JPS5839322Y2 - 天井吊形ヒ−トポンプ式冷暖房装置 - Google Patents

天井吊形ヒ−トポンプ式冷暖房装置

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Publication number
JPS5839322Y2
JPS5839322Y2 JP8618379U JP8618379U JPS5839322Y2 JP S5839322 Y2 JPS5839322 Y2 JP S5839322Y2 JP 8618379 U JP8618379 U JP 8618379U JP 8618379 U JP8618379 U JP 8618379U JP S5839322 Y2 JPS5839322 Y2 JP S5839322Y2
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JP
Japan
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air
air outlet
indoor unit
heat pump
indoor
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Application number
JP8618379U
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English (en)
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JPS565922U (ja
Inventor
悟 吉光
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天井扇形のヒートポンプ式冷暖房装置の改良
に関し、特に暖房時に均一な室内温度分布を得るように
したものに関するものである。
従来、この種の天井扇形ヒートポンプ式冷暖房装置とし
て、天井に吊られた室内機本体の前面に前面吹出口を設
けて、冷凍サイクルを可逆としたヒートポンプの運転に
より上記前面吹出口から冷風又は温風を吹出すことによ
り、室内を冷房又は暖房するようにしたものはよく知ら
れている。
ところで、このような天井扇形ヒートポンプ式冷暖房装
置においては、暖房時、前面吹出口からの温風吹出し角
度を水平方向に対し斜め下方45°に設定した場合温風
の到達距離が最も大きく、室内機本体の前方においては
快適な均一温度分布が得られるが、室内機本体の下方に
おいては温風が充分に循環せず、冷気が溜り、不快な冷
気ゾーンが生じる。
一方、上記前面吹出口からの吹出し角度を水平方向に対
し斜め下方45°以上にすると、温風が室内機本体の下
方にまで幾分循環して本体下方の温度分布はある程度改
善されるが、温風の前方への到達距離が短かくなり、本
体前方に不快なゾーンが生じるという問題があった。
また、冷房時には、室内機で生成される冷風が前面吹出
口から吹出す際前面吹出口の口縁を冷却し、これにより
室内機本体の下部、特に前面吹出口の前端下部と室内空
気との間に大きな温度差が生じ、その結果、室内機本体
下部(特に前端下部)に結露が生じ、それが水滴となっ
て落滴するという問題があった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、暖房時
、室内機本体の前面吹出口からの前方吹出流とは別に且
つこの前方吹出流に誘引されることなく室内機本体の下
方へ温風の一部を吹出すようにすることにより、室内に
冷暖温度差の大きい不快なゾーンの発生をなくし室内機
本体の前方および下方において均一な室内温度分布が得
られるようにするとともに、冷房時、前面吹出口から冷
風を吹出す際に室内機本体の下部がら室内空気の一部を
誘引することにより、室内機本体下部に結露が発生する
のを防止することを目的とするものである。
この目的のため、本考案の構成は、室内機本体の前面に
設けた吹出グリルの上流側に上下方向に吹出し角度可変
な前面吹出口を有する天井串形ヒートポンプ式冷暖房装
置において、上記吹出グリルより上流側の室内機本体の
下部に下向きの開口を設ける一方、暖房時上流側端部を
下流側端部より上方位置としかつ前記両端部を前記開口
の後側縁および後側縁側内壁から離隔させて前記吹出流
の一部を前記開口に導くとともに、冷房時前記上流側端
部を前記開口の後側縁に当接し下流側端部を前記開口の
前側縁から離隔する位置とじがっ吹出流によって室内空
