JPS583914B2 - クミタテヨウキ - Google Patents

クミタテヨウキ

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JPS583914B2
JPS583914B2 JP50062073A JP6207375A JPS583914B2 JP S583914 B2 JPS583914 B2 JP S583914B2 JP 50062073 A JP50062073 A JP 50062073A JP 6207375 A JP6207375 A JP 6207375A JP S583914 B2 JPS583914 B2 JP S583914B2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
unit
edges
unit plates
unit plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP50062073A
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English (en)
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JPS51137578A (en
Inventor
古閑■作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Koji KK
Original Assignee
Sekisui Koji KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Koji KK filed Critical Sekisui Koji KK
Priority to JP50062073A priority Critical patent/JPS583914B2/ja
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Publication of JPS583914B2 publication Critical patent/JPS583914B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、接合縁を備えた単位板を多数組合わせてな
る組立容器に関するものである。
タンクのような大きな容器は、これを初めから一体に作
らないで、幾つかの部品に分けて作っておき、これを設
置現場で組立てるようにするのが便利である。
そこで、タンクを多数の単位板に分けて作っておき、こ
れを現場で組立てることが行なわれた。
また、この場合の単位板としては、なるべく形状の異な
った単位板が少ないこと、つまり種類の少ないことが望
ましい。
こうして、単位板として唯一種類の形状のものを用い、
単位板の数とその接合位置だけを変えることにより、大
小さまざまのタンクを組立てることが行なわれた。
そのときの単位板は、正方形若しくは長方形の基板の周
縁に、基板に対して135度の角度をなす傾斜接合縁を
設け、さらにその先に基板に対して、90度の角度をな
す直立接合縁を設けた構造のものである。
上記構造の単位板を用いてタンクを組立てることは、確
かに利点を持っている。
しかし、この単位板を鉄を材料として作るときは、現場
で組立ての際、新たな欠点が現われた。
その欠点は、接合縁に結合用のボルト孔をあけることが
、容易でないということである。
即ち、同じ形状の単位板を用いてタンクを組立てる際に
は、単位板同志を互いに直角につなぐか、又は同一平面
上につなぐかによって、傾斜接合縁に孔をあけるか、又
は直立接合縁に孔をあけるか、その穿孔位置を選択して
孔をあけなければならない。
ところが、鉄で作られた単位板では、現場での穿孔が容
易でないのである。
そこで、穿孔位置を予じめ定めて、工場内で穿孔してお
くことが行なわれた。
しかし、このようにすると、組立に際して同じ形状の単
位板を穿孔位置の違いだけによって、現場で選り分ける
ことが必要となる。
ところが、穿設された孔は小さなものであるから、穿孔
位置の違いだけによって単位板を選り分けることが容易
でない。
そこで、さらに簡便な組立様式の出現が望まれた。
この発明は、このような要望に応じて生まれたものであ
る。
この発明は、穿孔された孔の位置だけでなく、接合縁の
形状を見れば、組立に際しての使用場所がすぐわかるこ
とを骨子とする。
即ち、この発明で用いる単位板は、直角四辺形状の基板
の四辺に沿い、4個の接合縁を形成した単位板であるが
、そのうちの隣り合った二辺上の接合縁は、基板に対し
て135度の角度に傾斜しており、残りの隣り合った二
辺上の接合縁は、基板に対して90度の角度に直立した
構造のものである。
この発明は、上記単位板を多数用いて、その傾斜接合縁
を組立てようとする容器の稜線に沿わせて配置し、接合
縁同志を固定することを骨子とする。
この発明は、直角四辺形の四辺に沿い、その周縁を何れ
も同一側に折曲して接合縁を形成し、隣り合う二辺上の
接合縁が、直角四辺形に対してほぼ135度の角度に傾
斜し、残りの隣り合った二辺上の接合縁が、直角四辺形
に対してほぼ90度の角度に直立している単位板を用い
、この単位板を組立てようとする容器の少くとも各隅角
部におき、傾斜した接合縁を容器の稜線に沿わせて配置
し、隣接する単位板の接合縁を互いに固定してなる、組
立容器に関するものである。
この発明において必要とされる単位板を図面について説
明すると、つぎのとおりである。
第1図は、この単位板Aを一部切欠して、その斜視図を
示したものである。
第1図において、1は直角四辺形の基板であり、2乃至
5は基板1の各辺上に形成された接合縁である。
そのうち、接合縁2及び3は、隣り合う位置にあり、基
板1に対してほぼ135度の角度に傾斜し、傾斜接合縁
となっている。
また、接合縁4及び5は、隣り合う位置にあり、基板1
に対してほぼ90度の角度をなして直立し、直立接合縁
となっている。
この発明は、上記単位板Aを次のように組み立てる。
第2図は、この単位板Aを12個用いて、組み立てた容
器の斜視図である。
第2図の容器では、容器の一側壁を作るのに、単位板A
を2個ずつ接合してこれを組とシ7、容器の底を造ると
きは単位板Aを4個接合してこれを組とする。
この接合に際しては、同じ組内の単位板同志が接する部
分に、それぞれの直立接合縁が来て、直立接合縁同志が
互いに背中合わせになるように位置させ、従って、傾斜
接合縁が外側に向くように位置させる。
