が５重量部未満では課電耐湿特性の効果がなく、
６０重量部を超えると塗料の状態が不安定になる。
６０重量部を超えると塗料の状態が不安定になる。
ポリアミド樹脂としては６ナイロン、６６ナイロン、１
１ナイロン、１２ナイロン、６・１０ナイロン、あるい
はこれらの混合物があげられる。
１ナイロン、１２ナイロン、６・１０ナイロン、あるい
はこれらの混合物があげられる。
外層を形成する耐熱塗料は一般に市販されているもので
ある。例えば、ポリイミド塗料としてはトレニースナ２
０００ （東し社） 、ＰＹＬＫＭＬ（デュポン社）、
Ｘ−６００Ｗ（日東電工社）が、ポリアミドイミド塗料
としてはＨニー４０４（日立化成社）が、ポリアミドイ
ミドエステル塗料としてはＥＰＸ−Ｈ−５３１（大日精
化社）が１．ポリエステルイミド塗料としてはテレベッ
クＥ−２０３０（大日精化社）、工ＳＯＭよりＲＬ （
口触スケネクダデイ社）、ライドン−２６４０Ａ （
東特塗料社）がそれぞれあげられる。
ある。例えば、ポリイミド塗料としてはトレニースナ２
０００ （東し社） 、ＰＹＬＫＭＬ（デュポン社）、
Ｘ−６００Ｗ（日東電工社）が、ポリアミドイミド塗料
としてはＨニー４０４（日立化成社）が、ポリアミドイ
ミドエステル塗料としてはＥＰＸ−Ｈ−５３１（大日精
化社）が１．ポリエステルイミド塗料としてはテレベッ
クＥ−２０３０（大日精化社）、工ＳＯＭよりＲＬ （
口触スケネクダデイ社）、ライドン−２６４０Ａ （
東特塗料社）がそれぞれあげられる。
また、本発明において、外層の皮膜厚を全皮膜厚の４〜
２５％としたのは、４％未満では目的とする特性向上の
効果がな（、，２５％を超えると経済性の面で実情に合
わないためである。
２５％としたのは、４％未満では目的とする特性向上の
効果がな（、，２５％を超えると経済性の面で実情に合
わないためである。
以下本発明の実施例を比較例、参考例と対比して説明す
る。
る。
１、０ ｗｓ （１１の導体周上に各種塗料を塗布焼付
けして第１表に示すような各種絶縁電線を得た。
けして第１表に示すような各種絶縁電線を得た。
これら各種絶縁電線についての試験結果を第２表に示す
。なお、課電耐湿性は５０ｃＩｎの絶縁電線２本を１０
＋ｎ＋＋＋＊の丸棒にパラ巻し、０．４チ食塩水を含ん
だフェルト上に置いて２線間にＡＯ２０（ＩＶ課電し、
破壊に至るまでの時間を求め、その他の特性は：ＪＸＳ
Ｃｉ０３に従って行った。
。なお、課電耐湿性は５０ｃＩｎの絶縁電線２本を１０
＋ｎ＋＋＋＊の丸棒にパラ巻し、０．４チ食塩水を含ん
だフェルト上に置いて２線間にＡＯ２０（ＩＶ課電し、
破壊に至るまでの時間を求め、その他の特性は：ＪＸＳ
Ｃｉ０３に従って行った。
第 １ 表
第２表からもわかる通り、皮膜強度および往復マモウ特
性をみると比較例、参考例においては常温と高温（１２
０℃）ではかなりの差が見られるのに対し、実施例では
ある程度の減少にとどまっている。また、実施例では耐
熱塗料を設けることによる課電耐湿特性への影響はほと
んどない。
性をみると比較例、参考例においては常温と高温（１２
０℃）ではかなりの差が見られるのに対し、実施例では
ある程度の減少にとどまっている。また、実施例では耐
熱塗料を設けることによる課電耐湿特性への影響はほと
んどない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 ポリアミド変性ポリエステル塗料を導体上に塗布
焼付けして内層を形成すると共に、この内層の外周に耐
熱性塗料の中から選ばれた１種または２種以上の塗料を
塗布焼付けして外層を形成し、外層の皮膜厚を全皮膜厚
の４〜２５チとしたことを特徴とする絶縁電線。 ２、上記ポリアミド変性ポリエステル塗料は、テレフタ
ル酸、イソフタル酸あるいはこれらの低級ジアルキルエ
ステルと多価アルコールとを反応して得られるポリエス
テル１００重量部にポリアミド樹脂５〜３０重量部を反
応初期から反応終了後の任意の段階に高温クレゾール中
で混合してなるものであることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の絶縁電線。 ６、上記耐熱性塗料はポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリアミドイミドエステル、ポリエステルイミドのいず
れかであることを特徴とする特許請求の範囲第１項また
は第２項記載の絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13802281A JPS5840705A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13802281A JPS5840705A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5840705A true JPS5840705A (ja) | 1983-03-09 |
Family
ID=15212218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13802281A Pending JPS5840705A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840705A (ja) |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP13802281A patent/JPS5840705A/ja active Pending
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