気の一部を前記開口から前記吹出グリルに誘引する水平
羽根を回動可能に軸支して、前記開口を暖房時前記吹出
流の一部を吹出し冷房時室内空気の一部を誘引する暖房
用補助吹出口兼冷房用誘引口に形成したことを特徴とす
るものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図および第2図は本考案の一実施例である天井串形
ヒートポンプ式冷暖房装置の室内機を示し、1は天井に
吊懸けられる室内機本体であって、該室内機本体1内に
はシロッコファン2および室内側熱交換器3が内蔵され
ている。
室内機本体1の前面には前面吹出口4が開設され、該前
面吹出口4には水平羽根5aと垂直羽根5bとを一体に
組立ててなる一体形吹出口羽根5が回動可能に配設され
ている。
すなわち上記水平羽根5aを上下方向に、垂直羽根5b
を左右方向にそれぞれ回動することにより、前面吹出口
4による吹出し角度を上下方向および左右方向にそれぞ
れ可変に構成するのである。
また、前面吹出口4の前面部には吹出グリル6が装着さ
れている。
7dは上記前面吹出口4より上流側の室内機本体1の下
部に下向きに開設された開口である。
該開ロアd付近には水平羽根8が回動可能に配設されて
いる。
該水平羽根8はその左右端部に設けたピン8Cを上記入
口部付近に位置させて取り付けられており、暖房時には
閉開動(図では反時計方向の回動)して、つまり上流側
端部8aが下流側端部8bよりも上方に位置しかつ上記
両端部8a、8bが上記開ロアdの後側縁7Cおよび後
側縁7C側内壁から離隔して吹出流の一部を開ロアdに
導いて該開ロアdから温風を下方に吹出させる。
一方、冷房時には閉開動(図では時計方向の回動)して
その上流側端部8aを開ロアdの後側縁7Cに当接せし
めるとともに下流側端部8bを開ロアdの前側縁7bと
は離隔せしめて、上記補助吹出ロアの一部を開放せしめ
る。
これにより、吹出流の開ロアdへの流入を遮断する(尚
、図示の如く水平羽根8の上流側端部8aと補助吹出ロ
アの入口の後側縁7Cとの当接はそのシール性が充分で
ないため、若干量の冷風の吹出しは生じる)とともに室
内空気の一部を上記前面吹出口4の前方吹出流の誘引作
用により開ロアdを介して室内機本体1の前面吹出口4
に誘引して前方吹出流とともに前方へ吹出し、よって上
記開ロアdを暖房時吹出流の一部を吹出し冷房時室内空
気の一部を誘引する暖房用補助吹出口兼冷房用誘引ロア
に形成するように構成されている。
上記開ロアdの位置は吹出グリル6と室内側熱交換器3
との間の室内機本体1の下部であって、前面吹出口4か
らの前方吹出流によって開ロアdからの流れが誘引され
ない距離を隔てた位置に設定すればよく、また開ロアd
の後側縁7C側内壁には断面円弧状のガイド曲面7aが
形成され、水平羽根8の開回動時吹出流をガイド曲面7
aに沿わしめてスムーズ下方向に吹出させるためのもの
である。
なお、図面において、9はドレンパン、10は開ロアd
から室内側熱交換器3の上流まで室内機本体1の下面に
沿って設けられたバイパス孔であって、室内空気を室内
側熱交換器3の上流に吸引して冷房時に室内機本体1下
面に結露が生じるのを防止するためのものである。
したがって、上記実施例においては、暖房時には、シロ
ッコファン2から送風され室内側熱交換器3で熱交換さ
れた温風は破線矢印で示す如く吹出口羽根5によって吹
出し角度を変向されて前面吹出口4から前方へ吹出され
る。
この場合、上記吹出口羽根5による吹出し角度を水平方
向に対し斜め下方45°に設定すれば、温風の前方への
到達距離が最大となり、室内機本体1の前方における室
内温度分布は最良となる。
さらに、上記前面吹出口4からの温風吹出しと併せて、
第2図で仮想線にて示す水平羽根8の開回動により、上
記温風の一部は一点鎖線矢印で示す如く水平羽根8に案
内されて暖房用補助吹出ロアとしての開ロアdから室内
機本体1の下方へ吹出される。
その場合、開ロアdにガイド曲面7aを設ければ、上記
補助吹出ロアからの下方への温風吹出しが前面吹出口4
からの前方吹出流に誘引されることなく、より一層スム
ーズに行われる。
よって、上記前面吹出口4からの前方吹出流(特に斜め
下方45°の前方吹出流)と暖房用補助吹出ロアとして
の開ロアdからの下方吹出流とによって、室内機本体1
の前方および下方すなわち室内全体は略均−の良好な室
内温度分布となり、不快ゾーンのない快適な暖房状態が
得られる。
一方、冷房時には、第2図実線で示す水平羽根8の閉回