そして、背中合わせになった直立接合縁同志を固定する
固定にあたっては、接合縁の間にパッキンを挟んでボル
トで結合する。
こうして、各側壁と底とを作ると、それら各側壁の三辺
及び底の四辺には、何れも傾斜接合縁が位置することに
なる。
そこで、この傾斜接合縁が、組立てようとする容器の稜
線に来るように側壁及び底を配置し各傾斜接合縁同志を
直交するように固定する。
こうして作られたものが、この発明の容器である。
第2図は、単位板として、ただ一種類の単位板Aだけを
用いて、容器を組立てる場合を示した。
単位板Aは、これを他の形状の単位板と併用すると、さ
らにさまざまの大きさの容器を組立てることができる。
その際の他の形状の単位板としては、第3図及び第4図
に示したような構造のものを用いることができる。
第3図及び第4図は、それぞれ単位板B及びCの一部切
欠斜視図である。
第3図の単位板Bは、直角四辺形の基板11の四辺に沿
い、4個の接合縁12乃至15を形成したものである。
そのうち、接合縁12だけは、基板11に対してほぼ1
35度の角度に傾斜しているが、その他の接合縁13乃
至15は、基板11に対してほぼ90度の角度をなして
直立した構造となっている。
また、第4図の単位板Cは、直角四辺形の基板21の四
辺に沿い接合縁22乃至25を形成したものであるが、
それらの接合縁22乃至25は、伺れも基板21に対し
て直立した構造となっている。
第5図は、単位板Aと単位板Bとを用いて、組み立てた
この発明の容器の斜視図である。
そこでは、12個の単位板Aと4個の単位板Bとが用い
られ、長方形の容器が組み立てられている。
第5図において、単位板Bは、2個の単位板Aの間に挟
まれて位置し、単位板Bの直立接合縁13及び15が、
それぞれ両側にある単位板Aの直立接合縁4及び5と当
接し、単位板Bの傾斜接合縁12と、単位板Aの傾斜接
合縁3とが、何れも一平面上に並ぶように配置される。
このとき、直立接合縁4と15との間、及び13と5と
の間には、何れもパッキンを挟み、これらの間にボルト
を挿通して、接合縁同志を結合する。
こうして一つの側壁が作られ、同様にしてこれらの対向
壁が作られる。
また、これらの側壁に隣接する側壁が、2個の単位板A
を結合することによって作られる。
さらに底壁が、4個の単位板Aと2個の単位板Bとから
作られる。
次いで、これらの側壁と底壁とが、パッキンを介してボ
ルトで結合されて、容器が作られる。
こうして、この発明の単位板Aは、単位板Bと組み合わ
せて、容器を容易に組み立てることができる。
第6図は、単位板Aと単位板Bと、単位板Cとを用いて
組み立てた、容器の斜視図を示したものである。
そこでは12個の単位板Aと、20個の単位板Bと、8
個の単位板Cとが用いられ、長方形の容器が組み立てら
れている。
第6図において、単位板Aは、容器の隅角部に位置し、
その傾斜接合縁を容器の稜線に沿わせており、その間に
単位板B及びCが配置される。
単位板Bは、その傾斜接合縁を容器の稜線に沿わせて位
置し、単位板Cは、直交して固定されるような隣接単位
板のないところに位置している。
これらの単位板をパッキンを介してボルトで結合し、一
つの側壁又は底を作り、こうして作られた側壁及び底を
前述の第5図の場合と同様に結合して、容器を作る。
この発明の容器は、容易に組立ができるという利点を持
っている。
即ち、単位板Aは、その接合縁の形状を見れば、それを
配置すべき位置が明らかとなるから、組立が容易である
また、単位板Aが、単位板B及びCと一緒に用いられる
ときでも、その接合縁の形状を見ただけで、単位板A1
B及びCは互いに区別できるから、矢張り組立に際して
配置を誤まるおそれがなく、従って組立が容易である。
そのため、工場で予じめ接合縁に穿孔した単位板を用い
ても、誤りなくこれを容易に組立てることができる。
そのほか、この発明の容器では、単位板A乃至Cを互い
に同一平面上に延長して結合した場合にも、単位板の間
に溝か出来ないから、底に水の溜るおそれがなく、従っ
て水の入れかえが便利である。
その上に、3個の単位板が直交して結合されている接点
でも、水もれのおそれが少ない。
この発明の容器は、以上のような利点を持っている。
この発明の単位板は、鉄のような金属製のものに限らず
、硬質のプラスチック製のものでもよい。
パッキンとしては、ゴム製のものでも、軟質プラスチッ
ク製のものでもよい。
また単位板は、上記傾斜接合縁の先にさらに直立接合縁
を付加したものであってもよい。
なお、ここで用いる単位板の中央に位置する直角四辺形
の基板は、平板に限らず、中央部が膨出したものであっ
てもよく、また中央部が凹陥したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の容器を組立てる際に用いられる単
位板の一部切欠斜視図である。 第2図は、第1図の単位板だけを用いて作られた、この
発明容器の斜視図である。 第3図及び第4図は、この発明の容器を組立てる際、用
いることもある単位板の一部切欠斜視図である。 第5図及び第6図は、何れもこの発明容器のさらに他の
例の斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直角四辺形の四辺に沿い、その周縁を倒れも同一側
    に折曲して接合縁を形成し、隣り合う二辺上の接合縁が
    、直角四辺形に対してほぼ135度の角度に傾斜し、残
    りの隣り合った二辺上の接合縁が、直角四辺形に対して
    ほぼ90度の角度に直立している単位板を用い、この単
    位板を容器の少なくとも各隅角部におき、傾斜した接合
    縁を容器の稜線に沿わせて配置し、隣接する単位板の接
    合縁を互いに固定してなる組立容器。
JP50062073A 1975-05-22 1975-05-22 クミタテヨウキ Expired JPS583914B2 (ja)

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JP50062073A JPS583914B2 (ja) 1975-05-22 1975-05-22 クミタテヨウキ

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JPS51137578A JPS51137578A (en) 1976-11-27
JPS583914B2 true JPS583914B2 (ja) 1983-01-24

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