動により、開ロアdへの冷風の流入は遮断されるが、図
示の如く水平羽根8の上流側端部8aと開ロアdとのシ
ール性の不備により一部の冷風が開ロアdへ流入するこ
とと相俟って室内機本体1の開ロアdの出口部付近(す
なわち室内機本体1の前端下部)は特に冷却されること
になる。
しかしながら、実線矢印で示す如く前面吹出口4からの
冷風の前方吹出流による誘引作用により室内機本体1下
方の室内空気の一部が二点鎖線矢印で示す如く冷房用誘
引ロアとしての開ロアdを介して前面吹出口4に吸込ま
れることにより、この比較的暖かい空気によって開ロア
d付近は加温される。
その結果、室内機本体1の前端下部(開ロアd゛付近)
はさほど冷却されることがなく、室内空気との大きな温
度差が生じないので、室内機本体1の前端下部に結露が
生じることはない。
尚、冷房時、上記のように前面吹出口4からの前方吹出
流のみによっても、冷気の対流効果によって室内全体(
すなわち室内機本体1の前方および下方)は良好な温度
分布となり、快適な冷房状態が得られる。
以上説明したように、本考案の天井扇形ヒートポンプ式
冷暖房装置によれば、室内機本体の前面吹出口とは別に
室内機本体下部に開口を設け、水平羽根の回動操作によ
り暖房時には温風の一部を暖房用補助吹出口としての開
口から下方へ吹出す一方、冷房時に室内空気を冷房誘引
口としての開口を介して前面吹出口に誘引するようにし
たことにより、暖房時、室内機本体下方に冷気ゾーンが
発生するのを防止して良好な室内温度分布を得ることが
できるとともに、冷房時、室内機本体の前端下部(開口
付近)に結露が生じるのを防止することができるもので
ある。
加えて、上記開口の後側縁側の内壁に円弧状のガイド曲
面を設ければ、暖房時における補助吹出口としての開口
からの温風吹出しを、前面吹出口から前方吹出流に誘引
されずに、より一層スムーズに下方へ吹出させることか
゛できるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1図は室内
機の全体構成概略図、第2図は要部の拡大断面図である
。 1・・・・・・室内機本体、4・・・・・・前面吹出口
、6・・・・・・吹出グリル、7・・・・・・暖房用補
助吹出口兼冷房用誘引口、7a・・・・・・ガイド曲面
、7b・・・・・・前側縁、7C・・・・・・後側縁、
7d・・・・・・開口、8・・・・・・水平羽根、8a
・・・・・・上流側端部、8b・・・・・・下流側端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)室内機本体1の前面に設けた吹出グリル6の上流
    側に上下方向に吹出し角度可変な前面吹出口4を有する
    天井扇形ヒートポンプ式冷暖房装置において、上記吹出
    グリル6より上流側の室内機本体1の下部に下向きの開
    ロアdを設ける一方、暖房時上流側端部8aを下流側端
    部8bより上方位置としかつ前記両端部8a、8bを前
    記開ロアdの後側縁7Cおよび後側縁7C側内壁から離
    隔させて前記吹出流の一部を前記開ロアdに導くととも
    に、冷房時前記上流側端部8aを前記開ロアdの後側縁
    7Cに当接し下流側端部8bを前記開ロアdの前側縁7
    bから離隔する位置としかつ吹出流によって室内空気の
    一部を前記開ロアdから前記吹出グリル6に誘引する水
    平羽根8を回動可能に軸支して、前記開ロアdを暖房時
    前記吹出流の一部を吹出し冷房時室内空気の一部を誘引
    する暖房用補助吹出口兼冷房用誘引ロアに形成したこと
    を特徴とする天井扇形ヒートポンプ式冷暖房装置。
  2. (2)開ロアdの後側縁7C側内壁に円弧状のガイド曲
    面7aを形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    天井扇形ヒートポンプ式冷暖房装置。
JP8618379U 1979-06-23 1979-06-23 天井吊形ヒ−トポンプ式冷暖房装置 Expired JPS5839322Y2 (ja)

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JPS565922U JPS565922U (ja) 1981-01-20
JPS5839322Y2 true JPS5839322Y2 (ja) 1983-09-05

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